JPS595003A - フリツチの製法 - Google Patents

フリツチの製法

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Publication number
JPS595003A
JPS595003A JP11422882A JP11422882A JPS595003A JP S595003 A JPS595003 A JP S595003A JP 11422882 A JP11422882 A JP 11422882A JP 11422882 A JP11422882 A JP 11422882A JP S595003 A JPS595003 A JP S595003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
stack
frequency
flitch
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP11422882A
Other languages
English (en)
Inventor
宏明 碓氷
宮崎 政信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11422882A priority Critical patent/JPS595003A/ja
Publication of JPS595003A publication Critical patent/JPS595003A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、集成化粧単板等の製造に用いられるフリッ
チの製法に関するものである。
従来、フリッチは、例えば第1図に示すように型面が凹
状にわん曲している下型lと、これに対応する型面をも
つ上型2との間に、第2図に示すようにウレタン系接着
剤を塗布した複数枚の素材単板3を積重し、この積重体
を下型lと上型2とで挾んで圧締することにより製造さ
れていた。このようにして圧締する場合は、凹状にわん
曲している型面(下型)の両端部に対応する積重体の部
分が先に圧締され始め、型面の中央部に対応ず不積重体
の部分が後から圧締されるため、積重体の中央部にガス
等が溜まりやすかった。特に、圧締の際、高周波誘電加
熱を利用(接着剤の硬化を促進して圧締時間を短縮化)
するような場合には、積重体が加熱され、単板8中の水
分が水蒸気になるとともに、ウレタン系接着剤から反応
ガスが発生するため、これが積重体の中央部に溜まって
ガス膨れ4となり、接着不良の原因となっていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、上
下一対の型のうちの一方の型が複数個に分割されていて
各分割片の型面にそれぞれ高周波電極が設けられ、他方
の型の型面にその高周波電極に対応する高周波電極が設
けられている圧締装置を準備し、前記上下一対の型の間
に複数枚の素材単板を積重した積重体を挾ませ、積重体
の圧締によるフリッチ化に際して、捷ず一方の型の中央
部の分割片によって積層体を押圧するとともに高周波誘
電加熱し、ついで中央部以外の分割片によって積層体を
押圧するとともに高周波誘電加熱することを特徴とする
フリッチの製法をその要旨とするものである。
すなわち、上記のようにすることにより、積重体の中央
部から圧締が始まって中央部の接着剤が高周波誘電加熱
により硬化を開始する。この際発生する反応性ガスおよ
び水蒸気は、両端部がまだ圧締されていないため、積重
体の中央部に溜まることなく両端部から逃散するように
なる。そして、中央部以外の積重体の部分を圧締し高周
波誘電加熱することにより、内部にガス膨れの生じてい
ないフリッチが短時間で得られるようになる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明する。
すなわち、第3図に示すように、上型5が、中央分割片
6と左分割片7と右分割片8とからなっていて各分割片
6,7.8にそれぞれ高周波電極9.10.11が設け
られ、下型12が単一型からなっていて上記高周波電極
9,10.11に対応する高周波電極13,14.15
がそれぞれ設けられている圧締装置を準備する。
つぎに、50〜100枚のアガチス単板(350ffI
IX 2400 MM X I MM厚)にウレタン系
接着剤を塗布して積重し、これを上記圧締装置に第4図
のよりに入れ、捷ず中央分割片6(幅150151)か
ら10〜t 8 #/dの圧力で圧締を開始し、かつ高
周波電極9,13を作動させて70〜80°Cで8分間
病周波誘電加熱を施す。続いて、左および右分割片7.
8(それぞれ幅120MN)を作動させて15〜18 
kgloAの圧力で圧締し、かつ高周波電極10゜11
.14.15を作動させて80〜90’Cで3分間病周
波誘電加熱を施す。その結果、複数枚のアガチス単板が
接着してフリッチ16化する。
このようにして得られるフリッチr6は、内部にガス膨
れが生じていす、極めて良好なものである。
なお、中央分割片6.および左、右分割片7゜8の圧締
圧力は、対象となる単板の種類等に応じて適宜に設定さ
れる。また、各分割片6,7.8の幅は、ガス抜きの円
滑化の見地から、200MtM以下に設定することが好
ましい。また、ガス発生の問題があるため、積重体の中
央部の温度はあまり高くすることはできないが、端部で
はガスが抜けやすいため温度を高めに設定して全体の圧
締時間の短縮化を図ることが望ましい。
以上のように、この発明は、上下一対の型のうちの一方
の型が複数個に分割されていて各分割片の型面にそれぞ
れ高周波電極が設けられ、他方の型の型面にその高周波
電極に対応する高周波電極が設けられている圧締装置を
準備し、前記上下一対の型の間に複数枚の素材単板を積
重しだ積重体を挾オせ、積重体の圧締によるフリッチ化
に際して、まず一方の型の中央部の分割片によって積層
体を押圧するとともに高周波誘電加熱し、ついで中央部
以外の分割片によって積層体を押圧するとともに高周波
誘電加熱するため、単板から発生ず(5) ろ水蒸気や接着剤から発生するガスが外部へ逃げやすく
なる。そのため、フリッチのガス膨れの発生が阻止され
るようになる。また、分割された型を用いるため、中央
部の分割片による圧締圧力とそれ以外の部分の分割片に
よる圧締圧力を自由に調節できる。そのため、その圧力
を調節することにより、積重体の中央部に加わる圧締圧
力が小さいためその部分に接着不良が発生しやすいとい
う問題も解決しつるようになる。まだ、高周波電極が各
分割片に各別に設けられているため、積重体の端部に対
応する高周波電極から強めの高周波を積重体の端部に印
加することにより、高周波を積重体に均一に印加したと
きに発生する積重体の端部の接着不良(積重体の端部は
放熱により温度が低くなるため接着不良が発生する)も
解決しうるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に用いる型の説明図、第2図は従来例の
説明図、第3図はこの発明の一実施例に用いる型の説明
図、第4図はこの発明の一実施例(6) の説明図である。 5・・・上型 6 、7 、8−・・分割片 9,10
.1−1゜18.14.15・・・高周波電極 12・
・・下型16・・・フリッチ 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松  本  武  彦(7) 第1図      第2図 3 第3図      第4図 手続補正書(自発) 昭和57年12月27日 特許庁長官殿 1、11牛の夢すR 昭和57羽q挿瀦114228号 2、発明の名称 フリッチの製法 3、補正をする者 場■牛との謀M系      判θ浩七挿U住  所 
  大阪府門真市大字門真1048番地名 称(583
)松下電工株式会社 代表者  イ豐□小林 郁 4、代理人 な   し 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲欄および発明の詳細な説明欄7
、補正の内容 (11明細書の特許請求の範囲の記載を別紙のとおりに
訂正する。 (2)明細書第2頁第3行目、第6行目、第8行目(2
箇所)、第12行目および第14行目と、第3頁第2行
目(2箇所)、第9行目から第10行目にかけて、第1
3行目および第15行目と、第5頁第6行目、第15行
目および第16行目と、第6頁第7行目、第10行目、
第12行目冒頭、第12行目から第13行目にかけて、
同第13行目および第14行目にそれぞれ「積重体」と
あるを1積層体」と訂正する。 (3)明細書第2頁第3行目、第3頁第2行、第4頁第
9行目および第5頁第15行目に「積重Jとあるを「積
層」と訂正する。 別紙 2、特許請求の範囲 0)上下一対の型のうらの一方の型が複数個に分割され
ていて各分割片の型面にそれぞれ高周波電極が設けられ
、他方の型の型面にその高周波電極に対応する高周波電
極が設けられている圧締装置を準備し、前記上下一対の
型の間に複数枚の素材単板を積1した積層一体を挟ませ
、積1体の圧締によるフリッチ化に際して、まず一方の
型の中央部の分割片によって積層体を押圧するとともに
高周波誘電加熱し、ついで中央部以外の分割片によって
積層体を押圧するとともに高周波誘電加熱することを特
徴とするフリッチの製法。 14−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  上下一対の型のうちの一方の型が複数個に分
    割されていて各分割片の型面にそれぞれ高周波電極が設
    けられ、他方の型の型面にその高周波電極に対応する高
    周波電極が設けられている圧締装置を準備し、前記上下
    一対の型の間に複数枚の素材単板を積重しだ積重体を挾
    ませ、積重体の圧締によるフリッチ化に際して、まず一
    方の型の中央部の分割片によって積層体を押圧するとと
    もに高周波誘電加熱し、ついで中央部以外の分割片によ
    って積層体を押圧するとともに高周波誘電加熱すること
    を特徴とするフリッチの製法。
JP11422882A 1982-06-30 1982-06-30 フリツチの製法 Pending JPS595003A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11422882A JPS595003A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 フリツチの製法

Applications Claiming Priority (1)

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JP11422882A JPS595003A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 フリツチの製法

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Publication Number Publication Date
JPS595003A true JPS595003A (ja) 1984-01-11

Family

ID=14632442

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JP11422882A Pending JPS595003A (ja) 1982-06-30 1982-06-30 フリツチの製法

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