JPS58199106A - フリツチの製法 - Google Patents
フリツチの製法Info
- Publication number
- JPS58199106A JPS58199106A JP8197282A JP8197282A JPS58199106A JP S58199106 A JPS58199106 A JP S58199106A JP 8197282 A JP8197282 A JP 8197282A JP 8197282 A JP8197282 A JP 8197282A JP S58199106 A JPS58199106 A JP S58199106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- pressure
- flitch
- pressing
- veneer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は集成化粧単板等の製造に用いられるフリッチ
の製法に関するものである。
の製法に関するものである。
従来、フリッチは複数枚の素材単板に接着剤を塗布して
積層し、その積層体を型面がわん曲している上下一対の
型で圧締することにより製造されていた。ところがこの
ようにして圧締する場合、型面がわん曲している型の作
用により、檀１一体に対して加えられる圧力が部分的に
異なり、積１一体内に高圧部と低圧部とが生じていた。
積層し、その積層体を型面がわん曲している上下一対の
型で圧締することにより製造されていた。ところがこの
ようにして圧締する場合、型面がわん曲している型の作
用により、檀１一体に対して加えられる圧力が部分的に
異なり、積１一体内に高圧部と低圧部とが生じていた。
この低圧部は、高圧部に比べてかなり加えられる圧力が
小さいため、その部分が接着不良になっていた。
小さいため、その部分が接着不良になっていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、複
数枚の素材単板を接着剤を介して積層し、この積層体を
型面がわん曲している一ト下一対の型で圧締して、フリ
ッチを製造するフリッチの製法であって、積層体の圧締
に先立ち、上記の型もしくはこれと実質的に同一の型を
用いて積層体を構成する素材単板の降伏点応力で積層体
を予備圧締することをその要旨とする本のである。
数枚の素材単板を接着剤を介して積層し、この積層体を
型面がわん曲している一ト下一対の型で圧締して、フリ
ッチを製造するフリッチの製法であって、積層体の圧締
に先立ち、上記の型もしくはこれと実質的に同一の型を
用いて積層体を構成する素材単板の降伏点応力で積層体
を予備圧締することをその要旨とする本のである。
すなわち、このように積層体に対して素材単板の降伏点
応力で予備圧締すると、積層体の高圧部１１ＣＢｊして
は１４ｒｉａ応力を超える圧力が加えられて塑性域に移
る（積層体の低圧部には降伏点応力に達しない圧力が加
えられ弾性域に残る）。このように、予備圧締により積
層体の高圧部が塑性域に移るため、予備圧締に続いて行
われる本圧締の際に、積ｌ一体に加わる圧力が全体的に
均一化され、それによって接着不良部分の発生が防止さ
れるようになるのである。
応力で予備圧締すると、積層体の高圧部１１ＣＢｊして
は１４ｒｉａ応力を超える圧力が加えられて塑性域に移
る（積層体の低圧部には降伏点応力に達しない圧力が加
えられ弾性域に残る）。このように、予備圧締により積
層体の高圧部が塑性域に移るため、予備圧締に続いて行
われる本圧締の際に、積ｌ一体に加わる圧力が全体的に
均一化され、それによって接着不良部分の発生が防止さ
れるようになるのである。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
すなわち、素材単板に接着剤を塗布して槓１−シ、これ
を第１図に示すような型面がわん曲している上下一対の
型１．２で圧締する場合、斜線で示す積層体８の部分４
には大きな圧力が加わり、それ以外の部分５にはそれ程
大きな圧力が加わらない。
を第１図に示すような型面がわん曲している上下一対の
型１．２で圧締する場合、斜線で示す積層体８の部分４
には大きな圧力が加わり、それ以外の部分５にはそれ程
大きな圧力が加わらない。
したがって、それ以外の部分５が接着不良となりやすい
。そこで、この発明は、上記の圧締（本圧締）に先立ち
、上記一対の型１．２を用い、素材単板の降伏点応力（
第２図のＳＣ点）で積層体３に対して３〜５分間予備圧
締を施す。この予備圧締により、積層体８の高圧部分４
に対してｔｉｔ ｐｉ伏点点応力上回る圧力が加わ９、
それによってその部分４が塑性＃Ｒ（第２図のＡＰ ）
に移行する。この移行により、応力−変形曲線は第２図
のめ蝉で示すように変化する。他方、積層体８の低Ｆ１
一部分５に対しては降伏点応力を下回る圧力しか加わら
ないため、その部分５は依然として弾性域にどどまる。
。そこで、この発明は、上記の圧締（本圧締）に先立ち
、上記一対の型１．２を用い、素材単板の降伏点応力（
第２図のＳＣ点）で積層体３に対して３〜５分間予備圧
締を施す。この予備圧締により、積層体８の高圧部分４
に対してｔｉｔ ｐｉ伏点点応力上回る圧力が加わ９、
それによってその部分４が塑性＃Ｒ（第２図のＡＰ ）
に移行する。この移行により、応力−変形曲線は第２図
のめ蝉で示すように変化する。他方、積層体８の低Ｆ１
一部分５に対しては降伏点応力を下回る圧力しか加わら
ないため、その部分５は依然として弾性域にどどまる。
この弾性域中であれば、応カー変形＃Ｉ線は第２図の実
線のとおりであり、変化しない。このように、予備圧締
により、積層体３の高圧部分４が塑性変形して塑性域に
移行するため、本圧締の際に積層体３に、加わる圧力が
全体的に均一化されるようになり、それによって接着不
良部分の発生が防止されるようになる。
線のとおりであり、変化しない。このように、予備圧締
により、積層体３の高圧部分４が塑性変形して塑性域に
移行するため、本圧締の際に積層体３に、加わる圧力が
全体的に均一化されるようになり、それによって接着不
良部分の発生が防止されるようになる。
なお、この発明は、１段圧締だけでなく、ｌブック（１
段）分の積層体を圧締したのち、その上に次のノ′ツク
分の積層体を重ねて圧締するという多段圧締にも応用し
うるものである。
段）分の積層体を圧締したのち、その上に次のノ′ツク
分の積層体を重ねて圧締するという多段圧締にも応用し
うるものである。
以−トのように、この発明は、複数枚の素材単板を接着
剤を介して積層し、この積層体を型面がわん曲している
上下一対の型で圧締して、フリッチを製造するフリッチ
の製法であって、積層体の圧締に先立ち、上記の型もし
くはこれと実質的に同一の型を用いて積層体を構成する
素材単板の降伏点応力で積層体を予備圧締するため、圧
締（本圧締）の際に積層体に加わる圧力が全体的に均一
化されるようになる。そのため接着不良部分の発生が防
止されるようになる。
剤を介して積層し、この積層体を型面がわん曲している
上下一対の型で圧締して、フリッチを製造するフリッチ
の製法であって、積層体の圧締に先立ち、上記の型もし
くはこれと実質的に同一の型を用いて積層体を構成する
素材単板の降伏点応力で積層体を予備圧締するため、圧
締（本圧締）の際に積層体に加わる圧力が全体的に均一
化されるようになる。そのため接着不良部分の発生が防
止されるようになる。
つぎに、実施例について比較例と併せて油、明する。
〔実施例１〕
含水率４５チ（重量、以下同じ）のアガチス染色単板（
１ｍ厚単板×５０枚／ｌブック）ｆ用い、幅２００Ｗ１
１．振幅８２鵡の正弦曲線形状型により、圧力２５＃／
ｄで８分間予備圧締し、続いて斥力１０ ｋｇ／ｃ−で
本圧締を行って７リツチを得た。この場合、圧力ばらつ
きは、σｎ−＋ ＝ １．６ ｋｇ／ｃ４であった。
１ｍ厚単板×５０枚／ｌブック）ｆ用い、幅２００Ｗ１
１．振幅８２鵡の正弦曲線形状型により、圧力２５＃／
ｄで８分間予備圧締し、続いて斥力１０ ｋｇ／ｃ−で
本圧締を行って７リツチを得た。この場合、圧力ばらつ
きは、σｎ−＋ ＝ １．６ ｋｇ／ｃ４であった。
ちなみに予備圧締しないものは圧力ばらつきがσｎ−＋
＝ ５．８ ｋｔｉ／ｃｄであった。
＝ ５．８ ｋｔｉ／ｃｄであった。
〔実施例２〕
アガチス染色単板に代えて、含水率４５％のテパ材（０
，８〜１．２ Ｍ厚単板×５０枚／ｌブック）を用い、
実施例１と同様にしてフリッチを４４［。
，８〜１．２ Ｍ厚単板×５０枚／ｌブック）を用い、
実施例１と同様にしてフリッチを４４［。
この場合、予備圧締圧力を４５＃／ｄに、また本１Ｆ締
圧力を２０ ＃／Ｃｄに設定した。このときの圧力ばら
つきはσｎ−＋ ＝ ２．２ ＃Ａであった。これにＺ
−Ｉ １．、て予備圧締しないものは圧力ばらつきがσ
ｎ〜ｌ−Ｘ＋、 ８峠／ｄであった。
圧力を２０ ＃／Ｃｄに設定した。このときの圧力ばら
つきはσｎ−＋ ＝ ２．２ ＃Ａであった。これにＺ
−Ｉ １．、て予備圧締しないものは圧力ばらつきがσ
ｎ〜ｌ−Ｘ＋、 ８峠／ｄであった。
（５）
〔実施例３〕
°ｒガチス染色単板に代えて、含水率４５％のアガチス
転写単板（ｌｓｗ厚単板×５０枚／ｌブック）を用い、
実施例１と同様にしてフリッチを得た。
転写単板（ｌｓｗ厚単板×５０枚／ｌブック）を用い、
実施例１と同様にしてフリッチを得た。
この場合、予備圧締圧力を８０ ｋｔｉ／ｃ−に、また
本庄締圧力を１５＃／ｃ−ｊに設定した。このときの圧
力ばらつきはσｎ−＋ ＝ １．９ ｋｔｉＡであった
。これに対して予備圧締しないものは圧力ばらつきがσ
ｎ−＋＝６．８ｋｇ／１４であった。
本庄締圧力を１５＃／ｃ−ｊに設定した。このときの圧
力ばらつきはσｎ−＋ ＝ １．９ ｋｔｉＡであった
。これに対して予備圧締しないものは圧力ばらつきがσ
ｎ−＋＝６．８ｋｇ／１４であった。
〔実施例４〕
アガチス染色単板に代えて含水率４５チのラブラ染色単
板（１１１厚単板Ｘ５０枚／ｌブック）を用い、実施例
１と同様にしてフリッチを得た。この場合、予備圧締圧
力を８０ ｋｇ７ｃｄに、また本圧締圧力を１５＃／ｃ
−に設定した。このときの圧力ばらつきはσｎ−＋＝２
．Ｎυｊであった。これに対して予備圧締しないものは
圧力ばらつきがσｎ −＋ ＝ ２．１ ｋｇ／ｄであ
るＷ。
板（１１１厚単板Ｘ５０枚／ｌブック）を用い、実施例
１と同様にしてフリッチを得た。この場合、予備圧締圧
力を８０ ｋｇ７ｃｄに、また本圧締圧力を１５＃／ｃ
−に設定した。このときの圧力ばらつきはσｎ−＋＝２
．Ｎυｊであった。これに対して予備圧締しないものは
圧力ばらつきがσｎ −＋ ＝ ２．１ ｋｇ／ｄであ
るＷ。
ｉ１図は圧締時における積層体の圧力分布説明（６）
図、第２図は応力−変形曲線図である。
１，２・・・型 ８・・・積層体 ４・・・高圧部分５
・・・低圧部分 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 本 武 彦（７） 第１図 丁 第２図
・・・低圧部分 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 本 武 彦（７） 第１図 丁 第２図
Claims (1)
- （１） 複数枚の素材単板を接着剤を介して積［−シ
、この積層体を型面がわん曲している上下一対の型で圧
締して、フリッチを製造するフリッチの製法であって、
積層体の圧締に先立ち、上記の型も（７くはこれと実質
的に同一の型を用いて積層体を構成する素材単板の降伏
点応力で積層体を予備圧締することを特徴とするフリッ
チの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197282A JPS58199106A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | フリツチの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197282A JPS58199106A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | フリツチの製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58199106A true JPS58199106A (ja) | 1983-11-19 |
Family
ID=13761403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8197282A Pending JPS58199106A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | フリツチの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58199106A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5362810A (en) * | 1976-11-16 | 1978-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of flitch |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP8197282A patent/JPS58199106A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5362810A (en) * | 1976-11-16 | 1978-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of flitch |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2944792B2 (ja) | 積層材の製造方法 | |
| JPS58199106A (ja) | フリツチの製法 | |
| JP2016087816A (ja) | 成形合板の製造方法 | |
| CN1544219A (zh) | 以稻草板为芯板的仿细木工板制造方法 | |
| US3715257A (en) | Method for producing a flat particle-faced plywood panel | |
| US6696167B2 (en) | Manufacture of low density panels | |
| CN110614681A (zh) | 一种采用竹集成材与规格材制备复合交错层积材的方法 | |
| JPH09187803A (ja) | 複合合板及びその製造方法 | |
| JP2530952B2 (ja) | 複合板の製造方法及び複合板 | |
| CN212045166U (zh) | 一种采用竹集成材与规格材制备的复合交错层积材 | |
| CN213199063U (zh) | 一种具有抗压承重功能的多层板 | |
| JPS58199105A (ja) | フリツチの製法 | |
| JPH0742718Y2 (ja) | 積層板 | |
| JPS634903A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| CN1288049C (zh) | 集装箱地板用胶合板的生产方法 | |
| CN115023327A (zh) | 结构用单板层压材料及其制造方法 | |
| JPS61102211A (ja) | パ−テイクルボ−ドの製造方法 | |
| SU1761468A1 (ru) | Способ изготовлени композиционной фанеры | |
| JPS58219002A (ja) | フリツチの製法 | |
| JPS59201802A (ja) | 集成単板の製法 | |
| JPS595005A (ja) | フリツチの製法 | |
| JPS60168655A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPS5979709A (ja) | 突板の製法 | |
| JPS592602B2 (ja) | 化粧単板の製法 | |
| CN107297932A (zh) | 一种高强度多层木质结构材及其制作方法 |