JPS5949873B2 - 電動ドライバ− - Google Patents

電動ドライバ−

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Publication number
JPS5949873B2
JPS5949873B2 JP54060143A JP6014379A JPS5949873B2 JP S5949873 B2 JPS5949873 B2 JP S5949873B2 JP 54060143 A JP54060143 A JP 54060143A JP 6014379 A JP6014379 A JP 6014379A JP S5949873 B2 JPS5949873 B2 JP S5949873B2
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JP
Japan
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tool
clutch
engaged
coupling means
rotation
Prior art date
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Expired
Application number
JP54060143A
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English (en)
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JPS55150979A (en
Inventor
史朗 溝端
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS55150979A publication Critical patent/JPS55150979A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動ドライバーに関し、モータ3の回転を減速
して伝達される第1回転板10と、モータ3の回転を第
1回転板10よりさらに減速して伝達される第2回転板
33と、先端にドライバービット34を取付けたチャッ
ク具27と、チャック具27の後端に装着されチャック
具27に回転を伝達するクラッチ具31と、第1回転板
10の前面側の回転中心部に設けられた第1被係合部3
7と、クラッチ具31の後端面に設けられ第1被係合部
37と係合自在な第1係合部39と、第2回転板33の
後面側に設けられた第2被係合部43と、クラッチ具3
1の外周の鍔片41の前面側に設けられ第2被係合部4
3と保合自在な第2係合部42をそれぞれ具備し、クラ
ッチ具31に加わる回転トルクが小さいときは係合し合
い大きいときは係合が外れる第1係合部39と第1被保
合部37とで第1係合手段35を形成すると共にクラッ
チ具31に加わる回転トルクが太きいときは係合し合い
小さいときは係合が外れる第2係合部42と第2被係合
部43とで第2結合手段36を形成し、クラッチ具31
を前後方向に移動自在になしてこのクラッチ具31の前
後移動で第1結合手段35と第2結合手段36とを選択
的に結合離脱せ・し、めると共にクラッチ具31を第1
回転板10側へ・弾発付勢して成ることを特徴とする電
動ドライバーに係るものである。
電動ドライバーでねじ締めを行なうにあたって、ねじの
締め始め及び締付は中とねじの締め終りとではねじ締め
の回転トルクが変化するが、従来の電動ドライバーにあ
ってはモータの回転を単一の減速機で減速してドライバ
ービットを回転させるだけのものであったので、第6図
すのグラフの実線で示されるようにねじ締め中の回転数
と出力トルクとはねじ締め始めa、ねじ締め中b、ねじ
締付完了Cを通じて常に一定の割合で増減し、この回転
数や出力トルクの変化でねじ締め作業の完了を確認する
ことがでさないものであった。
またこの場合、ねじの締めあげトルクを大きく確保する
ために減速比を大きくすると第6図すの破線で示すよう
に回転数が低く、能率が低下し、逆に回転数を大きく確
保すると第6図すの一点鎖線で示すように締め上げトル
クが小さくなくってねじの締め上げ力が低下するもので
あった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、ねじ
締め作業中で回転数の減速を二段階に切り換えることが
でき、ねじ締め始めとねじ締め中は速い回転速度で締め
上げ作業を効率良く行なうことができると共に、ねじ締
め終りには回転トルクを高めてねじ締めを強固に行なう
ことが可能となり、しかも回転数及び回転トルクがこの
ように段階的に切り換わることでねじ締め完了を予知す
ることのできる電動ドライバー、を提供することを目的
とするものである。
以下本発明を実施例により詳述する。
第2図は本発明に係る電動ドライバーの全体を示し、1
は本体ハウジング、2はグリップ、3,4.5はそれぞ
れ本体ハウジング1に内蔵されたモータ、電池、充電回
路である。
6はモータ3の出力軸に取付けられたピニオン、7は遊
星歯車の第1中間ギヤで、この第1中間ギヤ7はピニオ
ン6と本体ハウジング1内に固設した第1内歯車16と
に噛合せしめである。
10は第1回転板で、軸ピン8で第1中間ギヤ7に連結
されており、第1中間ギヤ7がモータ3の出力軸の回り
に沿って回転することにより回転駆動されるものであり
、第1中間ギヤ7で第1回転板10は減速回転される。
第1回転板10の中心には外周に歯を切ったピニオン部
9が突設してあり、このピニオン部9の先端面に十字形
の第1被係合37が設けである。
この第1被係合部37は第3図のように突起状に形成し
ても、第4図のように溝状に形成してもよい。
またこの第1被係合部37の側面は傾斜面38となって
いる。
11は遊星歯車の第2中間ギヤで、第1回転板10のピ
ニオン部9と本体ハウジング1に内装した第2内歯車1
7とに噛合しである。
第2内歯車17とに噛合しである。
第2内歯車17は板ばね状のクラッチはね20によって
押圧された鋼状18,19にクラッチ爪21が係止され
ていることにより本体ハウジング1内に固定されている
ものであるが、所定以上の高トルクの回転力が第2内歯
車17に加わると、クラッチ爪21に対する鋼球18,
19の係止が外れて第2内歯車17の固定は解除される
ようにしである。
33は第2回転板で、軸ピン12で第2中間ギヤ11に
連結されており、第2中間ギヤ11が第1回転板10の
ピニオン部9の回りに沿って回転すること2 により、
第1回転板10の回転を第2中間ギヤ11を介して伝達
されて回転されるもので、第2中間ギヤ11により第2
回転板33は第1回転板10よりさらに減速して回転駆
動される。
27はチャック具で、先端にドライバービット34を脱
1 着自在に取付けるものであり、後端には筒状の主軸
13が突設してあって、本体ハウジング1の先端に固設
した軸受24に主軸13が回転自在に取付けある。
31はクラッチ具で、先端に四角形状の摺動板44が設
けてあり、この摺動板44を前)記事軸13内に挿着し
である。
主軸13の内周形状も四角形状にしてあって、従って摺
動板44は主軸13内にて軸方向に摺動できるが主軸1
3内での回転は不能となっており、クラッチ具31はス
プリング32で主軸13の後方へ突出する方向; に附
勢されている。
またクラッチ具31の後端面には前記第1回転板10の
第1被係合37に係合可能な十字形の第1係合部39が
設けてあり、この第]保合部39と第1被保合部37と
で第1結合手段35が構成されるものである。
第1係合部39は第3図のように溝状に形成しても、第
4図のように突起状に形成してもよいものであり、第1
係合部39の側面には傾斜面40が形成しである。
さらにクラッチ具31の中段部に鍔片41を周設して鍔
片41に複数個の第2係合部42が突設しである。
この第2保合部42と係合可能な第2被保合部43が第
2回転板33に設けてあり、この第2係合部42と第2
被係合部43とで第2結合手段36を構成するのである
また図中15は歯車ケース、22はクラッチバンドル、
23はクラッチバンドルロック足、25はクラッチバン
ドル止め板、26はねじ、28はハウジングキャップ止
め部、29はキャップ、47は正逆回転切換スイッチ、
である。
さらに図中30はスイッチバンドルであり、スイッチバ
ンドル30の押圧面45はグリップ2と面一にしてあっ
てスイッチバンドル30がグリップ2より突出しないよ
うにしてあり、携帯中などに不用意にスイッチバンドル
30を押して電動ドライバーが作動されることがないよ
うにしである。
第1図の実 例ではスイッチバンドル30の周囲にグリ
ップ2より囲みリブ46を突設してスイッチバンドル3
0の押圧面45を囲みリブ46の先端面と面一にしてあ
り、第5図の実施例ではグリップ2のスイッチバンドル
30の周囲部分を平坦面にしてスィッチバンドル30押
成面45とグリップ2のこの面とを画一にしである しかして、スイッチバンドル30を押してモータ3を駆
動させ、ねじ締めを行なうにあたって、ねじの締め始め
のときはチャック具27に大きなトルク抵抗が加わらな
いので、第4図aのようにスプリング32によってクラ
ッチ具31がチャック具27の主軸13より押し出され
、第1回転板10の第1被係合部37にチャック具31
の第1係合部39が係合し、チャック具27は第1結合
手段35で第1回転板10に結合される。
このときチャック具27の第2係金部42は第2回転板
33の第2被保合部43には係合していない。
従ってこのときはチャック具27゛は第1回転板10に
よって回転させられ、第6図aのグラフの実線で示すよ
うに高い回転数でチャック具27は回転し、ねじの締め
上げ作業が迅速に行なわれる。
次にねじ締め作業が進んでチャック具27にねじりより
のトルク抵抗が増大すると、クラッチ具31を回転する
トルクも大きくなり、ねじの締め上げ完了付近の大きな
トルクに達した際に第1係合部39の傾斜面40を第1
被係合部37の傾斜面38が滑り、第4図すのように第
1係合部39が第1被係合部37より押し出され、すな
わちクラッチ具31はスプリング32に抗してチャック
具27の主軸13に押し入られて第1結合手段35によ
る結合が解除され、チャック具27の第2係合部42が
第2回転板33の第2被係合部43に係合する。
このようにして第2結合手段36でクラッチ具27は第
2回転板33と結合し、チャック具27は第2回転板3
3で回転させられる。
第2回転板33は第1回転板10よりさらに減速されて
いるので、チャック具27の回転速度が落ち、第6図a
のグラフの実線で示されるようになりツク具27の回転
トルクは大きくなり、ねじの締め上げを強固に行なうこ
とができるのである。
さらにねじ締めが完全に終ってチャック具27に加わる
トルク抵抗がさらに大きくなれば、第2中間ギヤ11よ
り第2内歯車17に加わる回転力が増大し、クラッチ爪
21への鋼球18.19による係止が外れて第2内歯車
17の固定が解除され、モータ3よりの回転力のチャッ
ク具27への伝達がフリーとなってチャック具27の回
転を停止させる。
上記のように本発明にあっては、トルクの大小に応じて
モータよりの回転の減速伝達を二段階に切換えることが
できるので、ねじ締め始め及びねじ締め中のトルク抵抗
が小さいときは高回転速度でチャック具を回転させてね
じ締めを迅速能率的に行ない、ねじ締めがほぼ完了して
トルク抵抗が大きくなるとチャック具の回転速度を落と
して大きい回転トルクでねじ締めを強固に行なうことが
でき、ねじ締め作業を能率良くかつ高いねじ締め強度で
行なうことができるものである。
またこのようにねじ締め完了付近でトルク抵抗の増大に
よリモータよりの回転の減速伝達と回転トルクを段階的
に切り換えることができるので、この切り換わり時点で
ねじ締め作業の完了を予知することができ、確実なねじ
締め作業を行なうことができるものである。
またモータよりの回転の減速伝達を切換えるにあたって
、クラッチ具が前後に移動して第1係合部と第1被係合
部よりなる第1結合手段と、第2係合部と第2被係合部
よりなる第2結合手段との結合が切り換えられることで
行なわれ、簡単な構成のクラッチ機構で自動的な切換え
を行なうことができるものであり、クラッチ機構の構成
が簡単であるために組み立てを容易に行なうことができ
ると共に安価に仕上げることができるものである。
また本発明において第1係合部と第2係合部とはそれぞ
れがクラッチ具に直接設けられており、クラッチ機構を
構成する部材点数を少なくできて構造を簡単にすること
ができ、加えて回転トルクの大小に応じて、第1回転板
の第1被係合部とクラッチ具の第1保合部とで形成され
る第1保合手段と、第2回転板の第2被係合部とクラッ
チ具の第2保合部とで形成される第2結合手段とを選択
的に結合離脱せしめるようにしであるため、クラツチ具
には第1回転板又は第2回転板の回転が直接伝達され、
回転の伝達に無駄がないと共にコンパクトな構造に形成
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同上の断面
図、第3図は同上のクラッチ具と第1回転板の拡大分解
斜視図、第4図a、bは同上の作用を示す一部切欠拡大
断面図、第5図は本発明の他の実施例のグリップ部分の
斜視図、第6図aは同上の回転数とトルクとの関係を示
すグラフ、第6図すは従来例の回転数とトルクとの関係
を示すグラフである。 3はモータ、10は第1回転板、27はチャック具、3
1はクラッチ具、33は第2回転板、34はドライバー
ビット、35は第1結合手段、36は第2結合手段、3
1は第1被結合部、39は第1係合部、41は鍔片、4
2は第2保合部、43は第2被係合部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータの回転を減速して伝達される第1回転板と、
    モータの回転を第1回転板よりさらに減速して伝達され
    る第2回転板と、先端にドライバービットを取付けたチ
    ャック具と、チャック具の後端に装着されチャック具に
    回転を伝達するクラッチ具と、第1回転板の前面側の回
    転中心部に説けられた第1被保合部と、クラッチ具の後
    端面に設けられた第1被係合部と係合自在な第1係合部
    と、第2回転板の後面側の後面側に設けられた第2被係
    合部と、クラッチ具の外周の鍔片の前面側に設けられ第
    2被係合部と係合自在な第2係合部とをそれぞれ具備し
    、クラッチ具に加わる回転トルクが小さいときは係合し
    合い大きいときは係合が外れる第1係合部と第1被保合
    部とで第1結合手段を形成すると共にクラッチ具に加わ
    る回転トルクが大きいときは係合し合い小さいときは係
    合が外れる第2係合部と第2被係合部とで第2結合手段
    を形成し、クラッチ具を前後方向に移動自在になしてこ
    のクラッチ具の前後移動で第1結合手段と第2結合手段
    とを選択的に結合離脱せしめると共にクラッチ具を第1
    回転板側へ弾発付勢して成ることを特徴とする電動ドラ
    イバー。
JP54060143A 1979-05-15 1979-05-15 電動ドライバ− Expired JPS5949873B2 (ja)

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JP54060143A JPS5949873B2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 電動ドライバ−

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JPS55150979A JPS55150979A (en) 1980-11-25
JPS5949873B2 true JPS5949873B2 (ja) 1984-12-05

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ID=13133619

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JP54060143A Expired JPS5949873B2 (ja) 1979-05-15 1979-05-15 電動ドライバ−

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Families Citing this family (4)

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JPS59160125U (ja) * 1983-04-12 1984-10-26 三洋電機株式会社 小型ネジ締め装置
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513960A (ja) * 1974-07-01 1976-01-13 Yodogawa Steel Works Shokurinyoshitakusakari shitaedabaraisagyohoho
JPS5115918A (en) * 1974-07-31 1976-02-07 Alps Electric Co Ltd Vhf taichuuna

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JPS55150979A (en) 1980-11-25

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