JPS5948484A - 抗生物質OM−173α↓2およびβ↓2物質ならびにその製造方法 - Google Patents

抗生物質OM−173α↓2およびβ↓2物質ならびにその製造方法

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JPS5948484A
JPS5948484A JP57158794A JP15879482A JPS5948484A JP S5948484 A JPS5948484 A JP S5948484A JP 57158794 A JP57158794 A JP 57158794A JP 15879482 A JP15879482 A JP 15879482A JP S5948484 A JPS5948484 A JP S5948484A
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JP
Japan
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substance
173alpha2
culture
antibiotic
formula
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Pending
Application number
JP57158794A
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English (en)
Inventor
Satoshi Omura
智 大村
Yuzuru Iwai
譲 岩井
Haruo Tanaka
晴雄 田中
Akira Nakagawa
彰 中川
Yoko Takahashi
洋子 高橋
Seisen Chiyouzawa
丁沢 清泉
Hideki Shimizu
志水 秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitasato Institute
Original Assignee
Kitasato Institute
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗生物質として有用な新規化合物0M−17
3α2およびβ2物質ならびにその製造法に関するもの
である。
で示される0M−173α2およびβ2物質は、次に示
すような理化学的および生物学的性質を有する新規な化
合物である。
(11元素分析 炭素、水素、酸素からなり、次の元素分析値を与える。
0M−173α2: C61,35%、H4,95チ、
N0%0M−173β、:C63,20%、)(5,3
0%、80%(2)分子散 質量分析(F2I−mass)で次の分子イオンピーク
(M+)全力える。
0M−173α2: rn/z 352.0890M−
173β2 : m/z 304.094(3)分子式 元素分析値および質量分析値より、0M−173α2お
よびβ2物質に対し分子式C,,H,,07およびC,
、H□06がそれぞれ力えられる。
(4)紫外緑吸収スペクトル 0M−175α2およびβ2物質をメタノール溶液中で
測定した紫外線吸収スペクトルは、第1図および第2図
にそれぞれ示すとお9である。
(5)赤外線吸収スペクトル 0M−373α2およびβ、物質’(iz KBr法で
測定した赤外線吸収スペクトルは、第6図および第4図
にそれぞれ示すとおシである。
(6)抗微生物活性 OM −175α、およびβ、物質の録天希釈法による
抗微生物活性(最小発付1jlt止8度、MIC)全表
1に示した。
以上のような本化合物の性1)ifに最も力′j供する
既知の化合物として、ナナオマイシンE (J、 Antibiotics 、 32 、442
 、1979 )があけられる。しかし、ナナオマイシ
ンEの分子式はCl6H,1407であり、OM−17
3α、およびβ2物質の分子式と明らかに正則でき、0
M−173α2およびβフ物質は新規抗生物質と判定さ
れる。
また、表1より明らかなように、0M−173α。
およびβ2物質は真菌、マイコプラズマに活性を示すこ
とから、これらの微生物VC起因するヒト、動物、また
は植物の疾病の予防あるいは治療に用いられることが期
待される。
表  1 抗生物質0M−173α、およびβ2物質の抗微生物活
性(M I C、lit /me ) 本発明の抗生物p(oM−173α、およびβ2を生産
する/こめに使用される菌株としては、1例として本光
明者らによって鳥取県米子市の土壌から新たに分IM#
されプζストレプトミセス・エスピー・0M−176株
が挙げられる。
本菌株の蘭学的性状を示すと次のとおりである。
(11形態的性質 栄養菌糸は各秒寒天培地上でよく発達し、〕[11常は
隔壁を有しない。気菌糸はイースト・麦芽ガ大、スター
チ無拍塩寒天等で中程1隻あるいシま質重に府生し、ビ
ロード状を呈する。1υ1微鋭下の観察でtel、 。
気菌糸はら旋状を呈し、10ケ以上の胞子の連鎖が認め
られる。胞子の大きさは1.OX 1,3μmで円筒形
である。胞子の表面は平滑である。菌核、胞子のうおよ
び遊走子は見出されない。
(2)各セII培地上での性状 イー・ビー・シャーリング(E、 B、 Shirli
ng )とデー・ゴツトリーブ(D、 Gottlie
b )の方法(インターナショナル・ジャーナル・オプ
・システィマチイック・バクテリオロジー、16巻。
315Q、1966年)によって調べた本生産菌の培養
性状を次表に示す。色調は標準色として、カラー−ハー
モニー−マニュアル第4 版(コンテI−・コーポレー
ション・オブ・アメリカ・シカゴ、1958年)を用い
て決定し、色泉名とともに括孤内にそのコードを併せて
記した。以下は特記しない限り、27℃、2週間月の各
培地における嵌結の結果である。
工SP=インターナショナル・ストレプトミセス・プロ
ジェクトメタ定の培地(III )  生理的諸性質 (1)  メラニン色素の形成 (イ)チロシン寒天            陽性(ロ
)ペプトン・イースト鉄寒天     陰性(ハ)グル
コース・ペプトン・ゼラチン培地穿刺(21〜23℃)
 陰 性に)トリプトン・イースト液        
    陰 性(2)  ナロシナーゼ反応     
    陽性(3)硫化水素の生産         
 陰性(4)硝酸塩の還丸           陽性
(力 脱脂乳の凝固(37’C)         陰
性(8)脱脂乳のペプトン化(37’C)     陽
性(9)  炭素源の利用性(ブリトノ・ム・ゴドリー
ブ寒天培地)利用する:D−グルコース、L−アラビノ
ース、D−キシロース、D−マンニトール、ラムノース やや利用する;ラフィノース、シュークロース利用しな
い;D−7ラクトース、i−イノシトール0(1)  
−こルロースの分解          凝陽性(IV
)  細胞壁組成 ディアミノピメリン酸はLL−型であり、アラビノース
、ガラクトースは認められない。
以上、本閑の菌学的性状を要約すると次のとおりになる
。細胞壁組成はLL−ディアミノピメリン酸を有する。
また形態的には、ら旋−状の胞子鎖を形成し、胞子の表
面は平滑である。培養状の諸性質としては、栄養菌糸は
ブラウンあるいはオリーブの色調金星し、気菌糸はほと
んどがオリーブグレイの色調を呈する。可溶性色素はオ
リーブあるいはブラウン系の色素を生産し、チロシン塞
大培地上ではメラニン色素の生prが認められる。
これらの結果から、本菌株はストレプトミセス属に属す
る菌種であり、プリトノ・ムとトレスナーノ分類(バー
シス・マニュアル・牙ブ・デタミ不一テイブ・バクテリ
オニジ−。第8版、748〜829Q、1974年)に
よるグリーンシリーズに属する菌種であると考えられる
なお、本菌株はストレプトミセス・エスピー・て、工業
技術院微生物研究所に寄託されている(倣工研菌寄第6
509号)。
本発明における使用菌としては、上記したストレプトミ
セス・エスピー・0M−173および本菌株を変異処理
した変異株だけでなく、ストレプトミセス属に属し1.
0M−173α2およびβ、物質全生産する菌であれば
すべて用いることができる。
本発明において培地に使用される炭素源、窒素源は、使
用菌株の利用可能なものであればいずれの種類でもよい
。すなわち、炭素源としては、たトノば、グルコース、
マルトース、ガラクトース1、スターチ、デキストリン
、グリセリン、タラ肝油などが使用される。その他、リ
ン酸塩、マグネシウム、カリウム、カルシウム、ナトリ
ウム、鉄、マンガン、コバルトなどの塩類が必要に応じ
て使用される。
発酵は振盪培養または通気撹拌深部培養の好気的条件で
行なわれる。培養温度は普通20〜35℃である。培養
期間は通常100〜150時間程北であって、本抗生物
質が最高に達する時間を見計って、適当な時間に培養を
終了する。
培養終了後に11、培養物より0M−173rχ、およ
びβ、物質全採取する。たとえ)J: 、培養物を菌体
とF液に分別し、炉液からm酸エチル、酢酸ブチル、ベ
ンゼンなどの水と分〜l’i(1,、OM −175α
2およびβ、1勿質を溶解せしめる有様溶媒で抽出[7
た後、1指溶性物質の精製において111 ’7δ用い
られる公知の方法により内払生物q71(il−分離す
る。′iことえは、抽出液f 714縮した後、シリカ
ゲルクロマトグラフィーによ#)OM−175α2およ
びβ2を単離する。
次に、本発明の実施例を示すが、これは単なる一例を示
すものであって、本発明を限定するものではない。
実施例 グルコース1%、スターチ1係、酵イリエキスJ5チ、
ペプトン0,5%、炭酸カルシウム0.4%’j5含有
する培地100mj!(pH7,0)、1500+++
6容坂口フラスコに分注し、120℃、15分間滅菌し
た。
これにストレプトミセス・エスピー・OM−173株(
微工研菌寄紀6509号)全接柱し、27℃で48時間
、4U分110回転で往復振盪を行汝っだ。
この培養I吻200 mlk、グリセリン2%、スター
チ2チ、コーンヌテープリ力−0,2%、大豆粉1.0
チ、肉エキ/(a、s%、酵母エキス0.3条% 炭6
1 hルシウノ、0.3%、リン酸第3マクネシウム・
8水j級1.0チからなる培地20t(滅菌前のpH7
,0)を含むsot¥;ジャーファーメンタ−に移植し
、27’C,毎分250回転で、4Jj分10tの無菌
空気を送り、68時間通気拒拌培3yを行なった後、培
養物を遠心分古1を機にかけ、0M−173α2および
β2物質を含有する培養P液15tを得た。
この培養F液を2N塩酸水でpH2とし、酢酸エチル1
0t’(z加えて、20分間1・it拌抽り旧した後、
遠心分離し、酢酸エチル層を得た。この溶媒Mを減圧下
で濃縮乾固し、黒褐色の油状物質(6,31)とした後
、シリカゲルカラム(メルり社、キーゼルゲル60,6
31)にのせ、ベンゼン/酢酸エチル(9: 1 、3
50m/)、次いで、ベンゼン/酢酸エチル(7:3,
350m(りで溶出し、10イずつ分画した。0M−1
73α2物質を含む分抽110〜25ケ集め、減圧下で
C〆1゛1生縮乾固し、橙色飴状物質580 my−q
4)た。i fc、OM’ ”31’t 物’fi k
 含む分画45〜60を集め、濃縮乾固し黒喝色飴状物
質sosmgを得た。
tc!1色飴状物質ssomq−<7す力ゲルカラム(
メルク社、キーゼルゲル60.207)にのせ、シクロ
ヘキサノ/アセトン(9:1,200m(りで浴出し7
と。溶出液の一部をとり、シリカゲル薄)曽クロマトグ
ラフィー(メルク社、キーゼルゲル60F254 +展
開溶媒ベンゼン:酢酸エチル−7:3)を行ない、36
50Xのマナスルランプのもとて黄色のRf O165
i示すシリカゲルカラムの溶出分画を集め、減圧濃縮し
、0M−173α、物質10m?を赤橙色粉末として単
鎖した。
黒褐色飴状物質505m’;/fシリカゲルカラム(メ
ルク社、キーゼルゲル60,157)にのせ、ベンゼン
/酢酸エチル(9=1 、150+ne)で溶出した。
活性分画を濃縮乾固し、赤橙色の飴状物質1’00#I
g’i得た。これを分1)v薄層クロマトグラフィーに
て精製した。すなわち、シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(メルク社、キーゼルゲル60F254m展開溶媒
シクロヘキサン:アセトン−7:3)i行ない、365
0Xのマナスルランプのもとて黄色のRf O,24i
示す部分のシリカゲルを集め、クロロホルム/メタノー
ル(5:1)でi出t、、i出液全減圧下で濃縮乾固す
ることにより、□M−173β、物質(11mg)を赤
橙色の粉末として単離した。
【図面の簡単な説明】
第1図は抗生物質OM−173α2の紫外線吸収スペク
トル(メタノール中で測定)、第2図は抗生物質0M−
173β2の紫外線吸収スペクトル(メタノール中で測
定)、第6図は抗生物質0M−173α2の赤外線吸収
スペクトル(KBr法)、第4区は抗生物goM−1y
sβ2の赤外線吸収スペクトル(KBr法)を示す。 暮   8   ¥   8   友   ?   0
?   8   票   ¥   号   に   冨
   8682 第1頁の続き 0発 明 者 中用彰 東京都府中市住吉町2−30−31 住吉住宅4−206 0発 明 者 高橋洋子 東京都港区白金4−7−3みど りの家203号 0発 明 者 丁沢清泉 横浜市旭区中希望ヶ丘164サン シャインハイッ202 0発 明 者 志水秀樹 東京都渋谷区代々木5−31グリ ーンハイッ3−101号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 で示され、式中RがCOOCH3である新規化合物0M
    −173α、物質および式中RがCH,OHである新規
    化合物β2物質。 (2)  ストレプトミセス(Strgptomyce
    s ) Mに属し、式 で示され、式中RがC00CH,である新規化合物0M
    −173α2物T↓および式中RがCH20Hである新
    規化合物β2物質を生産する能力を有する微生物全培養
    し、該化合物を生成蓄f7(させ、これらを採取するこ
    とを特徴とする新規化合物0M−173α2およびβ、
    物質の製造法。
JP57158794A 1982-09-14 1982-09-14 抗生物質OM−173α↓2およびβ↓2物質ならびにその製造方法 Pending JPS5948484A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4973567A (en) * 1988-12-22 1990-11-27 Sumitomo Metal Mining Company Limited Electric ceramic composition
US5733831A (en) * 1994-09-20 1998-03-31 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Ceramic dielectrics and methods for forming them
US6117806A (en) * 1996-10-25 2000-09-12 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Dielectric material, a method for producing the same and a dielectric resonator device comprising same
US6380117B2 (en) 1998-06-16 2002-04-30 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Dielectric material and process for producing the same
CN102199545A (zh) * 2011-03-24 2011-09-28 合肥工业大学 一株辛格粒毛盘菌及其液态发酵制备胞内黑色素的方法
CN102746705A (zh) * 2012-06-28 2012-10-24 合肥工业大学 一种将粒毛盘菌胞外黑色素改性为水溶性黑色素的方法

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