JPS589690A - 抗生物質am−5344−a↓1およびその製造方法 - Google Patents
抗生物質am−5344−a↓1およびその製造方法Info
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- JPS589690A JPS589690A JP56106214A JP10621481A JPS589690A JP S589690 A JPS589690 A JP S589690A JP 56106214 A JP56106214 A JP 56106214A JP 10621481 A JP10621481 A JP 10621481A JP S589690 A JPS589690 A JP S589690A
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- antibiotic
- streptomyces
- culture
- chloroform
- benzene
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規抗生物質AM−5544−AIおよびそ
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
本発明者らは、放線菌の生産する抗生物質の探索の過程
で、土壌分離の一放線菌AM−5544−MB2株が抗
生物質を生産することを見い出し、本菌株の菌学的性質
を調べ、また、この抗生物質を単離した後、その理化学
的および生物学的性質を調べることによって、本発明を
完成した。
で、土壌分離の一放線菌AM−5544−MB2株が抗
生物質を生産することを見い出し、本菌株の菌学的性質
を調べ、また、この抗生物質を単離した後、その理化学
的および生物学的性質を調べることによって、本発明を
完成した。
本発明によって得られる抗生物質AM−5544−A、
#i、次に示すような理化学的性質を有している。
#i、次に示すような理化学的性質を有している。
11;元素分析値:炭素、水素、窒素、酸素から成り、
イオウ、ハロゲンを含まない。本物質の元素分析値は下
に示すとおりである。
イオウ、ハロゲンを含まない。本物質の元素分析値は下
に示すとおりである。
C44,519G、H4,1? 9!、N 2−44
%+21分子量:マススペクトル(IIマススペクトル
およびFDマススペクトル)分析において、質量数52
9に大きなピーク瀘観察され九。
%+21分子量:マススペクトル(IIマススペクトル
およびFDマススペクトル)分析において、質量数52
9に大きなピーク瀘観察され九。
(3)融点:明確な融点は示さない。240℃付近から
茶色に変化し一1275℃で黒褐色に変色する。
茶色に変化し一1275℃で黒褐色に変色する。
(4)比旋光度:
〔α〕D冨−ター92°co、os、クロロホルム)(
5)紫外線吸収スペクトル: クロロホルム中での吸収極大(E”)U、cIn 303nm(514)、376 nm (219)、S
85 nm(214)を示す。
5)紫外線吸収スペクトル: クロロホルム中での吸収極大(E”)U、cIn 303nm(514)、376 nm (219)、S
85 nm(214)を示す。
第1図のとおりである。
(6)赤外線吸収スペクトル:
第2図のとおりである。(KBr法)
(7)溶剤に対する溶解性:
p o oホルムに溶け、アセトン、酢酸エチル、ベン
ゼン等の有機溶媒および低級アルコールに難溶で、n−
ヘキサン、エチルエーテル、水に不溶である。
ゼン等の有機溶媒および低級アルコールに難溶で、n−
ヘキサン、エチルエーテル、水に不溶である。
(8)呈色反応:
塩化第二鉄反応に陽性であり、ドラーゲンドルフ反応、
ニンヒドリン反応には隙性である。
ニンヒドリン反応には隙性である。
(9)塩基性、中性、酸性の区分:
中性物質である。
■物質の色:
黄色
(11) R(値ニ
ジリカゲル薄層クロマトグラフィー(メルク社Il!T
Lcアルミシート、シリカゲル40 F!、、厚さ0.
2■■)を通常法にて°行なった時のR(値は次のとお
シである。
Lcアルミシート、シリカゲル40 F!、、厚さ0.
2■■)を通常法にて°行なった時のR(値は次のとお
シである。
R(値
(イ)クロロホルム:メタノール(40: 1 )
0.39(ロ)ベンゼンニア七トy(1:1)
0.49(ハ)ベンゼン:メタノール(4:1
) 0.63に)酢酸エチル
0.27(ホ)n−ブタノール:酢酸
:水 (4: 1 : 1) 0.67抗生物質AM−
5344−A、の生物学的性質について述べると次のご
とくである。
0.39(ロ)ベンゼンニア七トy(1:1)
0.49(ハ)ベンゼン:メタノール(4:1
) 0.63に)酢酸エチル
0.27(ホ)n−ブタノール:酢酸
:水 (4: 1 : 1) 0.67抗生物質AM−
5344−A、の生物学的性質について述べると次のご
とくである。
11)抗菌性
寒天希釈法による最小阻止濃度(MIC)は、第1表に
示すとおりである。
示すとおりである。
第 1 表
試験菌 MIC(ycglml)
スタフィロコッカス・アラV)スTPR2SO020(
8taphylococcus aureus )(E
ubacterium lentum)(2)抗トリ
コモナス活性 液体培地希釈法による最小阻止濃度(MIC)は、次に
示すとおりである。なお、液体培地にはTrichos
el broth (B B L社製)を用いた。
8taphylococcus aureus )(E
ubacterium lentum)(2)抗トリ
コモナス活性 液体培地希釈法による最小阻止濃度(MIC)は、次に
示すとおりである。なお、液体培地にはTrichos
el broth (B B L社製)を用いた。
MICicg/sg)
以上のように、本抗生物質はダラム陽性菌、嫌気性菌お
よびトリコモナスに対して抗菌、抗原央活性を示すこと
から、抗生物質AM−5344−A、は抗菌剤としての
用途が考えられ、特に嫌気性菌感染症の予防および治療
に有効と殖われる。また本物質は、その抗菌スペクトル
から動物薬としての使用も十分期待される。
よびトリコモナスに対して抗菌、抗原央活性を示すこと
から、抗生物質AM−5344−A、は抗菌剤としての
用途が考えられ、特に嫌気性菌感染症の予防および治療
に有効と殖われる。また本物質は、その抗菌スペクトル
から動物薬としての使用も十分期待される。
上記の理化学的性質および生物学的性質を既知抗生物質
の性質と比較した結果、抗生物質AM−5344A+t
i新規物質であることがわかった。すなわち、中性、脂
溶性で紫外線吸収スペクトルが505 nm 、 37
6 nm (385nm付近に吸収極大を有し、かつダ
ラム陽性菌に対して有効な類似の抗生物質として、たと
えばアルボファンジン(Albofungin 。
の性質と比較した結果、抗生物質AM−5344A+t
i新規物質であることがわかった。すなわち、中性、脂
溶性で紫外線吸収スペクトルが505 nm 、 37
6 nm (385nm付近に吸収極大を有し、かつダ
ラム陽性菌に対して有効な類似の抗生物質として、たと
えばアルボファンジン(Albofungin 。
Antibiotiki 4 、1O−13(1959
))、クロラルボファンジy (Chloralbof
ungin 、 Dokl、Akad、Nauk、58
SRυμ、1!547−1350(1972))があげ
られる。
))、クロラルボファンジy (Chloralbof
ungin 、 Dokl、Akad、Nauk、58
SRυμ、1!547−1350(1972))があげ
られる。
しかし、アルボファンジンは、元素分析値よりの窒素含
量(5,3チ)および比旋光度(−670°)が、抗生
物質AM−5344−A、の元素分析値からの窒素含量
(2,46%)と比較して大きく異なることから明らか
に異なる。クロラルボファンジンは、元素分析値より塩
素を含み、抗生物質AM−5344−A。
量(5,3チ)および比旋光度(−670°)が、抗生
物質AM−5344−A、の元素分析値からの窒素含量
(2,46%)と比較して大きく異なることから明らか
に異なる。クロラルボファンジンは、元素分析値より塩
素を含み、抗生物質AM−5344−A。
は塩素を含まないことから明らかに異なる。以上のとお
〕、抗生物質A’M−5544−A、は既知抗生物質と
明らかに区別され右ので新規である。
〕、抗生物質A’M−5544−A、は既知抗生物質と
明らかに区別され右ので新規である。
本発明の抗生物質AM−5344−A、を生産するため
に使用される微生物の実用的な例は、本発明者らによっ
て千葉県千葉市幸町の土壌から新たに分離されAストレ
プトミセス・エスピー・AM−5544−MB2があげ
られる。
に使用される微生物の実用的な例は、本発明者らによっ
て千葉県千葉市幸町の土壌から新たに分離されAストレ
プトミセス・エスピー・AM−5544−MB2があげ
られる。
(11形態学的性質
栄養菌糸は、天然培地、合成培地の両方でよく発達し、
通常は隔壁を有しない。気菌糸は、グリセロール・アス
パラギン寒天、チロシン寒天等で中程度に着生するが、
その他の培地では着生が貧弱かあるいは着生しない。気
菌糸の色調は黄色ないし灰色で、粉状また線ベルペット
状を呈する。
通常は隔壁を有しない。気菌糸は、グリセロール・アス
パラギン寒天、チロシン寒天等で中程度に着生するが、
その他の培地では着生が貧弱かあるいは着生しない。気
菌糸の色調は黄色ないし灰色で、粉状また線ベルペット
状を呈する。
顕微鏡下の観察では胞子柄は直線状ないしはループ状を
呈し、グリセロール・アスパラギン寒天、チロシン寒天
では胞子の着生が見られず、スターチ無機塩寒天で、1
0〜50個の胞子の連鎖が観察される。胞子の表面は平
滑である。菌核、胞子嚢および遊走子は見出されない。
呈し、グリセロール・アスパラギン寒天、チロシン寒天
では胞子の着生が見られず、スターチ無機塩寒天で、1
0〜50個の胞子の連鎖が観察される。胞子の表面は平
滑である。菌核、胞子嚢および遊走子は見出されない。
(2)各種培地上での性状
イー・ビー・シャーリングら(Int、J、8yst。
Bacteriol、 16巻、51s頁、19464
)の方法にしたがい、それに公知の培地および実験方法
を併せて使用した。その結果を第2表に示す。色調は標
準色として、カラー・ハーモニー・マニュアル第4版(
コンテナー・コーポレーション・オプ・アメリカ・シカ
ゴ、1958年)を用いて決定し、色県名とともに括弧
内にそのコードを併せて記した。以下は特記しない限り
、27℃、2週間口の各培地における観察である。
)の方法にしたがい、それに公知の培地および実験方法
を併せて使用した。その結果を第2表に示す。色調は標
準色として、カラー・ハーモニー・マニュアル第4版(
コンテナー・コーポレーション・オプ・アメリカ・シカ
ゴ、1958年)を用いて決定し、色県名とともに括弧
内にそのコードを併せて記した。以下は特記しない限り
、27℃、2週間口の各培地における観察である。
第 2 表
(注)IMP;インターナショナル・ストレプトミセス
・プロジェクト選定の培地 (3)生理的諸性質 1、メラニン色素の形成 (イ)チロシン寒天 陰性(ロ)ペプ
トン・イースト鉄寒天 陰性(ハ)グルコース・ペ
プトン・ゼラチン 陰性培地穿刺(21〜23℃) に)トリプトン・イースト液 隆性久チロシナー
ゼ反応 歯性5、硫化水素の生産
陰性4、硝酸塩の還元
歯性5、ゼラチンの液化(21〜23℃) 陰
性(グルコース・ペプトン働ゼラチン培地)−13− 6、スターチの加水分解 陽性7、脱脂乳
の凝固(56℃) 隘性屯脱脂乳のペプトン
化(36℃)陽性 9、セルロースの分解 陰性10、生育温
度範囲 6〜36℃11、炭素源の利
用性 ヨ<fFJJ用f;L : D−/’ルコース、D−マ
ンニトール、D−7ラクトース、L−7ラビノース、i
−イノシトール、ラムノース、ラフィノース、マルトー
ス やや利用する:D−キシロース 利用しない :シュークロース (41細胞壁組成 ディアミノピメリン酸はLL−型であり、アラビノース
、ガラクトースは認められない。
・プロジェクト選定の培地 (3)生理的諸性質 1、メラニン色素の形成 (イ)チロシン寒天 陰性(ロ)ペプ
トン・イースト鉄寒天 陰性(ハ)グルコース・ペ
プトン・ゼラチン 陰性培地穿刺(21〜23℃) に)トリプトン・イースト液 隆性久チロシナー
ゼ反応 歯性5、硫化水素の生産
陰性4、硝酸塩の還元
歯性5、ゼラチンの液化(21〜23℃) 陰
性(グルコース・ペプトン働ゼラチン培地)−13− 6、スターチの加水分解 陽性7、脱脂乳
の凝固(56℃) 隘性屯脱脂乳のペプトン
化(36℃)陽性 9、セルロースの分解 陰性10、生育温
度範囲 6〜36℃11、炭素源の利
用性 ヨ<fFJJ用f;L : D−/’ルコース、D−マ
ンニトール、D−7ラクトース、L−7ラビノース、i
−イノシトール、ラムノース、ラフィノース、マルトー
ス やや利用する:D−キシロース 利用しない :シュークロース (41細胞壁組成 ディアミノピメリン酸はLL−型であり、アラビノース
、ガラクトースは認められない。
以上、重曹の菌学的性状を要約すると次のとおシになる
。細胞壁組成は、LL−ディアミノピメリン酸を有する
。また、形態的には直線状またはループ状の胞子柄を形
成し、胞子の表面は乎滑である。培養上の諸性質として
は、栄養菌糸は黄色から暗褐色を呈し、p)Iの変化に
よって変イ0ず、気菌糸の色調は黄色ないし灰色を呈す
る。シュークロース・硝e塩寒天、グルコース・アスパ
ラギン寒天等で黄色の可溶性色素を生産する。メラニン
色素線生産しない。
。細胞壁組成は、LL−ディアミノピメリン酸を有する
。また、形態的には直線状またはループ状の胞子柄を形
成し、胞子の表面は乎滑である。培養上の諸性質として
は、栄養菌糸は黄色から暗褐色を呈し、p)Iの変化に
よって変イ0ず、気菌糸の色調は黄色ないし灰色を呈す
る。シュークロース・硝e塩寒天、グルコース・アスパ
ラギン寒天等で黄色の可溶性色素を生産する。メラニン
色素線生産しない。
これらの結果から、本菌株はストレプトミセス属に属す
る菌種であり、しかもブリムドハムとストレナーの分類
(バーシーズ・マニュアル・オフ・デタミネーティプ・
バクテリオロジー第8版。
る菌種であり、しかもブリムドハムとストレナーの分類
(バーシーズ・マニュアル・オフ・デタミネーティプ・
バクテリオロジー第8版。
1974年、748〜829頁)によるイエローあるい
はグレイシリーズに属する菌種と考えられる。
はグレイシリーズに属する菌種と考えられる。
なお、本菌株はストレプトミセス・エスピー・AM−5
544−MB2 (Streptomyces sp、
AM−5344−MB2)として、工業技術院微生物工
業技術研究所に寄託されている。(微工研寄託受理番号
第6006号)。
544−MB2 (Streptomyces sp、
AM−5344−MB2)として、工業技術院微生物工
業技術研究所に寄託されている。(微工研寄託受理番号
第6006号)。
本発明における使用菌として、ストレプトミセス・エス
ピー・AM−5!544−MB2株はその具体例であっ
て、この菌をたとえば紫外線、エックス線、放射線、化
学薬剤等を用いる人工晶変異手段で変異して得られる変
異株は、もちろん−ストレプトミセスに属する微生物で
あって、抗生物質AM−5!544−A、の生産能を有
するものはすべて本発明に用いる仁とができる。
ピー・AM−5!544−MB2株はその具体例であっ
て、この菌をたとえば紫外線、エックス線、放射線、化
学薬剤等を用いる人工晶変異手段で変異して得られる変
異株は、もちろん−ストレプトミセスに属する微生物で
あって、抗生物質AM−5!544−A、の生産能を有
するものはすべて本発明に用いる仁とができる。
本発明において、抗生物質AM−5344−A、を生産
する微生物を培養する培地としては、炭素源、窒素源、
無機物等を含む微生物の培養に通常用いられる培地が広
く使用されうる。培地の炭素源としては、同化可能な炭
素化合物であればよく、たとえば、ブドウ糖、麦芽糖、
乳糖、ショ糖、デンプン、デキストリン、グリセリン、
糖蜜などが使用される。また、培地の窒素源としては、
利用可能な窒素化合物であればよく、たとえば、大豆粉
、コーンスチープリカー、綿実粉、ヘフトン、肉エキス
、酵母エキス、乾燥酵母、カゼイン加水分解物、アンモ
ニウム塩、硝酸塩などが利用される。
する微生物を培養する培地としては、炭素源、窒素源、
無機物等を含む微生物の培養に通常用いられる培地が広
く使用されうる。培地の炭素源としては、同化可能な炭
素化合物であればよく、たとえば、ブドウ糖、麦芽糖、
乳糖、ショ糖、デンプン、デキストリン、グリセリン、
糖蜜などが使用される。また、培地の窒素源としては、
利用可能な窒素化合物であればよく、たとえば、大豆粉
、コーンスチープリカー、綿実粉、ヘフトン、肉エキス
、酵母エキス、乾燥酵母、カゼイン加水分解物、アンモ
ニウム塩、硝酸塩などが利用される。
その他に、培地の調製にあた夛、リン酸塩、マグネシウ
ム、カリウム、カルシウム、ナトリウム、鉄、マンガン
、などの塩類が必要に応じて使用される。培養は通常好
気的に行なわれ、通気攪拌培養が好適である。培養温度
は鴛生物が発育し抗生物質AM−5iS44−A、を生
産する範囲で適宜変更でるが、特に好ましいのは25〜
50℃である。
ム、カリウム、カルシウム、ナトリウム、鉄、マンガン
、などの塩類が必要に応じて使用される。培養は通常好
気的に行なわれ、通気攪拌培養が好適である。培養温度
は鴛生物が発育し抗生物質AM−5iS44−A、を生
産する範囲で適宜変更でるが、特に好ましいのは25〜
50℃である。
pHは6〜7が好ましい。培養時間は種々の条件によっ
て異なるが、通常50〜100時間程度であって、抗生
物質AM−5544−ム、が最高力価に達する時間を見
計って適当な時間に培養を終了する。
て異なるが、通常50〜100時間程度であって、抗生
物質AM−5544−ム、が最高力価に達する時間を見
計って適当な時間に培養を終了する。
このようにして得られ九スートレプトミセスに属する抗
生物質AM−5!144−A、生産微生物の培養物から
の抗生物質AM−5344−ム、の採取は、微生物の培
養物より抗生物質を分離精製する公知の手段を適宜選択
組合わせて行なうことができる。培養物から抗生物質A
M−5544−4を分離精製する手段の一例を示すと、
次のとおりである。
生物質AM−5!144−A、生産微生物の培養物から
の抗生物質AM−5344−ム、の採取は、微生物の培
養物より抗生物質を分離精製する公知の手段を適宜選択
組合わせて行なうことができる。培養物から抗生物質A
M−5544−4を分離精製する手段の一例を示すと、
次のとおりである。
すなわち、培養物を菌体とV液に分別して、菌体からは
アセトンや酢酸エチルなどで抽出するか、メタノールで
菌体処理した後、酢酸エチル、クロロホルム等の有機溶
媒で抽出する。F液からは酢酸エチル、ベンゼン等の水
と分離し、抗生物質AM−5344−A、を溶解せしめ
る有機溶媒で抽出した後、脂溶性物質の精製において通
常用いられる公知の方法により、′1生物質AM−55
44−AIを回収する。たとえば、抽出液(酢酸エチル
層)を減圧下で濃縮し、生じた沈澱を分離“し、これを
n−へキサンで洗浄した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより、溶出溶媒にクロロホルム、メタノー
ルの混合溶媒系を用いて、抗生物質AM−5544−A
、を単離する。
アセトンや酢酸エチルなどで抽出するか、メタノールで
菌体処理した後、酢酸エチル、クロロホルム等の有機溶
媒で抽出する。F液からは酢酸エチル、ベンゼン等の水
と分離し、抗生物質AM−5344−A、を溶解せしめ
る有機溶媒で抽出した後、脂溶性物質の精製において通
常用いられる公知の方法により、′1生物質AM−55
44−AIを回収する。たとえば、抽出液(酢酸エチル
層)を減圧下で濃縮し、生じた沈澱を分離“し、これを
n−へキサンで洗浄した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより、溶出溶媒にクロロホルム、メタノー
ルの混合溶媒系を用いて、抗生物質AM−5544−A
、を単離する。
なお、生産される抗生物質AM−5344−AIの検出
および定量祉、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メ
ルク社製シリカゲル60F、、厚さ0.2ml。
および定量祉、シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メ
ルク社製シリカゲル60F、、厚さ0.2ml。
展開溶媒;クロロホルム:メタノール=40:1、抗生
物質AM−5344−A、のR1値0.59 )および
アコレグ2ズff−レイデルウイ(Acholepla
smalaidlanvi i) P C−8を用いた
生物学的検定法によった。
物質AM−5344−A、のR1値0.59 )および
アコレグ2ズff−レイデルウイ(Acholepla
smalaidlanvi i) P C−8を用いた
生物学的検定法によった。
次に本発明の抗生物質AM−5344−AIの実施例を
示すが、この実施例は単なる一例を示すものであって、
本発明を限定するものではない。
示すが、この実施例は単なる一例を示すものであって、
本発明を限定するものではない。
実施例1
′ストレプトミセス・エスピー・AM−5344−MB
2株(8treptomyces sp、AM −55
44−M81 ;微至研寄託受理番号第6006号)の
斜面培養から−白金耳を種培地に接種し、27℃で2日
間培養後、30Jの培地を含む50J3容ジヤー7アー
メンターに1−の載台で種培養を接種し、27℃で89
時間、通気攪拌培養を行った。培地祉種培養II′cF
i、グル:ff−ス1.Q%、スターチ2.0s、酵母
エキスo、5嗟、ペプトンo、sl、炭酸カルシウム0
.4−のものを、本培養には、グリセリン2.0%、キ
ナ粉2.0チ、食塩0.5%F)ものを、それぞれpH
7,0に調整した後、121℃で15分間滅菌し友もの
を用いた。
2株(8treptomyces sp、AM −55
44−M81 ;微至研寄託受理番号第6006号)の
斜面培養から−白金耳を種培地に接種し、27℃で2日
間培養後、30Jの培地を含む50J3容ジヤー7アー
メンターに1−の載台で種培養を接種し、27℃で89
時間、通気攪拌培養を行った。培地祉種培養II′cF
i、グル:ff−ス1.Q%、スターチ2.0s、酵母
エキスo、5嗟、ペプトンo、sl、炭酸カルシウム0
.4−のものを、本培養には、グリセリン2.0%、キ
ナ粉2.0チ、食塩0.5%F)ものを、それぞれpH
7,0に調整した後、121℃で15分間滅菌し友もの
を用いた。
菌体を含む培養物501に酢酸エチル10.gを加えて
よく攪拌した後、遠心分離により酢酸エチル層を分離し
た。この酢酸エチル抽出液を減圧下で500−まで濃縮
し、n−ヘキサン300−を加えて油性物質を除き、褐
色粉末3.Ofを得た。
よく攪拌した後、遠心分離により酢酸エチル層を分離し
た。この酢酸エチル抽出液を減圧下で500−まで濃縮
し、n−ヘキサン300−を加えて油性物質を除き、褐
色粉末3.Ofを得た。
これをシリカゲルカラム(メルク社製キーゼルゲに6G
120F)にのせ死後、クロロホルム1.5p テ
展Jし、次にクロロホルム:メタノール(50:1)の
混合溶媒5.0Jで溶出して得られた活性分画(分画番
号130香〜SSO番、12d/1ube )を減圧下
で濃縮乾固することにより、褐色粉末500〜を得た。
120F)にのせ死後、クロロホルム1.5p テ
展Jし、次にクロロホルム:メタノール(50:1)の
混合溶媒5.0Jで溶出して得られた活性分画(分画番
号130香〜SSO番、12d/1ube )を減圧下
で濃縮乾固することにより、褐色粉末500〜を得た。
この褐色粉末をクロロホルム:メタノール(40:1)
の混合溶媒を用イ九分取薄層クロマトグラフィ〜(R(
値0,59 )により精製し、抗生物質AM−5544
−A、の橙色粉末25mgを得た。このものの性質は、
前記した理化学的性質および生物学的性質と一致した。
の混合溶媒を用イ九分取薄層クロマトグラフィ〜(R(
値0,59 )により精製し、抗生物質AM−5544
−A、の橙色粉末25mgを得た。このものの性質は、
前記した理化学的性質および生物学的性質と一致した。
実施例2
ストレプトミセス・エスビ〜・AM−5344−MB2
< Streptomyces sp、AM −534
4−M81 )の斜面培養から一白金耳宛を種培地10
0−を含む坂ロフラスコ25本に接種し、25℃2日間
培養後、601の本培養培地を含む1002容ジャーフ
ァーメンタ−にslの割合で種培養液を接種し、28℃
で65時間、通常攪拌培養を行った。培地は種培養には
、グルコース1.0チ、澱粉2.0%、酵母エキス0.
5−、ペットy 0.5 % 、CaC0,0,49に
のものを、本培養には、グリセリン2.0%、キナ粉2
.0 % 、 Na(u Oj %のものを、それぞれ
p)I7.0に調整し九後、121℃で30分間滅菌し
たものを用いた。
< Streptomyces sp、AM −534
4−M81 )の斜面培養から一白金耳宛を種培地10
0−を含む坂ロフラスコ25本に接種し、25℃2日間
培養後、601の本培養培地を含む1002容ジャーフ
ァーメンタ−にslの割合で種培養液を接種し、28℃
で65時間、通常攪拌培養を行った。培地は種培養には
、グルコース1.0チ、澱粉2.0%、酵母エキス0.
5−、ペットy 0.5 % 、CaC0,0,49に
のものを、本培養には、グリセリン2.0%、キナ粉2
.0 % 、 Na(u Oj %のものを、それぞれ
p)I7.0に調整し九後、121℃で30分間滅菌し
たものを用いた。
培養液54JをドラムフィルターでF遇して得た菌体に
、メタノールsOiを加えてよく攪拌した後、大型プフ
ナーロートで再び濾過し、得られた菌体にクロロホルム
22Jを加え、攪拌抽出した。これを炉別して得られた
クロロホルム層を減圧下でアメ状になるまで濃縮し、こ
れにn−へキサ71.8を加え、生じた沈澱物を炉別し
、乾燥することによシ23りの粗物質を得た。
、メタノールsOiを加えてよく攪拌した後、大型プフ
ナーロートで再び濾過し、得られた菌体にクロロホルム
22Jを加え、攪拌抽出した。これを炉別して得られた
クロロホルム層を減圧下でアメ状になるまで濃縮し、こ
れにn−へキサ71.8を加え、生じた沈澱物を炉別し
、乾燥することによシ23りの粗物質を得た。
この粗物質10fをクロロホルムで充填したシリカゲル
カラム(和光紬薬工業社製ワコーゲルC−200400
f)にのせ、クロロホルム2にで展開し、次にクロロホ
ルム:メタノール(50:1)の混合溶媒3にで展開溶
出して得られた活性分画(分画I622−56 、10
0 sd/fractiontube)を減圧下で25
(ldtで濃縮し、アセトニトリル20−を加え冷却し
、得られた沈澱を炉別、乾燥するととKよシ抗生物質A
M−5344−A、の橙黄色粉末2.5fを得た。この
ものの性質は、前記した理化学的性質および生物学的性
質と一致した。
カラム(和光紬薬工業社製ワコーゲルC−200400
f)にのせ、クロロホルム2にで展開し、次にクロロホ
ルム:メタノール(50:1)の混合溶媒3にで展開溶
出して得られた活性分画(分画I622−56 、10
0 sd/fractiontube)を減圧下で25
(ldtで濃縮し、アセトニトリル20−を加え冷却し
、得られた沈澱を炉別、乾燥するととKよシ抗生物質A
M−5344−A、の橙黄色粉末2.5fを得た。この
ものの性質は、前記した理化学的性質および生物学的性
質と一致した。
第1図は抗生物質AM−5344−A、の紫外線吸収ス
ペクトル(クロロホルム中で測定)、第2図は赤外線吸
収スペクトル(KBr法)を示す。 代理人 清 水
ペクトル(クロロホルム中で測定)、第2図は赤外線吸
収スペクトル(KBr法)を示す。 代理人 清 水
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)次の理化学的性質を有する抗生物質AM−554
4−A。 ■ 元素分析: 炭素、水素、窒素、酸素がらなり、イオウ、ハpゲンを
含まなh6 ■ 比旋光度: 〔α席=−92” (Co、05.クロロポルム)■
紫外線吸収スペクトル: 第1図のとおシ。 ■ 赤外線吸収スペクトル: 第2図のとおシ。 ■ 町値ニ ジリカゲル薄層クロマトグラフィー (メルク社製TLCアルミシート、シリカゲル” Ff
i4 、厚さ0,2關)を通常法にて行表った時のR(
値紘次のとおシである。 RI値 (イ)クロロホルム:メタノール(40:1)0.59
(ロ)ベンゼン:アセトン(1: 1 )
0.69ト→ベンゼン:メタノール(4: 1 )
0.63に)酢酸エチル
0.27(ホ)n−ブタノール:酢酸:水(4:
1 : 1 ) 0.67■ 溶剤に対する
溶解性 クロロホルムに溶け、アセトン、酢酸エチル、ベンゼン
等の有機溶媒および低級アルコールに難溶で、n−ヘキ
サン、エチルエーテル、水に不溶である。 (2ン ストレプトミセス属に属し、抗生物質AM−
5544−A、を生産する能力を有する菌株を培贈q嵐
的mし、培養物中に%許請求の範囲第1項に示す理化学
的性質を有する抗生物質AM−5544−11を蓄積せ
しめ、これを採取することt−%徴とする抗生物質AM
−5344−A、の製造方法。 (3)微生物がストレプトミセス・エスピー・AM−5
344−MB2である′特許請求の範囲第2項記載の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56106214A JPS589690A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 抗生物質am−5344−a↓1およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56106214A JPS589690A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 抗生物質am−5344−a↓1およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589690A true JPS589690A (ja) | 1983-01-20 |
JPH021837B2 JPH021837B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=14427895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56106214A Granted JPS589690A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 抗生物質am−5344−a↓1およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589690A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02103831A (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-16 | Fuji Electric Co Ltd | 近接スイッチ |
-
1981
- 1981-07-09 JP JP56106214A patent/JPS589690A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH021837B2 (ja) | 1990-01-12 |
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