JPS594826Y2 - 車両用燃料タンク - Google Patents

車両用燃料タンク

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Publication number
JPS594826Y2
JPS594826Y2 JP17546879U JP17546879U JPS594826Y2 JP S594826 Y2 JPS594826 Y2 JP S594826Y2 JP 17546879 U JP17546879 U JP 17546879U JP 17546879 U JP17546879 U JP 17546879U JP S594826 Y2 JPS594826 Y2 JP S594826Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
fuel
flow noise
partition plate
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP17546879U
Other languages
English (en)
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JPS5693324U (ja
Inventor
豊秋 重本
正 浜側
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用の燃料タンクに関する。
燃料タンク内の燃料は車両運転時に前後左右に流動し、
この流動した燃料が燃料タンクの内壁面に衝突したり或
いは衝突してはね返された燃料が揺れ動く燃料に打当っ
て燃料流動音を発生する。
このような燃料流動音の発生を抑制するために例えば実
開昭50−101711号公報に記載されている如〈従
来より燃料タンク内に多数の垂直隔壁を配置してこの隔
壁により燃料タンク内を多数の領域に仕切っているがこ
の燃料タンクでも流動燃料が隔壁並びに燃料タンク内壁
面に衝突した際に発生する燃料流動音は依然として太き
い。
この流動音は車両室内においてはっきりと聞きとれ、従
って運転者並びに同乗者に異和感並びに不安感を与える
ためにこの流動音をできるだけ小さくするようにする必
要がある。
本考案は燃料流動音を極めて小さくすることのできる燃
料タンクを提供することにある。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図から第4図を参照すると、1は車両の燃料タンク
、2は燃料タンクハウジング、3および4は燃料タンク
1の高さを3分割する高さ位置の燃料タンク1内に配置
された上部隔壁板および下部隔壁板を夫々示し、これら
隔壁板3,4は比較曲目の細かい金網から構成される。
なお、第1図において車両の前方をFで示し、車両の後
方をRで示す。
第2図並びに第3図かられかるように金網からなる上部
隔壁板3は燃料タンク1の内部断面全体を覆っており、
その中央部には例えばストレーナ5を挿通する開口6が
形成されている。
更に、第2図かられかるようにこの上部隔壁板3は水平
面に対して後方下向きにわずかな角度θだけ傾斜して配
置されている。
一方、第2図並びに第4図かられかるように金網からな
る下部隔壁板4も燃料タンク1の内部断面全体を覆って
おり、その中央部には上部隔壁板3と同様にストレーナ
5を挿通する開ロアが形成されている。
更に、第2図かられかるようにこの下部隔壁板4も水平
面に対して後方下向きにわずかな角度θだけ傾斜して配
置されている。
発明者らの経験によると第1図並びに第2図に示すよう
な比較的平たい燃料タンクでは燃料タンク1内の液面が
燃料タンク1の高さの3分の1、並びに3分の2位にあ
るときに特に大きな燃料流動音が発生することが判明し
ている。
これはこのような位置に液面があるときに特に大きな波
頭が立ち、この波頭が燃料タンク1の内壁面に衝突して
大きな流動音が発生するものと考えられる。
本発明者はこの点に注目してこの大きな波頭の発生を抑
制すべく燃料タンク1の高さを3分割する位置に上部隔
壁板3並びに下部隔壁板4を設けることによりタンク内
の燃料の急激な流動、速度、流動量、流れ方が変えられ
、それにより波立ちが抑えられて燃料流動音が大巾に低
減することを見い出したので゛ある。
また、燃料流動音はこれら隔壁板3,4を水平面内に延
設した場合と比較して第2図に示すように隔壁板3,4
を水平面に対して後方下向きにわずかばかり傾斜して配
置した方が更に低減することが実験的に確かめられてい
る。
即ち、特に大きな燃料流動音を発生しやすい車両停止寸
前には燃料タンク1の前方に片寄った燃料が後方に向け
て流動し、この流動燃料がタンク1の後壁において揺り
返され、この揺り返し作用による波立ち現象によって燃
料流動音は大きくなる。
上述のように車両停止寸前において燃料タンク1の前方
に片寄った燃料が後方に向かって流動する際にはこの流
動燃料の液面は後方下向きにわずかに傾斜している。
従って隔壁板3,4を水平に配置した場合であって燃料
液面がほは゛隔壁板3,4の高さはにあるときには燃料
タンク1の前方に片寄った燃料が後方に向かって流動す
るときにこの流動燃料液面と隔壁板3,4との間に断面
楔形の空間が形成され、この空間内で揺り返し作用によ
る波立ち現象が生ずるので燃料流動音は大きくなる。
しかしながら隔壁板3,4を後方下向きにわずかに傾斜
した場合には後方に向かって流動する燃料液面と隔壁板
3,4との間には楔形空間が形成されず、むしろ揺り返
し作用による波立ち現象が隔壁板3゜4によって抑制さ
れるので燃料流動音は小さくなる。
以上述べたように本考案によれば燃料タンク内に一対の
隔壁板を設けるという簡単な構造でもって燃料流動音を
大「田こ低下させることができる。
なお、上部隔壁板3並びに下部隔壁板4に加えて更に1
板或いは多数板の隔壁板を燃料タンク1内に配置するこ
とができるがコストの点からみて2枚の隔壁板3,4を
使用するのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る燃料タンクの平面図、第2図は第
1図のII−■■線に沿ってみた側面断面図、第3図は
第2図のIII−III線に沿ってみた断面図、第4図
は第2図のIV−IV線に沿ってみた断面平面図である
。 1・・・燃料タンク、2・・・燃料タンクハウジング、
3・・・上部隔壁板、4・・・下部隔壁板、6,7・・
・開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクの高さをほぼ3分割する高さ位置の燃料タン
    ク内に該タンク断面のほぼ全体を覆う上下一対の流動音
    防止用網を張設した車両用燃料タンク。
JP17546879U 1979-12-20 1979-12-20 車両用燃料タンク Expired JPS594826Y2 (ja)

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JP17546879U JPS594826Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 車両用燃料タンク

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JP17546879U JPS594826Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20 車両用燃料タンク

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Publication Number Publication Date
JPS5693324U JPS5693324U (ja) 1981-07-24
JPS594826Y2 true JPS594826Y2 (ja) 1984-02-13

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ID=29686140

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7253976B2 (ja) * 2019-05-21 2023-04-07 株式会社丸山製作所 液体タンク装置

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JPS5693324U (ja) 1981-07-24

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