JP3377273B2 - 燃料タンク構造 - Google Patents
燃料タンク構造Info
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- JP3377273B2 JP3377273B2 JP35109793A JP35109793A JP3377273B2 JP 3377273 B2 JP3377273 B2 JP 3377273B2 JP 35109793 A JP35109793 A JP 35109793A JP 35109793 A JP35109793 A JP 35109793A JP 3377273 B2 JP3377273 B2 JP 3377273B2
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- JP
- Japan
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- tank
- fuel tank
- cab
- fuel
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/063—Arrangement of tanks
- B60K15/067—Mounting of tanks
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベルの上部旋回
体に設けた燃料タンク構造に係り、特に容量を大きくし
た燃料タンク構造に関する。
体に設けた燃料タンク構造に係り、特に容量を大きくし
た燃料タンク構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、油圧ショベルにおいては、例
えば、図７に平面図、図８に斜視図を示すように、一般
に上部旋回体２１にレイアウトとして左側にキャブ２
２、キャブ２２内のオペレータシートの下には操作弁等
の油圧機器２３、右側には燃料タンク２４、および作動
油タンク２５、中央部に図示しない作業機、後側にはエ
ンジンル−ム２６、カウンタウェイト２７等が配置さ
れ、エンジンル−ム２６にはク−リング等の付属機器、
油圧ポンプ等が内装されている。図７のＲは旋回中心に
おける旋回半径を示す。
えば、図７に平面図、図８に斜視図を示すように、一般
に上部旋回体２１にレイアウトとして左側にキャブ２
２、キャブ２２内のオペレータシートの下には操作弁等
の油圧機器２３、右側には燃料タンク２４、および作動
油タンク２５、中央部に図示しない作業機、後側にはエ
ンジンル−ム２６、カウンタウェイト２７等が配置さ
れ、エンジンル−ム２６にはク−リング等の付属機器、
油圧ポンプ等が内装されている。図７のＲは旋回中心に
おける旋回半径を示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなレイアウトの場合、オペレータシートの下にある操
作弁等の油圧機器による音や熱による弊害は運転者に悪
影響を及ぼし、また、これら油圧機器が故障した際の修
理が面倒であり整備性が悪いと云う欠点があった。一
方、燃料タンクは車両の運転中であっても音や熱の発生
がなく、したがって常時点検等が不要であるにも拘らず
外側の１つの空間に１個配置されていた。しかしその配
置は１つの空間しか利用されていないために、容量には
限界があり、特に小旋回車のように小スペースの車体に
おいては、さらに大きな容量のタンクが必要であるが、
そのスペースが取れず問題であった。
うなレイアウトの場合、オペレータシートの下にある操
作弁等の油圧機器による音や熱による弊害は運転者に悪
影響を及ぼし、また、これら油圧機器が故障した際の修
理が面倒であり整備性が悪いと云う欠点があった。一
方、燃料タンクは車両の運転中であっても音や熱の発生
がなく、したがって常時点検等が不要であるにも拘らず
外側の１つの空間に１個配置されていた。しかしその配
置は１つの空間しか利用されていないために、容量には
限界があり、特に小旋回車のように小スペースの車体に
おいては、さらに大きな容量のタンクが必要であるが、
そのスペースが取れず問題であった。
【０００４】
【０００５】本発明はこれに鑑み、不要な空間を最大限
に利用することにより分割することなく、しかも形状の
制約なくタンク容量の確保を可能とした燃料タンク構造
を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的
としてなされたものである。
に利用することにより分割することなく、しかも形状の
制約なくタンク容量の確保を可能とした燃料タンク構造
を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的
としてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する手段として第１の発明は、油圧ショベル等の上
部旋回体に備えられた燃料タンク構造において、燃料タ
ンクは、下部タンクと、前部タンクと、後部タンクとを
一体に成形し、前部タンクは下部タンクからオペレータ
シートの下の部分まで立ち上がり、後部タンクは前部タ
ンクとは一定の間隔を置いて下部タンクから立ち上がる
ように設けられ、後部タンクの前面はキャブの後壁に面
する位置でキャブによって仕切られ、エンジンルーム側
に設けられていることを特徴とし、第２の発明は、第１
の発明において、下部タンクの一側は上部旋回体に沿っ
た円弧の形状をしたことを特徴とする。
解決する手段として第１の発明は、油圧ショベル等の上
部旋回体に備えられた燃料タンク構造において、燃料タ
ンクは、下部タンクと、前部タンクと、後部タンクとを
一体に成形し、前部タンクは下部タンクからオペレータ
シートの下の部分まで立ち上がり、後部タンクは前部タ
ンクとは一定の間隔を置いて下部タンクから立ち上がる
ように設けられ、後部タンクの前面はキャブの後壁に面
する位置でキャブによって仕切られ、エンジンルーム側
に設けられていることを特徴とし、第２の発明は、第１
の発明において、下部タンクの一側は上部旋回体に沿っ
た円弧の形状をしたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、第１及び第２の発明では燃
料タンクが下部タンクと、前部タンクと、後部タンクと
を一体に成形し、前部タンクは下部タンクからオペレー
タシートの下の部分まで立ち上がり、後部タンクは前部
タンクとは一定の間隔を置いて下部タンクから立ち上が
るように設けられているので、大幅に容量を増加させる
ことが可能となり、その結果、連続稼働可能時間が従来
よりも長くなる。
料タンクが下部タンクと、前部タンクと、後部タンクと
を一体に成形し、前部タンクは下部タンクからオペレー
タシートの下の部分まで立ち上がり、後部タンクは前部
タンクとは一定の間隔を置いて下部タンクから立ち上が
るように設けられているので、大幅に容量を増加させる
ことが可能となり、その結果、連続稼働可能時間が従来
よりも長くなる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図１乃至図３に示す一実施例
を参照して説明する。本発明にかかる燃料タンクは、油
圧ショベル等の上部旋回体１のフロァフレーム２内に一
側が該上部旋回体１に沿った円弧状の下部タンク３を設
け、前記上部旋回体１の上面に設けられたオペレータシ
ート４の下部に近接して、前部タンク５を前記下部タン
ク３から突出させて設けると共に、前記オペレータシー
ト４の後部には同じく下部タンク３から突出した適宜高
さの後部タンク６を設けたもので構成されている。
を参照して説明する。本発明にかかる燃料タンクは、油
圧ショベル等の上部旋回体１のフロァフレーム２内に一
側が該上部旋回体１に沿った円弧状の下部タンク３を設
け、前記上部旋回体１の上面に設けられたオペレータシ
ート４の下部に近接して、前部タンク５を前記下部タン
ク３から突出させて設けると共に、前記オペレータシー
ト４の後部には同じく下部タンク３から突出した適宜高
さの後部タンク６を設けたもので構成されている。
【０００９】図１乃至図３は本発明にかかる燃料タンク
の詳細を示すもので、下部タンク３と、前部タンク５、
および後部タンク６とからなり、材質を樹脂製として一
体成形したことによりフリーサイズの左右非対称の奇異
な形状となっている。すなわち、下部タンク３はフロァ
フレーム２内の空間を無駄なく利用して設けられている
ために、左側は 上部旋回体１に沿った円弧の形状をし
ており、高さはほぼ一定に形成されている。前部タンク
５は下部タンク３の前側の中央部分からオペレータシー
ト４の直ぐ下の部分まで一様に立ち上がった平面がほぼ
四角形状をなしており、後部タンク６は前部タンク５の
後ろで、前部タンク５とは一定の間隔を置いて下部タン
ク３から立ち上がるように設けられている。この後部タ
ンク６は所定の奥行きがあってその前面はキャブ７の後
壁７ａに面する位置でキャブ７によって仕切られ、エン
ジンルーム側に設けられている。したがって本発明によ
る燃料タンクは従来の前タンク単体、または、後タンク
単体のみに比較して大幅に容量を増加させることが可能
となり、その結果、連続稼働時間も長くすることができ
る。図２中、８は作業機を取付けるためのレボフレーム
である。
の詳細を示すもので、下部タンク３と、前部タンク５、
および後部タンク６とからなり、材質を樹脂製として一
体成形したことによりフリーサイズの左右非対称の奇異
な形状となっている。すなわち、下部タンク３はフロァ
フレーム２内の空間を無駄なく利用して設けられている
ために、左側は 上部旋回体１に沿った円弧の形状をし
ており、高さはほぼ一定に形成されている。前部タンク
５は下部タンク３の前側の中央部分からオペレータシー
ト４の直ぐ下の部分まで一様に立ち上がった平面がほぼ
四角形状をなしており、後部タンク６は前部タンク５の
後ろで、前部タンク５とは一定の間隔を置いて下部タン
ク３から立ち上がるように設けられている。この後部タ
ンク６は所定の奥行きがあってその前面はキャブ７の後
壁７ａに面する位置でキャブ７によって仕切られ、エン
ジンルーム側に設けられている。したがって本発明によ
る燃料タンクは従来の前タンク単体、または、後タンク
単体のみに比較して大幅に容量を増加させることが可能
となり、その結果、連続稼働時間も長くすることができ
る。図２中、８は作業機を取付けるためのレボフレーム
である。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は油圧ショベ
ル等の上部旋回体のキャブ内に設けられたオペレータシ
ートの下部に、前部タンクを設け、前記オペレータシー
トの後部のキャブ外側には後部タンクを設け、また油圧
ショベル等の上部旋回体のフロアフレーム内に一側が該
上部旋回体に沿った円弧状の下部タンクを設け、前記上
部旋回体の上面に設けられたオペレータシートの下部に
近接して、前部タンクを前記下部タンクから突出させて
設けると共に、前記オペレータシートの後部には同じく
下部タンクから突出した適宜高さの後部タンクを設け、
また前記前部タンクはキャブ内に、後部タンクはキャブ
外に設けたことにより、従来の小型油圧ショベルの場合
に比較して大幅にタンク容量を増加させることが可能と
なり、その結果、連続稼働時間も長くすることができ
る。
ル等の上部旋回体のキャブ内に設けられたオペレータシ
ートの下部に、前部タンクを設け、前記オペレータシー
トの後部のキャブ外側には後部タンクを設け、また油圧
ショベル等の上部旋回体のフロアフレーム内に一側が該
上部旋回体に沿った円弧状の下部タンクを設け、前記上
部旋回体の上面に設けられたオペレータシートの下部に
近接して、前部タンクを前記下部タンクから突出させて
設けると共に、前記オペレータシートの後部には同じく
下部タンクから突出した適宜高さの後部タンクを設け、
また前記前部タンクはキャブ内に、後部タンクはキャブ
外に設けたことにより、従来の小型油圧ショベルの場合
に比較して大幅にタンク容量を増加させることが可能と
なり、その結果、連続稼働時間も長くすることができ
る。
【図１】本発明にかかる燃料タンク構造の一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】図１の正面図である。
【図７】従来の上部旋回体の機器（燃料タンクを含む）
の配置を示す平面図である。
の配置を示す平面図である。
【図８】従来の上部旋回体の機器（燃料タンクを含む）
の配置を示す斜視図である。
の配置を示す斜視図である。
１ 上部旋回体
２ フロァフレーム
３ 下部タンク
４ オペレータシート
５ 前部タンク
６ 後部タンク
９，１０ タンク
１１ 連通管
１２，１３ センサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60K 15/03
E02F 9/00
E02F 9/16
Claims (2)
- 【請求項１】 油圧ショベル等の上部旋回体に備えられ
た燃料タンク構造において、燃料タンクは、下部タンク
(3) と、前部タンク(5) と、後部タンク(6)とを一体に
成形し、前部タンク(5) は下部タンク(3)からオペレー
タシート(4)の下の部分まで立ち上がり、後部タンク(6)
は前部タンク(5) とは一定の間隔を置いて下部タンク
(3) から立ち上がるように設けられ、後部タンク(6)の
前面はキャブ(7) の後壁(7a)に面する位置でキャブ(7)
によって仕切られ、エンジンルーム側に設けられている
ことを特徴とする燃料タンク構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の燃料タンク構造におい
て、下部タンク(3)の一側は上部旋回体(1) に沿った円
弧の形状をしたことを特徴とする燃料タンク構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35109793A JP3377273B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 燃料タンク構造 |
| KR1019940037426A KR0134698B1 (ko) | 1993-12-28 | 1994-12-27 | 연료탱크구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35109793A JP3377273B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 燃料タンク構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002226931A Division JP2003136979A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 燃料タンク構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186742A JPH07186742A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3377273B2 true JP3377273B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=18415031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35109793A Expired - Fee Related JP3377273B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 燃料タンク構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3377273B2 (ja) |
| KR (1) | KR0134698B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103557435A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-05 | 上海三一重机有限公司 | 一种lng储罐安装结构及工程机械 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3730420B2 (ja) * | 1998-11-11 | 2006-01-05 | 日立建機株式会社 | 旋回式建設機械 |
| JP3907148B2 (ja) * | 1999-04-06 | 2007-04-18 | 株式会社小松製作所 | 油圧式掘削機 |
| EP1489234B1 (en) | 2002-03-26 | 2012-02-29 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Small swing type shovel |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35109793A patent/JP3377273B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-27 KR KR1019940037426A patent/KR0134698B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103557435A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-05 | 上海三一重机有限公司 | 一种lng储罐安装结构及工程机械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07186742A (ja) | 1995-07-25 |
| KR0134698B1 (ko) | 1998-04-18 |
| KR950018967A (ko) | 1995-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |