JPS5947743B2 - 空気噴射式織機の糸端緊張装置 - Google Patents

空気噴射式織機の糸端緊張装置

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JPS5947743B2
JPS5947743B2 JP9560680A JP9560680A JPS5947743B2 JP S5947743 B2 JPS5947743 B2 JP S5947743B2 JP 9560680 A JP9560680 A JP 9560680A JP 9560680 A JP9560680 A JP 9560680A JP S5947743 B2 JPS5947743 B2 JP S5947743B2
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JP
Japan
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weft
air
nozzle
guide
weft insertion
Prior art date
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Expired
Application number
JP9560680A
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English (en)
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JPS5721534A (en
Inventor
孝雄 石藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPS5721534A publication Critical patent/JPS5721534A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気噴射式織機特に緯入れ方向に並設した案内
子の列の案内孔によって主ノズルの噴射空気を案内して
緯入れするようにした織機において緯入れされた緯糸の
端部を牽引して緯糸を緊張させる装置に関する。
従来のこの種装置としては例えば第1図に示すようなも
のがある。
第1図に示す装置は、緯入れされた緯糸51の端部を吸
引パイプ52内に吸引して緯糸を牽引し、緯糸を伸ばす
ようにした装置である。
53は糸端処理系で、連続して仮撚されて、緯糸51端
部を搦め取るものである。
この装置は経糸開口内に緯入れされた緯糸を伸ばすには
光分な効果がある。
しかし、吸引パイプのみで緯糸を伸長させるために緯糸
端部に所要の張力を与えるにはパイプ内にかなりの長さ
の緯糸を吸込んでいなければならずその分の緯糸は捨糸
となるので不経済であった。
さらに、筬の前進に伴ない緯糸は給糸側を把持されたま
ま織前に向うが吸引パイプは案内子と共に織布の下側に
向って斜め下方へ移動するため、一度パイプ内に吸込ま
れた緯糸端部の一部は引出され張力は筬打時に近づくに
つれて低下するので、その対策として引出される分の長
さを始めから見込んでパイプ内に貯留しておく必要があ
るのである。
また吸引パイプが前述のように筬と共に下降するため、
筬打時に近づくにつれて緯糸端部が経糸列外縁部と摺接
することから大きな抵抗力を受は吸引による緊張効果は
更に低下する。
本発明はこのような従来の問題点に鑑み、特に緯糸搬送
用気流を緯入れ方向に並設した案内子の列の案内孔によ
り案内して緯入れを行なう空気噴射式織機を対象として
なしたものであって、案内子列の反緯入れ側に、一対の
管状部材によって前記案内子の案内孔に相対する空間部
と、この空間部をこ連なるスリット部とを形成し、該管
状部材のスリット部に反緯入れ側へ指向するノズル口と
を備え緯糸端牽引手段を設け、緯入れにより空間部に挿
入された緯糸の端部を筬の前進に伴なってスリット部に
導き、筬打の過程でノズル口からの噴出気流により緯糸
の端部を牽引することにより緯糸を緊張させるようにし
た糸端緊張装置を提供するものである。
以下に本発明を第2図〜第5図に示す一実施例にしたが
って説明する。
図において、1は筬、2は緯入れ方向に並設された案内
子で、これらの案内子2は筬1と共に筬保持体3に取付
けられており、緯入れ時に経糸4の開口内に進入して、
それらの案内孔2aの列により緯入れノズル(図示せず
)からの噴射空気に乗って飛走する緯糸5を案内する。
6は織前、7は織布、8は糸端処理系である。
ここで、案内子2列の反緯入れ側で経糸4列の縁部と糸
端処理系8との間に本発明に係る緯糸端牽引手段9が設
けられる。
この手段9は、筬保持体3に筬1と共線めされるベース
10と、このベース10に立設された2本の管状部材で
構成したノズル体11,12とからなり、一方のノズル
体11が直状に設けられるのに対し、他方のノズル体1
2は中間部で円弧状に湾曲して前記一方のノズル体11
との間に案内子2の案内孔2aと相対し且つこれより案
内孔2aよりもやや太き目の空間部13を形成し、また
前記他方のノズル体12の先端部は前記一方のノズル体
11と所定の間隙をもって平行に延びてスリット部14
を形成している。
ベース10内には給気パイプ15より常時、または所定
のタイミングで圧力空気が供給される給気室16が形成
され、この給気室16からノズル体11.12の内部に
圧力空気が供給されるようになっている。
ノズル体lL12の先端部は閉塞されると共に頂部に丸
みを付した円錐状に形成されており、先端部の側面にノ
ズル口11a。
11bt12a、12bを開設しである。
これらのノズル口lla、11b、12a、12bはそ
れらの間のスリット部14を通る緯入れ方向線を指向す
るよう、かつ、筬が前述のように下降する過程で緯糸が
これらノズルの開設範囲を通過するような位置に設けら
れている。
次に作用を説明する。
緯糸は緯入れ用ノズル(主ノズルおよび主ノズルと補助
ノズルとの組合せ)からの噴出流によって搬送される。
緯入れ完了時には第2図の如く案内子2列の案内孔2a
内に挿入された緯糸5の端部がノズル体11.12間の
空間部13に挿入される。
以降、筬1の前進に伴なう案内子2及びノズル体11゜
12の斜め下方への移動により、緯糸5の端部は空間部
13からスリット部14を通って抜は出す。
この過程で緯糸5の端部がスリット部14におけるノズ
ル口lla>llb>12a、12bの付近にあるとき
の状態は第3図に図される如くとなる。
この状態においては緯糸5の端部はノズル口11a、l
lb、12a、12bからの噴出空気により牽引されて
緯糸は緊張し、したがって耳組織がしっかりと形成され
るようになる。
尚本実施例(こおいてはノズル体lL12は各別の管状
部材で構成したが、必ずしも別体である必要はなく、ベ
ース10に取付ける部分は一本で、途中から分岐させて
空間部、スリット部を形成させても良い。
またノズル口は第5図に示すように緯入れ方向線に向け
て指向させるのが好ましいが、反緯入れ側に指向すれば
、例えば緯入れ方向線と平行に指向させても、一部の空
気は拡散されて緯入れ方向線に向い緯糸端を牽引するこ
とができる。
以上説明したように本発明によれば、緯糸の端部を屈曲
させたりすることなく、また吸引と異なり圧力空気を吹
き付けるので緯糸の端部が短かい場合にも強力な緊張効
果を発揮させることができ、極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す図、第2図は本発明装置の一実
施例を示す緯入れ完了状態での斜視図、第3図は同上の
筬打直前の状態での斜視図、第4図は同上の要部側面縦
断面図、第5図は同上の要部平面横断面図である。 1・・・・・・筬、2・・・・・・案内子、2a・・・
・・・案内孔、4・・・・・・経糸、5・・・・・・緯
糸、9・・・・・・緯糸端案内緊張手段、11 、12
−・・・・−ノズル体、11a、11b。 12a、12b・・・・・ノズル口、13・・・・・・
空間部、14・・・・・・スリット部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主ノズルからの噴射空気を案内子列の案内孔により
    案内して緯入れを行なう空気噴射式織機において、案内
    子列の反緯入/T1側に、一対の管状部材をもって、前
    記案内孔に相対する空間部と、この空間部に連らなるス
    リット部とを形成すると共に、反緯入れ側に指向するノ
    ズル口を開設した緯糸端牽引手段を配設し、少くとも筬
    打の過程で前記ノズル口から空気を噴出させるようにし
    たことを特徴とする空気噴射式織機の糸端緊張装置。
JP9560680A 1980-07-15 1980-07-15 空気噴射式織機の糸端緊張装置 Expired JPS5947743B2 (ja)

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JPS5721534A JPS5721534A (en) 1982-02-04
JPS5947743B2 true JPS5947743B2 (ja) 1984-11-21

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ID=14142205

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130345A (ja) * 1983-01-10 1984-07-26 株式会社豊田自動織機製作所 流体噴射式織機における緯入れ方法
JPH0417585Y2 (ja) * 1986-09-05 1992-04-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5721534A (en) 1982-02-04

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