JPS5947680B2 - 溝付化粧板の製造方法 - Google Patents
溝付化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5947680B2 JPS5947680B2 JP14298676A JP14298676A JPS5947680B2 JP S5947680 B2 JPS5947680 B2 JP S5947680B2 JP 14298676 A JP14298676 A JP 14298676A JP 14298676 A JP14298676 A JP 14298676A JP S5947680 B2 JPS5947680 B2 JP S5947680B2
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- JP
- Japan
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- groove
- impregnated
- substrate
- roll
- paper
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- Expired
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- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溝付化粧板の製造方法に関するものである。
従来この種溝付化粧板の塗装をともなう製造方法として
、基板表面に化粧模様を印刷またはラミネートで施こし
た後溝切して溝内を塗装する方法と、まづ溝切した後、
溝内を塗装し、全表面を化粧し、つぎに溝内を塗装する
方法とがある。
、基板表面に化粧模様を印刷またはラミネートで施こし
た後溝切して溝内を塗装する方法と、まづ溝切した後、
溝内を塗装し、全表面を化粧し、つぎに溝内を塗装する
方法とがある。
しかしいづれの方法も溝内に塗装する塗料の量が変動す
ることにより、溝の周縁の平担部分まで該塗料が溢れて
しまう。
ることにより、溝の周縁の平担部分まで該塗料が溢れて
しまう。
このためi内の塗料の着色部分の輪必へがはつきりしな
くなる欠点がある。
くなる欠点がある。
さらに特公昭39−13499号のように基板表面に熱
可塑性合成樹脂を含浸した化粧紙を溝内外に熱圧する方
法も公知に属する。
可塑性合成樹脂を含浸した化粧紙を溝内外に熱圧する方
法も公知に属する。
しかしこの方法では含浸紙が溝内に熱圧溶着するとき、
含浸紙が溝内において切断され、溝底部に溝内の地色が
露見し、溝内の色が分断される欠点がある。
含浸紙が溝内において切断され、溝底部に溝内の地色が
露見し、溝内の色が分断される欠点がある。
本発明はこのような従来技術の課題を解決することを目
的とするものである。
的とするものである。
すなわち本発明は以下述べるように溝2内を塗装した基
板1上に熱硬化性合成樹脂を含浸した化粧紙4を熱圧し
た後、構2部分の含浸化粧紙4を粉細除去するものであ
る。
板1上に熱硬化性合成樹脂を含浸した化粧紙4を熱圧し
た後、構2部分の含浸化粧紙4を粉細除去するものであ
る。
このような構成をとることにより、溝内の着色模様を溝
2の輪フッ線に沿って明確に表現した化粧板を提供しよ
うとするものである。
2の輪フッ線に沿って明確に表現した化粧板を提供しよ
うとするものである。
以下図面に記載された本発明の実施例について説明する
。
。
■ 基板1としては合板、ハードボード、パーティクル
ボード、石綿セメント板、金属板など一般建材用基板に
使用可能なものを用いる。
ボード、石綿セメント板、金属板など一般建材用基板に
使用可能なものを用いる。
■ ・つぎに基板1上に溝2を刻設する。
溝2の形状は第1図のように直線状溝1はもちろん、第
2図のように曲線状溝でもよい。
2図のように曲線状溝でもよい。
また溝2の断面は第3図、第4図、第5図のようにV型
、U型、角型などがあるが、その上級部aに角があるこ
とが必要である。
、U型、角型などがあるが、その上級部aに角があるこ
とが必要である。
溝2の加工にはテノーナー、カッターなどを用いて切削
加工するか、あるいはエンボスプレート、エンボスロー
ルを用いて基板1と一体成型したものでもよい。
加工するか、あるいはエンボスプレート、エンボスロー
ルを用いて基板1と一体成型したものでもよい。
■ 溝2が加工されたら溝 内を塗装する。
溝2内の塗装方法は直線状の■溝、U溝、角溝の場合は
リンゴコーターを、また第2図のようにゆるやかな曲線
状の溝2の場合はヌプレーを用いる。
リンゴコーターを、また第2図のようにゆるやかな曲線
状の溝2の場合はヌプレーを用いる。
またさらに複雑な溝形状のものではロールコータ−とリ
バースコーターとを併用する。
バースコーターとを併用する。
いづれの場合でも溝内の塗料は溝以外の部分に耐着して
も差支えない(後述する含浸化粧紙4で覆われるから)
。
も差支えない(後述する含浸化粧紙4で覆われるから)
。
つぎに溝内の塗料を乾燥するがこの乾燥のため必要によ
り熱風、赤外線乾燥する。
り熱風、赤外線乾燥する。
さらに必要により溝2以外の部分に附着した塗料をサン
ティングして除去してもよい。
ティングして除去してもよい。
このようにすると、後述する含浸化粧紙4を熱圧すると
き凹凸がなくなり表面が平担となってよい。
き凹凸がなくなり表面が平担となってよい。
■ ゛りぎに含浸化粧紙4を熱圧溶着する。
含浸化粧紙4は加熱前は柔軟性を有し、積層時切断しな
い程度の強度を必要とし、加熱後含浸され貧)る熱硬化
性合成樹脂が重合硬化するもので、ある。
い程度の強度を必要とし、加熱後含浸され貧)る熱硬化
性合成樹脂が重合硬化するもので、ある。
熱硬化性合成樹脂はメラミン樹脂、フェノール樹脂、ポ
リエステル樹脂、D、A、P(ジ、アリル、フタレート
)樹脂などを用いる。
リエステル樹脂、D、A、P(ジ、アリル、フタレート
)樹脂などを用いる。
含浸紙4をオーバーレーするには基板1土に含浸紙4を
載置した後、ホットプレスで基板1全面に熱圧すれば含
浸された熱硬化性合成樹脂が基板に接着し、含浸紙4は
硬化す゛る。
載置した後、ホットプレスで基板1全面に熱圧すれば含
浸された熱硬化性合成樹脂が基板に接着し、含浸紙4は
硬化す゛る。
このようにして含浸紙4と溝2の間には溝部空間が生ず
る。
る。
(第4図)
■ ゛りぎに溝2に沿ってブラシロール、ワイヤロール
、バフロールなどの接圧物5で圧力を含浸紙4に加え、
含浸紙4のブリッジ状部分を粉細除去する。
、バフロールなどの接圧物5で圧力を含浸紙4に加え、
含浸紙4のブリッジ状部分を粉細除去する。
(第5図)含浸紙4は圧力を受けて容易に細かく割れて
粉細4aされる。
粉細4aされる。
接圧物5としてはブラシロール、リブ付ロールリングロ
ール、フラジロール ワイヤロール、バフロールを用い
、必要により粉細された含浸紙を吸引1除去する装置を
附設する。
ール、フラジロール ワイヤロール、バフロールを用い
、必要により粉細された含浸紙を吸引1除去する装置を
附設する。
第8図○、@はブラシロールまたはワイヤロール5aな
どで溝部2の含浸紙4を除去する場合の正面図および側
面図である。
どで溝部2の含浸紙4を除去する場合の正面図および側
面図である。
第9図■、@、Oはバフロール5bを用いた場合の正面
図、側面図および斜視図である。
図、側面図および斜視図である。
このようにして溝2内の塗装時溝2以外の平担面に溢れ
だした溝内の塗料は含浸紙4に覆われているため、溝2
内の着色と平担面の着色とけはつきシした輪ふく線で区
別できる。
だした溝内の塗料は含浸紙4に覆われているため、溝2
内の着色と平担面の着色とけはつきシした輪ふく線で区
別できる。
殊に溝2の周縁は角aのある形状であるため、含浸紙4
の粉細される部分と粉砕されない部分との境界線がはっ
きり表われる。
の粉細される部分と粉砕されない部分との境界線がはっ
きり表われる。
本発明方法は以上のような構成を有するので、その作用
効果を要約すれば次の通りである。
効果を要約すれば次の通りである。
■ 溝内面のみが着色された化粧板が得られる。
したがって意匠性が高い。
すなわち熱硬化性合成樹脂を含浸した化粧紙を用いるの
で、該含浸化粧紙が溝2部分で角ak境と して粉細さ
れた後、溝2外の平担部分に附着した溝内塗膜を前記角
aを境として被覆するので溝2の輪易・ソが明確に表わ
れる。
で、該含浸化粧紙が溝2部分で角ak境と して粉細さ
れた後、溝2外の平担部分に附着した溝内塗膜を前記角
aを境として被覆するので溝2の輪易・ソが明確に表わ
れる。
■ 工程的にみても従来方法と特に変らないので、経済
性の大きい方法である。
性の大きい方法である。
第1図、第2図は本発明方法により塗装される溝の平面
図、第3図、第4図、第5図は同じく溝の断面図、第6
図は含浸紙をオーバーレーしたときの化粧板の断面図、
第7図は含浸紙の粉細されたときの断面図、第8図■、
■ハ接圧物としてブラシロール、ワイヤロールを用いた
ときの正面図、側面図、第9図■、■、の(−i同じく
バフロールを用いたときの正面図、側面図および斜視図
である。 1:基板、2:溝、3:溝の内面塗膜、4:含浸化粧紙
、4a:粉細、5:接圧物、5a、5b:フラジロール
、ワイヤロール、バフロール、a:角部。
図、第3図、第4図、第5図は同じく溝の断面図、第6
図は含浸紙をオーバーレーしたときの化粧板の断面図、
第7図は含浸紙の粉細されたときの断面図、第8図■、
■ハ接圧物としてブラシロール、ワイヤロールを用いた
ときの正面図、側面図、第9図■、■、の(−i同じく
バフロールを用いたときの正面図、側面図および斜視図
である。 1:基板、2:溝、3:溝の内面塗膜、4:含浸化粧紙
、4a:粉細、5:接圧物、5a、5b:フラジロール
、ワイヤロール、バフロール、a:角部。
Claims (1)
- 1 基板1にその周縁に角aのある溝2を形成し、該溝
2内に内面塗装を行った後、該内面塗装面を乾燥して溝
内塗膜3を形成し1、つぎに基板1表面に熱硬化性合成
樹脂を含浸せしめた含浸化粧紙4を載置して基板1全表
面に熱圧着し、最後に溝2ニ沿ってブラシロール、ワイ
ヤーロール、バフロールなどの接圧物5で含浸化粧紙4
上に圧力を加え、溝2部分の含浸化粧紙4を粉細除去す
ることを特徴とする溝付化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14298676A JPS5947680B2 (ja) | 1976-11-30 | 1976-11-30 | 溝付化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14298676A JPS5947680B2 (ja) | 1976-11-30 | 1976-11-30 | 溝付化粧板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5369801A JPS5369801A (en) | 1978-06-21 |
JPS5947680B2 true JPS5947680B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=15328263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14298676A Expired JPS5947680B2 (ja) | 1976-11-30 | 1976-11-30 | 溝付化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947680B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200026277A (ko) | 2017-07-03 | 2020-03-10 | 이엔 오츠카 세이야쿠가부시키가이샤 | 가공 식품의 제조 방법 |
-
1976
- 1976-11-30 JP JP14298676A patent/JPS5947680B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200026277A (ko) | 2017-07-03 | 2020-03-10 | 이엔 오츠카 세이야쿠가부시키가이샤 | 가공 식품의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5369801A (en) | 1978-06-21 |
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