JPS6259665B2 - - Google Patents

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JPS6259665B2
JPS6259665B2 JP54142974A JP14297479A JPS6259665B2 JP S6259665 B2 JPS6259665 B2 JP S6259665B2 JP 54142974 A JP54142974 A JP 54142974A JP 14297479 A JP14297479 A JP 14297479A JP S6259665 B2 JPS6259665 B2 JP S6259665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
decorative sheet
decorative
cut
end surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54142974A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5667247A (en
Inventor
Akira Yamashita
Hiroshi Yamagami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority to JP14297479A priority Critical patent/JPS5667247A/ja
Publication of JPS5667247A publication Critical patent/JPS5667247A/ja
Publication of JPS6259665B2 publication Critical patent/JPS6259665B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は基板表面から側端面まで連続して化粧
シートにより被覆し得る化粧板の端面化粧方法に
関するものである。
従来から、化粧板の端面に化粧を施すには、該
端面に帯状の化粧シートを貼着する方法が広く採
用されているが、正確に貼着するには作業に手間
取るばかりでなく、表面の化粧柄と該シートの柄
とが不連続となつて外観を損ない、その上、化粧
シートが化粧板の角部から剥離してくる虞れがあ
つた。又、端面の下地処理や不完全な場合には化
粧シート表面に下地の凹凸が現出して不体裁とな
る欠点があつた。
これをなくするために、第4図及び第5図に示
すように、基板aの表面に化粧シートbを貼着し
たのち、該基板aの側端部裏面に化粧シートbの
裏面に達する深さのV字形溝Cを刻設し、該V字
形溝Cの両側面を互いに密着させることにより表
面から側端面に亘つて化粧シートbを連続して貼
着した化粧板を得る方法が開発されているが、基
板aの側端面が化粧板の裏面側において露出し、
化粧板の裏面に設けた化粧層dと合うように該部
分に化粧を施す必要があつた。
又、他の端面化粧方法として特開昭54−116072
号公報記載のものがあるが、この方法は、表面に
化粧シートを貼つた合板の側端縁を矩形に切り欠
き、この切り欠部にW型条溝を形成してコ字型に
折曲げ、表面から側面を経て裏面まで化粧シート
で連続して被覆するものであるが、化粧板の裏面
周辺部にまで化粧シートが被覆されるので、表裏
面を化粧面とする化粧板(例えばテーブルの天
板、棚板等)を製造する際には、裏面側化粧面に
シートの継目が現れて化粧性を損なうものであ
り、又、裏面と表面との化粧シートの色、柄を違
える時には、裏面の継ぎ目で化粧が変わつて外観
を著しく損なうものであり、これらの用途には不
適であるという問題点があつた。
本発明はこのような欠点をなくするために、板
状基材の表裏面に化粧シートを貼着したのち、基
材の側端部を該基材の厚さ寸法と略同一寸法又は
やや大なる寸法で表面側化粧シートの裏面に基材
薄層が残留するように切削除去し、ついで前記基
材薄層の裏面に基材の切削端面に沿つて化粧シー
トの裏面に達する深さの切込み溝を設け、しかる
後前記基材薄層を有する化粧シートの端部を前記
切込み溝を介して折曲げて基材の切削端面に接着
剤を介して貼着一体化して基材裏面の化粧シート
の端面と表面側化粧シート端部とを一致させるこ
とを特徴とする化粧板の端面化粧方法を提供する
ものである。
本発明方法を実施例を示す図面について説明す
ると、合板、パーテイクルボード、ハードボード
中比重繊維板等の板状基材1の表面に厚さ0.1〜
0.2mmの化粧シート2をロールプレス等の適宜な
手段によつて接着剤を介して貼着すると共に裏面
に上記表面側化粧シートと同一又は異なつた色や
柄の化粧シートよりなる適宜の化粧層3を設け
る。
板状基材表面に貼着する化粧シート2としては
メラミン、ポリエステル、DAPその他の熱硬化
性樹脂含浸紙或いは塩化ビニールやアクリル、合
成紙等の熱可塑性樹脂シート、さらにはウレタン
アミノアルキツド等のプリコート紙が使用され
る。
次に、化粧シート2の端部裏面に0.3〜0.4mm厚
の基材薄層4が残るように基材1の側端面をその
端面から基材1の厚さ寸法と略同一寸法だけ切削
除去して該切削側端面5から裏面に基材薄層4を
有する化粧シート端部2aを水平方向に突出させ
た状態に形成する(第2図)。
このようにして、所定の突出長さを有する基材
薄層付き化粧シート端部2aを形成したのち、基
材1の切削側端面5から折り曲げ部の厚さ(化粧
シート2と基材薄層4との厚さの和)に等しい間
隔を存した基材薄層4の裏面に、化粧シート2の
裏面に達する深さの切込み溝6を切削側端面5に
沿つて設ける。
この切込み溝6を設けると、その切口が殆んど
基材1の切削側端面5の上端に接するので、該切
削側端面5、即ち基材1の切削前における側端面
から基材の厚さ寸法と略同一寸法だけ離れた位置
に切込み溝6が形成されることになる。
次いで、基材1の切削側端面5と化粧シート端
部2aの基材薄層4の下面との両方又はいずれか
一方にゴム系接着剤等の適宜の接着剤7を塗布し
たのち、化粧シート端部2aを切込み溝6の部分
から下方に直角に折り曲げながらゴムロールを用
いて基材1の切削側端面5に化粧シート端部2a
の基材薄層4を押圧、接着させて化粧シート端部
2aの先端が裏面側化粧層3の端部と一致するよ
うにして接着する。
尚、この時表面側化粧シート2の端部が長すぎ
る時には接着後に切除して端部を基材裏面の化粧
層端面と一致させる。るものである。(第3図)。
次に本発明の具体的な実施例を示す。
実施例 15mm厚のパーテイクルボードの上面に厚さ0.1
mmのDAP樹脂含浸化粧紙を載置したのち135℃、
10Kg/cm2の条件でホツトプレスにより10分間熱圧
成形してDAP化粧板を作製する。
次にパーテイクルボードの側端部をその端面か
ら該パーテイクルボードの厚さ寸法と略等しい寸
法部分を切削除去して化粧紙の端部表面に0.4mm
厚のパーテイクルボード薄層を設けた化粧シート
端部を設け、さらにパーテイクルボードの切削端
面から0.5mmを存した化粧シート端部のボード薄
層部分を切削端面に沿つてけびき線を入れること
により化粧シートの裏面に達する切込み溝を設
け、次いでパーテイクルボードの切削端面及び化
粧シート端部のボード薄層下面に接着剤を塗布し
たのち切込み溝を介して化粧シート端部を下方に
折曲げてパーテイクルボードの切削端面に接着し
しかるのち裏面端部に糸面取りを行つた。
こうして得られた化粧板は化粧シート端部によ
り外観の優れた木口面を形成し、表面と該木口面
との柄模様が連続しており、木口面の化粧シート
表面が平滑でしかも裏面化粧層3の端部と化粧シ
ート端部が一致しており、きわめて美麗な仕上り
外観を有するものであつた。
以上のように本発明は、板状基材に表裏面に化
粧シートを貼着したのち、基材の側端部を該基材
の厚さ寸法と略同一寸法又はやや大なる寸法で表
面側化粧シートの裏面に基材薄層が残留するよう
に切削除去し、ついで前記基材薄層の裏面に基材
の切削端面に沿つて化粧シートの裏面に達する深
さの切込み溝を設け、然る後前記基材薄層を有す
る化粧シートの端部を前記切込み溝を介して折曲
げて基材の切削端面に接着剤を介して貼着一体化
して基材裏面の化粧シートの端面と表面側化粧シ
ート端部とを一致させることを特徴とする化粧板
の端面化粧方法に係るものであるから、板状基材
の側端部において化粧シートの端部裏面に基材薄
層が残存するように切削除去するので、表面の化
粧シートを損傷する虞れがないと共にその切削寸
法は基材の端面から基材の厚さ寸法と略々同一で
あるので、基材薄層を有する化粧シート端部を基
材の切削端面に折曲げ接着した際に、基材の切削
端面を全面に亘つて化粧シートで被覆することが
でき、表面から側端面に亘つて柄模様が連続した
外観の美麗な化粧板を得ることができる。
又、本発明は、基材の切削端面に沿つて化粧シ
ート端部の基材薄層に、化粧シートの裏面に達す
る切込み溝を設けるので、該切込み溝を介して化
粧シート端部を正確に下方へ折り曲げることがで
きるばかりでなく、折り曲げた角部には基材薄層
が存在しないので、角部に膨らみ等の盛上りが生
じることなくきれいに仕上がると共に化粧シート
端部の巾を基材の厚さと略々等しく形成すること
によつて、基材の切削端面に折り曲げ接着すると
該化粧シート端部の端面が基材薄層を介して基材
の裏面と略々同一平面上に連らなり、板状基材の
表裏面に化粧シートを貼着したのち、基材の側端
部を該基材の厚さ寸法と略同一寸法又はやや大な
る寸法で表面側化粧シートの裏面に基材薄層が残
留するように切削除去するのであるから、基材薄
層を有する化粧シート端部が極めて薄いものとな
りその結果化粧シート端部を折り曲げて基材の切
削端面に接着すると基材裏面の化粧層と表面側の
化粧シートの端部とが基材の隅部で一致して化粧
シートの継目を自然に仕上げることができ、裏面
が見える棚板等の化粧材として用いても裏面側化
粧層と端面の化粧層の継目が自然で美観を損なう
ことがないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明方法の実施例を工程
順に示す断面図、第4図及び第5図は従来の端面
加工を説明するための断面図である。 1……基材、2……化粧シート、3……化粧
層、4……基材薄層、5……切削側端面、6……
切込み溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板状基材の表裏面に化粧シートを貼着したの
    ち、基材の側端部を該基材の厚さ寸法と略同一寸
    法又はやや大なる寸法で表面側化粧シートの裏面
    に基材薄層が残留するように切削除去し、ついで
    前記基材薄層の裏面に基材の切削端面に沿つて化
    粧シートの裏面に達する深さの切込み溝を設け、
    しかる後前記基材薄層を有する化粧シートの端部
    を前記切込み溝を介して折曲げて基材の切削端面
    に接着剤を介して貼着一体化して基材裏面の化粧
    シートの端面と表面側化粧シート端部とを一致さ
    せることを特徴とする化粧板の端面化粧方法。
JP14297479A 1979-11-05 1979-11-05 Method of dressing end surface of smoothly planed board Granted JPS5667247A (en)

Priority Applications (1)

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JP14297479A JPS5667247A (en) 1979-11-05 1979-11-05 Method of dressing end surface of smoothly planed board

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Publication Number Publication Date
JPS5667247A JPS5667247A (en) 1981-06-06
JPS6259665B2 true JPS6259665B2 (ja) 1987-12-11

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ID=15327978

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256138A (ja) * 1985-09-05 1987-03-11 凸版印刷株式会社 Vカツト加工製品の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54116072A (en) * 1978-02-28 1979-09-10 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of wood-edged decorative plywood

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JPS54116072A (en) * 1978-02-28 1979-09-10 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of wood-edged decorative plywood

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