JPS5947415A - 艶消し糸 - Google Patents
艶消し糸Info
- Publication number
- JPS5947415A JPS5947415A JP15870982A JP15870982A JPS5947415A JP S5947415 A JPS5947415 A JP S5947415A JP 15870982 A JP15870982 A JP 15870982A JP 15870982 A JP15870982 A JP 15870982A JP S5947415 A JPS5947415 A JP S5947415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- synthetic resin
- vinylidene chloride
- diameter
- hair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化ビニリデン系合成樹脂製艶消し糸に関す
る。
る。
近年、人形用頭髪については高級指向化が進み、その色
調、艶等については人髪に近いものが要求されている。
調、艶等については人髪に近いものが要求されている。
また、洋かつらの一部では自然の頭髪との見分けを少な
くするため人髪等が使用されているものの、その人手が
困難であり、そのため非常に高価なものとなっているこ
とから人髪に近い人工髪毛が要求されている。
くするため人髪等が使用されているものの、その人手が
困難であり、そのため非常に高価なものとなっているこ
とから人髪に近い人工髪毛が要求されている。
一方、従来の人形用頭髪においても比較的人髪に近いも
のが選択され使用されてはいるが、いまだ艶がありすぎ
て、高価な人形の場合そのイメージから遠く、人形それ
自体に安っぽい印象を与えている。そのため、人形用頭
髪のｆＷｊ消しの目的のため、艶消し剤として酸化ケイ
素等を用いることも行なわれているが、頭髪罠用いられ
る直径５０ないし１５０μｍのモノフィラメントを紡糸
する際には吸水性がありすぎたり、曳糸性が害されるな
どしで、得られたモノフィラメントの安定性は著しく悪
いものであった。
のが選択され使用されてはいるが、いまだ艶がありすぎ
て、高価な人形の場合そのイメージから遠く、人形それ
自体に安っぽい印象を与えている。そのため、人形用頭
髪のｆＷｊ消しの目的のため、艶消し剤として酸化ケイ
素等を用いることも行なわれているが、頭髪罠用いられ
る直径５０ないし１５０μｍのモノフィラメントを紡糸
する際には吸水性がありすぎたり、曳糸性が害されるな
どしで、得られたモノフィラメントの安定性は著しく悪
いものであった。
本発明者は、従来の安っぽいＣ′色を排除した、安定性
の良い９ｉＩｉ消し糸を得るべく鋭意研究した結果、塩
化ビニＩＪデン系合成樹脂を人形頭髪用モノフィラメン
トにするに際し、従来の酸化ケイ素糸虚消し剤に代え、
バール顔料を含有させれば非常に良好な艶消し効果が発
現され、併せて吸水性、曳糸性等の点で安定性が害され
ることなく、人髪罠近い人工頭髪を与えることを新規に
見出したのである。したがって、本発明は従来の安っぽ
い艶を排除した、艶消し糸特に人形用頭髪に適した艶消
し糸を提供することにある。
の良い９ｉＩｉ消し糸を得るべく鋭意研究した結果、塩
化ビニＩＪデン系合成樹脂を人形頭髪用モノフィラメン
トにするに際し、従来の酸化ケイ素糸虚消し剤に代え、
バール顔料を含有させれば非常に良好な艶消し効果が発
現され、併せて吸水性、曳糸性等の点で安定性が害され
ることなく、人髪罠近い人工頭髪を与えることを新規に
見出したのである。したがって、本発明は従来の安っぽ
い艶を排除した、艶消し糸特に人形用頭髪に適した艶消
し糸を提供することにある。
本発明の扼消し糸を得るには、塩化ビニリデン系合成樹
脂に着色剤として所望の顔料を添加せしめるほか、その
艶消しを行なうためバール顔料を含有させ、直径５０な
いし１５０μｍ程度のモノフィラメントとすることによ
り製造される。
脂に着色剤として所望の顔料を添加せしめるほか、その
艶消しを行なうためバール顔料を含有させ、直径５０な
いし１５０μｍ程度のモノフィラメントとすることによ
り製造される。
使用される塩化ビニリデン系合成樹脂としては、塩化ビ
ニリゾ／と塩化ビニルの共重合体が挙げられ、特にその
共重合の重量比は、塩化ビニリゾ／：塩化ビニルが９０
〜７０：１０〜６０のものが良い。この塩化ビニリデン
系合成樹脂に含有させるパール顔料としては、メルク社
のメルク４６８４、大日精化（株）のＰＯ４０２等が挙
げられるが、特に雲母（マイカ）を酸化チタンでコーチ
ングしたものが良い。その添加量は、艶消し効果を発現
し得る程度の量であれば良く、例えば樹脂１００重景重
量対しα１ないし２．０重量％、好ましくは０．２ない
し１．０重量％である。
ニリゾ／と塩化ビニルの共重合体が挙げられ、特にその
共重合の重量比は、塩化ビニリゾ／：塩化ビニルが９０
〜７０：１０〜６０のものが良い。この塩化ビニリデン
系合成樹脂に含有させるパール顔料としては、メルク社
のメルク４６８４、大日精化（株）のＰＯ４０２等が挙
げられるが、特に雲母（マイカ）を酸化チタンでコーチ
ングしたものが良い。その添加量は、艶消し効果を発現
し得る程度の量であれば良く、例えば樹脂１００重景重
量対しα１ないし２．０重量％、好ましくは０．２ない
し１．０重量％である。
更に、本発明の艶消し糸を得るに際し、得られるモノフ
ィラメントの可塑性および安定性を確保するためにアジ
ピン酸系可塑剤を樹脂１００重Ｍ％に対し１ないし１０
屯量％、エポキシ系およびべ／シトリアゾール系安定剤
の両者を１ないし１０重量％添加させることが良い。
ィラメントの可塑性および安定性を確保するためにアジ
ピン酸系可塑剤を樹脂１００重Ｍ％に対し１ないし１０
屯量％、エポキシ系およびべ／シトリアゾール系安定剤
の両者を１ないし１０重量％添加させることが良い。
モノフィラメントの紡糸は、一般に慣用されている方法
を用い、例えば所望のコンパウンドをノズルにより押出
し、次いでクエンチバスで急冷した後、速度差のあるゴ
デッ）ｏ−ラによりフィラメントを６ないし５倍程度に
延伸し、所望の直径を有する糸とすることにより行なわ
れる。
を用い、例えば所望のコンパウンドをノズルにより押出
し、次いでクエンチバスで急冷した後、速度差のあるゴ
デッ）ｏ−ラによりフィラメントを６ないし５倍程度に
延伸し、所望の直径を有する糸とすることにより行なわ
れる。
以上のようにして得られる本発明の艶消し糸は、パール
顔料のマイカが、糸が延伸されることによりマイカ近傍
の樹脂が均一に引伸ばされずに亀裂的空隙を生じ、表面
が粗になりそのため表面の光の乱反射により艶消し効果
が得られることになる。しかも、従来の酸化ケイ素糸０
９消し剤における場合の様な吸湿性が認められず、曳糸
性も良好で、若干のバール的色調をも保持することがで
き、安りほい１ｆｐｌてなく、人ノ１≧頭髪として高級
なイメージ確保が行なわれ、特にこれらの現象はマイカ
メン） ｉＭ径か５０ないし１５０７ｉ＋ｎ Ｖ）場合
に顕＠にあられれることが判明した。
顔料のマイカが、糸が延伸されることによりマイカ近傍
の樹脂が均一に引伸ばされずに亀裂的空隙を生じ、表面
が粗になりそのため表面の光の乱反射により艶消し効果
が得られることになる。しかも、従来の酸化ケイ素糸０
９消し剤における場合の様な吸湿性が認められず、曳糸
性も良好で、若干のバール的色調をも保持することがで
き、安りほい１ｆｐｌてなく、人ノ１≧頭髪として高級
なイメージ確保が行なわれ、特にこれらの現象はマイカ
メン） ｉＭ径か５０ないし１５０７ｉ＋ｎ Ｖ）場合
に顕＠にあられれることが判明した。
したがって、本発明の艶消し糸は単（Ｃ人形用頭髪どし
て適当であるはかりでなく、洋かつら用としでも利用し
得るＱＪ能性もある。
て適当であるはかりでなく、洋かつら用としでも利用し
得るＱＪ能性もある。
以下に、本発明の艶消し糸を実施例にて説明する。
実施例１〜２
塩化ビニリデン（以下、Ｖ １）と記す。）と塩化ビニ
ル（以上、〜′Ｃと記す。）との」（重合体（Ｖｉｙｖ
ｃ（１）ｍｔｔ比： ９０〜７０／１０〜３０） Ｉ
００重量％に幻し、 アジビ／酸系１−ＩＴ塑剤 ３重量
％バール顔料 ０．７に炭％のコンパウ
ンドを用い、ノズルにより押出した。
ル（以上、〜′Ｃと記す。）との」（重合体（Ｖｉｙｖ
ｃ（１）ｍｔｔ比： ９０〜７０／１０〜３０） Ｉ
００重量％に幻し、 アジビ／酸系１−ＩＴ塑剤 ３重量
％バール顔料 ０．７に炭％のコンパウ
ンドを用い、ノズルにより押出した。
ノズルより押出したのち、１０℃程度のクエ／チバス−
Ｃ急冷し、速度差のあるゴデツトローラを用い３〜５倍
に延伸し、直径すＱμ＋ｔ】程度の糸とした。＠１表に
示すそれぞれの量を使用し、表中に示した色調の糸を得
た。
Ｃ急冷し、速度差のあるゴデツトローラを用い３〜５倍
に延伸し、直径すＱμ＋ｔ】程度の糸とした。＠１表に
示すそれぞれの量を使用し、表中に示した色調の糸を得
た。
これらの艷消し糸は、従来の艶消し剤として酸化ケイ素
等が吸湿性のため、紡糸段階で吸水してしまう欠点を取
り除いた点で特に優れたものである。
等が吸湿性のため、紡糸段階で吸水してしまう欠点を取
り除いた点で特に優れたものである。
次に従来品との安定性を比較した。
安定性実験
実施例１および２の糸と従来品（酸化ケイ緊含有）のそ
れぞれ回−・直径を４１する丞を用い、ショツパーによ
る強度試験を行なった。
れぞれ回−・直径を４１する丞を用い、ショツパーによ
る強度試験を行なった。
ぞの結ｉ怪、実施例１および２の糸は強伸度において従
来品と差が認められないことが判明した。
来品と差が認められないことが判明した。
Claims (1)
- バール顔料を塩化ビニリデン糸合成樹脂１００重量％に
対し０．１ないし２．０重量％含有させ、直径５０ない
し１５０７ｏｎ とした艶消し糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57158709A JPS6059326B2 (ja) | 1982-09-11 | 1982-09-11 | 艶消し糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57158709A JPS6059326B2 (ja) | 1982-09-11 | 1982-09-11 | 艶消し糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5947415A true JPS5947415A (ja) | 1984-03-17 |
| JPS6059326B2 JPS6059326B2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=15677634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57158709A Expired JPS6059326B2 (ja) | 1982-09-11 | 1982-09-11 | 艶消し糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059326B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113814A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 塩化ビニリデン系樹脂延伸糸 |
| JPS63262174A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-28 | 鐘淵化学工業株式会社 | 人形頭髪に用いる合成繊維 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491840A (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-09 | ||
| JPS5196529A (ja) * | 1975-02-21 | 1976-08-24 | Paaruyokotakuseni | |
| JPS57133212A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-17 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Rattan-like filament and device for making the same |
-
1982
- 1982-09-11 JP JP57158709A patent/JPS6059326B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491840A (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-09 | ||
| JPS5196529A (ja) * | 1975-02-21 | 1976-08-24 | Paaruyokotakuseni | |
| JPS57133212A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-17 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Rattan-like filament and device for making the same |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113814A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-05-31 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 塩化ビニリデン系樹脂延伸糸 |
| JPH0366402B2 (ja) * | 1984-11-09 | 1991-10-17 | Asahi Chemical Ind | |
| JPS63262174A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-28 | 鐘淵化学工業株式会社 | 人形頭髪に用いる合成繊維 |
| JPH0614994B2 (ja) * | 1987-04-20 | 1994-03-02 | 鐘淵化学工業株式会社 | 人形頭髪に用いる合成繊維 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6059326B2 (ja) | 1985-12-24 |
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