JPS594640A - 炭素繊維強化ポリオレフイン系樹脂組成物 - Google Patents
炭素繊維強化ポリオレフイン系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS594640A JPS594640A JP57112428A JP11242882A JPS594640A JP S594640 A JPS594640 A JP S594640A JP 57112428 A JP57112428 A JP 57112428A JP 11242882 A JP11242882 A JP 11242882A JP S594640 A JPS594640 A JP S594640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin
- resin composition
- peroxide
- carbon fiber
- bis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/01—Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
- C08K3/013—Fillers, pigments or reinforcing additives
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は優れた機械的性質及び電気的性質を有し、低比
重で撥水性に優れ、しかも成形加工性に優れた無機フィ
ラーとくに炭素繊維強化ポリオレフィン系樹脂組成物に
関するものである。
重で撥水性に優れ、しかも成形加工性に優れた無機フィ
ラーとくに炭素繊維強化ポリオレフィン系樹脂組成物に
関するものである。
熱可塑性複合材料の工業用途への利用は最近めざましい
ものがあり、材料も種々の特徴を生がして数多(用いら
れている。中でもポリエチレン、ポリプロピレンなどに
代表されるポリオレフィン系樹脂は、低比重で成形加工
性及び耐薬品性に優れ、しかも安価であるため、各分野
で多量に使用されている。しかし、機械的性質。
ものがあり、材料も種々の特徴を生がして数多(用いら
れている。中でもポリエチレン、ポリプロピレンなどに
代表されるポリオレフィン系樹脂は、低比重で成形加工
性及び耐薬品性に優れ、しかも安価であるため、各分野
で多量に使用されている。しかし、機械的性質。
耐熱性などが要求される工業材料の用途においては、物
性が十分でなく、各種の強化剤や充填剤を配合すること
が試みられたが、これらの無極性樹脂であるポリオレフ
ィン系樹脂は、これらの各棟の強化剤や充填剤との調和
性に乏しく補強効果が低いものしか得られなかった。そ
こでこの対策として、ポリオレフィンに極性基を導入し
、強化剤又は充填剤との調和性を改善したものが、近年
多々報告されており、補強効果の高いものも得られるよ
うになった。中でも炭素繊維強化変性ポリオレフィンは
機械的性質、電気的性質にすぐれ、低比重、高剛性、導
電性を生かした材料として各種の用途に用いられるよう
になってきたが、薄肉成形品又は大型成形品を得ようと
した場合、炭素繊維が配合されていることにより、薄肉
部分の肉厚及び面槓又、大型成形品では大きさ、形状に
よっては成形困難であることが多い。
性が十分でなく、各種の強化剤や充填剤を配合すること
が試みられたが、これらの無極性樹脂であるポリオレフ
ィン系樹脂は、これらの各棟の強化剤や充填剤との調和
性に乏しく補強効果が低いものしか得られなかった。そ
こでこの対策として、ポリオレフィンに極性基を導入し
、強化剤又は充填剤との調和性を改善したものが、近年
多々報告されており、補強効果の高いものも得られるよ
うになった。中でも炭素繊維強化変性ポリオレフィンは
機械的性質、電気的性質にすぐれ、低比重、高剛性、導
電性を生かした材料として各種の用途に用いられるよう
になってきたが、薄肉成形品又は大型成形品を得ようと
した場合、炭素繊維が配合されていることにより、薄肉
部分の肉厚及び面槓又、大型成形品では大きさ、形状に
よっては成形困難であることが多い。
本発明者らは炭素繊維強化変性ポリオレフィン樹脂の利
用展開をはかるために、上記の成形加工性を改良するこ
とに関して鋭意検討した結果、ポリオレフィンを変性す
る際に、反応開始剤として、ケタール類又はジアルキル
類に属するもので、しかも半減期10時間を得るための
分解温度が80℃以上の過゛酸化物を用い、ポリオレフ
ィンに不飽和カルボン酸を反応せしめることにより成形
加工性に優れた材料となることを見出し、本発明を完成
した。
用展開をはかるために、上記の成形加工性を改良するこ
とに関して鋭意検討した結果、ポリオレフィンを変性す
る際に、反応開始剤として、ケタール類又はジアルキル
類に属するもので、しかも半減期10時間を得るための
分解温度が80℃以上の過゛酸化物を用い、ポリオレフ
ィンに不飽和カルボン酸を反応せしめることにより成形
加工性に優れた材料となることを見出し、本発明を完成
した。
即ち、本発明は、ポリオレフィンに反応開始剤として、
ケタール類又はジアルキル類に属し、しかも半減期10
時間を得るための分解温度が80℃以上の過酸化物を用
い、不飽和カルボン酸を反応せしめて得られる変性ポリ
オレフィン又は該変性ポリオレフィン又は該変性ポリオ
レフィンとポリオレフィンの混合物に炭素繊維を配合し
てなる成形加工性に優れたことを特徴とする炭素繊維強
化ポリオレフィン系樹脂組成物に関するものである。
ケタール類又はジアルキル類に属し、しかも半減期10
時間を得るための分解温度が80℃以上の過酸化物を用
い、不飽和カルボン酸を反応せしめて得られる変性ポリ
オレフィン又は該変性ポリオレフィン又は該変性ポリオ
レフィンとポリオレフィンの混合物に炭素繊維を配合し
てなる成形加工性に優れたことを特徴とする炭素繊維強
化ポリオレフィン系樹脂組成物に関するものである。
本発明に用いられる変性ポリオレフィンの変性方法につ
いては、不飽和カルボン酸とポリオレフィンを有機過酸
化物の存在下に溶融混練する方法、溶媒中にポリオレフ
ィンを溶解して行なう溶液反応法などがあげられるが、
前者は主としてポリオレフィンの着色2分子量の著しい
低下を招き、後者は反応時間が長くポリマーの回収工程
が煩雑なため作業性が悪いという欠点を有している。又
、その改良方法として、望素雰囲気下特定条件で反応さ
せる事によりポリオレフィンの着色1分子量の著しい低
下を起こさずに変性する方法、すなわち押出機を用(・
て反応させる方法がある。このように押出機中での反応
には次に示す3つの有利な点がある。第一に溶液反応法
と違って少量の変性剤および少量の過酸化物を添加する
ことによって、短時間に反応を進めることができること
、第二に経済的であること、第三にグラフト率が高く従
ってポモポリマーか少くなり、物性が良(成形品の外観
が良いことである。
いては、不飽和カルボン酸とポリオレフィンを有機過酸
化物の存在下に溶融混練する方法、溶媒中にポリオレフ
ィンを溶解して行なう溶液反応法などがあげられるが、
前者は主としてポリオレフィンの着色2分子量の著しい
低下を招き、後者は反応時間が長くポリマーの回収工程
が煩雑なため作業性が悪いという欠点を有している。又
、その改良方法として、望素雰囲気下特定条件で反応さ
せる事によりポリオレフィンの着色1分子量の著しい低
下を起こさずに変性する方法、すなわち押出機を用(・
て反応させる方法がある。このように押出機中での反応
には次に示す3つの有利な点がある。第一に溶液反応法
と違って少量の変性剤および少量の過酸化物を添加する
ことによって、短時間に反応を進めることができること
、第二に経済的であること、第三にグラフト率が高く従
ってポモポリマーか少くなり、物性が良(成形品の外観
が良いことである。
本発明の組成物を得る際に用いられる方法は特に制限さ
れないが、工業的実用価値の点から特定条件下押出機中
で反応させるのが望ましい。
れないが、工業的実用価値の点から特定条件下押出機中
で反応させるのが望ましい。
即ちポリオレフィンの粉末に不飽和カルボン酸と有機過
酸化物を少量の低沸点溶媒に溶解して添加し、ヘンシェ
ルミキサーなど適当な混合機によって充分混合しJこ後
、押出機に通して反応させて得る方法である。本発明に
用いられるポリオレフィンとしては、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリ(4−メチル−ペンテン−1)等が
あげられる。又不飽和カルボン酸としては、ビニル基を
有するカルボン酸であれば特に限定はないが、具体的に
はマレイン酸、フマル酸。
酸化物を少量の低沸点溶媒に溶解して添加し、ヘンシェ
ルミキサーなど適当な混合機によって充分混合しJこ後
、押出機に通して反応させて得る方法である。本発明に
用いられるポリオレフィンとしては、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリ(4−メチル−ペンテン−1)等が
あげられる。又不飽和カルボン酸としては、ビニル基を
有するカルボン酸であれば特に限定はないが、具体的に
はマレイン酸、フマル酸。
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸ならびにこれら
の酸無水物などがあげられる。この不飽和カルボン酸の
配合量は、ポリオレフィン100重量部に対して0.0
5〜0.8重量部程度が適当で、押出機を用いて溶融反
応させる場合には、0.1〜0.6重量部が好ましい。
の酸無水物などがあげられる。この不飽和カルボン酸の
配合量は、ポリオレフィン100重量部に対して0.0
5〜0.8重量部程度が適当で、押出機を用いて溶融反
応させる場合には、0.1〜0.6重量部が好ましい。
次に反応触媒として用いられる過酸化物は、パーオキシ
ケタール類、ジアルキルパーオキサイド類に属し、しか
も半減期10時間を得るための分解温度が80℃以上の
ものである。具体例としては、 1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ) 3.3.5=
トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−プチル
パーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル4,4−ビス
(t−ブチルパーオキシ)バレレート、2,2−ビス(
t−ブチルパーオキシ)ブタン、2.2−ビス(1−ブ
チルパーオキシ)オクタン、ジ−t−ブチルパーオキサ
イド、を−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−グミルバ
ーオキサイド、α、α′−ビス(1−プチルパーオキシ
イリグロビル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(1ブチルパーオキシ)ヘキサン。
ケタール類、ジアルキルパーオキサイド類に属し、しか
も半減期10時間を得るための分解温度が80℃以上の
ものである。具体例としては、 1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ) 3.3.5=
トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−プチル
パーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル4,4−ビス
(t−ブチルパーオキシ)バレレート、2,2−ビス(
t−ブチルパーオキシ)ブタン、2.2−ビス(1−ブ
チルパーオキシ)オクタン、ジ−t−ブチルパーオキサ
イド、を−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−グミルバ
ーオキサイド、α、α′−ビス(1−プチルパーオキシ
イリグロビル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(1ブチルパーオキシ)ヘキサン。
2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ
)ヘキサン−3などがあげられる。過酸化物の配合量は
ポリオレフィン100重量部に対して、0.03〜3重
量部が適当で好ましくは0.05〜1.0重電部である
。又、これらの反応においては、温度は150〜280
℃2反応時間は1〜20分とするのが好ましい。上記の
設定範囲外では、ポリマーの着色、分子量の著しい低下
、あるいは未反応不飽和カルボン酸の残存等が起こるの
であまり好ましくない。尚、反応機は特に押出機に限定
するものではなく、上記の条件を満足する溶融混練機で
あれば形状の如伺を問わず使用できる。又、本発、明に
用いられる炭素繊維は好ましくはチョツプドストランド
状のもので種類は特に限定されない。又、配合量として
は成形性の面から60重量%以下が好ましく、又補強性
の点からは5重量当以上が好ましい。又本発明の強化ポ
リオレフィン系樹脂組成物におけるマトリックスとして
は、眠変惟水y*V7(ンに、樹脂成分100重量部中
40重量部以下程度であれば、イをの樹脂をブレンドす
ることができるが、好ましくはナイロン66、ナイロン
6 、 PBTなどを30i量部以下でブレンドするの
がよい。
)ヘキサン−3などがあげられる。過酸化物の配合量は
ポリオレフィン100重量部に対して、0.03〜3重
量部が適当で好ましくは0.05〜1.0重電部である
。又、これらの反応においては、温度は150〜280
℃2反応時間は1〜20分とするのが好ましい。上記の
設定範囲外では、ポリマーの着色、分子量の著しい低下
、あるいは未反応不飽和カルボン酸の残存等が起こるの
であまり好ましくない。尚、反応機は特に押出機に限定
するものではなく、上記の条件を満足する溶融混練機で
あれば形状の如伺を問わず使用できる。又、本発、明に
用いられる炭素繊維は好ましくはチョツプドストランド
状のもので種類は特に限定されない。又、配合量として
は成形性の面から60重量%以下が好ましく、又補強性
の点からは5重量当以上が好ましい。又本発明の強化ポ
リオレフィン系樹脂組成物におけるマトリックスとして
は、眠変惟水y*V7(ンに、樹脂成分100重量部中
40重量部以下程度であれば、イをの樹脂をブレンドす
ることができるが、好ましくはナイロン66、ナイロン
6 、 PBTなどを30i量部以下でブレンドするの
がよい。
又、変性ポリオレフィンにおけるグラフト効果は、ポリ
オレフィン100重量部に対して不飽和カルボン酸0.
3重量部加えるとほとんど飽和する状態である。又、本
発明の強化樹脂組成物には必要に応じて光又は熱に対す
る安定剤等の種々の添加剤を加えることができる。
オレフィン100重量部に対して不飽和カルボン酸0.
3重量部加えるとほとんど飽和する状態である。又、本
発明の強化樹脂組成物には必要に応じて光又は熱に対す
る安定剤等の種々の添加剤を加えることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1〜7 比較例1〜6
極限粘度1.5 (135℃、テトラリン)のポリプロ
ピレン粉末1001量部に不飽和カルボン酸及び過酸化
物として表1に示す化合物を同じく表1に示す割合で加
え、ヘンシェルミキサーでよく混合したのち、30咽φ
押出機(L / I) −25)1、 碓+、5し、2
30℃で7分間の滞在条件で押出を行ない、ペレットを
得た。この場合、ベント部分より真空吸引して未反応の
不飽和カルボン酸を除去した。得られた変性ポリプロピ
レン混合物を樹脂成分として、これに炭素繊維を表に示
す割合でタンブラ−で充分混合し、上記の押出機を用い
て220℃で押出してペレットとなし、5乾のスクリュ
ーインライン式射出成形機により、シリンダ一温度22
0℃、金型温度60℃の成形条件で成形品を得た。成形
品のうち1号ダンベルと125 X 12.5 X 3
.2 tan及び125 X 1.2.5 X 6.4
欄の角棒の3種類を物性測定のための試験片として用い
その結果を第−表に示す。表中の曲げ強度はASTI’
vl−D −710、アイシト衝撃強度はASTM−D
−256HJJTは1)648.流動性(Mli”l
)はASTM D 1238によりそれぞれ測定した値
である。又、比較として本発明以外の組成物を同様の方
法で成形評価した結果を併せて表1に示す。
ピレン粉末1001量部に不飽和カルボン酸及び過酸化
物として表1に示す化合物を同じく表1に示す割合で加
え、ヘンシェルミキサーでよく混合したのち、30咽φ
押出機(L / I) −25)1、 碓+、5し、2
30℃で7分間の滞在条件で押出を行ない、ペレットを
得た。この場合、ベント部分より真空吸引して未反応の
不飽和カルボン酸を除去した。得られた変性ポリプロピ
レン混合物を樹脂成分として、これに炭素繊維を表に示
す割合でタンブラ−で充分混合し、上記の押出機を用い
て220℃で押出してペレットとなし、5乾のスクリュ
ーインライン式射出成形機により、シリンダ一温度22
0℃、金型温度60℃の成形条件で成形品を得た。成形
品のうち1号ダンベルと125 X 12.5 X 3
.2 tan及び125 X 1.2.5 X 6.4
欄の角棒の3種類を物性測定のための試験片として用い
その結果を第−表に示す。表中の曲げ強度はASTI’
vl−D −710、アイシト衝撃強度はASTM−D
−256HJJTは1)648.流動性(Mli”l
)はASTM D 1238によりそれぞれ測定した値
である。又、比較として本発明以外の組成物を同様の方
法で成形評価した結果を併せて表1に示す。
以上衣に示したように、反応開始剤としてケタール類又
はジアルキル類に属ししかも半減期10時間を得るため
の分解温度が80℃以上の過酸化物を用いた本発明の組
成物は優れた機械的性質及び電気的性質を有し、低比重
で撥水性に優れ、しかもME’I値が従来のものに比べ
極めて大きくなり成形加工性に優れたものであることが
わかる。
はジアルキル類に属ししかも半減期10時間を得るため
の分解温度が80℃以上の過酸化物を用いた本発明の組
成物は優れた機械的性質及び電気的性質を有し、低比重
で撥水性に優れ、しかもME’I値が従来のものに比べ
極めて大きくなり成形加工性に優れたものであることが
わかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ポリオレフィンに反応開始剤として、ケタール類又
はジアルキル類に属し、しかも半減期10時間を得るた
めの分解温度が80℃以上の過酸化物を用い、不飽和カ
ルボン酸を反応せしめて得られる変性ポリオレフィン又
は該変性ポリオレフィンとポリオレフィンの混合物に無
機フィラーを配合してなる成形加工性に優れる炭素繊維
強化ポリオレフィン系樹脂組成物。 2)変性ポリオレフィンがポリオレフィン100重量部
に対、して、不飽和カルボン酸0.05〜0.8重量部
及び過酸化物0.03〜3重量部よりなる混合物を押出
機を用いて溶融反応せしめることにより得られることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の強化ポリオレフ
ィン系樹脂組成物。 3)過酸化物が1,1−ビス(t、−ブチル)く−オキ
シ) 3.3.5−)リメチルシクロヘキサン。 1.1−ビス(t−ブチルノく−オキシ)シクロヘキサ
ン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ
)バレレー)、’2.2−ビス(を−ブチルパーオキシ
)フリン、2.2−ビス(i−ブチルパーオキシ)オク
タン、ジーt−プチルバーオキザイド、t−プチルクミ
ルノく一オキサイド、ジ−クミルパーオキサイド+d+
d′−ビス(1−ブチルパーオキシイソプロビル)ベン
ゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(を−ブチルパー
オキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−シ(t
−フチルバーオキシ)ヘキサン−3の中から選ばれた少
なくとも一種であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の炭素繊維強化ポリオレフィン系樹脂組成物。 −)無機フィラーとして炭素繊維を用いることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の炭素繊維強化ポリオレ
フィン系樹脂組成物。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57112428A JPS594640A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 炭素繊維強化ポリオレフイン系樹脂組成物 |
US06/450,386 US4507423A (en) | 1982-06-29 | 1982-12-16 | Modified polyolefin composite material with improved properties |
NL8204965A NL8204965A (nl) | 1982-06-29 | 1982-12-23 | Polyolefinehars-mengsel. |
GB08236540A GB2123008B (en) | 1982-06-29 | 1982-12-23 | Thermoplastic composite material |
IT49745/82A IT1157246B (it) | 1982-06-29 | 1982-12-24 | Composizione di resina poliolefinica da stampaggio |
FR8221938A FR2529218B1 (fr) | 1982-06-29 | 1982-12-28 | Materiau composite ayant d'excellentes proprietes mecaniques et electriques; composition de resine de polyolefine comprenant une polyolefine modifiee par un acide carboxylique insature en presence d'un catalyseur et une matiere de renforcement fibreuse |
DE19823248392 DE3248392A1 (de) | 1982-06-29 | 1982-12-28 | Kompositmaterial mit verbesserten eigenschaften |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57112428A JPS594640A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 炭素繊維強化ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS594640A true JPS594640A (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=14586390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57112428A Pending JPS594640A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 炭素繊維強化ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4507423A (ja) |
JP (1) | JPS594640A (ja) |
DE (1) | DE3248392A1 (ja) |
FR (1) | FR2529218B1 (ja) |
GB (1) | GB2123008B (ja) |
IT (1) | IT1157246B (ja) |
NL (1) | NL8204965A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123072U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-10 | 石川島播磨重工業株式会社 | 熱交換器 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4578428A (en) * | 1983-12-16 | 1986-03-25 | Montedison S.P.A. | Modified olefine polymers and process for their manufacture |
JPH0635675B2 (ja) * | 1984-07-30 | 1994-05-11 | 大塚化学株式会社 | 電気メツキ用樹脂組成物 |
US4692497A (en) * | 1984-09-04 | 1987-09-08 | Acushnet Company | Process for curing a polymer and product thereof |
CA1275523C (en) * | 1985-12-19 | 1990-10-23 | Hiroyoshi Asakuno | Polypropylene resin composition |
US5145892A (en) * | 1985-12-19 | 1992-09-08 | Chisso Corporation | Polypropylene resin composition |
FI79124C (fi) * | 1986-05-28 | 1989-11-10 | Neste Oy | Modifierad polyolefin. |
US5248719A (en) * | 1987-09-26 | 1993-09-28 | Huels Aktiengesellschaft | Solid coating composition for textile floor coverings |
DE3810519C1 (ja) * | 1988-03-28 | 1989-10-12 | Ems-Inventa Ag, Zuerich, Ch | |
US5001197A (en) * | 1989-05-10 | 1991-03-19 | Exxon Chemical Patents Inc. | Polypropylene composition and method for functionalization of polypropylene |
EP0492463B1 (en) * | 1990-12-21 | 1995-09-27 | Sumitomo Chemical Company Limited | Polyolefin resin composition |
US5344888A (en) * | 1993-05-14 | 1994-09-06 | Quantum Chemical Corporation | Process for making graft propylene polymers |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5550041A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-11 | Toa Nenryo Kogyo Kk | Polyolefin composition |
JPS5695914A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-03 | Tokuyama Soda Co Ltd | Preparation of modified polypropylene |
JPS56100813A (en) * | 1980-01-16 | 1981-08-13 | Tokuyama Soda Co Ltd | Preparation of modified polypropylene |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3177269A (en) * | 1960-10-10 | 1965-04-06 | Dow Chemical Co | Graft copolymers of polyolefins and acrylic and methacrylic acid and method of making the same |
US3645939A (en) * | 1968-02-01 | 1972-02-29 | Us Plywood Champ Papers Inc | Compatibilization of hydroxyl containing materials and thermoplastic polymers |
JPS4926294B1 (ja) * | 1970-06-05 | 1974-07-08 | ||
CA993592A (en) * | 1971-04-09 | 1976-07-20 | Thomas J. Grail | Polymers with improved properties and process therefor |
US3862265A (en) * | 1971-04-09 | 1975-01-21 | Exxon Research Engineering Co | Polymers with improved properties and process therefor |
NL7211749A (ja) * | 1971-08-30 | 1973-03-02 | ||
US4001172A (en) * | 1972-04-03 | 1977-01-04 | Exxon Research And Engineering Company | Polymers with improved properties and process therefor |
US3882194A (en) * | 1973-01-26 | 1975-05-06 | Chemplex Co | Cografted copolymers of a polyolefin, an acid or acid anhydride and an ester monomer |
US3932368A (en) * | 1973-11-21 | 1976-01-13 | Eastman Kodak Company | Powder coating composition comprising a particulate form of a carboxylated polyolefin |
JPS50112446A (ja) * | 1974-02-19 | 1975-09-03 | ||
JPS5223145A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Process for preparing a modified polyolefin composition |
JPS58445B2 (ja) * | 1975-10-17 | 1983-01-06 | 三井化学株式会社 | 熱可塑性エラストマ−の製造方法 |
US4146529A (en) * | 1976-03-29 | 1979-03-27 | Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for the production of modified polyolefin |
JPS52121051A (en) * | 1976-04-05 | 1977-10-12 | Matsushita Electronics Corp | Method of electrostatic painting of fluorescent lamp |
JPS598282B2 (ja) * | 1976-06-25 | 1984-02-23 | 三井化学株式会社 | ポリオレフインの変性方法 |
US4147740A (en) * | 1976-09-15 | 1979-04-03 | General Electric Company | Graft modified polyethylene process and product |
JPS54106542A (en) * | 1978-02-08 | 1979-08-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Paint for coating road surface by fusing |
FR2433031A1 (fr) * | 1978-08-11 | 1980-03-07 | Solvay | Procede pour la fabrication d'objets a partir de compositions comprenant des polyolefines modifiees et des fibres cellulosiques |
JPS55131031A (en) * | 1979-03-31 | 1980-10-11 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | Polypropylene resin composition |
JPS55165952A (en) * | 1979-06-14 | 1980-12-24 | Unitika Ltd | Polyamide composition |
JPS5655450A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-16 | Toa Nenryo Kogyo Kk | Polyolefin composition |
US4382128A (en) * | 1980-07-28 | 1983-05-03 | Standard Oil Company | Polyolefin grafted with polycarboxylic acid, ester or anhydride and modified with polyhydroxy compound |
JPS62252A (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-06 | Goro Kitagawa | 葛と豆乳を主成分とするアルカリ飲料 |
-
1982
- 1982-06-29 JP JP57112428A patent/JPS594640A/ja active Pending
- 1982-12-16 US US06/450,386 patent/US4507423A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-12-23 NL NL8204965A patent/NL8204965A/nl not_active Application Discontinuation
- 1982-12-23 GB GB08236540A patent/GB2123008B/en not_active Expired
- 1982-12-24 IT IT49745/82A patent/IT1157246B/it active
- 1982-12-28 FR FR8221938A patent/FR2529218B1/fr not_active Expired
- 1982-12-28 DE DE19823248392 patent/DE3248392A1/de active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5550041A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-11 | Toa Nenryo Kogyo Kk | Polyolefin composition |
JPS5695914A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-03 | Tokuyama Soda Co Ltd | Preparation of modified polypropylene |
JPS56100813A (en) * | 1980-01-16 | 1981-08-13 | Tokuyama Soda Co Ltd | Preparation of modified polypropylene |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123072U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-10 | 石川島播磨重工業株式会社 | 熱交換器 |
JPH0229424Y2 (ja) * | 1984-07-10 | 1990-08-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL8204965A (nl) | 1984-01-16 |
DE3248392A1 (de) | 1984-01-05 |
US4507423A (en) | 1985-03-26 |
GB2123008B (en) | 1986-03-12 |
DE3248392C2 (ja) | 1990-05-23 |
FR2529218B1 (fr) | 1987-01-09 |
GB2123008A (en) | 1984-01-25 |
IT8249745A0 (it) | 1982-12-24 |
IT1157246B (it) | 1987-02-11 |
FR2529218A1 (fr) | 1983-12-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1053685C (zh) | 玻璃纤维增强的丙烯聚合物接枝组合物 | |
US4003874A (en) | Producing glass-reinforced polyolefin compositions | |
JPS58204043A (ja) | 強化ポリオレフイン系樹脂組成物 | |
CN107722448B (zh) | 利用天然纤维的汽车内饰材料用复合组合物 | |
US20020099136A1 (en) | Polyamide composition with excellent gasoline resistance and impact resistance at a low temperature | |
DE2920246A1 (de) | Polyestermasse fuer die herstellung von formkoerpern und die daraus hergestellten formkoerper | |
JPS594640A (ja) | 炭素繊維強化ポリオレフイン系樹脂組成物 | |
EP0469693B1 (de) | Schlagzähe Polyamid-Formmassen | |
EP0105244A1 (en) | Modified thermoplastic polyester molding compositions and articles molded therefrom | |
JPS58117250A (ja) | 成形性の良好な強化組成物及びその製造方法 | |
US5061757A (en) | High impact strength polyamide blends and method for preparation thereof | |
FI72991B (fi) | Komposition innehaollande polyamid, glasfibrer och en omaettad akrylfoerening. | |
JPS58204020A (ja) | 強化ポリオレフイン系樹脂組成物 | |
JPH03239754A (ja) | 繊維強化樹脂組成物 | |
CN1218998C (zh) | 一种聚对苯二甲酸乙二醇酯组合物及其制备方法 | |
JPS60137961A (ja) | ポリアミド組成物の製法 | |
US4271063A (en) | Thermoplastic molding compositions | |
JPH038382B2 (ja) | ||
US4647619A (en) | Impact modified polybutylene terephthalate resin molding compositions | |
JPH0359934B2 (ja) | ||
CN1229437C (zh) | 一种聚对苯二甲酸丁二醇酯组合物及其制备方法 | |
US3576782A (en) | Reinforcing fiber-containing injection moldable, thermoplastic resinous dry blend composition and process of preparing | |
JP3487035B2 (ja) | Pet樹脂成形材料 | |
JPH0425291B2 (ja) | ||
EP0230703B1 (en) | Impact modified polybutylene terephthalate resin molding compositions |