JPS5945931A - ゲ−タイトの製造方法 - Google Patents

ゲ−タイトの製造方法

Info

Publication number
JPS5945931A
JPS5945931A JP57151500A JP15150082A JPS5945931A JP S5945931 A JPS5945931 A JP S5945931A JP 57151500 A JP57151500 A JP 57151500A JP 15150082 A JP15150082 A JP 15150082A JP S5945931 A JPS5945931 A JP S5945931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
ferrous salt
goethite
added
alkaline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57151500A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Koshizuka
腰塚 勝男
Yasukiyo Sakamoto
坂本 泰清
Yoshitaka Orihara
織原 美貴
Hiroshi Ochiai
博 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TONE SANGYO KK
Original Assignee
TONE SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TONE SANGYO KK filed Critical TONE SANGYO KK
Priority to JP57151500A priority Critical patent/JPS5945931A/ja
Publication of JPS5945931A publication Critical patent/JPS5945931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は針状ゲータイトの製法に関するものである。更
に具体的には針状の磁気記録用酸化鉄或は金属粉の原料
として好適なゲータ(lの製法に関するものである。
従来のゲータイトの製造方法は、酸性側成長法と、高ア
ルカリ性側成長法の2つのタイプに分類される。
酸性側でのゲータ−f )の製造方法はIJStJ36
B748号及びUSP 2388659号にi、Rべら
れている6゜第一鉄塩の水溶液に、鉄塩の当−献のほぼ
5〜50%のアルカリ剤たとえば水〔・便化−,)トリ
・″ツム、炭酸ナトリウム、アンモニアを加えてK(I
I)の水酸1ヒ物ir2は炭酸塩など士沈澱させ、その
懸濁液を空気或は他の酸化剤で酸化することによって酸
性側で第−鉄塩水溶液中にゲータイト結晶核を析出させ
、次いで25〜81)’Cにおいて空気波Vj、他の酸
化剤を供給しながら金属鉄或はアルカ’) i’j’l
の存在でP tlを約3〜8の間にコントロールし、前
記結晶核上にゲータイトを析出成長させる方法である。
高アルカリ性側でのゲータイトの製造方法は、USP 
2558302号へ−USF 2558304号及び粉
体粉末冶金協会昭49年度春季大会講演概要集108〜
109Pニ述べられているように、第一鉄塩水溶液と、
第一鉄塩の当量よυ大過剰のアルカリ剤たとえば水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウムと炭酸
ナトリウムとの混合物2などを反応させて生成した水酸
化第一鉄、炭酸鉄、或はそれらの混合物をアルカリ性懸
濁液中で空気或は他の酸化剤で酸化することによってゲ
ータイト生成時成長させる方法である。
酸性側成長法は結晶核の生成条件が適当であれば粒度分
布がシャープで均一なゲータイトを得ることができる特
徴があり、高アルカリ性側成長法は針状比が大きいゲー
タイトが得られやすい%徴がある。
本発明者等は粒度分布がシャープでよく揃っておりし刀
為も針状比が大きいゲータイトを得るために数多くの実
験と検討を行った結果、1)ゲータイト結晶核を高アル
カリ性側で生成させること、即ち第一鉄塩水溶液と当祷
以上のアルカリ剤水浴液との反応で生じた沈Rを、アル
カリ性懸濁液中で空気或は他の酸化剤で酸化してゲータ
(ト結晶核を生成させること、2)得られたゲータイト
結晶核のアルカリ性懸濁液に第一鉄塩の水溶液を加え、
空気或は111の酸化剤で酸化を行いながら、又必要が
あれはアルカリ剤或は第一鉄塩を添加しながら、PH7
からPH2,5の間の門−1で前記ゲータイト結晶核を
成長させること、3)成長反応の間30°〜80℃の間
に設定した適切な温度範囲に保ち、充分攪拌された状態
を保つこと/の3つによって、前記アルカリ性側で生成
した結晶咳上゛に酸性側でゲータイトを析出成長させる
という全く新しい考え方に基づく方法を見出した。
すなわち本発明方法はアルカリ性側にあるゲータイトの
結晶核懸濁液に、酸性の第−鉄塩水溶成を、IJl]え
、酸化を行う過程で、必−らず約PH7〜5.5のグリ
ーンラスドロの生成領域を通らせるものである。本発明
者は先に[酸性側成長法は結晶核の生成条件が適当であ
れば粒度分布がシャープで均一なゲータイトを得ること
ができる特徴があると述べたが、本発明者は「適当な生
成条件」の一つは酸性側で結晶核が生成する段階では必
ずグリーンラスト■を経由する〆ことであることを見出
し、本発明の成長段階にも適用できるのではないかと考
え実験を行ったところ予想通り粒度分布がシャープで枝
分れが少いゲータイトが得られることが刊った。
本発明方法によるゲータイトは粒度分布がシャープでよ
く揃っており針状比が大きい特徴がある。
しかも本発明方法は高アルカリ性側反応法のように過剰
のアルカリを使わないからコストを低くできる利点があ
る。
まず結晶核の生成について説明する。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属
の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアル
カリ金属の炭酸塩、及び上記の混合物をアルカリ剤とす
る。硫酸第一鉄及び塩化第一鉄を第一鉄塩とする。アル
カリ剤の水溶液と、第一鉄塩の水溶液とを均一になる様
に混合して、第一鉄の沈澱のアルカリ性懸濁液を生成す
る。
アルカリ剤は第一鉄塩の当1以」二を添加する必要があ
る。当量及び当量近くではマグネタイトが生成する。マ
グネタイトが生成しないアルカリ剤の量の限界値は反応
温度によって異なる (1’すえばBTJLL)ii’
目N 01” T1.IE C1−HらMl+’、AL
 5OCLETYOF J、APAN Vol  47
、NO7,1649P、 1974 )。
磁気記録用磁性酸化鉄及び金属鉄は塗膜中で針状粒子を
配向させるときに枝分れがあると配向しにくくなるだめ
原料であるゲータイトの枝分れが少いことが望ましいが
、枝分れはゲータイト生成時のアルカリ剤の濃度が低す
ぎると多く発生する。
又ゲータイ)・結晶核の大きさはアルカリ剤濃度が低い
方が小さい (例えば粉体粉末冶金協会昭52年度秋季
大会講演概安集96P)。
本発明では25°〜50°Cの間で1.5当歌」ユーヒ
で好ましい結果を得/ξ。上限は制限しないが本発明者
等はゲータイトFe0OH11度2屯駄%のとき7当量
まで実験し好ましい結果を得た。
当量以上のアルカリ剤の水溶液と第一鉄塩の水溶液とを
均一になるように攪拌混合し空気などの偕化剤を供給す
る。はじめ灰白色だった懸濁液の色が黄色〜黄褐色に変
り、懸濁液を白色の呈色試験器に数滴とり塩酸か硫酸で
酸性にしてフエリゾ了/化カリウム水溶e、を加えても
Fe  の青色を示さなくなった時ゲータイト結晶核の
生成反応を終る。なお空気以外の酸化剤としては、酸素
、オゾンを含む気体、硝酸塩、塩素酸塩々どがある。
ゲータイト結晶核及びそれを成長して得られるゲータイ
トの粒子の大きさを望む大きさにコントロールし、粒子
の大きさを均一に揃えることは、針状の磁気記録用磁性
酸化鉄及び金属鉄の保磁力をコントロールし、保磁力の
分布を鋭くしテープの塗膜中での配向性をよくするとと
もに塗膜中への充填量を多くするために重要であるが、
ゲータイト結晶核の生成時に公知の結晶成長調整剤を使
うことによってこの目的が達せられる。効果の大きい調
整剤としてはケイ酸塩、亜鉛塩(例えば、USP 25
58302号1951年(1) ) 、、燐酸塩(例え
ば特許公報昭39−25546i21、粉体粉末冶金1
訪会昭和46年秋季大会講演概要集115 P (3)
、粉体粉末冶金協会昭和49年春季大会講演概要集10
9P(4)などフがある。
ケイ酸塩はゲータイト結晶核生成反応111の粘度を低
下さ亡る効果も大きく作業性を良くすることができる。
第1図、第2図にその効果1タリを示した。
第1図、第2図においてグラフの縦軸は粘度rセンチボ
イズ、横軸はケイ酸塩の添加量を(秩に対するケイ素の
原子係で示した。燐V塩のうちピロ燐酸塩は上記文献(
3)の中で本発明者等の一人が指摘している様にゲータ
イトの針状比の低下を抑えて粒子の大きさを小さく[7
て均一に揃える効果がある。
次に結晶核の成長について説明する。
ゲータイト結晶核のアルカリ性懸濁液中には未反応のア
ルカリ剤が残っている。例えは結晶核生成時に第一鉄塩
に対してアル7フリ剤を3当肝使った場合には2当量分
のアルカリ剤は未反応である。
本発明ではこの未反応(4)アルカリ剤をグリーンラス
ト■生成用アルカリ剤として利用する。グリーンラス)
ItはP)17〜5.5の中性以下で生成するから上記
結晶核懸濁腋中に残っているアルカリ剤に対して当量以
上の第一鉄塩、特に硫酸第一鉄の水溶液を加える必要が
ある。第一鉄塩として塩化第一鉄を用いた場合はグリー
ンラ・スート]lが生成してくる。グリーンラス斗1・
1からはゲータイトαF e 00 Hの他にレビドク
ロサイトγFe00Hが生成する。
従って成長工程で塩化第一鉄を使う場合はゲータイト結
晶核に析出成長するゲータイトの他にレビドクロサイト
が副成しにくい条件、例えば高い反応温度を採用するな
どの注意が必要忙なる。このような理由から成長工程の
説明では第一鉄塩として硫酸第一鉄を使った場合につい
て述べる。
前記ゲータイト結晶核のアルカリ性懸濁液に、残存する
アルカリ剤に対して当量以上の第一鉄塩の水溶液を混合
するとケータイト結晶核、第一鉄の水酸化物、炭酸塩、
アルカリ金属の陰イオン塩などヲ含むスラリーが生成す
る。このスラリーに空気その他の酸化剤を供給するとP
H値が約7〜5.5のグリーンラスト■の生成領域を通
り、加えた第一鉄塩の量が充分でろればP It値は更
に酸性側に低下する。このようにして第一鉄の沈I9が
懸濁したスラリーからゲータイトが生成し、ゲータイト
結晶核上に析出し成長が起る。
この場合、成長反応中のPHは約7−2.5の間にある
べきで、PFI7以上のアルカリ性側ではマグネタイト
が生成する機会が多く 、1.’l(2,5L)下では
ゲータイトの生成が遅く効率が悪い、また前記ゲータイ
ト結晶核晶核のアルカリ性懸濁液とアルカリ剤に対して
当量以上の第一鉄塩水溶液とを混合した直後のPi−4
値は71以上のアルカリ性側にあってもかまわない。た
だ空気その他の酸化剤を供給し成長反応に移ったときに
、徐々に、或いは急速にであろうと門]値が71以下の
酸性側に低下することが必要で、その様なP l−(値
の低下を起すに充分な第一鉄塩を0口える。
PH値が71以下の酸性側に低下して来たら予め定めた
PHコントロールを行う。生成物の品質を均一にするた
めPH値は予め〉ビめたパターンに従つてコントロール
することが望ましい。例えは、PI−1を6.0にセッ
トした場合はpH値は6.0に低下し、更に低下を示し
た時アルカリ剤を加えてpH値を6.0に保つ。全ての
第一鉄塩が消費されるまでPH6,0を保ってもかまわ
ないし、予め定めたプログラムに従って酸性側に低下さ
せて行ってもかまわない。例えば第一鉄塩の95%が消
費されるまではpH値を6.0に保ち、その後はアルカ
リ剤の添加をやめて酸化反応を続けpH値が3.5まで
低下したときに全ての反応を止めることもできる。或は
P l(を、はじめから3.5にセットした場合はPI
(値がグリーンラスト■の生成範囲を経過して3.5に
低下するまで酸化反応を続け、その後アルカリ剤を加え
てP(4が3.5より酸性側に低下しない様に維持する
次に、本発明方法を実施する際の温度及び添加物の効果
について述べる。
上記に説明した様に本発明では高アルカリ性側で生成し
たゲータイト結晶核を約PH7から2.5の間の予め5
Cめた任意のPl(範囲で成長反応を行い、必然的にブ
リー/ラスt−II ’、r 経由す、っ。クリ−7ラ
スト■はY黒度が高いとマグネタイトFC1+04に移
行し、i晶度が低いとゲータイトαFe001(に移行
する。一方グータイトの成長温度を高くすると成長時間
を短くできる。又成長湿度はゲー タイトの針状比や結
黒度などにも影響企及ばず。一般的に言って成長温度を
高く、例えは5o0〜so’cにとシたい場合はP[(
値をクリーンラスト□の生成領域の下限から酸性側に抑
えた方がマグネタイトの生成を防ぐことができる。
又ゲータイト結晶核めアルカリ性懸濁/]々(ご第一鉄
塩を加えたときに生成する第一鉄の沈澱に対して残存す
る第−鉄塩の量が少いと、例えば加え/こ第一鉄塩の7
5(易以上が第一鉄の沈d畷と1−で析出すると、成長
湿度が比絞的低く、例えば45°〜5゜0Cにと、られ
ても攪拌状況や酸fヒ反応の条件によってはマグネタイ
トが混生じてくることがある。
また本発明者は、この様な条件下で水可溶性の燐酸塩、
ケイ酸塩、亜鉛、アルミニウム、などの塩類、水1′e
化物、炭酸塩が存在するとグリーンラストl−→マグネ
タイトの反応が抑えられ、グリーンラスト■→ゲータイ
トの反応が進みやすくなることを見出した。
結晶核生成の項で述べたように燐酸塩は結晶粒子の成長
を抑制する働きや粒度分布をン・ヤープにする働きが大
きいことから、結晶核の生成前に加えて結晶核の大きさ
をコントロールする役割を兼ねさせることもできる。亜
鉛は針状比を向上させる作用もあり、結晶核生成前に加
えて前述の結晶成長調整のほかに結晶核の針状比を向上
させる役割を兼ねさせることもできる。
添加すべき量は燐酸塩の場合、鉄100原子に対し燐0
.05原子以下では全く効果がなく、4原子以上では結
晶粒子の成長を抑制しすぎるため好ましくない。アルミ
ニウム、亜鉛は鉄100原子に対し0.2原子以下では
全く効果がなく、4原子以上添加しても効果は増大しな
い。
第3図は亜鉛、アルミニウムのマグネタイト生成抑制効
果を示したもので、横軸は亜鉛又はアルミニウムの鉄に
対する原子係、縦軸はゲータイトとマグネタイトのX線
回折の強し%叱で、数(uiが少い方がマグネタイトの
生成量が少いことを示す。
ケイ@塩は鉄原子100に対してケイ素(+、 (15
原子以下では効果が認められない。前述の結晶成長調整
1111として結晶核生成時に添加するケイ酢塩は鉄原
子100に対しケイ素1原子以下で効果があり結晶核成
長工程では結晶核主成時に添ht+ したりん酸塩どの
合量で鉄1東子100に対し、ケイ素4原子以下で効果
がある。
以上述べて来た様に本発明方法は、高アルカリ性側成長
法の特徴である大き−な針状比と酸性側成長法の特徴で
ある優れた粒度分布との2つの特徴をもったαpea(
川う ゲータイ1を生成できる新規なゲータイトの製造
方法である。
ところで現在広く使われている(【θ気記録テープは磁
性粉をテープ面に平行に、ヘッドの向きに配向してあり
針状の磁性粉の向きが−l二、己配向方向と一致して揃
うほど角型比がよくなり応答性はよくなる。磁性粉の配
向性をよくするためIcは粒度分布をシャープにするこ
と、枝分れを少くすることが必要である。一方磁気記録
テープの記録密度を高めるためにはケープ上の磁区の長
さを短くする必要がありその結果自己減磁が太きくなる
。自己減磁の影響を小さくするだめには保磁力、Hcを
大きくする必要がある。磁気記録用酸化鉄は形状異方性
にHcを依存しているから保磁力、11Cを大きくする
ため形状異方性即ち針状の長さ方向と巾方向の比(針状
比)を大きくする必要がある。
本発明によるゲータイトは、シャープな粒度分布と大き
な針状比社有しているから、これに常法を適用して得ら
れる磁性粉(ガンマ酸化第二鉄、金属鉄)は配向性、保
磁力)1cに優れ、応答性が良好で記録密度の高い磁気
記録テープを作ることが可能となる。
次に実施例について説明する。
実施例1 水酸化ナトリウム437g、ゲータイト結晶核の鉄に対
し燐0.5原子係に相当する、ピロ燐酸ナトリウムlO
水塩3gを3.251の水に溶解し30℃に保ちながら
攪拌しておき、鉄に対し亜鉛約2原水に溶解し30°G
にして30秒位で加えた。35℃に昇湿し毎分101の
空気をり/グ状の散気管の小孔から吹込み酸化病−行っ
た。はじめ1)ずかにに色忙おびた灰色だった懸濁ii
kの巴は緑色をおひだ哉土色を経て茶色をおびた黄土色
に変っだC醸化をはじめてから* 2.3時間後肢滴t
1.)、′’1jfHl動静を里色反応皿にとり1;1
塩酸で酸性にした後、フェリ/アン化カリウム溶液を滴
下しても1.ellの青色を示さなく々つだ。この時の
I’ l−1は13.2  を示し粘度は6500 C
Pだった。
このようにして得られたゲータイト結晶核之)アルカリ
性懸濁液に前記硫酸第一鉄7水塩3000,9を水5.
24にとかして45°Cにして加え/こ。懸濁液の色は
青緑色に変りPHは7を示した。攪拌を続は液淵を45
℃に保ちながら毎分101の空気を吹込んだ。Pi−1
は急速に低下金はじめ、色は緑色をおひだ黄土色に変っ
た。Pl(が5.5 If(低下したとき583gの水
酸化ナトリウムを水3.7 J i/、二とかした溶液
を、PH記録調節計と連動させた定量ポンプで加え、P
Hを5.5〜5.8の間に保った。310時間後水酸化
す) IJウム水溶液を消費しつくし、その後pHはは
じめは速かに、次第にゆるやか1(低下した。PHが3
.5に低下したとき反応を打切り粘度を測定し濾過水洗
した。粘度は3800CPだった。得られた水洗ケーキ
の一部を乾燥し電子顕微鏡で観察したところ1長さ約0
.4μm、針状比約15でt1度分布がシャープ々針状
結晶が見られ、X郁回4j′Tではゲータイト単体のピ
ークを示した。
針状の金属鉄粉への応用例−1 実施例1の水洗ケーキをαF’e00Hとして162.
5g相当とり水51にホモミキサーで分散させ、硫酸で
PHを2.0とし硫酸ニッケル水溶液をニッケルがゲー
タイトの鉄に対し3原子係になるような量添加し、た後
、水酸化ナトリウム水溶液をゆっくり滴下し約30分で
PHを9.0まで上昇式せ、この値に30分保った。次
で水酸化ナトリウム水溶液でPHを12.0 に上昇さ
せ、メタけい酸ナトリウム水溶液をゲータイトの鉄に1
対41,5jijが2.5原子%になる様に添カロし1
:lO値(9)ヲシφつくり滴下してpHを9.0に下
げ31〕分保った。
得られた生成物をン濾過水洗乾燥した。この50gを2
朋以下の顆粒にし、回転炉に入れ炉内温400°Cで毎
分471+の水素を送入シ2.7時間還元し金属鉄とし
だ。室湛迄冷却段窒素ガスで置;I為しトルエンを流し
込んでとり出し、空気中でトルエンを徐々に3時間かけ
て蒸発させてから磁気測定を行い次の値を得た。
LIC1360エルステツド 4πlr 6400ガウス 4πIs 12200ガウス カンマ酸化第二鉄への応用例−1 実施例1の水で先ケーキを乾燥し509’a:2mm以
下の顆粒とし回転炉に入れ炉内湛425℃で毎分1゜5
eのプロパンガスを送入し、1時間還元してマグネタイ
トラ得た。このマグネタイトを匣鉢に入れ300℃に保
った箱型炉で1時li1醒化してγFe2O。
を得た。このものの磁気特性は次の通りだった。
HC393エルステツド 4πIr     2290ガウス 4πIs    3920ガウス 実施例2 実施例1のピロ燐酸すトリウムの代シに、ゲータイト結
晶核の鉄に対し、けい素0.5原子係に相当するメタけ
い酸ナトリウム9水塩3.8.9 ’e使った以外は全
く同様にしてゲータイト結晶核懸濁液を得た。
結晶核生成に要した時間は1時間、結晶核懸濁液のPH
は13.8で粘度は130 CPだった。
この様にして得られた結晶核を実施例1と同様にして成
長させ水洗f過した。結晶核成長に要した時間は8時間
、生成物の粘度は34000Pだった。生成物の針状比
約16長さは約0235μfflの粒度分布のシャープ
な針状結晶が得られた。
金属磁性材料への応用例2 実施例2で得られた水洗済ウェットケーキに実施例1の
金属磁性材料への応用例−1と同様にしてニッケルとけ
い素化合物をコーティングし同様に水素還元して得た金
)@1遊性扮の磁気特性は次の通りだった。
)IC1340エルステツド 4πlr    670(1ガウス 4πIs    13000ガウス ガンマ酸化第二鉄への応用例−2 実施例2で得られた水洗済つ:J−)[・ケーキを乾燥
し、実施例1と同様にして得たγ酸化第二鉄の磁気特性
は次の通りだった。
Ho       397エルステツド4πl r  
  2250ガウス 4πIs    3960カウス 比較例1 実施例と同じ硫酸第一鉄7水塩375 +1 、!i+
を水9900rJにとかし30℃に保ちながら攪拌しピ
ロ燐酸ナトリウム1o水塩3sと水酸化ナトリウム21
6& t−水にとかして2600 m lとし、30 
℃にして加えた。35°Cに加熱し空気1ol/分を送
入した。はじめ7.5であったPIIははじめは速かに
5.9゛まで低下し、次いでわずかに再上昇したのち急
に40まで低下し次いで3.0迄なだらかに低下した。
この間に3時間経過し、色は濃い藍色から最後に黄土色
に変った。
P)Iが3.0に低下したとき結晶核の生成反応を停止
した。このとき粘度は100Pだった。
このようにして酸性側で得たゲータイト結晶核懸濁液を
40℃に昇温し攪拌しながら水酸化ナトリ・ラム680
 、!9を水にとがして51にした水溶液を江別した。
まずPHが5.8に達したとき45°Cに昇温しPH値
を5.5〜5.8にセットしたPH記鋒調節計に連動さ
せた定量ポンプのスイッチを入れ空気101/分を送入
した。2.6時間抜水酸化ナトリ・″ツム水溶液を消費
しつくした。PHが3.5迄低下してから得られた生成
物をr過水洗した。沢過前の生成物の粘度は2.5CP
だった。生成物の針状比約8、長さは約0.5μmの針
状結晶が得られた。
金属鉄への応用例3 比較例1の水洗ケーキを実施例1と同様に処理て得た金
属鉄の磁気特性は次のようだった。
HC1150エルステツド 4π旨    5800ガウス 4πI s    10600カウス ガンマ酸化第二鉄への応用例 比Vi例1の水洗ケーキを実施例1と同様に処理して得
たγFe2O,の磁気特性は次のようだった。
HC362エルステツド 4π旨   2326ガ1クス 4π’ 8   3901ガウス
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図はケイ酸塩がゲータイト結晶核生成反応
時に粘度低下に及ばず効果を示すグラフ、第3図は岨鉛
、アルミニウムがマグネタイトの生成を抑制する効果を
示すグラフである。 代理人 弁理士  守 谷 −雄 卒 l 図 角   第3図 宣 KW、Ai+iカU411  (::/j’eH;))
第 2 図 0 0    0.5    10 (3i/Fc)M
”ralo)δi月塾力U量 213−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 第一鉄塩水溶液にアルカリ剤としてアルカリ金属
    の水酸化物、炭酸塩から選ばれた1種以上の水溶液を第
    一鉄塩の当量以上加え、酸化を行なってアルカリ性側で
    αFe00H結晶核を析出し、次いでこの水溶液に新な
    第一鉄塩水溶液を加え、液高を30〜80°Cの間の適
    宜な温度に保ちかつアルカリ剤を添加してPHQ7〜2
    .5の中性ないし酸性側に維持しながら酸化を行なって
    前記α’F” e OOH結晶核を成長させることを特
    徴とするゲータイトの製造方法。 2、 前記第一鉄塩水溶液、新な第一鉄塩水溶液、又は
    アルカリ剤のいずれか一つ又は複数には、亜鉛又はアル
    ミニウムの可溶性塩、燐酸又は燐酸塩、ケイ酸の可溶性
    塩から選ばれたl種以上の添加剤が加えられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のゲータイトの
    製造方法。
JP57151500A 1982-08-31 1982-08-31 ゲ−タイトの製造方法 Pending JPS5945931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57151500A JPS5945931A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 ゲ−タイトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57151500A JPS5945931A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 ゲ−タイトの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5945931A true JPS5945931A (ja) 1984-03-15

Family

ID=15519861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57151500A Pending JPS5945931A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 ゲ−タイトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5945931A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62223022A (ja) * 1986-03-22 1987-10-01 Toda Kogyo Corp 針状晶ゲ−タイト粒子粉末の製造法
JPS63134523A (ja) * 1986-11-22 1988-06-07 Chisso Corp 針状α−オキシ水酸化鉄粒子粉末の製造方法
JPH01178122A (ja) * 1988-01-07 1989-07-14 Konica Corp 磁気記録媒体
WO1995012548A1 (en) * 1993-11-01 1995-05-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Process for making goethite

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192308A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 磁気記録材料用針状α−FeOOHの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192308A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 磁気記録材料用針状α−FeOOHの製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62223022A (ja) * 1986-03-22 1987-10-01 Toda Kogyo Corp 針状晶ゲ−タイト粒子粉末の製造法
JPS63134523A (ja) * 1986-11-22 1988-06-07 Chisso Corp 針状α−オキシ水酸化鉄粒子粉末の製造方法
JPH0346409B2 (ja) * 1986-11-22 1991-07-16 Chisso Corp
JPH01178122A (ja) * 1988-01-07 1989-07-14 Konica Corp 磁気記録媒体
WO1995012548A1 (en) * 1993-11-01 1995-05-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Process for making goethite
US5650131A (en) * 1993-11-01 1997-07-22 Minnesota Mining And Manufacturing Company Process for making goethite

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4729846A (en) Method for manufacturing lepidocrocite
JPS5945931A (ja) ゲ−タイトの製造方法
JPS6021307A (ja) 強磁性金属粉末の製造方法
JPS6251894B2 (ja)
JPS62108738A (ja) 強磁性酸化鉄粉末の製造方法
JPH10259026A (ja) 針状ゲーサイト微粒子の製造方法
JPS5891039A (ja) 磁気記録材料用針状α−FeOOHの製造方法
JP2007015871A (ja) 磁性粉末とその製造方法
JPS60141624A (ja) コバルト含有針状磁性酸化鉄の製造方法
US5338355A (en) Method of preparing goethite
JPH0461302A (ja) 紡錘形を呈した鉄を主成分とする金属磁性粒子粉末
JPH02271503A (ja) 磁性合金粉末およびその製造方法
JPS61141627A (ja) 針状α−FeOOH製造方法
KR940009930B1 (ko) 코발트 페라이트 에피탁시얼 산화철 분말의 제조방법
JPH11263623A (ja) 磁性粉体の製造方法
JPH09188520A (ja) 紡錘状ゲーサイトの製造方法
JPS62167222A (ja) レピツドクロサイトの製造方法
KR910009210B1 (ko) 레피도크로사이트의 제조방법
JPH0971421A (ja) 黄色系顔料用含水酸化第二鉄粒子粉末の製造法
KR960010092B1 (ko) 레피도 크로사이트의 제조방법
JPH07223822A (ja) 針状α−酸化第二鉄及びその製造方法
JPH0692641A (ja) 針状γ−FeOOHの製造方法
JPH01212231A (ja) 磁気記録用磁性酸化鉄の製造方法
JPH06104575B2 (ja) 板状Baフエライト微粒子粉末の製造法
JPS5855203B2 (ja) 鉄−コバルト合金強磁性粉末の製造方法