JPS5945366A - エポキシ樹脂系粉体塗料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐衝撃性、耐摩耗性、平滑性、耐水性及び４
沸とう水性等の塗膜性能に優れるとともに安価なコスＩ
・のエポキシ樹脂系粉体塗料に関するものである。

一般に、塗膜に耐衝撃性、耐摩耗性などの性能を向上さ
せるとともに、塗料コストの引き下げに効果のある材料
としてシリカ系の無機雷光てん材が知られている。

エポキシ樹脂系粉体塗料においても、上記のような塗膜
性能の向」二と塗料コストの引き下げにシリカ系無機雷
光てん材を配合することは有効である。

本発明者らは、エポキシ樹脂系粉体塗料の４衝撃性、耐
摩耗性、耐水性及び４沸とう水性を向上させるとともに
、塗料コストを犬ｒｌＪに引き下げるために前記ＣＡ）
の１００重量部に対して１３０〜４００重量部のシリカ
系無機雷光てん利の配合が有効であるという知見を得た
ので、該塗料の効果的な製造方法について検討した。

一般に粉体塗料の製造方法、特に各原料の混合の形態と
しては、溶融混練法と単に混合する方法とが代表的であ
る。勿論、最終的に粉体塗料となし得るためには、これ
に粉砕及び必要に応じて分級の工程が加わることが必要
である。

本発明者らは、上記のシリカ系無機雷光てん材を多量に
配合せるエポキシ樹脂系粉体塗料の場合、−１；記１〜
た塗膜の平滑性並ひに耐水性、４沸とう水性の向１−に
は溶融混練法がイ１効であるか、シリカ系無機竹光てん
利の配合喰が−・定置に達すると、上記の向−１−程度
か小さくなり飽和してし７まうことを知った。か＼る−
・定電以−１〕のシリカ系無ａ雷光てん利の溶融混練の
もとでは、シリカ系無機竹光てんイＡの配合Ｉけ増大の
ために混練物の硬度が増加し、粉末塗料化のための混線
物の粉砕１−１粉砕機の早期摩損など不利である。

そこで、本発明者らは、この点について鋭意検討した結
果、（Ａ）軟化点が６０〜］−５０°Ｃ１エボギシ当量
、が４００〜２，０００の固形エポキシ樹脂、（Ｅ）硬
化剤、（Ｇり　Ｉ−記ζＡ）の１ｏｏｉｌ’ｊｌｉ）部
に対して、１３０〜４００重量部のシリカ系無４次雷光
てん利、ＣＤ）必要に応じて着色料及び／又は体質顔料
とからなるエポキシ樹脂系粉体塗料・１組成物において
、（Ｃ）の５０〜１．２０重量部を（Ａ）、（Ｂ）並び
に（Ｄ）と混合、溶融混練、粉砕、分級ｌ〜だものに（
ａ）の残部を混合したことを特徴とするエポキシ樹脂系
粉体塗料の製造方法が極めて効果的であることを見いだ
した。

本発明者らの実験によると、溶融混練に供するシリカ系
無機竹光てん利の量は、上記（Ａ）の１００重量部に対
して５０〜１２０重量部とするのが有効であるこＬが判
明している。即ち、５０重量部未満の場合は塗膜の平滑
性か不十分となる。又、１２０重量部を越えて溶融混練
してもそれによって塗膜の平滑性などの性能が更に大き
く変化することはなく、従って、溶融混練するシリカ系
無機竹光てん利の量は最大１２０爪ｌｉ１部で充分であ
る。

本発明に適した前記固形のエポキシ樹脂（Ａ）としては
、ビスフェノールＡ１ビスフエノールＦあるいはテトラ
ブロモ・ビスフェノールＡなどのジグリシジルエーテル
、フェノールあるいはクレゾール・ノボラックのポリグ
リシジルエーテル及びこれらの変性エポキシ樹脂、さら
には多価アルコールのポリグリシジルエーテル、多塩基
酸のポリグリシジルエステル及びこれらの変性エポキシ
樹脂などとして知ちれる慣用のエポキシ樹脂があげられ
る。

他方、本発明に適した前記硬化剤（Ｂ）としては、アミ
ン及びアミン・アダクト、ポリアミド、ポリアミド・ア
ダクト、酸基訝有ポリニスデル、多価カルボン酸又は無
水物及びそれらの変性物、ジシアンジアミド及びその変
性物、イミダゾール類など、公知慣用の硬化剤から選ば
れるものである。

さらに、前記シリカ系無機竹光てんｊｌ：Ａ（ｃ）とし
ては、石英粉とかケイ砂などの名称で一般に呼ばれてい
るものが適用可能である。着色料及び／又は体質顔料（
Ｄ）としては、酸化チタン、カーボンブラック、沈降性
硫酸バリウノ・、タルク、その他一般に公知の着色顔料
、染料、及び体質顔料を用いることができる。

そのほか、塗膜の表面状態、たとえばオレンジヒール、
レベリング性などを改良するために、必要に応じて流れ
調整剤を加えても良い。

該塗料の塗装方法上１〜では、吹付塗装、静電粉体塗装
、流動浸漬塗装など鋳鉄管、鋳鉄異形管及び鋳鉄パルプ
に実施されているいず第１の粉体塗装方法も適用が可能
である。

以下、実施例によって具体的に説明する。尚、［一部」
は「重量部」をもって示す。

実施例１ 軟化点が９５℃、エボキシ当量が９００のビスフェノー
ルＡ型エポキシ樹脂（商品名：エホト−ｌ−ＹＤ−０１
４・東都化成（株）製）：ｉｏｏ部、アジピン酸ジヒド
ラジド３部、イミダゾール３部、酸化チタン１０部、カ
ーボンブラック０．２部、モダフロー（流動調整剤：米
国モンサント社製）０．５部、ケイ砂微粉（粒度１ｏｏ
ｌＩ以下、平均粒径４０μ）　１００部を予備混合した
のち、ブズ・コニーダーＰＲ−４６（スイス国フス社’
ＪＡ　）　ヲ用いて加熱溶融混練し、粉砕、分級して平
均粒径４０μの粉末を調整した。これにケイ砂微粉１０
０部を混合して粉体塗料とした。

実施例２ 実施例１において、最終混合時のケイ砂微粉のｉｉ（を
２００部とした以外は全く同様にして粉体塗料を調整し
た。

実施例３ 実施例１において、最終混合時のケイ砂微粉の４１を３
００部とした以外は全く同様にして粉体塗料を調整した
。

比較例 実施例１において、ケ・イ砂微粉の全量をｔ１′ｌに混
合した以外は全く同様にして粉体塗料を調整した。

Ｉ−記実脇側１〜３及び比較例によって調整Ｉ７た粉体
塗料を２５０”Ｃに予熱した鋼板に静電塗装し２、その
後放冷して５００〜８００／／の膜厚の試験片となし、
塗膜性能を調べた結果を表−１に示す。

尚、上記の各実施例に対し、塗料全体としてのケイ砂微
粉の添加量は同一であるか、加熱溶融混線するケイ砂微
粉眼を５０部部下下したところ、各実施例に較べて塗膜
の平滑性、耐水性、４沸とう水性が共に低下した。一方
、加熱溶融混練するケイ砂微粉量を１−記の５０部以下
に代え１２０部以」−とじたところ、１−記塗膜の平滑
性、耐水性、４沸とう水性は１２０部のものとほとんど
異なるところがなく、これら特性の向１・は飽和状態と
なった。

表−１塗膜性能試験結果 塗膜の平滑性；ＪＩＳ−に５４００によって試験した。

◎・・・塗膜の平滑性か優れている。

○・・・塗膜は平滑であるといえる。

×・・・塗膜の平滑性が不良である。

面１衝撃性；　ＪＴＳ−に５４００によって試験した。

◎・・・　Ｖ８１１φ×１に９／５０ｃｍの衝撃に耐え
る。

○・・・　い”φ×１．ｋｇ×５０ＣＭの衝撃に耐える
。

△・・・　い”φ×１ｋｇ×５０Ｏｎの衝撃に耐える。

×　・・・　１／２”　φＸ　１　ｋｇ　Ｘ　５０　Ｃ
ａｎの衝撃に耐えられない。

耐摩耗性；ＪＩＳ−に７２０４によって試験した。

◎・・・摩耗減量１５ｍり未満 ○・・・　　〃　　５０　〃 ×・・・　　ｔｔ　　　’５０ｍ’７す、＋４　水　性
；ＪＩＳ−に５４００によって常温の水にｑｏ日間浸漬
した。

◎・・・異状なし Ｏ・・・ブリスターが発生 ×・・・塗膜ハクリ ４沸とう水性；　ＪＩＳ−に５４００によって沸とう水
に３０日間浸漬した。

◎・・・異状なし ・・・・ブリスターか発生 ×・・・塗膜ハクリ 第１頁の続き ■発　明　者　橘明弘 東京都江戸川区船堀２丁目１５番 ４号束都化成株式会社内 ０発　明　者　武井豊 東京都江戸川区船堀２丁目１５番 ４号束都化成株式会社内 ０出　願　人　東亜ペイント株式会社 大阪市此花区高見１丁目３番１８ 号 ■出　願　人　東部化成株式会社 東京都江戸川区船堀２丁目１５番 ４号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　（Ａ）軟化点が６０〜１５０°Ｃ１エポキシ
   当量が４００〜２，０００の固形エポキシ樹脂、（Ｂ）
   硬化剤、（Ｃ）上記（Ａ）の１００重量部に対して、１
   ３０〜４００重量部のシリカ系無機雷光てん利、（Ｄ）
   必要に応じて着色料及び／又は体質顔料とからなるエポ
   キシ樹脂系粉体塗料組成物において、（Ｃ）の５０〜１
   ２０重量部を（Ａ）、（Ｂ）並びに（Ｄ）と混合、溶融
   混線、粉砕、分級したものに（０）の残部を混合したこ
   とを特徴とするエポキシ樹脂系粉体塗料。