JPS594492Y2 - 天井埋込型照明器具の取付装置 - Google Patents

天井埋込型照明器具の取付装置

Info

Publication number
JPS594492Y2
JPS594492Y2 JP18023080U JP18023080U JPS594492Y2 JP S594492 Y2 JPS594492 Y2 JP S594492Y2 JP 18023080 U JP18023080 U JP 18023080U JP 18023080 U JP18023080 U JP 18023080U JP S594492 Y2 JPS594492 Y2 JP S594492Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
lighting fixture
holding piece
ceiling
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18023080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57103614U (ja
Inventor
勝 坂野
武二 山口
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP18023080U priority Critical patent/JPS594492Y2/ja
Publication of JPS57103614U publication Critical patent/JPS57103614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS594492Y2 publication Critical patent/JPS594492Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井埋込型照明器具、更に詳しくは天井裏に連
通ずる天井の開口部に収められる天井埋込型照明器具に
関するものである。
一般に、この種の照明器具は高い天井に取付けられるた
め、照明器具及び天井裏の点検を行なう場合は脚立など
を使用して作業を行なわねばならないことが多く、従っ
て、安全に作業を行なうには照明器具の取外しが簡単に
行なわれることが望まれる。
一方、天井裏の点検のために照明器具が収められる開口
部を利用せずに、別途の点検口を設ける場合は、点検口
の場所が制約されるという問題があり、天井に設備され
る照明器具としては、天井裏の点検に利用できる開口部
に収められるのと共に、照明器具を簡単に取外して開口
部をすぐに開放できる構造のものが望まれる。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、主な目
的とするところは照明器具が収められる天井の開口部を
そのまま天井裏の点検口として利用できる照明器具の取
付装置を提供することである。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述する。
本考案に係る天井埋込型照明器具の取付装置は、天井1
に設けた開口部2内に収められる照明器具本体5と、照
明器具本体5を開口部2の一所に枢支して照明器具本体
5を水平軸のまわりで上下方向に回動自在とする枢支手
段6と、照明器具本体5に開口部2との枢支点より離れ
た位置で内外に突出自在に装置された係止片であって外
方への突出時には開口部2の周縁に先端が係止して照明
器具本体5を開口部2内で水平に保持すると共に内方に
引込んだ時には開口部2周縁との係止を解除する保持片
9と、照明器具本体5下面にその下端を露出させて照明
器具本体5へ回動自在に取着されると共に上記保持片6
に連結されてその回転により上記の保持片9を照明器具
本体5の外方に突出させた位置と照明器具本体5内に引
込めた位置との間で動かす摘手7とより構成されること
を特徴とするものであって、本実施例では、下面に2灯
の螢光ランプ8,8を有する矩形状の照明器具を天井1
に形成した矩形状の開口部2に収めた例を示している。
天井1はスラブより吊下される複数枚の天井パネル1a
で構成され、適宜の天井パネル1a間に矩形状の開口部
2が形成される。
開口部2の相対向する二辺には夫々開口部2の額縁乃至
照明器具の反射板として用いられる溝型鋼3が開口部2
周縁の全長に亙って取着され、開口部2の長手方向両端
はエンドプレート10によって塞がれる。
照明器具本体5は鋼板を折曲した上面が開口する矩形の
薄箱体に成形され、長手方向両端下面に突出するソケッ
ト26に螢光ランプ8,8が取付けられる。
照明器具本体5の開口部2への枢支手段6とは照明器具
本体5の上面にその幅方向に沿って固定された回転軸で
あり、この回転軸6は、第1図及び第4図に示すように
、両端を夫々照明器具本体5より側方に突出させて照明
器具本体5に固定された断面略U字状の固定バー6aと
、固定バー6aの両端に嵌入固定された鍔付筒6bとよ
り構成され、照明器具本体5の長手方向の一端より全長
の約士離れた位置に長手方向と直交する形で取着され、
回動軸6の両端を夫々溝型鋼3上端の上フランジ4に載
置することにより照明器具本体5が開口部2に枢着され
て照明器具本体5がこの回転軸6のまわりで上下に回転
する。
照明器具本体5に取着される安定器12は安定器ボック
ス14内に収められて回転軸6に近い方の端部にバラン
スウェイトとして配置され、回転軸6のまわりのバラン
スがとられている。
また鍔付筒6bの鍔6Cが溝型鋼3の上フランジ4先端
に係止して回転軸6の抜は止めがなされている。
図中13は安定器ボックス14の側面に付設された端子
台であり、第3図に示すように、回転軸6の端部を貫通
させる電源コード15をこの端子台13を介して安定器
12に接続する。
またこの照明器具本体5には非常用ランプとして白熱灯
16が装着される。
回転軸6のまわりで上下に回転自在となったこの照明器
具本体5を開口部2内で水平に保持する保持片9として
は、照明器具本体5上面に水平回転自在に取付けられた
一本のバーが用いられる。
このバー9は第3図に示すように、回転軸6と反対側の
照明器具本体5の端部に配置され、照明器具本体5の下
面がわより挿入されるボルト18がバー9の長手方向中
央のねじ孔19に螺合することにより照明器具本体5に
取付けられ、ボルト18を締め付けた場合は、照明器具
本体5上面に圧接し、ボルト18を緩めた場合は照明器
具本体5上面で1由に回転できる。
そしてこの保持片9を回転させる摘手7として、第8図
に示すような、上部に一対のスリット27を有し下端に
リング11を有する筒体が用いられる。
この摘手7は照明器具本体5下面に設けた透孔20内に
遊嵌され、第7図に示すように、ねじ孔19のまわりの
保持片9の一部を切り起こしてできる一対の舌片21,
21が摘手7のスリット27に嵌入することにより、摘
手7と保持片9とが連結され、上記のようにボルト18
を緩めた場合は、摘手7をまわすことにより保持片9が
照明器具本体5の上面で回転するのである。
このボルト18の頭にはローレット23が施されて容易
に手でボルト18が回転できるようになっており、また
筒体の下端はボルト18の頭上面に載置されて落下する
ことがないものである。
保持片9の両端には開口部2周縁の溝型鋼3の上フラン
ジ4先端に係止される鉤片25が設けられる他、ボルト
18の先端には抜は止め部29が形成されている。
第3図に示すように、照明器具本体5の長手方向と直交
する位置に保持片9を回転させた時に、保持片9両端が
夫々上フランジ4に載置され、保持片9と前記の回転軸
6とで照明器具本体5が開口部2周縁に支持される。
次に、開口部2内に支持された照明器具本体5を上下方
向に回転させて開口部2を開放させる場合の手順を、第
9図a、l)、cに基いて説明すると、第9図aは照明
器本体5が開口部2内に収められた状態を示し、この状
態より先ず、ボルト18を緩めて第9図すに示すように
保持片9と照明器具本体5との間に隙間Cを作り出し、
その後、第9図Cに示すように、照明器具本体5と共に
ボルト18を上方に押し上げて保持片9の両端を溝型鋼
3より外してから、リング11を持って摘手7をまわし
て保持片9の両端部を照明器具本体5上面内に引込める
と、照明器具本体5はその自重によって、第5図に示す
ように、回転軸6のまわりで回転して開口部2を開放す
るわけである。
また、開口部2を塞ぐ場合は、これと逆の手順で、照明
器具本体5を持ち上げて水平な状態にした後、嫡子7と
ボルト18とをまわして保持片9を溝型鋼3に係止する
ものである。
尚、照明器具本体5を外す場合は、ボルト18をまわし
て保持片9と照明器具本体5との間に十分な隙間Cを作
り出さないと、保持片9を回転させようとしても保持片
9先端の鉤片25が溝型鋼3上フランジ4に係止して保
持片9と溝型鋼3との連結が解除されないものであり、
取外し操作中に誤って照明器具本体5が急に下方へ回転
するのを防止している。
第10図及び第11図は本考案の他の実施例を示すもの
であり、この実施例では保持片9に板ばね30の上端を
固定し、保持片9が溝型鋼3上に載置した場合に、板ば
ね30の下端部が照明器具本体5に圧接するようになっ
ていて、そのため、この状態におけるがたつきを無くす
と共に、ボルト18を緩めて嫡子7をまわすときに保持
片9が板ばね30によって上方に押し上げられ、保持片
9の回転が容易に行なわれるようになっている。
本考案は以上のように、天井に設けた開口部の周縁の一
所に照明器具本体を枢支して照明器具本体を上下に回転
自在とし、照明器具本体の下面に露出する嫡子によって
照明器具本体より突出する保持片で照明器具本体を開口
部との枢支点より離れた位置で開口部周縁に保持するも
のであるため、照明器具本体の下方より嫡子を操作する
ことにより、開口部への保持を簡単に解除でき、照明器
具本体を上下に回転させて開口部を開放することができ
、その結果、天井裏の点検をこの開口部より行なうこと
ができると共に、照明器具本体を天井に支持させたまま
照明器具本体の保守点検を行なえるものである。
しかも、照明器具本体下面に露出した嫡子を回すことに
よって保持片を回転させ、保持片を開口部の周縁から係
止解除させ、そのまま枢支手段を中心として照明器具本
体を回動させて下方へ降ろすようにしているから、嫡子
を人為的に回さない限り振動等によって不用意に保持片
が開口部の周縁から外れることがなく、照明器具本体が
回動して落ちてくるおそれがなく、更に照明器具本体外
周と開口部の四周との間に間隙ないしスペースをあける
必要がないために下から見上げたときの外観が良く、又
この間隙を通ってゴキブリや小ねずみ等が天井裏から室
内へ浸入してくることもないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す階段断面図、第2図は
同上の側面図、第3図は同上の上面図、第4図は同上の
部分拡大側断面図、号5図は同上の一使用状態を示す斜
視図、第7図は同上に用いる嫡子と保持片との連結部分
を示す部分断面図、第7図は同上に用いる保持片の斜視
図、第8図は同上に用いる嫡子を示す斜視図、第9図a
、l)、cは夫々同上の作用を示す動作説明図、第10
図は本考案の他の実施例を示す断面図、第11図は同上
に用いる保持片と嫡子とを示す分解斜視図であす、1は
天井、2は開口部、5は照明器具本体、6は枢支手段、
7は嫡子、9は保持片である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)天井に設けた開口部内に収められる照明器具本体
    と、照明器具本体を開口部の一所に枢支して照明器具本
    体を水平軸のまわりで上下方向に回動自在とする枢支手
    段と、照明器具本体に開口部との枢支点より離れた位置
    で内外に突出自在に装着された係止片であって外方への
    突出時には開口部の周縁に先端が係止して照明器具本体
    を開口部内で水平に保持すると共に内方に引込んだ時に
    は開口部周縁との係止を解除する保持片と、照明器具体
    下面にその下端を露出させて照明器具本体へ回動自在に
    取着されると共に上記保持片に連結されてその回転によ
    り上記の保持片を照明器具本体の外方に突出させた位置
    と照明器具本体内に引込めた位置との間で動かす嫡子と
    より成る天井埋込型照明器具の取付装置。
  2. (2)筒体状の嫡子に下方より挿通させたボルトの上部
    を保持片の長手方向中央に螺入螺退自在に螺着させて成
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の天井埋込型照明
    器具の取付装置。
JP18023080U 1980-12-15 1980-12-15 天井埋込型照明器具の取付装置 Expired JPS594492Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18023080U JPS594492Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15 天井埋込型照明器具の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18023080U JPS594492Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15 天井埋込型照明器具の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57103614U JPS57103614U (ja) 1982-06-25
JPS594492Y2 true JPS594492Y2 (ja) 1984-02-09

Family

ID=29976634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18023080U Expired JPS594492Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15 天井埋込型照明器具の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS594492Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7079096B2 (ja) * 2018-01-10 2022-06-01 株式会社遠藤照明 照明システム、開閉機構及び開閉式照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57103614U (ja) 1982-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4363086A (en) Luminaire
US4300190A (en) Lighting fixture mount
JPS594492Y2 (ja) 天井埋込型照明器具の取付装置
JPH0313929Y2 (ja)
JPS5847615Y2 (ja) 回転式照明器具の固定装置
JPH0720697Y2 (ja) 表示灯
JP2569193Y2 (ja) 照明器具
JPS5929295Y2 (ja) 照明器具用天井直付装置
JPS6331295Y2 (ja)
JPS6344549Y2 (ja)
JPH0122177Y2 (ja)
KR200186551Y1 (ko) 등기구의 커버 개폐구조
JP3557017B2 (ja) 天井埋込型照明器具
JPS59653Y2 (ja) 照明器具
JPH052910A (ja) 照明器具
JPS5852963Y2 (ja) 照明器具
JP3737194B2 (ja) 照明器具の仮吊り機構
JPS6286601A (ja) 照明器具
JPH0338891Y2 (ja)
JPS5943612Y2 (ja) 埋込型照明器具の取付装置
JPH023211Y2 (ja)
JPH055614Y2 (ja)
JPS6231930Y2 (ja)
KR200197748Y1 (ko) 형광등용 등기구
JPH054165Y2 (ja)