JPS5943224B2 - 装飾版の製造方法 - Google Patents

装飾版の製造方法

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Publication number
JPS5943224B2
JPS5943224B2 JP4437982A JP4437982A JPS5943224B2 JP S5943224 B2 JPS5943224 B2 JP S5943224B2 JP 4437982 A JP4437982 A JP 4437982A JP 4437982 A JP4437982 A JP 4437982A JP S5943224 B2 JPS5943224 B2 JP S5943224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
manufacturing
top coat
transparent material
glass plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4437982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58163473A (ja
Inventor
誠司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISEI JUGEN
Original Assignee
TAISEI JUGEN
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Publication date
Application filed by TAISEI JUGEN filed Critical TAISEI JUGEN
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Expired legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、壁掛、カウンター、テーブル等の内外装の装
飾板の製法に関するものである。
従来から一般的に用いられているこれらの装飾板は、ガ
ラス、アクリル等の透明材の表面に模様や絵図をプリン
トなどしたものが多用されていた。
したがつて、その素材によつてプリントが困難若しくは
不可能であるばかりか、長年使用することによつて表面
部がハゲたり摩消したりして、外観をそこない装飾板と
して使用できなくなることもあつた。また、プリントな
どの作業工程が複雑かつ精密になるためにコストも高く
壁掛けなどごく一部にしか使用されていなかつた。本発
明は、上記の如き問題点を解消すべく開発したものであ
つて、ガラス板、アクリル板等の透視材を設け、該透視
材の表面部を洗浄し、乾燥させることを第1工程とし、
該乾燥透視材の裏面部に金、銀等の色彩粉末を投入して
攪拌せしめたトップコートを吹付けることを第2工程と
し、該トップコート層面上に絵、図柄等の絵図を吹付け
ることを第3工程とし、更にその上面に白色若しくは黒
色の焼付塗料を塗付せしめることを第4工程とした製造
工程によつて製造せしめることによつて、絵図がガラス
等の表面を介して表出されるので、見ばえが良くて永久
使用が可能となる装飾板の製法を提供することができる
以下図面に従つて本発明の一実施例について説明する。
第1図は、本発明の製法によつて製造された装飾板を示
したものであり、1はその装飾版本体である。
装飾版本体1には、ガラス板アクリル板等の透視材が用
いてあり、これは一般的に使用されているものであり、
何ら特徴を有するものではない。2は絵、図柄、模様等
の絵図であり、所望のものを自在に描写することができ
る。
3は銀粉であるが、このように銀のみに限らず、金、ス
ズ等いかなる粉末でもよく、又はいかなる色彩のもので
もよい。
4は装飾版本体1に用いたガラス板である。
本実施例ではガラス板4を用いたが、アクリル板、ビニ
ール板等透視性を有する素材であれば、いかなる素材で
あつてもよい。次に、(I図によつてガラス板4の裏面
部を説明すれば、まず、ガラス板4の裏面Bに絵図2を
描写し、トップコート層5をつくる。このトップコート
層5は、銀粉3を焼付用のクリヤーに投入して攪拌機で
よく攪拌したものをスプレーガンなどに吹付けて、薄い
層をつくればよい。このトップコート層5の上面には所
望の原色6がほどこしてある。7は原色6の全面に塗布
したスケ止めであり、白色若しくは黒色から成る焼付塗
料にて塗布してある。
すなわち、ガラス板4の裏面Bに絵図2、トツプコート
層5、原色6、スケ止め7の順にほどこしてあり、絵図
2がガラス板の裏面Aから透視することができるように
してある。第2図は、本発明の装飾版の製法に用いる乾
燥機を示したものであり、8はその乾燥機である。
9は乾燥機8の内室床面に取付けたヒーター等の電熱器
であり、乾燥室内を下の方向から上部全面を加温せしめ
てある。
10は装飾版本体1を置く網柵である。
次に本図と第1図口とによつて装飾版の製造方法につい
て説明する。まず、ガラス板4の表面Aをアルコール等
でもつてきれいに洗浄し、乾燥機8の網柵10の上に順
次載置し、70℃から80℃位の温度にて乾燥する(第
1工程)。次に、乾燥されたガラス板4を乾燥機から取
出して、あらかじめ用意しておいた樹脂系から成るトツ
プコートをスプレーガンなどでガラス板4の裏面Bに吹
付けてトツプコート層5を設けて再度乾燥機8に入れて
100℃から120℃位の温度でもつて乾燥させる(第
2工程)。このようにして、ガラス板4の裏面Bにトツ
プコート層5が成形されたならば、再度乾燥機8からガ
ラス板4を取出して、このトツプコート層5の上面に所
望の各原色6を吹付けて、再度乾燥機8に入れ100℃
程度の温度でもつて再度乾燥させて、トツプコート層5
面に各原色6を焼付ける(第3工程)。このようにして
、ガラス板4の裏面Bに絵図2、トツプコート層5およ
び原色6がほどこされたならば、その上面にスケ止め7
用の焼付塗料(白若しくは黒色)を塗布し、再度乾燥機
8にて100℃から130℃位の温度でもつて、乾燥さ
せ焼付ける(第4工程)。なお、乾燥時間は、各工程そ
れぞれ1時間程度でよい。このような製造工程によつて
、第1図に示すようなガラス板4の表面Aから銀粉3、
原色6および絵図2が透視された装飾版本体1を製造す
ることができる。本製法の実施例ではガラスを用いてい
るが、その他の素材を用いた場合でもその製造工程も全
く同一であり、その効果においても異なるものではない
。本発明は、以上のように構成してあるから、従来製法
では得られない装飾版を製造できるばかりか、次のよう
な多くの効果を有している。
(1)ガラス等の透視材の表面部を介して絵図等が表出
させることができるので、透視材の表面が滑らかになる
(2)また、その結果から永久に絵図等が変色したり摩
消しハゲたりしない。
(3)安価な材料で簡便に製造することができるので、
大、小の規模にかかわらず手軽に製造することができる
(4)透視性を有する素材であればいかなる素材でも製
造することができるので、応用範囲(壁掛け、テーブル
、カウンター、デスク、人形ケース、名札、額縁、各も
ざいく等)が広くなり、実用化が可能となる。
以上の如き多くの効果を有する本発明の製法は、性能面
、製造面、経済面、実用面等あらゆる面からも優れてお
り、しかも漸新でユニークな製造方法と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装飾版の製造方法によつて製造された
装飾版を示した全体説明図、第2図は本発明の製法に用
いた乾燥機の概要説明図である。 1・・・・・・装飾版本体、2・・・・・・絵図、3・
・・・・・銀粉、4・・・・・・ガラス板、5・・・・
・・トツプコート層、6・・・・・・原色、7・・・・
・・スケ止め、8・・・・・・乾燥機、9・・・・・・
電熱器、10・・・・・・網柵。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス板、アクリル板等の透視材を設け、該透視材
    の表面部を洗浄し、乾燥させることを第1工程とし、該
    乾燥透視材の裏面部に金、銀等の色彩粉末を投入して攪
    拌せしめたトップコートを吹付けることを第2工程とし
    、該トップコート層面上に絵、図柄等の絵図を吹付ける
    ことを第3工程とし、更にその上面に所望の原色をほど
    こして白色若しくは黒色の焼付塗料を塗付せしめること
    を第4工程としたことを特徴とする装飾版の製造方法。
JP4437982A 1982-03-19 1982-03-19 装飾版の製造方法 Expired JPS5943224B2 (ja)

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JPS58163473A JPS58163473A (ja) 1983-09-28
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JPH0534442Y2 (ja) * 1988-02-18 1993-08-31

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JPH02191578A (ja) * 1989-01-19 1990-07-27 Nissan Motor Co Ltd 透明部品の塗装方法

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