JPS63141800A - 漆シ−ト - Google Patents

漆シ−ト

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Publication number
JPS63141800A
JPS63141800A JP28960686A JP28960686A JPS63141800A JP S63141800 A JPS63141800 A JP S63141800A JP 28960686 A JP28960686 A JP 28960686A JP 28960686 A JP28960686 A JP 28960686A JP S63141800 A JPS63141800 A JP S63141800A
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JP
Japan
Prior art keywords
lacquer
glass
ring sheet
lacquerware
drying
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Pending
Application number
JP28960686A
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English (en)
Inventor
寿 田中
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、表面が平滑で極薄の柔軟性を有し且多吊少
量に拘らず製造が容易である漆シートに関するものであ
る。
従来、漆器等の製造において塗擦工程は漆器の堅牢性、
耐久性、平滑性、量感、質感、透明感、光沢等を得るた
めに木地に生漆を塗布し、着せもの漆で重着せをし、布
削りをし、布部と木地部の段差をなくすため、惣身付け
、惣身磨ぎを行う。
次いで、生漆に地均、米糊または磁粉を混合した下地法
をヘラ付けし、乾燥させ空研ぎをする。
この下地付けを数回繰返し、地研きをし下地塗りとする
さらに十分乾燥させてから中塗りをする。そしてまた十
分乾燥させてから、各種の夫々独白の技法で文字、模様
、図柄等をあられして上塗りをする。最後に十分乾燥さ
せてから仕上塗りをする。
この仕上げ塗りまでには約48の工程が必要である。
このように、漆器等の製造において塗擦工程はその工程
の多さから多数の熟練者を必要とし、その熟練者でも非
常に面倒で大変な手間と細心の注意を必要とする等極め
て能率の悪い作業であり、また乾燥させるための期間、
そのスペース、その設備等を相当程度必要とする。
そこで、この発明は漆器等の製造において上記のような
欠点を取除いて、未熟練者でも簡単に能率良く漆器等を
kできるようにすることを目的とする。
この発明を図面により説明すると、第1図において硝子
1の表面に所望の文字、模様、図柄等2を彩漆3を用い
てシルクスクリーン印刷し、その上に紙または布等4を
被せ、ざらにその上から漆5を塗り重ね該印部1部に接
着し乾燥させた後、該硝子1との境面に水6を浸透させ
ることにより、該硝子1から剥離乾燥して得られるとこ
ろの表面が平滑で極薄の柔軟性を有することを特徴とす
る環シート7を得る。
このように漆器等の製造において、木地に生漆を塗布し
た後の布着せ及び布削りの工程と下地塗り及び中塗りの
工程等の大部分を省くためには、それらの工程を漆器等
から切離し、環シートに転換することが有効である。
また文字、模様、図柄等をあられす各種の夫々独自の技
法の繁雑さをより簡略化するためには、シルクスクリー
ン印刷に転換することが有効である。
さらに仕上げ塗りを簡略化するためにまた環シートの表
面を平滑にするためには、表面の平滑性と剥離性を有す
る硝子をシルクスクリーン印刷媒体とすることが有効で
ある。
ざらにまた漆器等の木地に環シートを貼る場合には、薄
さ、柔軟性および漆等の吸収性を有する紙または布等を
、環シートの芯材とすることが有効である。この環シー
トの性質等により、従来熟練者でも非常に面倒で大変な
手間と細心の注意を必要とする直方体等の角塗り、円筒
等の曲面塗り、部分塗り等の塗り分けが環シートを貼る
ことで対象を問わず容易にできる。
この発明によれば、硝子の大きさと数量および紙または
布の大きさと数量を、変更することにより環シートの製
造が多量少量に拘らず容易にできる。
この発明の環シートを漆器等に実施した実施例を図面に
基づいて説明すると次の通りである。
第2図は、環シートを漆器として普通の花台等に使用す
る場合の一例を示すものであり、底面を既に仕上げた花
台8の平面および側面に、それらを覆う形状とした環シ
ート7を漆で貼り細部を仕上げる。
第3図は、環シートを漆器として普通の茶筒等に使用す
る場合の一例を示すものであり、底面を既に仕上げた茶
筒9の側面に、それらを覆う形状とした環シート7を漆
で貼り細部を仕上げる。
第四図は、環シートを漆器として普通の座中等に使用す
る場合の一例を示すものであり、塗り分ける部分以外を
既に仕上げた座中10に、それらを覆う形状とした環シ
ート7を漆で貼り細部を仕上げる。
この発明は、以上説明したように従来の漆器等の製造に
あける塗漆工程の下地塗り、中塗り、上塗りおよび仕上
げ塗り等の過程での一連の塗り工程、乾燥工程、研磨工
程および艶出し工程を約48工程から約5工程位に簡略
化または省力化する効果があり、また乾燥期間の短縮化
等により木地から完成までの期間を約2か月から約1週
間位にする効果がある。
ざらに環シートの多量製造等による乾燥スペースの減少
化、乾燥設備の簡略化等により費用を低減する効果があ
り、さらにまた角塗り、曲面塗り、部分塗り等の塗り分
は等が容易なことから、塗漆対象の範囲等を拡大するこ
とおよび未熟練者でも筒中に能率良く作業できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は漆シー1への概略図である。第2図は第1実施
例の説明図である。第3図は第2実施例の説明図である
。第4図は第3実施例の説明図である。 図中の符号は、1は硝子、2は文字・模様・図柄等、3
は彩漆、4は紙または45等、5は漆、6は水、7は漆
シー1〜.8は花台、9は茶筒、10は座中を夫々示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硝子の表面に所望の文字、模様、図柄等を彩漆を用いて
    全面的にまたは部分的にシルクスクリーン印刷し、その
    上に紙または布等を被せ、さらにその上から漆を塗り重
    ね該印刷部に接着し乾燥させた後、該硝子との境面に水
    を浸透させることにより、該硝子から剥離乾燥して得ら
    れるところの表面が平滑で極薄の柔軟性を有することを
    特徴とする漆シート。
JP28960686A 1986-12-04 1986-12-04 漆シ−ト Pending JPS63141800A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28960686A JPS63141800A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 漆シ−ト

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JP28960686A JPS63141800A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 漆シ−ト

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JPS63141800A true JPS63141800A (ja) 1988-06-14

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ID=17745417

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JP28960686A Pending JPS63141800A (ja) 1986-12-04 1986-12-04 漆シ−ト

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JP (1) JPS63141800A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022190281A (ja) * 2021-06-14 2022-12-26 公立大学法人宮城大学 カード及びその製造方法
JP2023061864A (ja) * 2021-10-20 2023-05-02 株式会社セミナリオ 室温ナノインプリンティングを応用した表面微細構造漆フィルムの生成および表面微細構造漆フィルムを使用した漆製品の製造方法

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