JPS5941969B2 - 速効性殺虫、殺ダニ組成物 - Google Patents

速効性殺虫、殺ダニ組成物

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JPS5941969B2
JPS5941969B2 JP49104248A JP10424874A JPS5941969B2 JP S5941969 B2 JPS5941969 B2 JP S5941969B2 JP 49104248 A JP49104248 A JP 49104248A JP 10424874 A JP10424874 A JP 10424874A JP S5941969 B2 JPS5941969 B2 JP S5941969B2
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吉俊 奥野
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は概知のアレスロロンの第−菊酸エステル殺虫剤
である2−アリル−3−メチル−シクロペン)−2−エ
ン−ニーオン−4−イルクリサンセメート(以下化合物
Iと称する)と3−フェノキシベンジル2/、2/−ジ
メチル3’−(2、2−ジクロロビニルンーシクロロプ
ロパンカーボキシレート(以下化合物2と称する。
特開昭49−47531号公報参照)とを混合使用する
ことにより相互にその欠点を補い、さらにその効力な相
乗的に増強させる殺虫、殺ダニ組成物である。
さらに詳しくは、化合物1はイエバエ、鮫、ゴキブリ等
の衛生害虫またはンマグロヨコバイ等ノ農業害虫に対し
、きわめて速や力・なノックダウン効果を示す殺虫剤で
現在実用化されており、そのノックダウン効果な菊酸エ
ステル系化合物中、天然物、合成品を含めて最も速効性
の部類の化合物である。
しかしながらその致死効力あるいは残効性は単独で使用
するときは必ずしも強くなく、ピペロニルブトキサイド
の共力剤または致死効力の強い殺虫剤の添加が要求され
ることがある。
本考案者らは化合物1の長所を持ちながら短所を補うべ
く研究を進めるうち、化合物2と化合物1とを適当配合
することによって、相乗的な殺虫、殺ダニ作用を示し、
各々の単独の効果からは予測できないような驚くべき効
力を示すことを見出し、毒性も低く実用に供し得ること
を確認し、本発明を完成した。
以下実験例により和音配合により相乗作用について説明
する。
なお化合物lにアルコ−・ノ蛎分および酸成分の各々に
由来する個々の異性体をまた化合物2には酸成分に由来
する個々の異性体も含まれることばもちろんである。
実験例 l 下記効力表の第1表に示す各化合物の単独およびそれら
の混合物を脱臭灯油にて0.2%油剤に調製する。
(70crn)3のガラス箱内にイエバエ成虫約50匹
を放ち、各油剤0.7 fnlをガラスアトマイザ−に
て圧力1.5 Kycpiでスプレーし、経時的にノッ
クダウン虫を観察し、KT5o値(50%ノックダウン
時間)を求めるとともに10分経過後ノックダウン虫を
集め、観察用容器に餌を与えて1日置き、生死を観察し
て致死率を求めた。
その結果は第1表のようである。
上記の第1表を図示した図1,2のグラフにおいて、化
合物1の(イ)ロン・(11977体あるいは(→ロン
・(11977体と化合物2の(ト)シス・トランス体
との混合剤のノックダウン効力比または致死率が各々の
単独での効果を結んだ線(理論値)より上部に位置して
いる。
このことからみて9:1から1=9の範囲のいずれの配
合によっても相乗作用を示すことが明らかである。
実刃1父「8タリ 2 化合物1の(ト)ロン・←)トランス体、化合物2の(
ト)シス・トランス体、化合物2の(ホ)トランス体α
略々単独および下記効力表第2表に示すこれらの混合物
を第2表に示す有効成分量のエアゾールに調製する。
エアゾール調製方法は後述の製剤例4と同様にする。
(6ft)3のビート・グラディーチャンバー内にイエ
バエ成虫を1群100頭として放ち、エアゾールの殺虫
効力試験〔ソープ・アンド・ケミカルス・スペツシャリ
テイーズ・ブルーブック(1965)記載の方法〕を行
なった。
その結果を第2表に示す。
実験例 3 化合物lの+−ン・(11977体、化合物1(イ)ロ
ン・←)トランス体、化合物20ωシス・ トランス体
の各々単独および下記効力表第3表に示すこれらの混合
物を、第3表に示す有効成分量のエアゾールに調製する
エアゾール調製方法は後述の製剤例4と同様にする。
径20cm、高さ20cmのガラス・シリンダー底部に
16メツシユのナイロンネットを張り、内側面上部にバ
ターを塗布し、シリンダー内にチャバネゴキブリ成虫を
1群20頭として放つ。
別の径20cm、高さZOcmのガラス・シリンダーの
上に先のゴキブリを放ったガラス・シリンダーを積み重
ね、さらにその上に径20cm、高さ40cmのガラス
・シリンダーを積み重ねる。
以上のように積み重ねたガラス・シリンダーの上部より
エアゾールを噴射し、経時的に20分間ノックダウン虫
を観察し、KT5o値(50%ノックダウン時間)を求
める。
噴射後20分間経過したゴキブリは別の飼育用シャーレ
に餌を与えて3日間置き、生死を観察介≠る。
その結果を第3表に示す。
実験例 4 化合物1の■ロン・(→シス・トランス体、化合物lの
(ト)ロン・(→シス・トランス体、化合物2のωシス
・トランス体の各々単独および下記効力衣用4表に示す
これら混合物を、第4表に示す有効成分量の蚊取線香に
調製する。
蚊取線香調製方法は後述の製剤例6と同様にする。
径30cWl、高さ30cmのナイロンネット張りケー
ジ内にアカイエカ成虫を1群25頭として用意する。
28m5のチャンバー内の各コーナー4カ所に先に用意
した供試虫入りケージを配置し点火した供試蚊取線香を
中央に設置する。
2時間にわたって経時的にノックダウン虫を観察し、K
T5o値(50ノックダウン時間)を求める。
その結果を第4表に示す。
参考例 本願明細書に化合物2として記載の化合物とピレトリン
またば3−フェノキシベンジル ω−シス、トランス−
クリサン七メート(以下、フェノトリノと称する。
)との混合による効果を、0.1%油剤で本願明細書の
実験例1の方法に従い試験した。
結果を下表に示す。
以上の結果を図示すると、別紙図Aおよび図Bのように
なる。
図中、曲線イは実測値によるノックダウン効力比、直線
口はその理論値を示し、また曲線ハは実測値による致死
率、直線二はその理論値を示す。
図A、Bから明らかなようにそれぞれイと口、およびハ
と二の間に殆んど差ばなく、これらの配合による相乗効
果のないことを示している。
前記の実施例1,2,3.4により本発明の混合剤の相
乗作用による効果は顕著である。
本発明糾成物の調整に当っては、従来のピレスロイドと
同様に一般殺虫剤用希釈助剤を用いて、当業技術者の熟
知する方法によって、油剤、乳剤、粉剤、エアゾール、
水和剤、粒剤、微粒剤、蚊取線香、電気咬取、煙霧剤そ
の他の加熱・非加熱燻蒸剤および害虫の好む餌等誘引性
物質を添加した誘殺性の粉剤、固型剤等その他任意の剤
型にすることができ実用的に供することができる。
さらにピレスロイド用共力剤であるα−〔2−(2−ブ
トキシエトオキシ)エトオキシ〕−4゜5−メチレンジ
オキシ−2−プロピルトルエン(ピペロニルプトキサイ
ドと称する)、■、2−メチレンジオキシー4−[2−
(オクチルサルフィニル)プロピルトルンゼン(サルホ
キサイドと称する)、4 (3y4−メチレンジオキシ
フェニル)−5−メチル−1,3−ジオキサン(サフロ
キサンと称する)、N−C2−エチルヘキサツリービシ
クロ〔2,2,■〕へブタ−5−エン−2゜3−ジカル
ボキシイミド(MGK−264と称する)。
オクタクロロジグロビルエーテル(S−421ら称する
)、イソボルニルチオシアノアセテート(サーナイトと
称する)等、その他のアレスリン。
ピレトリンに対して有効な概知の共力剤と混合使7用す
ることによって、その殺虫効果を増強することもできる
なお、=般に菊酸エステル系化合物は光、熱、酸化等に
対安定性が欠ける嫌いがあるので本発明の混合剤におい
ても酸化防止剤あるいは紫外線吸収剤たとえばBHT、
BHAのようなフェノール誘導体、ビス・フェノール誘
導体またはフェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−
β−ナフチルアミン、フェネチジンとアセトンの縮合物
等のアリールアミン類あるいはベンゾフェノン系化合物
類を安定剤として適量加えることによって、より効果ノ
安定した殺虫、殺ダニ組成物を得ることができる。
また他の生理活性物質、たとえばDDT、BHC、メト
キシクロールなどの有機塩素系殺虫剤、0゜0−ジメチ
ル−〇−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロ
チオエート(スミチオン(住友化学登録商標名)と称す
る)、0,0−ジメチル−0−(2,2−ジクロルビニ
ルンーホスフエーt’(DDVPと称する)、0,0−
ジメチル−〇−4−シアノフェニルホスホロチオエート
(サイアノンシス(住友化学登録商標名)と称する)な
どノ有機燐系殺虫剤、■−ナフチルーN−メチルカーバ
メート、3,4−ジメチルフエニ”ルーN−メチルカー
バメート、3.5−ジメチルフェニル−N−メチルカー
バメート、2−インプロポキシフェニル−N−メチルカ
ーバメートなどのカーバメート系殺虫剤、ピレトリン、
その他既知の菊酸エステルおよびそれらの異性体等の菊
酸エステル系殺虫剤、その他の殺虫剤、あるいは殺菌剤
、殺ネマ剤、殺ダニ剤、除草剤、肥料、B、T剤、B、
M剤等の微生物農薬、昆虫ホルモン剤その他の農薬等と
混合することによってさらに効力のすぐれた多目的組成
物を作ることもできる。
このような本発明組成物は防疫用薬剤としてバエ、鮫、
ゴキブリ等の衛生害虫の駆除に使われるとともに、コナ
ダニ、ノシメコクガ、コクゾウ等の貯穀害虫除用として
広範な用途を有するものであるが、ウンカ類、ヨコバイ
類、ヨトウ類、コナガ、ハマキ類、アブラムシ類、ハダ
ニ類、クリケムシ類等の農園芸および森林害虫、さらに
は動物寄生性のシラミやダニの防除にきわめて有効であ
り、その他各種害虫の防除が可能である。
また本発明組成物は特に低毒性のため、収穫前の作物、
家庭同経用、温室栽培用および食品関係包装材料等にも
自由に使用できる点でも非常にすぐれている。
つぎに本発明組成物の調製および効果を製剤例および試
験例をもって説明する。
製剤例 l 化合物1の(ト)ロン・(→シス、トランス体0.06
部に化合物2の(ト)トランス体0.04部を加え各々
白灯油に溶解し、全体を100部とすれば油剤を得る。
製剤例 2 化合物1の(→ロン・(ト)トランス体0,04部に化
合物2へ(1)シス・トランス体0.01部を加えさら
に各々にピペロニルブトキサイド0.25部を加え、白
灯油に溶解し、全体を100部とすれば油剤を得る。
製剤例 3 化合物lの(ハ)ロン・・シス、トランス体4部に化合
物2の(ハ)シス、トランス体16部、ソルボ”−ル5
M−200(東邦化学登録商標名)15部、キジロール
65部を加え、これらをよく攪拌混合溶解すれば乳剤る
得る。
製剤例 4 化合物1の(至)ロン、(→シス、 トランス体0.2
部。
化合物2※→トランス体0.1部、キジロール7部、脱
臭灯油7.7部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し
、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴
射剤(液化石油ガス)85部を加圧充填すればエアゾー
ルを得る。
製剤例 5 化合物1のに)ロン・(→トランス体0−2 部、化合
物2の(ト)シス・トランス体0.1部、脱臭灯油13
.7部および乳化剤アトモス300(アトラスケミカル
社登録商標名)1部とを混合し純水50部を加えて乳化
させたのち脱臭ブタン、脱臭プロパンの3部1混合物3
5部とともにエアゾール容器に充填すればウォーター・
ベースエアゾールを得る。
製剤例 6 化合物lの・ロン・・シス、トランス体0.1fに化合
物2の(→シス・トランス体0.32とBITo、41
を加え、メタノール20rrllに溶解し、蚊取線香用
担体(タブ粉二粕粉:木粉を3:5:1の割合で混合)
99.2fと均一に攪拌混合し、メタノールを蒸散させ
た後、水150−を加え、充分練り合せたものを成型乾
燥すれば蚊取線香を得る。
製斉用利 7 化合物lの←〕コロン(→トランス体0.02fに化合
物2の(ト)シス・トランス体0.05S’または(ト
)トランス体0.03 Pを加え、さらにBHTo、0
5r、ピペロニルブトキサイド0.工2を加え、適量の
クロロホルムに溶解し、3.5 cmX 1.5 に7
72.淳さ0.3mの戸紙に均一に吸温させろ。
かくして各々の電熱板上加熱繊維燻蒸組成物が得られる
繊維性担体としてはP紙等のノくルプ板のほか石綿等同
等効果をもつものを使用することができる。
製剤例 8 化合’l/J 1の(ト)ロン・(ト)シス、トランス
体10部、化合物2の(ト)シス、トランス体20部、
ツルポール5M−200(前述と同じ)5部をよく混合
し、300メツシュタルク65部を加え捕潰器中にて充
分攪拌混合すれば水相剤を得る。
製剤例 9 化合物1の(ト)ロン・(→トランス体2部、に化合物
2の(ト)トランス体1部にピペロニルブトキサイドl
O部を加え、アセトン20部に溶解し、300メツシュ
珪藻±87部を加え捕潰器中にて充分攪拌混合した後、
アセトンを蒸発除去すれば粉剤を得る。
製剤例 lO 化合物lの←)ロン・←〕トランス体2部に化合物2の
(ト)トランス体または(→シス、トランス体2部を加
え、さらにトヨリダニンCT(東洋紡登録商標名)5部
、GSMクレー(ジークライト鉱業登録商標名)91部
を加え、捕潰器中にて充分に攪拌混合する。
ついで水をこの混合物の10%量を加え、さらに攪拌混
合して微粒剤用造粒機によって製粒し、通風乾燥すれば
微粒剤を得る。
かくして得られた本発明組成物の殺虫、殺ダニ効果は以
下のとおりである。
試験例 1 (70cWl)”のガラス箱内にイエバエ成虫約50匹
を放ち、製剤例1および2によって祷られた各油剤0.
71nlをガラスアトマイザ−にて圧力1.5Kg/c
nテでスプレーすれば10分以内に80係以上のバエを
ノックダウンさせることができ島試験例 2 カンペルのターン・テーブル法〔ソープアンドサニタリ
イ ケミカルスvot、 14 A6 119頁(19
38)]により、イエバエ成虫一群約100匹を使用し
て、製剤例1および2によって得られた各油剤の57!
をスプレーし、10分間降下噴霧に曝露すれば翌日には
いずれの油剤によっても80%以上のバエを殺虫するこ
とかできた。
試験例 3 製剤例3によって得られた乳剤を水で20万倍に希釈し
、その液2tを23 X 30cm、深さ6cmのスチ
ロール製ケースに入れ、アカイエカ絡合幼虫を100匹
を枚てば、翌日にはアカイエカ絡合幼虫を90%以上殺
虫することができた。
試験例 4 5万分の1のワグネルポットに播種後45日を経過した
稲を生育させ、製剤例3によって得られた乳剤の水によ
る500倍希釈液をIOd/ポットの割合でスプレーす
る。
それを金網テ覆い、その中にンマグロヨコバイ成虫約3
0匹を放てば1日後にはそのンマグロヨコバイを90%
以上殺虫することができた。
試験例 5 径14cmの腰高ガラス・シャーレにノ為スモンヨトウ
の3〜4令幼虫を10頭入れ、散布塔で製剤例3によっ
て得られた乳剤の水による200倍希釈液l−をスプレ
ーする。
その後あらかじめ飼料を入れた腰高シャーレに放置すれ
ば2日後にはヨトウを90係以上殺虫することができた
試験例 6 製剤例4および5によって得られた各エアゾールのイエ
バエ成虫に対する殺虫効力をビートグラディーチャンバ
ー(6フイート立方)を使用するエアゾール試験法〔ソ
ープ・アンド・ケミカルス・スペソシャリテイーズ・ブ
ルーブック(1965)記載の方法〕により試験した。
その結果、いずれのエアゾールによっても噴射呉15分
で80%以上のバエをノックダウンさせることができ、
翌日には70%以上のバエを致死させることができた。
試1験例 7 (70cm )”のガラス箱内にアカイエカ成虫約50
匹を放ち、電池式小型扇風機(羽根の径■3crn)を
箱内に設置し、回転させる。
そこへ製剤例6によって得られた蚊取線香0.1 fの
1端に点火したものをガラス箱内に入れ中央底部に置け
ば、20分以内に90%以上のアカイエカをノックダウ
ンさせることができ、翌日には80%以上のアカイエカ
を致死させることができた。
試験例 8 (70Crn)3のガラス箱内にイエバエ成虫約50匹
を放ち、電池式小型扇風機(羽根の径13cm)をチャ
ンバー内に設置し、回転させる。
そこへ製剤例7によって得られた加熱燻蒸用組成物を電
熱板上に置き、チャンバー内で加熱燻蒸すれば20分以
内に90%以上のノ1工をノックダウンさせることがで
きた。
試験例 9 製剤例9によって得られた粉剤を直径14crrlの腰
高ガラスシャーレ底面に2か♀の割合で均一ニ散布し、
底部約1αを残してバターを壁面に塗布する。
その中にチャバネゴキブリ成虫1群10匹として放ち、
30分間接触後、3日間にば倒伏したゴキブリの90%
以様な殺虫することができた。
試験例 10 14を容ポリバケツ内に水10t’r:入れ、その中に
製剤例10によって得られた微粒剤11を投入する。
1日経過後水中にアカイエカ絡合幼虫約100匹を放ち
、生死を観察した結果、24時間以内にアカイエカ幼虫
を90%以上殺虫することができた。
試験例 11 製剤例2によって得られた油剤をインセクト・フオガー
(米国Burgess Vibrocrafters
INC製)によって、あらかじめ約500匹のイエバエ
を放ったビート・グラディーチャンバー(試験例6に同
じ)内に31を煙霧した結果、30分後にH90%以上
のハエをノックダウンさせることができた。
試験例 12 ビニール・・ウス内に白菜を生育させ、ヨトウムシ、ア
オムシおよびコナガな人為的に寄生させた後、そのビニ
ールハウス(高さ2m)を30?7Z2fつに区切り、
製剤例8によって得られた水和剤10グを加熱煙霧器(
サーチ)に入れて燻煙したところ、いずれも被害の広が
りはほとんど認められなかった。
試験例 13 播種後9日を経過した鉢植ウズラ豆(二葉期)に、−葉
当り10〜15ひきのニセナミノ1ダニの雌を寄生させ
、一週間27℃の原淵室で放置すれば種々の生育ステー
ジの・・ダニが多数繁殖する。
この時期に製剤例3によって得られた乳剤の水による2
00倍希釈液をターン・テーブル上で10rrll/ホ
ツト散布し、10日後にそれぞれのウズラのハダニによ
る被害を調査した結果いずれもほとんど被害が認められ
なかった。
試験例 14 製剤例8によって得られた水和剤の水による100倍希
釈液を15X15crnのベニヤ板面に5 o7!/r
?Z2の割合で処理する。
径9cmのベトリシャーレにアカイエカ成虫を1群20
頭として放って用意する。
先に水和剤を処理したベニヤ板面上にアカイエカ成虫を
放ったベトリシャーレを伏せてアカイエカ成虫を薬剤処
理面に接触させ、60分間経過後のノックダウン虫の観
察をする。
薬剤処理当日およびその後は1週間毎にノックダウン効
果の観察を行なった結果、ベニヤ板面に薬剤処理後、4
週間を経過した時点でも80%以上のノックダウン効果
を示し、すぐれた残留効果が認められた。
【図面の簡単な説明】
図1は化合物lの(ト)ロン・(→トランス体と化合物
2の(ト)シス・トランス体との混合剤のイエバエ成虫
に対する効力を配合比−ノツクダウン効力比一致死率の
グラフで示すものである。 図2は化合物1の(→ロン・(→トランス体と化合物2
の(ト)シス・トランス体との混合剤のイエバエ成虫に
対する効力を配合比−ノツクダウン効力比一致死率のグ
ラフで示すものである。 図中1曲線イは実測値によるノックダウン効力比、直線
口はその理論値を示す。 曲線ハは実測値による致死率、二ばその理論値を示す。 図Aは化合物2とピレトリンとの混合剤のイエバエ成虫
に対する効力を配合比−ノツクダウン効力比一致死率の
グラフで示すものである。 図Bは化合物2とフェノトリンとの混合剤のイエバエ成
虫に対する効力を配合比−ノツクダウン効力比一致死率
のグラフで示すものである。 図中、曲線イは実測値によるノックダウン効力比、直線
口はその理論値を示す。 曲線ハは実測値による致死率、二はその理論値を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2−7!フルー2−メチル−シクロベント−2−エ
    ン−1−オン−4−イルクリサンセメートと3−フェノ
    キシベンジル2′、2′−ジメチル−シー(2,2−ジ
    クロロビニル)−シクロプロパンカーポキシレートとを
    混合してなることを特徴とする速効性殺虫・殺ダニ組成
    物。
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