JPS5941412A - 酸素上吹き型製鋼用転炉の底部に設置された浸透可能な耐火要素の寿命を改良する方法 - Google Patents

酸素上吹き型製鋼用転炉の底部に設置された浸透可能な耐火要素の寿命を改良する方法

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JPS5941412A
JPS5941412A JP58071332A JP7133283A JPS5941412A JP S5941412 A JPS5941412 A JP S5941412A JP 58071332 A JP58071332 A JP 58071332A JP 7133283 A JP7133283 A JP 7133283A JP S5941412 A JPS5941412 A JP S5941412A
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oxygen
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ギイ・デニエ−ル
ロマン・アンリヨン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属特に鋼の製造の分野に関する。一層正確に
は冶金学的精錬容器に関し、特に精錬用酸素が上部から
吹き込まれ、底部には浸透可能な耐火要素を備えた製鋼
用転炉に関するものである。
金属浴を収容した容器の底部を形成する通當の耐火ライ
ニング中に設けられた浸透可能な耐火要素を通して、攪
拌流体、通當窒素又はアルゴンのような不活性ガスを制
御注入することによって、溶融金属浴を気体攪拌又はバ
ブリングさせる冶金学的処理が知られている。
酸素が上部から吹込まれる製鋼転炉にこのような攪拌技
術を通用することは、現在“LBE  (Lance−
Brassage−Equilibre)法”の商業名
で世界中で行われζいる。このLBE法はその名が示す
とおり金属とスラグとの間にバランスをもたらし、かく
て慣用的な酸素上吹き法および酸素底吹き法のそれぞれ
の利点を併せもっている。
攪拌流体の八尾すべき流れを確実にする一方、熔融金属
の反対方向への浸透を避けるのに十分な選択的な浸透性
を耐火要素に与えるための多数の解決手段がこれまで提
案されている。一枚岩的な耐火ブロック中に含まれたな
めらかな壁を有する本体によって、あるいは間隔を測定
された小片を間に配置して並置された耐火板を互いに組
立てることによって、密閉された耐火物内に隙間式の通
路を提供するという解決手段が、欧州特許出願第002
1861号に記載されている。
更にこれらの耐火要素は任意の耐火材料と同様溶融金属
と接触して必然的にすり減る。ガス吹込みは吹込み要素
のレベルにおいて液体金属の実質的な対流運動を生じさ
せるが、その誘導効果は周囲の慣用的な耐火物の寿命に
も影響するので、すり減りは一層促進される。この点に
おいて酸素上吹きの伝統的な転炉(L、D、転炉)の場
合には、底部が壁の耐火物より遅くすり減り、これに対
し底部に浸透可能な耐火要素を備えた転炉の場合にはむ
しろ反対になる。
極めて不利益をもたらす底部の修理やすり減った浸透可
能な要素の取り替えを避けるために、要素の浸透性を維
持しながらすり減り速度を遅らせることができるかどう
かを知ることが問題である。
このため本発明は、冶金学的精錬容器、特に酸素上吹き
の製鋼転炉の底部に設置され、容器内に収容された1g
融全金属浴中へ攪拌流体を制御注入するのに役立つ浸透
可能な耐火要素の寿命を改良する方法であって、任意の
装填物の精錬中流動性スラグが形成され、それから容器
を傾けて熔融金属を鋳込んだ後転炉中に流動性スラグが
残されること;スラグが底部に亘って広がりイ」着する
ように容器を直立位置に戻すこと;攪拌流体の永続的な
流れをもたらすのに十分な圧力を浸透可能な耐火要素内
に維持しながらスラグを乾燥させ固めることを特徴とす
る方法を提供する。
例として容ff12oot以上の製鋼転炉の場合、要素
光たり約30rd/hの値の攪拌流体の流れを提供する
圧力を要素中に維持するのが良い。
必要ならば転炉の直立位置の各側で転炉を固定すること
によって、底部にスラグを広げる作業を行っても良い。
以下の説明において冶金学的精錬容器は酸素上吹きのり
、D、型転炉であると仮定されるが、本発明は、水平軸
線のまわりで固定することができ且つ精錬作業がスラグ
の形成を伴う任意の冶金学的容器に適用できることが理
解される。
本発明の(]着技術は、各装填の後で或いは&透可能な
耐火要素を部分的にでもむき出しにする各装填の後で少
なくとも系統的に行うのが良い。提案された方法は極め
″ζ簡単であり、困難をもたらすものではない。この方
法においてただ一つの注意すべき点は、流動性のために
転炉の壁に沿って流れそれから底部に亘って広がり、硬
化中底部に(ζ1着するとこができるスラグを、装填物
の精錬の間或いは精錬の終わりに形成することである。
実際当業者にとってはこれら3つの要件に従うスラグの
能力の視覚チェックに約言することができ、このことは
更に本発明の要旨についての上述の説明中に使用されて
いる表現“流動性のスラグが形成される”によって示さ
れる。
かくてスラグが十分に流動性でないならば、底部への広
がりおよび14着はもはや確かなものではなくなる。こ
のような流動性をもたらすために、スラグの溶融温度を
下げる螢石或いは他の一般的なフランクスのような流動
剤を精錬のおわりに加えても良い。反対にもしスラグが
あまりにも流動的であるならば、スラグの硬化時間は不
必要に長くなってしまい、スラグの融点は比較的低すぎ
るノこめに次の装填物の精錬処理の初期からスラグを消
失させてしまうおそれがある。この場合には、例えばド
ロマイト又は任意の他の耐火酸化物或いは現在製鋼に使
用されている耐火酸化物の混合物のような濃厚剤がスラ
グに加えられる。
いったん底部で硬化し機械的に固められたら、スラグは
、溶融金属浴との直接接触から浸透可能な耐火要素を保
護する耐火層を形成する。更に底部にこの浸透可能な要
素が存在することば、スラグの硬化中攪拌流体の小さな
流れを要素を通して維持することより他に要件を含まず
、更に攪拌流体の流れは“安全流れ”として認められ、
加うるにスラグの必要な硬化牛後の方の時間内におこる
のでどのような方法においても生産性を損なわない。
更にこの流れは浴を処理するのに使用されず1員失とみ
なされるかもしれないが、浴の攪拌中使用される1時間
当たり150 rn’の流れに対して比較的低い値であ
ることを考慮すれば、作業の全体の費用をほんの少し増
加させるにすぎない。例えば窒素、或いは必要ならばC
O2のように製鉄所で作られる回収ガスのような容易に
利用できるガスを選択するように注意すれば、費用につ
いての影響は実際無視できるといっても良い。
いったんスラグ層が硬化したら転炉は新しい装填物のた
めの用意が整う。精錬処理の初期には、底部の浸透性が
保存されるのみならず、底部にスラグを予め付着させる
ことなく行われた装填物の精錬の場合のレヘルより実質
的に増大することに注目すべきである。
浸透性゛レヘル゛の表示器ば、浸透可能な耐火要素へ流
体を送るダクト中の流体の圧力−流速比によって形成さ
れるのが良い。この比率は、要素がオフロード吹込みに
よって新しい状態にあるとき又は転炉内の最初の装填物
の精錬中に測定した&半値と比較するのが良い。
Q’f、−透性について得られた結果に関する限り、そ
の説明は未だ完全に明瞭なものではない。
浸透性の維持は、要素の吹込み面を付着したスラグの層
を通して底部の自由面に連結するチャンネルのネットワ
ークの存在によって確保され、このネットワークは攪拌
流体の永続的な吹込みのため前記層の乾燥中形成される
この浸透性の改善に関して浸透性耐火要素に内在する現
象の疑問がある。説明は熱起原のものである。底部の冷
却は攪拌流体の永続的な流れという目立った効果を有す
るが、吹込み要素内に機械的な応力をつくりだすような
ものであり、この応力は解放されると、攪拌流体のため
に設&ノられた最初の通路の壁に優先的に始まるミクロ
クラックのネットワークまで上昇する。
航空力学的性質の説明を推測すると、攪拌流体は部分的
に、付着スラグ層と予め存在する耐火底部との界面に多
分形成された低圧の1n失領域内へ横方向へ流れること
ができる。
説明したとおり本発明の技術はいかなるときでも、即ち
同一作業時の任意の2つの装填物の間或いは新しい状態
の転炉の最初の装填の終わりにおいても使用することが
できる。
本発明の遂行によって得られる浸透可能な要素の寿命の
改良のために、作業の継続を制限する底部の抵抗はもは
や存在しない。いいがえれば底部はもはや転炉の摩耗に
とって問題とはならず、そのためこれに関連して我々は
慣用的な酸素上吹きのLD型転炉と同一の立場におかれ
た。
更に本発明は浸透性耐火要素のどのような型式にも適用
される。しかしながら最初に詳細を欧州特許出願第oo
218at号を参照して説明した要素によって、すぐれ
た結果を得ることができた。
出願人 アンスチチュ ド ルシエルシュ トラ ルデ
ルルジー フランセーズ アーへソト ニス アー 代理人 弁理士 新jg  正彦

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸素上吹き型製鋼転炉の底部に設置され、転炉内
    に収容された熔融金属浴の中へ攪拌流体を制御注入する
    のに役立つ浸透可能な耐火要素の寿命を改良する方法で
    あって、任意の装填物の精錬中流動性スラグが形成され
    、前記スラグは転炉をMけて熔融金属を鋳込んだ後転炉
    内に保存されること前記スラグが底部に亘って広がり付
    着するように転炉を直立位置に戻すこと;攪拌流体の永
    続的な流れを確実にするために十分な圧力を&透可能な
    耐火要素内に維持しながら、スラグを底部上で硬化させ
    固めること;を特徴とする方法。
  2. (2)底部に亘ってスラグを広げる。−とを促進させる
    ために、転炉は直立位置で各側を固定されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)スラグの流動性を増大させるために、精錬中ある
    いは精錬のおわりに流動剤が転炉の中へ加えられること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
    法。
  4. (4)スラグの流動性を減少させるために、精錬中ある
    いは精錬のおわりに濃厚剤が転炉の中へ加えられること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
    法。
  5. (5)スラグの乾燥中、要素光たり30n?/hの攪拌
    流体の永続的な流れを確実にするのに十分な圧力を浸透
    可能な要素内に維持することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
JP58071332A 1982-04-22 1983-04-22 酸素上吹き型製鋼用転炉の底部に設置された浸透可能な耐火要素の寿命を改良する方法 Pending JPS5941412A (ja)

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AT (1) ATE33401T1 (ja)
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BR (1) BR8302006A (ja)
CA (1) CA1205637A (ja)
DE (1) DE3376225D1 (ja)
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