JPS5811717A - 多孔質スラグコ−テイングによるガス吹込孔の保護層形成方法 - Google Patents
多孔質スラグコ−テイングによるガス吹込孔の保護層形成方法Info
- Publication number
- JPS5811717A JPS5811717A JP11035281A JP11035281A JPS5811717A JP S5811717 A JPS5811717 A JP S5811717A JP 11035281 A JP11035281 A JP 11035281A JP 11035281 A JP11035281 A JP 11035281A JP S5811717 A JPS5811717 A JP S5811717A
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- JP
- Japan
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- slag
- gas
- porous
- converter
- furnace
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/46—Details or accessories
- C21C5/48—Bottoms or tuyéres of converters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製鋼炉、特に転炉の炉底に設けたガス吹込ノズ
ル上に微細な多孔質気孔を有するスラグコーティング層
を形成する方法に関し、その目的は、ガス吹込ノズルの
保護を図ると共に、鋼浴中に吹込まれる不活性ガスの微
細均一化を図って不活性吹込み効果を促進し、更に任意
に不活性ガスの吹込み及び停止を可能として、不活性ガ
ス使用量の減少を図るところにある。
ル上に微細な多孔質気孔を有するスラグコーティング層
を形成する方法に関し、その目的は、ガス吹込ノズルの
保護を図ると共に、鋼浴中に吹込まれる不活性ガスの微
細均一化を図って不活性吹込み効果を促進し、更に任意
に不活性ガスの吹込み及び停止を可能として、不活性ガ
ス使用量の減少を図るところにある。
転炉の炉底に設けた各種のノズルから鋼浴内にＣＯ□、
Ａｒ、 ＣＯガス（以下不活性ガスと呼ぶ）を吠込ん
で、鋼の冶金反応を助長することは公知である。ところ
が、（１）短時間内に溶鋼がノズル内に侵入してノズル
を閉塞し、不活性ガスの吹込みが困難となる。（２）ノ
ズルの溶損が激しく短命である。
Ａｒ、 ＣＯガス（以下不活性ガスと呼ぶ）を吠込ん
で、鋼の冶金反応を助長することは公知である。ところ
が、（１）短時間内に溶鋼がノズル内に侵入してノズル
を閉塞し、不活性ガスの吹込みが困難となる。（２）ノ
ズルの溶損が激しく短命である。
（３）精錬中任意の時期に不活性ガスの吹込み、停止が
行なえれば、不活性ガス使用量の減少が可能であるが、
従来のノズルでは不活性ガスの吹込みを停止すると溶鋼
の侵入による目詰シを起し、吹込みの再開が不能となる
。等種々の欠点又は問題点を有していた。
行なえれば、不活性ガス使用量の減少が可能であるが、
従来のノズルでは不活性ガスの吹込みを停止すると溶鋼
の侵入による目詰シを起し、吹込みの再開が不能となる
。等種々の欠点又は問題点を有していた。
又、鋼の脱炭、脱酸、脱窒及び脱水素等冶金反応を促進
させるためには、鋼浴中に吹込まれた不活性ガスの気泡
が小さく且つ均一であることが望まれていた。
させるためには、鋼浴中に吹込まれた不活性ガスの気泡
が小さく且つ均一であることが望まれていた。
本発明は上記の難点を解決すると共に、要望に応えるべ
く種々検討した結果、製鋼炉の炉底に設けたガス吹込ノ
ズル部の上面に、多孔質な凝固したスラグコーティング
層を形成することによシ上記の難点を解決すると共に要
望に応えるものである。
く種々検討した結果、製鋼炉の炉底に設けたガス吹込ノ
ズル部の上面に、多孔質な凝固したスラグコーティング
層を形成することによシ上記の難点を解決すると共に要
望に応えるものである。
以下本発明の内容を詳細に説明する。
本発明方法の実施に使用する製鋼炉は、その炉底に不活
性ガスの吹込用ノズルを有しているが、このノズルの形
式、配置については何ら制限するものではない。
性ガスの吹込用ノズルを有しているが、このノズルの形
式、配置については何ら制限するものではない。
か＼る炉底にガス吹込ノズルを有する製鋼炉による精錬
は、通常は上底吹き法を採用する。鋼の精錬は、スラグ
を用いて行なうが、このスラグは脱Ｓｉ 、脱Ｓ、脱Ｐ
等の機能をもたせる通常の方法であってもよいし、父子
じめ溶銑の段階で脱Ｓｉ。
は、通常は上底吹き法を採用する。鋼の精錬は、スラグ
を用いて行なうが、このスラグは脱Ｓｉ 、脱Ｓ、脱Ｐ
等の機能をもたせる通常の方法であってもよいし、父子
じめ溶銑の段階で脱Ｓｉ。
脱Ｓ、脱Ｐを行ない、スラグは少量用い炉壁保護、スピ
ッティング防止の機能のみをもたせるものであってもよ
い。
ッティング防止の機能のみをもたせるものであってもよ
い。
かくして鋼浴を所定の精錬後は通常の如く出鋼するが、
本発明においては溶融スラグを炉内に残留させ、炉を直
立させてトラニオン軸を介して炉を複数回揺動させて、
ガス吹込ノズル部を含む炉 、底にスラグコーティング
を行ないっ＼これと同時に、ガス吹込ノズルから所定圧
力、量の不活性ガスをスラグコーティングが凝固するま
で継続して吹込む。これによシガス吹込ノズル部を含む
炉底には、多孔質な凝固したスラグのコーティング層が
形成される。
本発明においては溶融スラグを炉内に残留させ、炉を直
立させてトラニオン軸を介して炉を複数回揺動させて、
ガス吹込ノズル部を含む炉 、底にスラグコーティング
を行ないっ＼これと同時に、ガス吹込ノズルから所定圧
力、量の不活性ガスをスラグコーティングが凝固するま
で継続して吹込む。これによシガス吹込ノズル部を含む
炉底には、多孔質な凝固したスラグのコーティング層が
形成される。
この様にしてガス吹込ノズル部に保護層を形成後、炉内
に溶銑を装入し、炉底のガス吹込ノズルから不活性ガス
を吹込みつ＼精錬を行なうが、多孔質なスラグコーティ
ング層によシガス吹込ノズルが保護され、ノズルの目詰
まシ、ノズルの溶損が効果的に防止できる。しかもスラ
グコーティング層に形成された気孔は非常に微細で、且
つスラグコーティング層の広範囲に亘シ、多孔質スラグ
コーティング層を介さないで不活性ガスを吹込んだ場合
に比較して、不活性ガスの気泡は微細且つ均一であり、
脱Ｃ１脱０．脱Ｎ、脱Ｈ２等の冶金反応効果をよシ一層
助長するものである。
に溶銑を装入し、炉底のガス吹込ノズルから不活性ガス
を吹込みつ＼精錬を行なうが、多孔質なスラグコーティ
ング層によシガス吹込ノズルが保護され、ノズルの目詰
まシ、ノズルの溶損が効果的に防止できる。しかもスラ
グコーティング層に形成された気孔は非常に微細で、且
つスラグコーティング層の広範囲に亘シ、多孔質スラグ
コーティング層を介さないで不活性ガスを吹込んだ場合
に比較して、不活性ガスの気泡は微細且つ均一であり、
脱Ｃ１脱０．脱Ｎ、脱Ｈ２等の冶金反応効果をよシ一層
助長するものである。
更にスラグコーティング層に形成された多孔質孔は、単
純な通孔ではなく複雑なもので、鋼浴が上部に存在して
いるときに不活性ガスの次込みを停止しても、湯差しに
よる多孔質の閉塞はあまシなく、再び不活性ガスが効果
的に吹込める。即ち任意の時期に不活性ガスの吹込み、
停止が可能となシ、ガス吹込量の減少が図れるものであ
る。
純な通孔ではなく複雑なもので、鋼浴が上部に存在して
いるときに不活性ガスの次込みを停止しても、湯差しに
よる多孔質の閉塞はあまシなく、再び不活性ガスが効果
的に吹込める。即ち任意の時期に不活性ガスの吹込み、
停止が可能となシ、ガス吹込量の減少が図れるものであ
る。
尚、上記のスラグコーティング層によ９１回の精錬後は
、通常は若干スラグコーティング層は減少するので、出
鋼後再び不活性ガスを吹込みつ＼スラグコーティングを
施こすものである。
、通常は若干スラグコーティング層は減少するので、出
鋼後再び不活性ガスを吹込みつ＼スラグコーティングを
施こすものである。
スラグコーティング層内に多孔質を形成する際に望まし
い方法は、溶融スラグの流動性が高い時期は、溶融スラ
グのガス吹込ノズル内に侵入を防止するために高流速で
吹込み、温度低下と共に粘性が高くなるにつれて、ガス
流量を徐々に絞る方法であり、これにより多面孔スポン
ジ状を呈したスラグコーティング層を形成することがで
きる。
い方法は、溶融スラグの流動性が高い時期は、溶融スラ
グのガス吹込ノズル内に侵入を防止するために高流速で
吹込み、温度低下と共に粘性が高くなるにつれて、ガス
流量を徐々に絞る方法であり、これにより多面孔スポン
ジ状を呈したスラグコーティング層を形成することがで
きる。
更にスラグコーティング層形成時間の短縮又は耐用性の
向上を計るために、溶融スラグ中へ焼石灰、石灰石、軽
焼ドロマイト等の副原料を投入混合したり、或いは溶融
スラグへ吹付耐大物の粉末を添加することは有効なこと
である。
向上を計るために、溶融スラグ中へ焼石灰、石灰石、軽
焼ドロマイト等の副原料を投入混合したり、或いは溶融
スラグへ吹付耐大物の粉末を添加することは有効なこと
である。
更に又炉底に形成したスラグコーティング層が、精錬中
剥離浮上するのを確実に防止するためには、炉底耐大物
としてぬれ性の悪いＭｇＯ−Ｃ系耐火物よシもぬれ性の
良いＭｇＯ系耐火物、マグドロ系耐火物、マグクロ系耐
火物の方が良く、これら耐火物の使用にょシ、スラグコ
ーティング層と炉底耐大物とが１体となった強固な焼結
性を示すものである。
剥離浮上するのを確実に防止するためには、炉底耐大物
としてぬれ性の悪いＭｇＯ−Ｃ系耐火物よシもぬれ性の
良いＭｇＯ系耐火物、マグドロ系耐火物、マグクロ系耐
火物の方が良く、これら耐火物の使用にょシ、スラグコ
ーティング層と炉底耐大物とが１体となった強固な焼結
性を示すものである。
次に多孔ノズルからの不活性ガスの吹込み条件の一例を
示せば、１つの吹込み孔の断面、ｆｆｒが２０−以下、
全吹込み流量０．１ Ｎｇ／／ ｔ ｏｎ ｊ ｍｉ
ｎ 以下が望ましい。
示せば、１つの吹込み孔の断面、ｆｆｒが２０−以下、
全吹込み流量０．１ Ｎｇ／／ ｔ ｏｎ ｊ ｍｉ
ｎ 以下が望ましい。
実施例：
炉底に４個の多孔性ガス吹込みノズルを有する１ ００
ｔｏｎ転炉で次の如〈実施した。
ｔｏｎ転炉で次の如〈実施した。
（１） 溶銑成分及び温度
Ｃ，４，５％、 ８１． ０．５９６． Ｍｎ、
０．４８％。
０．４８％。
Ｐ、０．１１０％、！３，０．０２６％。
温、変１３２０ ’Ｃ
（２）通酸量 ２０，０００ Ｎｉ／ｈｒ（３）炉底ガ
ス吹込量 Ａｒガス ０．０７ Ｎｇｌ／ｌｏｎ、 ｍ
１ｎ（４）吹錬時間 １４分 （５）吹止成分 Ｃ，０，１２％、 Ｓｉ、 Ｔｒ、 Ｍｎ、 ０．２
３％ ｐ。
ス吹込量 Ａｒガス ０．０７ Ｎｇｌ／ｌｏｎ、 ｍ
１ｎ（４）吹錬時間 １４分 （５）吹止成分 Ｃ，０，１２％、 Ｓｉ、 Ｔｒ、 Ｍｎ、 ０．２
３％ ｐ。
０．０１５％、Ｓ、０．０１８％、温度１６４０’ｃ上
記の如〈実施後溶鋼を出鋼し、溶融スラグを炉内に全量
残こした。炉底に設けた４個の多孔ノズルからＡｒガス
を３００ ｉ／ ｈｒで吹込みつ＼炉を直立させ、５回
揺動させスラグコーティングを施こした。釘ガスはスラ
グコーティング層かはソ凝固するまで吹込んだ。スラグ
コーティング層の厚みは約２００〜３００ｍであった。
記の如〈実施後溶鋼を出鋼し、溶融スラグを炉内に全量
残こした。炉底に設けた４個の多孔ノズルからＡｒガス
を３００ ｉ／ ｈｒで吹込みつ＼炉を直立させ、５回
揺動させスラグコーティングを施こした。釘ガスはスラ
グコーティング層かはソ凝固するまで吹込んだ。スラグ
コーティング層の厚みは約２００〜３００ｍであった。
スラグコーティング層が完全凝固後、上記（１） （２
）と同様な条件を採用し、且つ、炉底からの釘ガス吹込
みは脱Ｃ最盛期の末期（吹錬期間の７０％以降）に７Ｏ
Ｎ−吹込んだが、釘ガスの吹込みは支障なく行なうこと
ができた。
）と同様な条件を採用し、且つ、炉底からの釘ガス吹込
みは脱Ｃ最盛期の末期（吹錬期間の７０％以降）に７Ｏ
Ｎ−吹込んだが、釘ガスの吹込みは支障なく行なうこと
ができた。
８３
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｌ 製鋼炉において出鋼後、炉内残留溶融スラグによシ
炉底に設けたガス吹込ノズル部にコーティング層を形成
しつ＼、上記ガス吹込ノズルから不活性ガスを吹込み、
上記ガス吹込ノズル上に多孔質な凝固スラグ層を形成さ
せることを特徴とする多孔質スラグコーティングによる
ガス吹込孔の保護層形成方法。 ２ ガス吹込ノズルからの不活性ガス吹込量をスラグコ
ーティング層の凝固につれて減少させる特許請求の範囲
第１項記戦の多孔質スラグコーティングによるガス吹込
孔の保護層形成方法。 ３ 溶融スラグに焼石灰１石灰石、軽焼ドロマイト等の
副原料類或いは吹付耐大物の１種又は２種以上を添加す
る特許請求の範囲第１項自己載の多孔質スラグコーティ
ングによるガス吹込孔の保護層形成方法。 ４ 製鋼炉の炉底をＭｇＯ系、マグドロ系、マグクロ系
耐火物で形成する特許請求の範囲第１項記載の多孔質ス
ラグコーティングによるガス吹込孔の保護層形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035281A JPS5811717A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 多孔質スラグコ−テイングによるガス吹込孔の保護層形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035281A JPS5811717A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 多孔質スラグコ−テイングによるガス吹込孔の保護層形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5811717A true JPS5811717A (ja) | 1983-01-22 |
| JPS6154084B2 JPS6154084B2 (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=14533582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11035281A Granted JPS5811717A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 多孔質スラグコ−テイングによるガス吹込孔の保護層形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811717A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5941412A (ja) * | 1982-04-22 | 1984-03-07 | アンスチチュ ド ルシェルシュ ド ラ シデルルジー フランセーズ | 酸素上吹き型製鋼用転炉の底部に設置された浸透可能な耐火要素の寿命を改良する方法 |
| KR100862799B1 (ko) * | 2002-08-02 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 전로 출강시 슬래그 혼입방지방법 |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP11035281A patent/JPS5811717A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5941412A (ja) * | 1982-04-22 | 1984-03-07 | アンスチチュ ド ルシェルシュ ド ラ シデルルジー フランセーズ | 酸素上吹き型製鋼用転炉の底部に設置された浸透可能な耐火要素の寿命を改良する方法 |
| KR100862799B1 (ko) * | 2002-08-02 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 전로 출강시 슬래그 혼입방지방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6154084B2 (ja) | 1986-11-20 |
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