JPS5940176Y2 - ポストテンシヨンt型pc桁製造用合成型枠 - Google Patents

ポストテンシヨンt型pc桁製造用合成型枠

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JPS5940176Y2
JPS5940176Y2 JP5534082U JP5534082U JPS5940176Y2 JP S5940176 Y2 JPS5940176 Y2 JP S5940176Y2 JP 5534082 U JP5534082 U JP 5534082U JP 5534082 U JP5534082 U JP 5534082U JP S5940176 Y2 JPS5940176 Y2 JP S5940176Y2
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勝 上田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上7ランジと、上7ランジの巾よりも狭い庭
中を有する下フランジ、及び、前記上7ランジに至るほ
ど前記庭中よりも巾広になりかつその一部が上フランジ
に含1れる上部側傾斜部分と下フランジに至るほど巾広
になる下部側傾斜部分とを備えるウェブとによって断面
T字状に形成され、前記ウェブにば、桁長方向中間部に
前記庭中と等しい巾の横締用タイヤフラムが、また前記
ウェブの桁長方向両端側には端部側に至るにつれてウェ
ブ巾から前記庭中と等しい巾へと拡大する拡腹部がそれ
ぞれ形成され、かつ、ボストテンションによるプレスト
レス導入出PC鋼材が埋設された20桁の製造に用いら
れる型枠の改良に関する。
上記所謂ボストテンションT型PC桁は、標準断面の寸
法が規格化されており、即ち、上下のフランジの巾や厚
みは一定であり、またウェブの巾や上下高さくつ筐り桁
高)VCついては、複数種類vc規格されている。
しかしながら、桁長はもとより、ウェブ両側面の横締用
ダイヤフラムの位置及び長さの関係、拡腹部の長さ、更
に上下の傾斜部分の傾斜角等については、各現場ごとに
まち筐ちである。
特に上部傾斜部分の一部を含む上フランジにおいては、
その一部の傾斜部分が前記ダイヤプラムや拡腹部の長さ
変化に伴って形状が変化するものである。
このため、従来では、40桁製造用型枠として、一部の
傾斜部分を含む上フランジ、上下の傾斜部水及びウェブ
の形状変化に対処しやすいように、耐火ベニヤと骨板と
からなる木製の型枠を使用していたが、これによる場合
社、型枠の組立、解体に多大の手間を要するばかりでな
く、材質上耐久性が乏しく、吸水と乾燥の繰返し、現場
での手荒な取吸い等により、7〜8回程度の繰返し使用
によって型枠が全損(スクラップ化)するものであった
また、耐久性の大きい金属製型枠が用いられることもあ
るが、これによる場合は、型枠の製造コストが木製型枠
の2倍程度に達し、しかも、前述したように、現場ごと
に異なる上フランジやウェブ及び上下の傾斜部分の形状
や寸法の変化に対処するためには多大の手間を要し、費
用も高く付き、それ故、同一形状の20桁を多量に必要
とする場合でない限り、採算がとれなかった。
本考案は、木製と金属製との合成型枠とすることにより
、つまり、20桁のうち、寸法が一定の部分を成型する
ための型枠部分を何回もの繰返し使用が可能なように耐
^性の高い金属性とし、現場ごとに形状、寸法が変化す
る部分を成型するための型枠部分を形状変化に対処しや
すく、かつ、安価である木製とすることによって、上記
の従来欠点を一掃せんとするものである。
即ち、前記下フランジを成型するための型枠部分を金属
製とし、前記上フランジ及びウェブを成型するための型
枠部分を木製とし、前記上下の7ランジ酸型用型枠部分
同志を、それらの桁長方向両端側に設けられた上下に分
割可能な金属製の接合用フランジ及び桁長方向中間部外
側に設けられた上下に分割可能な金属製スチフナーを介
して連結し、前記木製型枠部分に設けられた骨板を前記
□接合用フランジ及びスチフナーに連”姑した点に特徴
があり、との構成によって、木製型枠に比べて組立て並
びに解体が容易であるのみならず、金属製型枠部分につ
いては、何回もの繰返し使用が可能であり、それでいて
、現場ごとに形状、寸法の異なる部分は木製の型枠部分
であるため、型枠全体を金属製とする場合に比べて、形
状、寸法の変化に容易かつ安価に対処でき、これらの結
果として、従来の木製型枠や金属製型枠よりも、トータ
ルコストを低減し得るに至ったのである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、ボストテンションによってプレストレスが導
入されるT型PC桁Aの側面を示し、第2図はその横断
平面を示す。
第3図は、該20桁A・・・を巾方向に並べて柱(図外
)K架設すると共に、その上面に現場打ちコンクリート
等による舗装Bを強し、かつ、間詰コンクリ−)Cを打
設した高架道路の断面を示す。
第4図及び第5図は、夫々前記40桁Aの縦断面を示す
上フランジ1の横−側面の形状が異なるカベ後述の説明
によってそれら上フランジ1゜1の形状が成型面におい
て実質同一であることが明らかになるであろう。
第6図は、鉄筋6・・・と、ボストテンションによるプ
レストレス導入用PC鋼材Iとこれを内装したシース8
・・・、及び、隣接する20桁連結用のPC鋼材9を挿
通するためのシース10・・・の埋設状態を示す。
前記20桁AFi、上フランジ1と、その上フランジ1
の巾t1よりも狭い庭中t2を有する下フランジ2と、
それらにわたると共に前記庭中t2よりも狭い巾t3を
有するウェブ3とによって断面T字状に形成されている
そして前記ウェブ3には、前記上フランジ1VC至るほ
ど前記庭中t2よりも巾広になりかつその一部aが前記
上フランジ1に含1れる上部側傾斜部分4と、下フラン
ジ2に至るにつれて庭中t2と等しい巾へと拡がる下部
側傾斜部分5、及び、夫々が順次的に巾広になって前記
庭中t2と等しくなる巾の桁長方向中間部の横締用ダイ
ヤフラム15・・・と桁長方向両端側の拡腹部16.1
6が、左右両側に膨出さされて訃り、成型後における前
記PC鋼材Iの引っ張りによって桁長方向のプレストレ
スが導入される。
前記20桁Aを製造する型枠は、桁長方向で複数個に分
割された合成型枠14を所定個数連結することによって
構成されるものであり、各々の合成型枠14ば、上部側
傾斜部分4の一部aを含む上フランジ1及び下7ランジ
2を成型するための第1及び第2の型枠部分11.12
と、上下の傾斜部分4,5及びダイヤフラム15と拡腹
部16を備えるウェブ3を成型するための第3型枠部分
13とから成る。
第1型枠部分11は、後述する金属製(具内的には鋼製
であり、以下同じ。
)の接合用フランジ17を除いて全てが木製であり、第
3型枠部分13は全てが木製であり、そして第2型枠部
分は全てが金属製である。
そして、第1図ないし第9図に示すように、前記第1型
枠部分11ば、上部側傾斜部分4の一部aを含む上7ラ
ンジ1の下面と傾斜側面とに対面する左右一対の防水ベ
ニヤ等からなるせき板1B。
18と、それの長手方向両端及び中間部に間隔をへだで
て外側に釘付けされたL字状の骨板19・・・と、前記
上フランジ1の形状変化にかかわらずせき板18の外側
に位置する状態で前記骨板19にボルト連結される夫々
が金属製の接合用7ランジ17とスチフナー20、及び
、左右のせき板18の上部のブロック21.21にわた
る単管等からなる連結部材22−・・とを有している。
第2型枠部分12ば、下7ランジ2の下面と左右側面と
に対面する夫々が金属製の下板23と左右の側板24,
24、及び及下板23と側板24を解除自在に連結する
クランプ機構25からなり、前記下板23の下面側[は
枠26カベかつ側板24の外側面には、上端を上方に突
出させる状態で接合用フランジ27.27とスチフナ−
28・・・が、第1型枠部分11のそれらに対応させて
設けられている。
次に、第3型枠部分13は、ウェブ3の外側面、つまり
ウェブ本体29と、上下の傾斜部分4,5と、ダイヤフ
ラム15・−・と、拡腹部16−・・の外面に対面する
防水ベニヤ等からなるせき板30と、前記第1型枠部分
11の骨板19・・・に対応する位置に釘付けされた骨
板31・・・とによって構成され、もって、スペーサ部
材32を介して第1及び第2の型枠部分11.12同志
を、それらが備える接合用フランジ17.27とスチフ
ナ−20、28をボルト連結し、かつ、第3型枠部分1
3の骨板31− を前記7ランジ17.27及びスチフ
ナー20.28にボルト連結することによって、合成型
枠14が構成されるのであり、この型枠14を用いるこ
とによって、上フランジ1の左右両側面が傾斜した第4
図に示すPC桁Aが、かつ第10図に示すように、上フ
ランジ1の左右−側面に対面するせき板部分18aを鉛
直面に構成した型枠14を用いることによって、−側面
が傾斜した第5図に示すPC桁A1所謂耳桁が成型され
るもので、これによって、第4図及び第5図に示すPC
桁A、Aが実質同一の型枠部分11rcよって成型され
、かつ、その形状が一部異なるも戒型面において実質同
一であることが理解できよう。
前記第3型枠部分13の上下高さを変更すると共に、そ
れに応じて前記スペーサ一部材32の長さを変更するこ
とによって、第1及び第2の型枠部分11.12をその
まま流用する状態で高さの異なるPC桁Aを製造でき、
あるいは、第3型枠部分13に釦けるせき板30及び骨
板31の横断面並びに縦断面形状を変更することによっ
て、ダイヤフラム15の長さや位相あるいは拡腹部16
の長さ、更には、上下の傾斜部分4,5の傾斜角の異な
る各種のPC桁Aを製造でき、そして、第1型枠部分1
1のせき板18や骨板19の縦断面形状を変更すること
によって、上部側傾斜部分4の一部aを含む上フランジ
1の断面形状の異なる各種のPC桁Aを製造できるもの
であり、即ち、第2型枠部分12をそのま1の形状にす
る状態において、第1及び第3型枠部分11.13の形
状を変更することにより、多種のPC桁Aを製造できる
のである。
前記クランプ機構25は、アングル枠26に連設のアン
グル34にフック35を枢着し、該フック35を側板2
4に連設のアングル36に係止させた状態において、前
記下板23をアングル36と枠26との間で挟圧させる
クサビ37を、フック35とアングル34との間に打設
させるようにしである。
尚型枠14の長手方向両端に妻枠が設けられることば言
うまでもなく、それら妻枠や合成型枠14に前記シース
8が貫設されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は10桁の側面
図、第2図は同横断平面図、第3図は高架道路q断面図
である。 第4図及び第5図は10桁の断面図、第6図は配筋状態
を例示する断面図、第7図は合成型枠の側面図、第8図
は合成型枠の右半分の断面図であり、第9図はその分解
図である。 第10図は別態様の枠部分の部分断面図である。 1・・・・・・上フランジ、2・・・・・・下フランジ
、3・・・・・・ウェブ、4,5・−・・・・傾斜部分
、T・・・・・・PC鋼材、11.12,13・・・・
・・型枠部分、15・−・・・・ダイヤフラム、16・
・・・・・拡腹部、17,27・・・・・・接合用フラ
ンジ、19,31・・・・・・骨板、20 、28−・
−スチフナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上フランジと、上フランジの巾よりも狭い庭中を有する
    下フランジ、及び、前記上フランジに至るほど前記庭中
    よりも巾広になりかつその一部が上フランジに台筐れる
    上部側傾斜部分と下フランジに至るほど巾広になる下部
    側傾斜部分とを備えるウェブとによって断面T字状に形
    成され、前記ウェブには、桁長方向中間部に前記庭中と
    等しい巾の横締用ダイヤプラムが、また桁長方向両端側
    に端部側に至るにつれてウェブ巾から前記庭中と等しい
    巾へと拡がる拡腹部がそれぞれ形成され、かつ、ボスト
    テンションによるプレストレス導入出PC鋼材が埋設さ
    れた20桁を製造するための型枠であって、前記下フラ
    ンジを成型するための型枠部分を金属製とし、前記上フ
    ランジ及びウェブを成型するための型枠部分を木製とし
    、前記上下の7ランフ成型用型枠部分同志を、それらの
    桁長方向両端側に設けられた上下に分割可能な金属製の
    接合用7ランジ及び桁長方向中間部外側に設けられた上
    下に分割可能な金属製スチフナーを介して連結し、前記
    木製型枠部分に設けられた骨板を前記接合用フランジ及
    びチフスナーに連結しであることを特徴とするボストテ
    ンションTmPC桁製造用合成型枠。
JP5534082U 1982-04-15 1982-04-15 ポストテンシヨンt型pc桁製造用合成型枠 Expired JPS5940176Y2 (ja)

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