JPS5940119B2 - 感熱転写記録装置 - Google Patents
感熱転写記録装置Info
- Publication number
- JPS5940119B2 JPS5940119B2 JP54096061A JP9606179A JPS5940119B2 JP S5940119 B2 JPS5940119 B2 JP S5940119B2 JP 54096061 A JP54096061 A JP 54096061A JP 9606179 A JP9606179 A JP 9606179A JP S5940119 B2 JPS5940119 B2 JP S5940119B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- thermal
- supply source
- roller
- ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/27—Actuators for print wires
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、感熱転写記録装置、特に感熱インクリボンの
インク層の再生工程を含む感熱転写記録装置の改良に関
する。
インク層の再生工程を含む感熱転写記録装置の改良に関
する。
近時、操作性、保守性、信頼性にすぐれた感熱記録が、
ファクシミリ、プリンタなどに応用されている。
ファクシミリ、プリンタなどに応用されている。
しかし、熱や有機溶剤により容易に発色するため、記録
の保存性が悪い、改ざん防止ができないなどの欠点を有
する。これらの欠点を補い、且つ前記長所を主力化た記
録方法として感熱転写記録が知られている。第１図に感
熱転写記録装置の１例の概略断面図を示す。すなわち、
第１図に示される如く、ベースフィルム４上に熱溶融性
インク層３を設けた感熱転写材１と記録紙２と重ね合わ
せ、ベースフィルム４の裏面から加熱ヘッド５により熱
溶融性インク層３を選択的に加熱して溶融せしめ、記録
紙２にインクを転写することによつて記録を得るもので
ある。この装置においては、感熱転写材１は消耗品であ
り、且つ、記録紙と同量使用される欠点を有する。一般
に、紙面に対して、記録像の占める割合は１０％〜１５
％程度であり、感熱転写材の大部分は使用されずに消耗
品となる。これを解決するために、感熱転写材のベース
フ・ イルムをエンドレスベルトとして、エンドレスの
感熱インクリボンとし、この感熱インクリボンのインク
層を再生するインク塗付装置を具備した感熱転写記録装
置が提案された（特許第７９７４０７号）。
の保存性が悪い、改ざん防止ができないなどの欠点を有
する。これらの欠点を補い、且つ前記長所を主力化た記
録方法として感熱転写記録が知られている。第１図に感
熱転写記録装置の１例の概略断面図を示す。すなわち、
第１図に示される如く、ベースフィルム４上に熱溶融性
インク層３を設けた感熱転写材１と記録紙２と重ね合わ
せ、ベースフィルム４の裏面から加熱ヘッド５により熱
溶融性インク層３を選択的に加熱して溶融せしめ、記録
紙２にインクを転写することによつて記録を得るもので
ある。この装置においては、感熱転写材１は消耗品であ
り、且つ、記録紙と同量使用される欠点を有する。一般
に、紙面に対して、記録像の占める割合は１０％〜１５
％程度であり、感熱転写材の大部分は使用されずに消耗
品となる。これを解決するために、感熱転写材のベース
フ・ イルムをエンドレスベルトとして、エンドレスの
感熱インクリボンとし、この感熱インクリボンのインク
層を再生するインク塗付装置を具備した感熱転写記録装
置が提案された（特許第７９７４０７号）。
第２図にこの種の装置の模式図を示す。第フ ２図に示
すように第１図の感熱転写材１の代わりにエンドレス状
の感熱インクリボン６を用い、これと記録紙７を重ね合
せて加熱ヘッド８により感熱転写記録を行なう。すると
、記録の終了した感熱インクリボンのインク層は部分的
に欠落する。ｊ 感熱インクリボン６は駆動源（図示せ
ず）に連結したプーリ９により搬送され、感熱転写記録
工程と後述するインク塗付工程の間を循環している。記
録終了後の感熱インクリボン６はインクローラ１０によ
りインクを塗布される。インクローラ１０はヒートロー
ラであり、その回転によりインクタンク１１内の溶融し
た熱溶融性インク１２を巻き上げ、インクローラ１０表
面にインクを補給している。新たにインクを塗布された
部分は、厚み調整ローラ１３により所定の厚みのインク
層に調整される。新しくインク層を再生された感熱イン
クリボン６は再び感熱転写程に供給される。この装置で
はインク層の再生機能を持つているため、消耗品はイン
クだけとなる。しかし、この種の装置においては、感熱
インクリボンであるエンドレスベルトが、インクローラ
のインクと接触しているため、装置の停止時にインク供
給源１４（第２図においては、インクタンク、インクロ
ーラ、厚み調整ローラ）の加熱が停止すると、固相とな
つたインクを介して、エンドレスベルトとインク供給源
１４が固着される。
すように第１図の感熱転写材１の代わりにエンドレス状
の感熱インクリボン６を用い、これと記録紙７を重ね合
せて加熱ヘッド８により感熱転写記録を行なう。すると
、記録の終了した感熱インクリボンのインク層は部分的
に欠落する。ｊ 感熱インクリボン６は駆動源（図示せ
ず）に連結したプーリ９により搬送され、感熱転写記録
工程と後述するインク塗付工程の間を循環している。記
録終了後の感熱インクリボン６はインクローラ１０によ
りインクを塗布される。インクローラ１０はヒートロー
ラであり、その回転によりインクタンク１１内の溶融し
た熱溶融性インク１２を巻き上げ、インクローラ１０表
面にインクを補給している。新たにインクを塗布された
部分は、厚み調整ローラ１３により所定の厚みのインク
層に調整される。新しくインク層を再生された感熱イン
クリボン６は再び感熱転写程に供給される。この装置で
はインク層の再生機能を持つているため、消耗品はイン
クだけとなる。しかし、この種の装置においては、感熱
インクリボンであるエンドレスベルトが、インクローラ
のインクと接触しているため、装置の停止時にインク供
給源１４（第２図においては、インクタンク、インクロ
ーラ、厚み調整ローラ）の加熱が停止すると、固相とな
つたインクを介して、エンドレスベルトとインク供給源
１４が固着される。
それゆえ、インク供給源インクを加熱することなし（イ
ンク供給源１４のインクが溶融していない）に記録を行
おうとすると、感熱インクリボンであるエンドレスベル
トが搬送されないため、記録不能となる。また、たとえ
搬送できたとしても、固着している状態から引き剥され
るため、その部分のインク層は、欠落していたり、過剰
に厚かつたりして、記録品質を著しく損う。このように
、この種の装置においては記録動作前のインク供給源イ
ンクのプレヒートは不可欠である。しかし、第２図にお
けるようにインクリボンとインク供給源のインクが接触
し且つ、インク固着により、インクリボンとインク供給
源が停止したまま、プレヒートする場合に、種々の問題
点を生ずる。すなわち、その１は、加熱によりインクリ
ボンが局部分に熱変形することによつて発生するシワで
ある。
ンク供給源１４のインクが溶融していない）に記録を行
おうとすると、感熱インクリボンであるエンドレスベル
トが搬送されないため、記録不能となる。また、たとえ
搬送できたとしても、固着している状態から引き剥され
るため、その部分のインク層は、欠落していたり、過剰
に厚かつたりして、記録品質を著しく損う。このように
、この種の装置においては記録動作前のインク供給源イ
ンクのプレヒートは不可欠である。しかし、第２図にお
けるようにインクリボンとインク供給源のインクが接触
し且つ、インク固着により、インクリボンとインク供給
源が停止したまま、プレヒートする場合に、種々の問題
点を生ずる。すなわち、その１は、加熱によりインクリ
ボンが局部分に熱変形することによつて発生するシワで
ある。
シワはインクの均一塗布を不可能にし、よつて、記録品
質を著しく劣化させるため、頻繁なインクリボン交換が
必要となり、ランニングコストアツプやメインテナンス
回数の増加を招く。その２は、加熱ヘツドに接するイン
クリボン裏面へのインクの回り込みである。インクリボ
ンは後述する問題を避けるため、インクが裏面へ回り込
まないように、インク塗布領域を設定している。これは
、インクベルトおよびインク供給源の動作時に合せて設
定してあるので、前記状態においては、インクの巾方向
への濡れ広がりにより、インクリボン裏面へのインクの
付着を生ずる。この付着により、インクリボン搬送系や
加熱ヘツドが汚れ、メインテナンスが繁雑となる。また
、カロ熱ヘツド上にインクが堆積することにより、熱的
接触が悪くなり、脱字、濃度低下などの記録品質の劣化
、著るしい場合は、記録不能となる事態を生ずる。その
３は、厚み調整ローラ出口側（インクリボンの搬送方向
に対して）近傍におけるインク塗布量が制御出来ないこ
とである。
質を著しく劣化させるため、頻繁なインクリボン交換が
必要となり、ランニングコストアツプやメインテナンス
回数の増加を招く。その２は、加熱ヘツドに接するイン
クリボン裏面へのインクの回り込みである。インクリボ
ンは後述する問題を避けるため、インクが裏面へ回り込
まないように、インク塗布領域を設定している。これは
、インクベルトおよびインク供給源の動作時に合せて設
定してあるので、前記状態においては、インクの巾方向
への濡れ広がりにより、インクリボン裏面へのインクの
付着を生ずる。この付着により、インクリボン搬送系や
加熱ヘツドが汚れ、メインテナンスが繁雑となる。また
、カロ熱ヘツド上にインクが堆積することにより、熱的
接触が悪くなり、脱字、濃度低下などの記録品質の劣化
、著るしい場合は、記録不能となる事態を生ずる。その
３は、厚み調整ローラ出口側（インクリボンの搬送方向
に対して）近傍におけるインク塗布量が制御出来ないこ
とである。
厚み調整ローラの出口側近傍で溶融したインクリボン上
のインクは、厚み調整ローラにも濡れて、付着する。イ
ンク供給源およびインクリボンの動作時においてもこの
厚み調整ローラに付着された分のインクは、補給される
ことがないので、この部分的のインクリボンは部分的に
不均一なインク塗布量を持つたものとなり、力ズレや濃
度変化などの記録品質の劣化を生ずる。その４は、始動
時のインクローラからインクリボンへのインク供給量が
定常状態の供給量と異なるために生ずる厚み調整ローラ
周辺でのトラブルである。
のインクは、厚み調整ローラにも濡れて、付着する。イ
ンク供給源およびインクリボンの動作時においてもこの
厚み調整ローラに付着された分のインクは、補給される
ことがないので、この部分的のインクリボンは部分的に
不均一なインク塗布量を持つたものとなり、力ズレや濃
度変化などの記録品質の劣化を生ずる。その４は、始動
時のインクローラからインクリボンへのインク供給量が
定常状態の供給量と異なるために生ずる厚み調整ローラ
周辺でのトラブルである。
厚み調整ローラは、過剰インクの除去、インク面を平滑
化する機能を持つている。定常状態では、過剰インタの
量はなるべく少なくなるように、インクローラから、イ
ンクリボンに供給される。また、その状態に合わせて厚
み調整ローラの構造も設定される。しかし、しばしば始
動時においては、インクリボンへのインク供給量が定常
状態よ・りも多くなる。そのため、厚み調整ローラでは
過剰インクのオーバフローによる装置の汚れあるいは、
厚み調整ローラの出口側へのインクの回り込みのため厚
み制御が不能となる。この発明は、上記の点に鑑みてな
されたもので、感熱インクリボンの長寿命化を図りイン
クリボン交換、装置の清掃回数の低減など保守性にすぐ
れ、記録始動時の記録品質の劣化のない、記録品質の安
定性にすぐれ、かつインクリボンの変形を防ぐことによ
つて、高信頼性の得られる感熱インクリボンのインク層
の再生程を含む、感熱転写装置を提供することを目的と
する。
化する機能を持つている。定常状態では、過剰インタの
量はなるべく少なくなるように、インクローラから、イ
ンクリボンに供給される。また、その状態に合わせて厚
み調整ローラの構造も設定される。しかし、しばしば始
動時においては、インクリボンへのインク供給量が定常
状態よ・りも多くなる。そのため、厚み調整ローラでは
過剰インクのオーバフローによる装置の汚れあるいは、
厚み調整ローラの出口側へのインクの回り込みのため厚
み制御が不能となる。この発明は、上記の点に鑑みてな
されたもので、感熱インクリボンの長寿命化を図りイン
クリボン交換、装置の清掃回数の低減など保守性にすぐ
れ、記録始動時の記録品質の劣化のない、記録品質の安
定性にすぐれ、かつインクリボンの変形を防ぐことによ
つて、高信頼性の得られる感熱インクリボンのインク層
の再生程を含む、感熱転写装置を提供することを目的と
する。
この発明は、感熱インクリボンのインク層の再生程を含
む感熱転写装置において、インク層の再生のための、イ
ンク供給源の加熱が停止し、かつ、インクが流動性を有
している時に、インク供給源のインクと感熱インクリボ
ンを隔離する手段を設けることにより、インク供給源の
インクと感熱インクリボンの固着を防止し、もつて、上
記の目的を達成するものである。
む感熱転写装置において、インク層の再生のための、イ
ンク供給源の加熱が停止し、かつ、インクが流動性を有
している時に、インク供給源のインクと感熱インクリボ
ンを隔離する手段を設けることにより、インク供給源の
インクと感熱インクリボンの固着を防止し、もつて、上
記の目的を達成するものである。
以下、第３図に示す一実施例に従つて詳細に説明する。
この装置では、搬送プ一１川５の外周に沿つて一巡して
いるエンドレスの感熱インクリボン１６のインク塗布程
側に軸が上下可動なローラ１７が設けられている。可動
ローラ１７は、第３図に示されているように、装置の動
作時（インク供給源のインクが溶融している状態）には
、第３図において感熱インクリボン１６を搬送プーリ１
５の外側より下方に位置させ、且つ、インクローラ１８
とインク厚み調整ローラ１９に感熱インクリボン１６が
接触するように位置を設定した。この状態で、感熱転写
記録および感熱インクリボンへのインク塗布を行なう。
一方、装置の停止あるいは感熱転写記録の休止時に、イ
ンク供給源（インクロール１８、インク厚み調整ローラ
１９、インクタンク２１）の熱溶融性のインク２０への
加熱を止める時は第３図において可動ローラ１７を上方
に移動させ、感熱インクリボン１６とインク供給源のイ
ンクとを完全に離した。
いるエンドレスの感熱インクリボン１６のインク塗布程
側に軸が上下可動なローラ１７が設けられている。可動
ローラ１７は、第３図に示されているように、装置の動
作時（インク供給源のインクが溶融している状態）には
、第３図において感熱インクリボン１６を搬送プーリ１
５の外側より下方に位置させ、且つ、インクローラ１８
とインク厚み調整ローラ１９に感熱インクリボン１６が
接触するように位置を設定した。この状態で、感熱転写
記録および感熱インクリボンへのインク塗布を行なう。
一方、装置の停止あるいは感熱転写記録の休止時に、イ
ンク供給源（インクロール１８、インク厚み調整ローラ
１９、インクタンク２１）の熱溶融性のインク２０への
加熱を止める時は第３図において可動ローラ１７を上方
に移動させ、感熱インクリボン１６とインク供給源のイ
ンクとを完全に離した。
加熱を停止された直後のインクはまだ流動性を十分に持
つているので、感熱インクリボン１６のインクとインク
供給源のインクが離れる時に、感熱インクリボン１６に
過剰のインクも残らず、また、インクの表面張力により
インク面も平滑になる。
つているので、感熱インクリボン１６のインクとインク
供給源のインクが離れる時に、感熱インクリボン１６に
過剰のインクも残らず、また、インクの表面張力により
インク面も平滑になる。
装置を動作させ、感熱転写記録を連続して行なつたとこ
ろ、いずれの記録にも、記録品質の劣化は認められなか
つた。可動ローラをこの装置では５７１Ｌｍ移動させる
ことにより十分に感熱インクリボン１６をインク供給源
から離すことができた。尚、第３図の実施例では、感熱
インクリボンを２つのローラによつて動かしたが、第４
図に示すように１つの可動ローラ２２で感熱インクリボ
ン２３を動かしても良い。この実施例によれば、装置の
構造が簡単となる利点がある。しかしこの実施例ではイ
ンク厚み調整ローラ２４の位置は、斜行する感熱インク
リボン２３に合わせて調整する必要がある。又、感熱イ
ンクリボン２３とインク供給源のインクを離すためには
、感熱インクリボン２３を動すだけでなくインク供給源
であるインクローラ２５とインク厚み調整ローラ２４を
動かして目的を達することもできる。
ろ、いずれの記録にも、記録品質の劣化は認められなか
つた。可動ローラをこの装置では５７１Ｌｍ移動させる
ことにより十分に感熱インクリボン１６をインク供給源
から離すことができた。尚、第３図の実施例では、感熱
インクリボンを２つのローラによつて動かしたが、第４
図に示すように１つの可動ローラ２２で感熱インクリボ
ン２３を動かしても良い。この実施例によれば、装置の
構造が簡単となる利点がある。しかしこの実施例ではイ
ンク厚み調整ローラ２４の位置は、斜行する感熱インク
リボン２３に合わせて調整する必要がある。又、感熱イ
ンクリボン２３とインク供給源のインクを離すためには
、感熱インクリボン２３を動すだけでなくインク供給源
であるインクローラ２５とインク厚み調整ローラ２４を
動かして目的を達することもできる。
又、感熱インクリボン２３とインク供給源の両方を動か
しても良い。感熱インクリボンとインク供給源のインク
を離すには、加熱時のインクの流動性、インク供給源の
構成、形状により異なるが、２〜３ｍｍ以上、感熱イン
クリボンとインク供給源のインクを離せば、この発明の
目的は達せられる。
しても良い。感熱インクリボンとインク供給源のインク
を離すには、加熱時のインクの流動性、インク供給源の
構成、形状により異なるが、２〜３ｍｍ以上、感熱イン
クリボンとインク供給源のインクを離せば、この発明の
目的は達せられる。
この発明の上記実施例および説明図では、インク供給源
として、熱溶融性インクを加熱して、流動性（液体にな
つている）を与え、インクロールによる塗布を行なうイ
ンク塗布装置とインク厚み調整ローラで説明したが、こ
の系に限定されることなく、インク塗布工程を含む感熱
転写記録装置に使用されるインク供給の方法はこの発明
の目的を逸脱しない範囲で使用できることは勿論である
。また、感熱インクリボンの形状はエンドレスに限定さ
れないことは勿論である。又、インクリポンとインク供
給源とを離すタイミングはインク供給源への加熱が停止
された瞬間だけでなく、印字に何の支障も与えない範囲
で、停止の前後で、かつ、インクが流動性を有している
時である。以上、説明したように、この発明によれば、
感熱インクリボンのインク層の再生工程を含む感熱転写
装置の保守の低減、低ランニングコスト、始動時の記録
安定化、感熱インクリボンの長寿命化が実現でき、フア
クシミリ、プリンタなどの応用分野の拡大を図ることが
できる効果がある。
として、熱溶融性インクを加熱して、流動性（液体にな
つている）を与え、インクロールによる塗布を行なうイ
ンク塗布装置とインク厚み調整ローラで説明したが、こ
の系に限定されることなく、インク塗布工程を含む感熱
転写記録装置に使用されるインク供給の方法はこの発明
の目的を逸脱しない範囲で使用できることは勿論である
。また、感熱インクリボンの形状はエンドレスに限定さ
れないことは勿論である。又、インクリポンとインク供
給源とを離すタイミングはインク供給源への加熱が停止
された瞬間だけでなく、印字に何の支障も与えない範囲
で、停止の前後で、かつ、インクが流動性を有している
時である。以上、説明したように、この発明によれば、
感熱インクリボンのインク層の再生工程を含む感熱転写
装置の保守の低減、低ランニングコスト、始動時の記録
安定化、感熱インクリボンの長寿命化が実現でき、フア
クシミリ、プリンタなどの応用分野の拡大を図ることが
できる効果がある。
第１図は感熱転写記録の機構を示す図、第２図は従来の
感熱転写記録装置の構造図、第３図は本発明一実施例の
感熱転写記録装置の構造図、第４図は本発明の他の実施
例の感熱転写記録装置の一部の構造図である。 １５・・・・・・搬送プーリ、１６，２３・・・・・・
感熱インクリボン、１７，２２・・・・・・可動ローラ
、１８・・・・・・インクローラ、１９，２４・・・・
・・インク厚み調整ローラ、２０・・・・・・インク、
２１・・・・・・インクタンク。
感熱転写記録装置の構造図、第３図は本発明一実施例の
感熱転写記録装置の構造図、第４図は本発明の他の実施
例の感熱転写記録装置の一部の構造図である。 １５・・・・・・搬送プーリ、１６，２３・・・・・・
感熱インクリボン、１７，２２・・・・・・可動ローラ
、１８・・・・・・インクローラ、１９，２４・・・・
・・インク厚み調整ローラ、２０・・・・・・インク、
２１・・・・・・インクタンク。
Claims (1)
- １ 常温において固相であり加熱によつて流動性を有す
るインクを塗布され一定方向に走行するベースフィルム
と、このベースフィルム上のインクを選択的に加熱して
記録紙に転写する手段と、このインクの転写後前記ベー
スフィルムにインクを供給するインク供給源と、このイ
ンク供給源のインクを加熱する手段と、この手段による
加熱の停止時であつて、インクが流動性を有している時
に前記ベースフィルムとインク供給源を離す手段とを具
備して成ることを特徴とする感熱転写記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54096061A JPS5940119B2 (ja) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | 感熱転写記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54096061A JPS5940119B2 (ja) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | 感熱転写記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5621874A JPS5621874A (en) | 1981-02-28 |
| JPS5940119B2 true JPS5940119B2 (ja) | 1984-09-28 |
Family
ID=14154914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54096061A Expired JPS5940119B2 (ja) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | 感熱転写記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940119B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61135821A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用空気清浄器 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4384797A (en) * | 1981-08-13 | 1983-05-24 | International Business Machines Corporation | Single laminated element for thermal printing and lift-off correction, control therefor, and process |
| US4396308A (en) * | 1981-08-13 | 1983-08-02 | International Business Machines Corporation | Ribbon guiding for thermal lift-off correction |
| JPS58209598A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Norio Tomizawa | 絞章印刷用原版 |
| JPS61154978A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-14 | Kyocera Corp | 転写型記録装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143212B2 (ja) * | 1971-08-24 | 1976-11-20 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143212U (ja) * | 1974-09-25 | 1976-03-30 | ||
| JPS5366313U (ja) * | 1976-11-05 | 1978-06-03 |
-
1979
- 1979-07-30 JP JP54096061A patent/JPS5940119B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5143212B2 (ja) * | 1971-08-24 | 1976-11-20 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61135821A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | Nippon Denso Co Ltd | 自動車用空気清浄器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5621874A (en) | 1981-02-28 |
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