JPS5940060Y2 - アイアンクラブセット - Google Patents
アイアンクラブセットInfo
- Publication number
- JPS5940060Y2 JPS5940060Y2 JP1977176101U JP17610177U JPS5940060Y2 JP S5940060 Y2 JPS5940060 Y2 JP S5940060Y2 JP 1977176101 U JP1977176101 U JP 1977176101U JP 17610177 U JP17610177 U JP 17610177U JP S5940060 Y2 JPS5940060 Y2 JP S5940060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- toe
- heel
- head
- short
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Golf Clubs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアイアンクラブセットの改良に関する3従来の
アイアンクラブセットは、各クラブのヘッドのバックデ
ザインが同一に形成されており、各クラブの打撃時にお
゛いで、一般にクラブ長さが長く、ロフト角が小さい等
の特徴を持つロングアイアンでは、円心力により、イン
パクト時にヘッド打球面がボールの要望される目標飛行
線方向に対し、右に向いて入り、ボールを右に押し出し
、一般にクラブ長さが短く、ロフト角が大きい等のショ
ートアイアンでは、ヘッドが左に向いて入り、ボールを
左に引っかけるという欠点があった。
アイアンクラブセットは、各クラブのヘッドのバックデ
ザインが同一に形成されており、各クラブの打撃時にお
゛いで、一般にクラブ長さが長く、ロフト角が小さい等
の特徴を持つロングアイアンでは、円心力により、イン
パクト時にヘッド打球面がボールの要望される目標飛行
線方向に対し、右に向いて入り、ボールを右に押し出し
、一般にクラブ長さが短く、ロフト角が大きい等のショ
ートアイアンでは、ヘッドが左に向いて入り、ボールを
左に引っかけるという欠点があった。
近年、この様な欠点を解決するために、ヘッドのバック
デザインとして、ロングアイアンでは、トウ寄りに凸部
を、もしくはヒール寄りに凹部を設けることにより、ト
ウ部に大きな重量を配分し、インパクト時において、ヘ
ッドが右に向いて入るのを防止し、ショートアイアンに
なるに従い徐々にヒール寄りに凸部を、もしくはトウ寄
りに凹部を設けることにより、ヒール部に大きな重量を
配分し、インパクト時において、ヘッドが左に向いて入
るのを防止する方法が提唱された。
デザインとして、ロングアイアンでは、トウ寄りに凸部
を、もしくはヒール寄りに凹部を設けることにより、ト
ウ部に大きな重量を配分し、インパクト時において、ヘ
ッドが右に向いて入るのを防止し、ショートアイアンに
なるに従い徐々にヒール寄りに凸部を、もしくはトウ寄
りに凹部を設けることにより、ヒール部に大きな重量を
配分し、インパクト時において、ヘッドが左に向いて入
るのを防止する方法が提唱された。
しかし、この方法では、各クラブにより、凹部や凸部の
位置を変えるため、セットにおいてデザイン的統一性が
なくプレーヤーは、ロングアイアンでは、トウ寄りに重
量がありすぎるのではないかという不安を感じ、ショー
トアイアンでは、ヒール寄りに重量がありすぎるのでは
ないかという不安を感じ、安心した心理状態で打てない
という欠点をもっていた。
位置を変えるため、セットにおいてデザイン的統一性が
なくプレーヤーは、ロングアイアンでは、トウ寄りに重
量がありすぎるのではないかという不安を感じ、ショー
トアイアンでは、ヒール寄りに重量がありすぎるのでは
ないかという不安を感じ、安心した心理状態で打てない
という欠点をもっていた。
さらに、この方法では、スィートスポットが極めて小さ
く、スィートスポットで打たれたボールは、最大限の飛
距離と方向性を与えはするが、スィートスポット以外で
打たれたボールは、飛距離を大巾に減じられ、また方向
性を極度に悪くするという欠点をもっていた。
く、スィートスポットで打たれたボールは、最大限の飛
距離と方向性を与えはするが、スィートスポット以外で
打たれたボールは、飛距離を大巾に減じられ、また方向
性を極度に悪くするという欠点をもっていた。
本考案は、上記の点に鑑みて、各アイアンヘッドのバッ
クデザイン部のデザイン的統−とスィートスポットの拡
大を計り、さらにインパクト時に、ヘッドが要望するボ
ールの飛行線方向に対し、適正な傾きになり、ボールの
飛行方向を正確にコントロールできるアイアンクラブセ
ットを提供しようとするものである。
クデザイン部のデザイン的統−とスィートスポットの拡
大を計り、さらにインパクト時に、ヘッドが要望するボ
ールの飛行線方向に対し、適正な傾きになり、ボールの
飛行方向を正確にコントロールできるアイアンクラブセ
ットを提供しようとするものである。
以下図面に基づき本考案の好適な実施例を説明する。
アイアンヘッド1のフェース面2の背後にバックデザイ
ン部3を設け、このバックデザイン部3の縁周間に枠部
4を残して凹部5を広範囲に形成し、さらに凹部5の底
面にはフェース面2に対しトウ6からヒール7方向にか
けて傾斜面8を形成してお・す、またこの傾斜面8と枠
体4との接合部9には段差10を設け、バックデザイン
部3の枠取りを明瞭にしている。
ン部3を設け、このバックデザイン部3の縁周間に枠部
4を残して凹部5を広範囲に形成し、さらに凹部5の底
面にはフェース面2に対しトウ6からヒール7方向にか
けて傾斜面8を形成してお・す、またこの傾斜面8と枠
体4との接合部9には段差10を設け、バックデザイン
部3の枠取りを明瞭にしている。
そして上述のごとき構成のアイアンヘッド1からなるク
ラブセットは、ロングアイアン1aからショートアイア
ン1cになるに従い、徐々にフェース面積が大きくなり
、また各アイアンヘッド1のバックデザイン部3に枠部
4を残してその各々に相似形の凹部5を設ける。
ラブセットは、ロングアイアン1aからショートアイア
ン1cになるに従い、徐々にフェース面積が大きくなり
、また各アイアンヘッド1のバックデザイン部3に枠部
4を残してその各々に相似形の凹部5を設ける。
そして前記傾斜面8は、第2図a乃至eに示すごとく、
ロングアイアン1aでは、ヒール7側からトウ6側に向
い肉厚にし、ミドルアイアン1bではフェース面2と略
平行にし、さらにショートアイアン1cでは、トウ6側
からヒール7側に向い肉厚にしている。
ロングアイアン1aでは、ヒール7側からトウ6側に向
い肉厚にし、ミドルアイアン1bではフェース面2と略
平行にし、さらにショートアイアン1cでは、トウ6側
からヒール7側に向い肉厚にしている。
すなわち、前記凹部5の底面のトウ6寄りの肉厚Bと、
ヒール7寄りの肉厚Aの比B/Aを、ロングアイアン1
aからショートアイアン1cになるに従い、徐々に小さ
くし、ウェイトの移動を行っている。
ヒール7寄りの肉厚Aの比B/Aを、ロングアイアン1
aからショートアイアン1cになるに従い、徐々に小さ
くし、ウェイトの移動を行っている。
また第3図a乃至eに示す第2実施例では、ロングアイ
アン1aの凹部5底面をフェース面2に対して略平行に
し、ショートアイアン1cになるに従い、トウ6側から
ヒール7側に向い肉厚になるようにしており、第4図a
乃至eに示す第3実施例では、ショートアイアン1cの
凹部5底面をフェース面2に対して略平行にし、ロング
アイアン1aになるに従い、ヒール7側からトウ6側に
向い肉厚になるようにしている。
アン1aの凹部5底面をフェース面2に対して略平行に
し、ショートアイアン1cになるに従い、トウ6側から
ヒール7側に向い肉厚になるようにしており、第4図a
乃至eに示す第3実施例では、ショートアイアン1cの
凹部5底面をフェース面2に対して略平行にし、ロング
アイアン1aになるに従い、ヒール7側からトウ6側に
向い肉厚になるようにしている。
これら第2,3実施例ともに、凹部5の底面のトウ6寄
りの肉厚Bと、ヒール7寄りの肉厚Aの比B/Aを、ロ
ングアイアン1aからショートアイアン1cになるに従
い、徐々に小さくすることに変りない。
りの肉厚Bと、ヒール7寄りの肉厚Aの比B/Aを、ロ
ングアイアン1aからショートアイアン1cになるに従
い、徐々に小さくすることに変りない。
尚、上記各実施例における肉厚の比B/Aの値は下表の
ようになる。
ようになる。
ただし、アイアンヘッド1の材料としては、ヤング率2
、 I X 104kg/mm2程度のステンレスチ
ール、軟鉄を使用し、前記肉厚Aの最低厚として3〜4
mm、また肉厚Bの最低厚として3〜4mmが必要であ
る。
、 I X 104kg/mm2程度のステンレスチ
ール、軟鉄を使用し、前記肉厚Aの最低厚として3〜4
mm、また肉厚Bの最低厚として3〜4mmが必要であ
る。
本考案は上述のごとく、ロングアイアンからショートア
イアンになるに従い、徐々にフェース面積が大きくなり
、各アイアンヘッドのバックデザイン部に枠部を残して
各々に相似形の四部を設けたアイアンクラブセットにお
いて、ロングアイアンからショートアイアンになるに従
い、凹部内の底面のトウ寄り肉厚Bと、ヒール寄り肉厚
Aの比B/Aを徐々に小さくしたので、デザイン的に統
一されたセットとなり、プレーヤーはどの番手のクラブ
を使用してもバックデザインは略同じであるので、同じ
フィーリングで打撃でき、またスィートスポットが大き
く、しかも各番手のクラブに適応してウェイトの移動を
行っているので、打撃時にヘッドの傾きが規正され、ヘ
ッドは要望するボールの飛行方向に対して適正な傾きに
なり、ボールの飛行方向を正確にコントロールできる。
イアンになるに従い、徐々にフェース面積が大きくなり
、各アイアンヘッドのバックデザイン部に枠部を残して
各々に相似形の四部を設けたアイアンクラブセットにお
いて、ロングアイアンからショートアイアンになるに従
い、凹部内の底面のトウ寄り肉厚Bと、ヒール寄り肉厚
Aの比B/Aを徐々に小さくしたので、デザイン的に統
一されたセットとなり、プレーヤーはどの番手のクラブ
を使用してもバックデザインは略同じであるので、同じ
フィーリングで打撃でき、またスィートスポットが大き
く、しかも各番手のクラブに適応してウェイトの移動を
行っているので、打撃時にヘッドの傾きが規正され、ヘ
ッドは要望するボールの飛行方向に対して適正な傾きに
なり、ボールの飛行方向を正確にコントロールできる。
第1図は、本考案に係るアイアンヘッドの背面図、第2
図a乃至eは第1実施例のロングアイアンからショート
アイアンの凹部底面の変化を説明する図、第3図a乃至
e、及び第4図a乃至eは各々第2実施例、第3実施例
のロングアイアンからショートアイアンの凹部底面の変
化を説明する図である。 1・・・・・・アイアンヘッド、1a・・・・・・ロン
グアイアン、1c・・・・・・ショートアイアン、3・
・・・・・バックデザイン部、5・・・・・・凹部、6
・・・・・・トウ、7・・・・・・ヒール、A・・・・
・・ヒール寄り肉厚、B・・・・・・トウ寄り肉厚。
図a乃至eは第1実施例のロングアイアンからショート
アイアンの凹部底面の変化を説明する図、第3図a乃至
e、及び第4図a乃至eは各々第2実施例、第3実施例
のロングアイアンからショートアイアンの凹部底面の変
化を説明する図である。 1・・・・・・アイアンヘッド、1a・・・・・・ロン
グアイアン、1c・・・・・・ショートアイアン、3・
・・・・・バックデザイン部、5・・・・・・凹部、6
・・・・・・トウ、7・・・・・・ヒール、A・・・・
・・ヒール寄り肉厚、B・・・・・・トウ寄り肉厚。
Claims (1)
- ロングアイアンからショートアイアンになるに従い、徐
々にフェース面積が大きくなり、各アイアンヘッドのバ
ックデザイン部に枠部を残して各各に相似形の凹部を設
けたアイアンクラブセットにお゛いで、ロングアイアン
からショートアイアンになるに従い、前記凹部内の底面
のトウ寄り肉厚Bと、−ヒール寄り肉厚Aとの比B/A
を徐々に小さくしたことを特徴とするアイアンクラブセ
ット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977176101U JPS5940060Y2 (ja) | 1977-12-30 | 1977-12-30 | アイアンクラブセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977176101U JPS5940060Y2 (ja) | 1977-12-30 | 1977-12-30 | アイアンクラブセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54116079U JPS54116079U (ja) | 1979-08-14 |
JPS5940060Y2 true JPS5940060Y2 (ja) | 1984-11-12 |
Family
ID=29184300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977176101U Expired JPS5940060Y2 (ja) | 1977-12-30 | 1977-12-30 | アイアンクラブセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940060Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319897Y2 (ja) * | 1989-10-17 | 1991-04-26 | ||
TW365179U (en) * | 1991-05-01 | 1999-07-21 | Himeji Lodge Hakuba Co Ltd | Golf club |
JP2840548B2 (ja) * | 1994-06-15 | 1998-12-24 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | アイアンゴルフクラブセット |
JP2899213B2 (ja) * | 1994-07-05 | 1999-06-02 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | アイアンゴルフクラブセット |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3059926A (en) * | 1960-07-25 | 1962-10-23 | Johnstone James | Set of golf clubs |
JPS4948015A (ja) * | 1971-04-22 | 1974-05-09 | ||
JPS5064039A (ja) * | 1973-10-02 | 1975-05-30 | Isoprene Process Ltd |
-
1977
- 1977-12-30 JP JP1977176101U patent/JPS5940060Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3059926A (en) * | 1960-07-25 | 1962-10-23 | Johnstone James | Set of golf clubs |
JPS4948015A (ja) * | 1971-04-22 | 1974-05-09 | ||
JPS5064039A (ja) * | 1973-10-02 | 1975-05-30 | Isoprene Process Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54116079U (ja) | 1979-08-14 |
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