JPH0696049B2 - ゴルフのアイアンクラブセット及びウッドクラブセット - Google Patents

ゴルフのアイアンクラブセット及びウッドクラブセット

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JPH0696049B2
JPH0696049B2 JP62301674A JP30167487A JPH0696049B2 JP H0696049 B2 JPH0696049 B2 JP H0696049B2 JP 62301674 A JP62301674 A JP 62301674A JP 30167487 A JP30167487 A JP 30167487A JP H0696049 B2 JPH0696049 B2 JP H0696049B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ヒットスルーし易いゴルフのアイアンクラブ
セットおよびウッドクラブセットに関する。
(従来の技術) 従来、ゴルフクラブセット、特にアイアンクラブセット
においては、例えば実開昭59−193462号公報に示される
ように、ロングアイアンクラブである3番、4番クラブ
からショートアイアンクラブである8番、9番クラブま
で、各ヘッドのソールはほぼ同一な曲率半径を有する円
弧状に形成されていた。
(発明が解決しようとする課題) ショートアイアンクラブからロングアイアンクラブまで
フェースからバックに至るソールの曲率半径がほぼ同じ
円弧状に形成される従来のゴルフクラブセットでは、ヘ
ッドのヒットスルーがしにくく、ヘッドに引っ掛かりが
生じ易い問題点がある。すなわち、第4図(A)に示す
ように、ショートアイアンクラブ1の場合ではシャフト
2が短いためこれに伴ってスイングの半径rが小さくな
り、地面への入射角αが大きくなる。なお同図におい
て、3はソール、4は接地始端である。一方第4図
(B)に示すようなロングアイアンクラブ1Aの場合は、
シャフト2Aが長いため、これに伴ってスイングの半径R
が大きくなり、地面への入射角βが小さくなる。したが
って、ロングアイアンクラブ1Aの場合では、スイング時
ソール3Aのバック側が接地するようになるため、接地始
端4Aがソール3Aの中央部に形成されるような場合には、
スイング時にやはり引っ掛かりが生じ易い問題点があ
る。
また一般的にソールの曲率半径が大きくなるほどスイン
グ時のヘッドスピードが大きくなるが、シャフトの長短
によらずソールの曲率半径がほぼ同じクラブセットで
は、各番数のクラブのそれぞれに適切なヘッドスピード
を得にくい。すなわち打球の方向の微妙なコントロール
が要求されるショートアイアンに対してはヘッドスピー
ドが大きくなりすぎてコントロールが難しくなり、ある
いは、飛距離を伸ばすべきロングアイアンに対してはヘ
ッドスピードが小さくなりすぎて飛距離を伸ばしにく
い。
以上のような問題はアイアンクラブセットにもウッドク
ラブセットにもある。
本発明は、前記問題点に基づいて成されたものであり、
ゴルフのアイアンクラブセット及びウッドクラブセット
において、シャフトの長短によらず、ショット時の引っ
掛かりを防止してヒットスルーし易いようにするととも
に、各クラブに応じた適切なヘッドスピードを得られる
ようにすることを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、シャフトが短くなるほど大きなロフト角を有
し、シャフトの長短に伴ってフェースからバックに至る
ソールの曲率半径を大小に設定し、前記曲率半径はロン
グアイアンクラブからショートアイアンクラブに至るに
従い小さく形成したゴルフのアイアンクラブセットであ
る。
また本発明は、シャフトが短くなるほど大きなロフト角
を有し、シャフトの長短に伴ってフェースからバックに
至るソールの曲率半径を大小に設定し、前記曲率半径は
ロングウッドクラブからショートウッドクラブに至るに
従い小さく形成したゴルフのウッドクラブセットであ
る。
(作 用) アイアンクラブの場合でもウッドクラブの場合でも、そ
のシャフトの長短によらず、スイングしたショット時に
はヘッドのソールがグリーンに常時点接触でき、引掛か
りがなくヒットスルーし易くなる。またシャフトの短い
クラブでは、ソールの小さな曲率半径がスイング時のヘ
ッドスピードを下げるように作用し、これにより打球の
コントロールが容易になり、一方シャフトの長いクラブ
では、ソールの大きな曲率半径がスイング時のヘッドス
ピードを上げるように作用し、これにより飛距離を伸ば
せる。
(実施例) 次に、本発明の第1実施例を第1図及び第2図を参照し
て説明する。
第1図(A)は所定長のシャフト11を有する3番アイア
ンクラブ12を示しており、ヘッド13の前面には所定のロ
フト角θを有してフェース14が形成されるとともに、底
部にはソール15が形成され、また後面にはヘッドの重心
位置等を調節するためのバランス用バック16が形成され
る。またヘッド13の一側にはシャフト11を形成するため
のネック17が一体に形成されている。
前記ヘッド13のソール15は、フェース14からバック16に
至る曲率半径を第2図(A)に示すように、スイング半
径A′と略同一になるように設定されている。すなわち
ソール15の曲率半径Aはシャフト11の長さLに比例して
大きく形成されている。
同様に第1図(B)ないし(F)に示した4ないし8番
アイアンクラブにおいて、シャフト11A,11B,11C,11D,11
E及びロフト角θ1234を有する4番ない
し8番アイアンクラブ12A,12B,12C,12D,12Eは各ヘッド1
3A,13B,13C,13D,13Eのソール15A,15B,15C,15D,15Eは各
シャフト11A,11B,11C,11D,11Eの長さに比例して、その
曲率半径B,C,D,E,Fが小さくなるように設定されてい
る。なお図示のように、アイアンクラブ12,12A,12B,12
C,12D,12E,12Fにおいては、番数が大きくなるほど、シ
ャフト11,11A,11B,11C,11D,11E,11Fが短くなり、ロフト
角θ,θ12345が大きくなる。
第1図(G)に示した短いシャフト11Fを有し所定のロ
フト角θを有する9番アイアンクラブ12Fのヘッド13F
では第2図(B)に示すようにスイング半径G′と略同
一になるようにソール15Fの曲率半径Gが設定される。
すなわちソール15Fの曲率半径Gはシャフト11Fの長さに
比例して小さくなる。
したがって、第2図(A)に示すようにシャフト11の長
い3番アイアンクラブ12をスイングした場合には、すな
わちグリーンに対する入射角γが小さい場合でもソール
15はグリーンと常時点接触でき、一方第2図(B)に示
すようにシャフト11Fの短い9番アイアンクラブ12Fをス
イングした場合、すなわち地面に対する入射角δが大き
い場合においてもソール15Fはグリーンに常時点接触で
きる。
以上のように、ソール15,15A,・・・・の曲率半径A,B,
・・・を下式のように設定したことにより、実際のスイ
ングの径と、 A≒αL+β α…比例定数 β…定数 L…シャフトの長さ (尚、α,βはプレイヤーの身長,腕の長さ等によって
定まる。) ソール15、15A…半径を略同一にしてショット時の引っ
掛かりをなくすことができ、ヒットスルーし易くなる。
これとともに打球の微妙なコントロールが重要なショー
トアイアンでは、ソール…,15Fの小さな曲率半径…,Gが
スイング時のヘッドスピードを下げるように作用してコ
ントロールが容易になる。一方飛距離を伸ばすべきロン
グアイアンでは、ソール15,…の大きな曲率半径A,…が
スイング時のヘッドスピードを上げるように作用して、
飛距離を伸ばせる。
第3図(A)はウッドクラブの一種であるドライバーを
示しており、ヘッド21の前面には所定のロフト角を有し
てフェース22が形成されるとともに、底部にはソール23
が形成されている。またヘッド21の一側にはシャフト24
を接続するためのネック25が一体形成される。
前記ソール23におけるフェース22からバック26への曲率
半径Hはスイング半径H′と略同一に形成されるようシ
ャフト24の長さに比例している。
第3図(B)は3番ウッドクラブを示しており、ヘッド
31にはフェース32、ソール33及びシャフト34を接続する
ためのネック35が一体に形成され、前記ソール33の曲率
半径Iはスイング半径I′と略同一に形成されるようシ
ャフト34の長さに比例している。なお、第3図からわか
るように、ウッドクラブにおいても、番数が大きくなる
ほど、シャフト24,34が短くなり、ロフト角が大きくな
る。
以上のように、ウッドクラブにおいてもそれらのソール
23,33の曲率半径H,Iをスイング半径H′,I′と略同一に
なるようにシャフト24,34に比例して大きくすることに
よって、引掛かりのない扱い易いゴルフクラブを提供で
きる。
また飛距離を伸ばすべきドライバーでは、ソール23の大
きな曲率半径Hがスイング時のヘッドスピードを上げる
ように作用して、飛距離を伸ばせる。一方打球のコント
ロールがより重要な3番ウッドクラブでは、ソール33の
小さな曲率半径Iがスイング時のヘッドスピードを下げ
るように作用して、コントロールがしやすくなる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば前記式に限定されるものではなく、例えば次式のよ
うに等比数列状に設けたり、 A≒Lrn-1+C Aは曲率半径 Lは例えばドライバーのシャフト長 r:等比定数 n:級数 また例えば下式のように等差数列状に設けたり、 A≒L+(n−1)d Aは曲率半径 Lは例えばドライバーのシャフト長 n:級数 d:定数 してスイング半径と略同一に設定したり、またウッドを
金属製の中空ヘッド等とする等種々の変形が可能であ
る。
[発明の効果] 本発明は、シャフトが短くなるほど大きなロフト角を有
するゴルフのアイアンクラブセットあるいはウッドクラ
ブセットにおいて、シャフトの長短に伴ってフェースか
らバックに至るソールの曲率半径を大小に設定し、前記
曲率半径は、ロングアイアンクラブからショートアイア
ンクラブに至るに従い、また、ロングウッドクラブから
ショートウッドクラブに至るに従い小さく形成したの
で、ショット時ヘッドがグリーンと常時点接触でき、引
っ掛かり等がなく安定したショットを行うことができ
る。また打球の微妙なコントロールが重要なシャフトの
短いクラブでは、ソールの小さな曲率半径がスイング時
のヘッドスピードを下げるように作用してコントロール
が容易になり、一方飛距離を伸ばすべきシャフトの長い
クラブでは、ソールの大きな曲率半径がスイング時のヘ
ッドスピードを上げるように作用して、飛距離を伸ばせ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示しており、
第1図(A)ないし(G)は3番ないし9番アイアンク
ラブの断面図、第2図(A),(B)は3番及び9番ア
イアンクラブの使用状態を示す一部拡大断面した正面
図、第3図(A)(B)はドライバー及び3番ウッドの
使用状態を示す一部拡大断面した正面図、第4図(A)
(B)は従来の9番及び3番アイアンクラブの使用状態
を示す断面図である。 11,11A,11B,11C,11D,11E,11F,24,34……シャフト 14,22,32……フェース 15,15A,15B,15C,15D,15E,15F,23,33……ソール 16,26……バック A,B,C,D,E,F,G,H,I……曲率半径 A′,B′,C′,D′,E′,F′,G′,H′,I′……スイング半
径 θ,θ12345……ロフト角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトが短くなるほど大きなロフト角を
    有し、シャフトの長短に伴ってフェースからバックに至
    るソールの曲率半径を大小に設定し、前記曲率半径はロ
    ングアイアンクラブからショートアイアンクラブに至る
    に従い小さく形成したことを特徴とするゴルフのアイア
    ンクラブセット。
  2. 【請求項2】シャフトが短くなるほど大きなロフト角を
    有し、シャフトの長短に伴ってフェースからバックに至
    るソールの曲率半径を大小に設定し、前記曲率半径はロ
    ングウッドクラブからショートウッドクラブに至るに従
    い小さく形成したことを特徴とするゴルフのウッドクラ
    ブセット。
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