JP2842789B2 - アイアンクラブセット - Google Patents
アイアンクラブセットInfo
- Publication number
- JP2842789B2 JP2842789B2 JP6166132A JP16613294A JP2842789B2 JP 2842789 B2 JP2842789 B2 JP 2842789B2 JP 6166132 A JP6166132 A JP 6166132A JP 16613294 A JP16613294 A JP 16613294A JP 2842789 B2 JP2842789 B2 JP 2842789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- center
- gravity
- iron
- club
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/005—Club sets
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアイアンクラブセットに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】アイアンクラブには、フラットバック
（ヘッドの背面が比較的単純な平面形状のもの）と、キ
ャビティバック（ヘッドの背面の一部が凹状にへこんで
いるもの）とに大別出来る。近年、特にキャビティバッ
クヘッドは広くアベレージゴルファーから一部のプロゴ
ルファーにまで愛用されている。
（ヘッドの背面が比較的単純な平面形状のもの）と、キ
ャビティバック（ヘッドの背面の一部が凹状にへこんで
いるもの）とに大別出来る。近年、特にキャビティバッ
クヘッドは広くアベレージゴルファーから一部のプロゴ
ルファーにまで愛用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フィーリン
グや弾道を重要視するゴルファーに対して十分満足する
キャビティバック構造のアイアンクラブを提供出来てい
ない。
グや弾道を重要視するゴルファーに対して十分満足する
キャビティバック構造のアイアンクラブを提供出来てい
ない。
【０００４】即ち、通常にキャビティバック型アイアン
クラブヘッドを設計、作製すると慣性モーメント（ヘッ
ド重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメント）は、フラ
ットバック型に対して増大するが、同時に重心距離（ヘ
ッド重心からホーゼル中心線に下ろした垂線の長さ）も
増大し、通常フラットバック型を愛用しているゴルファ
ーの求める重心距離になっていない。
クラブヘッドを設計、作製すると慣性モーメント（ヘッ
ド重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメント）は、フラ
ットバック型に対して増大するが、同時に重心距離（ヘ
ッド重心からホーゼル中心線に下ろした垂線の長さ）も
増大し、通常フラットバック型を愛用しているゴルファ
ーの求める重心距離になっていない。
【０００５】そこで、本発明では、フラットバック型ア
イアンクラブを愛用しているゴルファーにとって、従来
より増大した慣性モーメントにより打点位置のばらつき
による飛距離及び方向のばらつきの改善を得、かつ、従
来の一般的なキャビティ型アイアンクラブに比べて短く
なった重心距離により、スウィートスポットで打撃出来
る確率の大幅な改善が得られるアイアンクラブセットを
提供することを目的とする。
イアンクラブを愛用しているゴルファーにとって、従来
より増大した慣性モーメントにより打点位置のばらつき
による飛距離及び方向のばらつきの改善を得、かつ、従
来の一般的なキャビティ型アイアンクラブに比べて短く
なった重心距離により、スウィートスポットで打撃出来
る確率の大幅な改善が得られるアイアンクラブセットを
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るアイアンクラブセットは、キャビテ
ィバック構造のヘッドを備えた複数本のアイアンクラブ
から成るアイアンクラブセットに於て、各クラブのヘッ
ド重心からホーゼル中心線に下ろした垂線の長さを28〜
32mmとすると共に、ヘッド重心を通る鉛直軸線廻りの慣
性モーメントを３番手では2250ｇ・cm2 以上、４番手で
は2300ｇ・cm2 以上、５番手では2400ｇ・cm2 以上、６
番手では2450ｇ・cm2 以上、７番手では2500ｇ・cm2 以
上、８番手では2600ｇ・cm2 以上、９番手では2650ｇ・
cm2 以上としたものである。
めに、本発明に係るアイアンクラブセットは、キャビテ
ィバック構造のヘッドを備えた複数本のアイアンクラブ
から成るアイアンクラブセットに於て、各クラブのヘッ
ド重心からホーゼル中心線に下ろした垂線の長さを28〜
32mmとすると共に、ヘッド重心を通る鉛直軸線廻りの慣
性モーメントを３番手では2250ｇ・cm2 以上、４番手で
は2300ｇ・cm2 以上、５番手では2400ｇ・cm2 以上、６
番手では2450ｇ・cm2 以上、７番手では2500ｇ・cm2 以
上、８番手では2600ｇ・cm2 以上、９番手では2650ｇ・
cm2 以上としたものである。
【０００７】また、キャビティバック構造のヘッドを備
えた複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセ
ットに於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線
に下ろした垂線の長さを28〜32mmとするとともに、ヘッ
ド重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手
では2250ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、
５番手では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2
以上、７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ
・cm2 以上、９番手では2650ｇ・cm2 以上、ピッチング
ウェッジでは2700ｇ・cm2 以上としたものである。
えた複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセ
ットに於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線
に下ろした垂線の長さを28〜32mmとするとともに、ヘッ
ド重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手
では2250ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、
５番手では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2
以上、７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ
・cm2 以上、９番手では2650ｇ・cm2 以上、ピッチング
ウェッジでは2700ｇ・cm2 以上としたものである。
【０００８】また、キャビティバック構造のヘッドを備
えた複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセ
ットに於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線
に下ろした垂線の長さを28〜32mmとすると共に、ヘッド
重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手で
は2250ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、５
番手では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2 以
上、７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ・
cm2 以上、９番手では2650ｇ・cm2 以上、ピッチングウ
ェッジでは2700ｇ・cm2 以上、サンドウェッジでは3000
ｇ・cm2 以上としたものである。
えた複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセ
ットに於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線
に下ろした垂線の長さを28〜32mmとすると共に、ヘッド
重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手で
は2250ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、５
番手では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2 以
上、７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ・
cm2 以上、９番手では2650ｇ・cm2 以上、ピッチングウ
ェッジでは2700ｇ・cm2 以上、サンドウェッジでは3000
ｇ・cm2 以上としたものである。
【０００９】また、各クラブ（サンドウェッジを除く）
のフェース平面長を75.0mm以下としたり、バックフェー
ス側のキャビティを、分割用突隆部にてヒール側の第１
部とトウ側の第２部とに分割すると共に、ヘッド背面か
ら見て第２部の面積を第１部の面積よりも大きく設定
し、かつ、該第１部に対応する打撃部の肉厚を、該第２
部に対応する打撃部の肉厚より大として、ヘッド重心を
ヒール寄りとしたりするも好ましい。
のフェース平面長を75.0mm以下としたり、バックフェー
ス側のキャビティを、分割用突隆部にてヒール側の第１
部とトウ側の第２部とに分割すると共に、ヘッド背面か
ら見て第２部の面積を第１部の面積よりも大きく設定
し、かつ、該第１部に対応する打撃部の肉厚を、該第２
部に対応する打撃部の肉厚より大として、ヘッド重心を
ヒール寄りとしたりするも好ましい。
【００１０】
【作用】従来のフラットバック型ゴルフヘッドに比べて
ヘッド重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントが大き
く、一般的なキャビティバック型のクラブヘッドと同一
とされ、かつ、重心距離（ヘッド重心からホーゼル中心
線に下ろした垂線の長さ）を従来の一般的なフラットバ
ック型と同様とすることが出来る。
ヘッド重心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントが大き
く、一般的なキャビティバック型のクラブヘッドと同一
とされ、かつ、重心距離（ヘッド重心からホーゼル中心
線に下ろした垂線の長さ）を従来の一般的なフラットバ
ック型と同様とすることが出来る。
【００１１】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
詳説する。
【００１２】図１と図２は、複数本のアイアンクラブか
ら成るクラブセットの内の一つの番手、例えば、５番ア
イアンを例示する。
ら成るクラブセットの内の一つの番手、例えば、５番ア
イアンを例示する。
【００１３】このアイアンクラブセットの各クラブは、
そのクラブヘッド１のバックフェース（背面）２側に、
キャビティ３を有するキャビティバック構造である。ま
た、このセットは、３番アイアン〜９番アイアンから成
るものや、これにピッチングウェッジを加えたもの、さ
らには、サンドウェッジを加えたもの等から構成され
る。
そのクラブヘッド１のバックフェース（背面）２側に、
キャビティ３を有するキャビティバック構造である。ま
た、このセットは、３番アイアン〜９番アイアンから成
るものや、これにピッチングウェッジを加えたもの、さ
らには、サンドウェッジを加えたもの等から構成され
る。
【００１４】しかして、各番手のアイアンクラブは、そ
のキャビティ３がヒール寄りの分割用突隆部４にてヒー
ル側の第１部５とトウ側の第２部６とに分割している。
そして、背面（バックフェース）から見て第２部６の面
積を第１部５の面積よりも大きく設定する。なお、図例
では分割用突隆部４にヘッド重心Ｇが位置する。また、
図３の（イ）（ロ）に示すように、第１部５に対応する
打撃部７の肉厚Ｔ1 を第２部６に対応する打撃部８の肉
厚Ｔ2 より大きくしている。肉厚Ｔ1 としては、例え
ば、３番手では、5.7mm 位、４番手では、5.7mm 位、５
番手では、5.6mm位、６番手では、5.5mm 位、７番手で
は、5.5mm 位、８番手では、5.5mm 位、９番手では、5.
4mm 位、ピッチングウェッジでは、5.2mm 位、サンドウ
ェッジでは、4.0mm 位とし、肉厚Ｔ2 としては、例え
ば、３番手では、5.5mm 位、４番手では、5.5mm 位、５
番手では、5.4mm 位、６番手では、5.4mm 位、７番手で
は、5.4mm 位、８番手では、5.4mm 位、９番手では、5.
3mm 位、ピッチングウェッジでは、5.0mm 位、サンドウ
ェッジでは、3.8mm 位としている。即ち、このヘッド
は、重心距離Ｈ（図１に示すように、ホーゼル中心線Ｏ
にヘッド重心Ｇから下ろした垂線の長さ）を、フラット
バック型を愛用しているゴルファーの求める距離として
いる。
のキャビティ３がヒール寄りの分割用突隆部４にてヒー
ル側の第１部５とトウ側の第２部６とに分割している。
そして、背面（バックフェース）から見て第２部６の面
積を第１部５の面積よりも大きく設定する。なお、図例
では分割用突隆部４にヘッド重心Ｇが位置する。また、
図３の（イ）（ロ）に示すように、第１部５に対応する
打撃部７の肉厚Ｔ1 を第２部６に対応する打撃部８の肉
厚Ｔ2 より大きくしている。肉厚Ｔ1 としては、例え
ば、３番手では、5.7mm 位、４番手では、5.7mm 位、５
番手では、5.6mm位、６番手では、5.5mm 位、７番手で
は、5.5mm 位、８番手では、5.5mm 位、９番手では、5.
4mm 位、ピッチングウェッジでは、5.2mm 位、サンドウ
ェッジでは、4.0mm 位とし、肉厚Ｔ2 としては、例え
ば、３番手では、5.5mm 位、４番手では、5.5mm 位、５
番手では、5.4mm 位、６番手では、5.4mm 位、７番手で
は、5.4mm 位、８番手では、5.4mm 位、９番手では、5.
3mm 位、ピッチングウェッジでは、5.0mm 位、サンドウ
ェッジでは、3.8mm 位としている。即ち、このヘッド
は、重心距離Ｈ（図１に示すように、ホーゼル中心線Ｏ
にヘッド重心Ｇから下ろした垂線の長さ）を、フラット
バック型を愛用しているゴルファーの求める距離として
いる。
【００１５】具体的には、各クラブは、その慣性モーメ
ント（ヘッド重心Ｇを通る鉛直軸線Ｚ廻りの慣性モーメ
ント）、及び重心距離Ｈを、表１に示すように設定す
る。なお、表１においてＰＷはピッチングウェッジを示
し、ＳＷはサンドウェッジを示す。
ント（ヘッド重心Ｇを通る鉛直軸線Ｚ廻りの慣性モーメ
ント）、及び重心距離Ｈを、表１に示すように設定す
る。なお、表１においてＰＷはピッチングウェッジを示
し、ＳＷはサンドウェッジを示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】即ち、本発明のアイアンクラブセットで
は、各番手のクラブを、（一般のフラットバック型に比
べて）慣性モーメントを大きくすると共に、重心距離Ｈ
を28〜32mmとするものであり、このようにするには、上
述のようにキャビティの位置及びヘッドの肉厚をコント
ロールする以外にも、ヘッドのフェース面10の長さ（フ
ェース平面長Ｌ）をコントロールしたり、ホーゼル９の
長さをコントロールしたりすることによっても出来る。
は、各番手のクラブを、（一般のフラットバック型に比
べて）慣性モーメントを大きくすると共に、重心距離Ｈ
を28〜32mmとするものであり、このようにするには、上
述のようにキャビティの位置及びヘッドの肉厚をコント
ロールする以外にも、ヘッドのフェース面10の長さ（フ
ェース平面長Ｌ）をコントロールしたり、ホーゼル９の
長さをコントロールしたりすることによっても出来る。
【００１８】ところで、一般にアベレージゴルファー向
けのヘッドでは、フェース平面長Ｌ（図１参照）が77.0
mm以上有り、これ以上になると例えば、５番アイアンで
は、上述の慣性モーメントは容易に2400ｇ・cm2 を超え
るが、逆に重心距離Ｈも35.0mmを超えてしまう虞れがあ
り、また、ヘッドのフェース平面長Ｌがプロゴルファー
らの希望するものより長くなる虞れがあるので、フェー
ス平面長Ｌとしては、75.0mm以下とするのが好ましい。
なお、フェース平面長Ｌは図１に示すように、水平軸Ｘ
と平行な方向のフェース面の長さをいう。
けのヘッドでは、フェース平面長Ｌ（図１参照）が77.0
mm以上有り、これ以上になると例えば、５番アイアンで
は、上述の慣性モーメントは容易に2400ｇ・cm2 を超え
るが、逆に重心距離Ｈも35.0mmを超えてしまう虞れがあ
り、また、ヘッドのフェース平面長Ｌがプロゴルファー
らの希望するものより長くなる虞れがあるので、フェー
ス平面長Ｌとしては、75.0mm以下とするのが好ましい。
なお、フェース平面長Ｌは図１に示すように、水平軸Ｘ
と平行な方向のフェース面の長さをいう。
【００１９】また、ホーゼル９の長さを図１の仮想線で
示すように、従来のキャビティ型のものより大として形
成する場合、ホーゼル９の長さ寸法Ｌ1 を、例えば、３
番手では、80.0mm、４番手では、79.0mm、５番手では、
78.0mm、６番手では、77.0mm、７番手では、76.0mm、８
番手では、75.0mm、９番手では、74.0mm、ピッチングウ
ェッジでは、73.0mm、サンドウェッジでは、72.0mmとす
る。
示すように、従来のキャビティ型のものより大として形
成する場合、ホーゼル９の長さ寸法Ｌ1 を、例えば、３
番手では、80.0mm、４番手では、79.0mm、５番手では、
78.0mm、６番手では、77.0mm、７番手では、76.0mm、８
番手では、75.0mm、９番手では、74.0mm、ピッチングウ
ェッジでは、73.0mm、サンドウェッジでは、72.0mmとす
る。
【００２０】次に、表２は各クラブの慣性モーメント、
重心距離及びフェース平面長の具体例を示す。
重心距離及びフェース平面長の具体例を示す。
【００２１】
【表２】
【００２２】即ち、重心距離は一般的なフラットバック
型のクラブヘッドとほぼ同一で、かつ、慣性モーメント
は一般的なフラットバック型のクラブヘッドより大きく
一般的なキャビティバック型のクラブヘッドと同一とさ
れる。
型のクラブヘッドとほぼ同一で、かつ、慣性モーメント
は一般的なフラットバック型のクラブヘッドより大きく
一般的なキャビティバック型のクラブヘッドと同一とさ
れる。
【００２３】従って、本発明に係るアイアンクラブセッ
トによれば、フラットバック型アイアンクラブを愛用し
ているゴルファーにとって、従来より増大した慣性モー
メントを得ることが出来ると共に、重心距離はフラット
バック型と略同一に保ち得る。
トによれば、フラットバック型アイアンクラブを愛用し
ているゴルファーにとって、従来より増大した慣性モー
メントを得ることが出来ると共に、重心距離はフラット
バック型と略同一に保ち得る。
【００２４】
【発明の効果】上述の如く構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
載する効果を奏する。
【００２５】慣性モーメント（ヘッド重心Ｇを通る鉛直
軸線Ｚ廻りの慣性モーメント）が大きく、打点位置のば
らつきによる飛距離及び方向性のばらつきの改善を図る
ことが出来るキャビティバック型の性質をそのまま具備
し、しかも、重心距離Ｈとしては、フラットバック型を
愛用しているゴルファーの求める値になっており、これ
により、従来の一般的なキャビティ型のものに比べてス
ウィートスポットで打撃出来る確率の大幅な改善が得ら
れる。即ち、このアイアンクラブセットは、フィーリン
グや軌道を重視するゴルファーに対して十分満足するキ
ャビィティバック構造のアイアンクラブセットとなり、
上級者用として好適となる。
軸線Ｚ廻りの慣性モーメント）が大きく、打点位置のば
らつきによる飛距離及び方向性のばらつきの改善を図る
ことが出来るキャビティバック型の性質をそのまま具備
し、しかも、重心距離Ｈとしては、フラットバック型を
愛用しているゴルファーの求める値になっており、これ
により、従来の一般的なキャビティ型のものに比べてス
ウィートスポットで打撃出来る確率の大幅な改善が得ら
れる。即ち、このアイアンクラブセットは、フィーリン
グや軌道を重視するゴルファーに対して十分満足するキ
ャビィティバック構造のアイアンクラブセットとなり、
上級者用として好適となる。
【図１】本発明の一実施例を示す要部簡略正面図であ
る。
る。
【図２】要部簡略背面図である。
【図３】要部断面図である。
３ キャビティ ４ 分割用突隆部 ５ 第１部 ６ 第２部 ７ 打撃部 ８ 打撃部 Ｇ ヘッド重心 Ｌ フェース平面長 Ｏ ホーゼル中心線 Ｚ 鉛直軸線
Claims (5)
- 【請求項１】 キャビティバック構造のヘッドを備えた
複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセット
に於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線に下
ろした垂線の長さを28〜32mmとすると共に、ヘッド重心
を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手では22
50ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、５番手
では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2 以上、
７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ・cm2
以上、９番手では2650ｇ・cm2 以上としたことを特徴と
するアイアンクラブセット。 - 【請求項２】 キャビティバック構造のヘッドを備えた
複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセット
に於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線に下
ろした垂線の長さを28〜32mmとするとともに、ヘッド重
心を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手では
2250ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、５番
手では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2 以
上、７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ・
cm2 以上、９番手では2650ｇ・cm2以上、ピッチングウ
ェッジでは2700ｇ・cm2 以上としたことを特徴とするア
イアンクラブセット。 - 【請求項３】 キャビティバック構造のヘッドを備えた
複数本のアイアンクラブから成るアイアンクラブセット
に於て、各クラブのヘッド重心からホーゼル中心線に下
ろした垂線の長さを28〜32mmとすると共に、ヘッド重心
を通る鉛直軸線廻りの慣性モーメントを、３番手では22
50ｇ・cm2 以上、４番手では2300ｇ・cm2 以上、５番手
では2400ｇ・cm2 以上、６番手では2450ｇ・cm2 以上、
７番手では2500ｇ・cm2 以上、８番手では2600ｇ・cm2
以上、９番手では2650ｇ・cm2 以上、ピッチングウェッ
ジでは2700ｇ・cm2 以上、サンドウェッジでは3000ｇ・
cm2 以上としたことを特徴とするアイアンクラブセッ
ト。 - 【請求項４】 各クラブのフェース平面長が75.0mm以下
である請求項１又は２記載のアイアンクラブセット。 - 【請求項５】 バックフェース側のキャビティを、分割
用突隆部にてヒール側の第１部とトウ側の第２部とに分
割すると共に、ヘッド背面から見て第２部の面積を第１
部の面積よりも大きく設定し、かつ、該第１部に対応す
る打撃部の肉厚を、該第２部に対応する打撃部の肉厚よ
り大として、ヘッド重心をヒール寄りとした請求項１，
２又は３記載のアイアンクラブセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6166132A JP2842789B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | アイアンクラブセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6166132A JP2842789B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | アイアンクラブセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08774A JPH08774A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2842789B2 true JP2842789B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15825633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6166132A Expired - Lifetime JP2842789B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | アイアンクラブセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2842789B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9737775B2 (en) * | 2012-08-07 | 2017-08-22 | Dunlop Sports Co. Ltd. | Systems and methods for fitting golf clubs |
| JP6884113B2 (ja) | 2018-01-24 | 2021-06-09 | 住友ゴム工業株式会社 | アイアン型ゴルフクラブヘッド |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912914Y2 (ja) * | 1977-12-23 | 1984-04-18 | マルマンゴルフ株式会社 | アイアンクラブセツト |
| JPS5636971A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 | Sumitomo Rubber Ind | Golf iron club set |
| JPS61165762U (ja) * | 1985-04-02 | 1986-10-14 | ||
| JPH04309330A (ja) * | 1991-04-08 | 1992-10-30 | Siemens Asahi Medeitetsuku Kk | 核磁気共鳴撮像装置 |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6166132A patent/JP2842789B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08774A (ja) | 1996-01-09 |
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