JPS5939905Y2 - パ−ボイルド米の加工装置 - Google Patents

パ−ボイルド米の加工装置

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JPS5939905Y2
JPS5939905Y2 JP1980096381U JP9638180U JPS5939905Y2 JP S5939905 Y2 JPS5939905 Y2 JP S5939905Y2 JP 1980096381 U JP1980096381 U JP 1980096381U JP 9638180 U JP9638180 U JP 9638180U JP S5939905 Y2 JPS5939905 Y2 JP S5939905Y2
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JP
Japan
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paddy
brown rice
tank
rice
water
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Application number
JP1980096381U
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English (en)
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JPS5720888U (ja
Inventor
豊 林
Original Assignee
のむら産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパーボイルド米、の加工装置に関する。
パーボイルド米はあ□る程度アルファー澱粉化された白
米で、・貯蔵性があり(常温で約3年)かつ砕米歩合が
少ないので最近注目されている。
パーボイルド米は通常籾又は玄米を温水に浸漬しつν、
)で煮るか蒸し、乾燥後状を除去し精米することによっ
て加工されている。
このよう、な加工において籾又は玄米の発臭や発カビを
避けるため比較的高温の温水を用いて籾又は玄米を浸漬
せしめその浸漬処理を短時間で行なうことが考えられる
が、しかし比較的高温水(例えば50〜70℃)で短時
間(例えば2〜3時間)の浸漬処理を籾又は玄米に施す
と籾の場合割れを生じ易く又玄米の場合花咲状のいわゆ
るフヤケを生じ易い。
本考案は以上の点に注目してなされたもので籾又は玄米
を動かさないで浸漬、浸漬中の冷却、スチーミング及び
乾燥することにより割れやフヤケの発生がないパーボイ
ルド米を加工することのできる装置を提供せんとするも
のである。
具体的には、本考案は上記目的のもとて籾又は玄米の収
納器と、温水、冷却水、スチーム及び温風の給・排手段
を備え上記収納器ごとその内部の籾又は玄米を温水浸漬
、差水、スチーミング及び乾燥するタンクとから成るパ
ーボイルド米の加工装置を提供せんとするものである。
以下その詳細を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので言わば連続的な
加工処理の可能な加工装置を示すものである。
1はタンクで、籾又は玄米2の取入口3及び取出口4を
備える。
5は取入用のホッパーである。取入口4及び取出口5は
図示せぬ開閉手段(例えば圧力シリンダ−)にてそれぞ
れ開閉自在及びタンク1内を密閉化自在としている。
このタンク1には温水及び冷却水の給・排手段としてバ
ルブ6付のパイプ7.8が、又スチームの給・排手段と
してバルブ9付のパイプ10及びスチーム排出口11が
、そしてさらに温風の給!排手段としてバルブ12付の
パイプ13及び温風排気口14がそれぞれ設けである5
スチ一ム排出口11と温風排気口14は各々開閉自在で
あり、又バルブ6、 6. 9.12は各々例えばソレ
ノイドバルブの採用により一つの給・排手段を使用する
際は他の給・排手段が機能せぬように開閉するものであ
る。
尚パイプ7.8及びバルブ6.6は温水(例えば50〜
70℃の温水)又は冷却水(例えば常温水)、の給・排
を切換えて行なうものである。
15は籾又は玄米の収納器で、液体の通過を許す形状構
造のものであり図示の例ではタンク1内に多段に配置し
た全網製の棚として示される。
この棚は各々ダンパーの如く図示せぬ開閉手段たとえば
圧力シリンダーにより矢視の如く開閉自在である。
次に作用を説明する。
取入口3を開いてホッパー5よりタンク1内へ籾又は玄
米2を所定量投入する。
収納器15としての棚は下段より順次上段のものに籾又
は玄米2を収納できるよう順次開閉してゆく。
図示の如く籾又は玄米2を複数の棚へ収納した状態にお
いて、バルブ6を開き温水Aをタンク1内に充満させ余
剰の温水Aをパイプ8よりオーバーフローさせる。
温水Aとして例えば50〜70℃のものを2〜3時間に
わたってタンク1内へ充満せしめ籾又は玄米2を温水浸
漬させるが、この浸漬の間にある一定時間毎に定期又は
不定期で籾又は玄米2に差水を行なう。
即ちパイプ7.8を介し冷却水として例えば常温の水B
をタンク1内へ給・排する。
次にタンク1内よりパイプ7を介して温水Aを除去し、
パイプ10を介しバルブ9を開きスチームCをタンク1
内に充満せしめる。
さらにパイプ13を介しバルブ12を開き温風りをタン
ク1内に充満させる。
これらの温水A1冷却水B1スチームC及び温風りはそ
れぞれ多段に設けた金網製の棚、即ち収納器15、を通
過しその内部の籾又は玄米2を温水浸漬、差水、スチー
ミング及び乾燥せしめる。
最終的には取出口4を開き下段より順次上段の棚を開い
て加工された籾又は玄米2即ちパーボイルド米を取出す
ものである。
第2図は本考案の他の実施例を示すものでバッチ的な加
工処理の可能な加工装置を示゛すものである。
16は浸漬タンクで温水A及び冷却水Bの給・排手段と
してバルブ17及びパイプ18.19を備える。
20はスチーミングタンクでスチームCの給・排手段と
してバルブ21付のパイプ22及びスチーム排出口23
を備える。
24は乾燥タンクで温風り給・排用のバルブ25付のパ
イプ26及び温風排気口27を備える。
各タンク16.20.24は各々開閉自在な人口及び出
口を有し独立的に密閉自在としである。
28はレールで、29は籾又は玄米30を収納する収納
器である。
この収納器29は金網製の器としての形状構造を有し流
体が内部を通過できるものである。
次に作用を説明する。
レール28上で収納器29を移送し浸漬タンク16内へ
籾又は玄米30を位置決めしバルブ17を開いて温水A
をパイプ18.19を介し給・排する。
籾又は玄米30は浸漬タンク1内に充満した温水Aに浸
漬される。
そして、浸漬の間定期又は不定期に収納器29ごと籾又
は玄米30に冷却水Bを施して差水を行なう。
さらに籾又は玄米3゜を収納器29及びレール28を介
しスチーミングタンク20内に位置決めしスチームCを
バルブ21パイプ22及び排出口23を介し給・排して
スチーミングを行なう。
ついで籾又は玄米30を同様にして乾燥タンク24内へ
位置決めし温風りをバルブ25、パイプ26及び排気口
27にて給・排し乾燥を行なう。
以上説明してきたようにこの考案によれば籾又は玄米の
収納器ごと籾又は玄米を温水浸漬、差水、スチーミング
及び乾燥することのできる収納器及びタンクにて構成し
たので、このパーボイルド米の加工装置では籾又は玄米
を揉み合わせることなく短時間でパーボイルド米に加工
でき籾の割れや奇形化ないしは玄米のフヤケが防止でき
多量のパーボイルド米を短時間で効率よく加工できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すパーボイルド米の加
工装置の概略断面図、そして第2図は他の実・施例を示
す加工装置の概略断面図である。 1、16.20.24・・・、・・・タンク、2,30
・・・・・・籾又は玄米、6. 9.12.・17.2
1.25・・・・・・バルブ、7゜8、10.13.1
8.19.22.26・・・・・・パイプ、A・・・・
・・温水、B・・・・・・冷却水、C・・・・・・スチ
ーム、D・・・・・・温風、15.29・・・・・・収
納器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 籾又は玄米の収納器と、温水、冷却水、スチーム及び温
    風の給・・排手段を備え上記収納器ごと、その内部の籾
    又は玄米を温水浸漬、、差水、スチーミング及び乾燥す
    るタンクとから成るパーボイルド米の加工装置。
JP1980096381U 1980-07-09 1980-07-09 パ−ボイルド米の加工装置 Expired JPS5939905Y2 (ja)

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JP1980096381U JPS5939905Y2 (ja) 1980-07-09 1980-07-09 パ−ボイルド米の加工装置

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JP1980096381U JPS5939905Y2 (ja) 1980-07-09 1980-07-09 パ−ボイルド米の加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5720888U JPS5720888U (ja) 1982-02-03
JPS5939905Y2 true JPS5939905Y2 (ja) 1984-11-09

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ID=29458201

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980096381U Expired JPS5939905Y2 (ja) 1980-07-09 1980-07-09 パ−ボイルド米の加工装置

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JPH0214644Y2 (ja) * 1985-10-28 1990-04-20

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JPS5720888U (ja) 1982-02-03

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