JPH08258011A - 丸太処理方法および装置 - Google Patents

丸太処理方法および装置

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JPH08258011A
JPH08258011A JP7294463A JP29446395A JPH08258011A JP H08258011 A JPH08258011 A JP H08258011A JP 7294463 A JP7294463 A JP 7294463A JP 29446395 A JP29446395 A JP 29446395A JP H08258011 A JPH08258011 A JP H08258011A
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logs
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Jr Roger B Horne
ビー ホーン ジュニア ロジャー
Piotr D Moncarz
ディー モンカルツ ピョートル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L1/00Debarking or removing vestiges of branches from trees or logs; Machines therefor
    • B27L1/02Debarking or removing vestiges of branches from trees or logs; Machines therefor by rubbing the trunks against each other; Equipment for wet practice
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27MWORKING OF WOOD NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B27B - B27L; MANUFACTURE OF SPECIFIC WOODEN ARTICLES
    • B27M1/00Working of wood not provided for in subclasses B27B - B27L, e.g. by stretching

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 陸揚げ丸太の内部温度を上昇させるために加
熱水を用いる丸太の熱処理のための改善された方法およ
び装置を提供する。 【解決手段】 陸揚げ丸太の害虫および菌類を除去する
丸太の熱水処理のための装置および方法を提供する。こ
の発明は、水タンクおよびこの目的を達成するために、
丸太の中心部を充分な時間、あらかじめ定められた温度
以上に上昇させるための熱発生源を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製材品処理の方
法および装置に関する。さらに、詳しくは、この発明
は、陸揚げ丸太の取扱い方法に関し、丸太の表面または
内部の害虫および菌類を殺すために、丸太を所要期間熱
水に浸漬させることによるものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、材木およびこれより製造される木
製品に対する需要は、世界中、確実に増加しつつある。
合衆国において、国内木材生産は、目下、需要の上昇レ
ベルを満たすのに不十分である。その結果、外国製材木
が、貴重および高価で市場性のある商品として出現して
いる。
【0003】ある害虫および菌類は、樹木を枯らすか、
使用に不都合な木を作り出すと言っていいほど、森の健
康に深刻な衝撃を与える。合衆国の森は、他の国で見ら
れるのと同じ害虫および菌類が必ずしも群がることがな
い。他の国から輸入された材木が合衆国の森に新しい害
のある昆虫および菌類を導入するということに、とくに
関心がある。
【0004】これらの要請に応えるため、合衆国農務省
の植物保護検疫部は、合衆国に輸入された外国の材木お
よび木製品に適用される必要な操作ガイドラインを履行
した。これらのガイドラインは、全ての堅木および軟材
丸太に適用されかつ輸入に先駆けて実行すべきあるステ
ップを求めている。第1に、これらの丸太は、陸揚げさ
れなければならない。表面に5%以上の樹皮を残した丸
太が1本もないように平均で98%以上の樹皮が取り除
かれなければならない。つぎに、各陸揚げされた丸太の
中心が少なくとも56℃(ほぼ132.8°F)で30
分間加熱されなければならない。熱処理の後直ちに、丸
太を物理的に保護するか、化学的処理をして、害虫再群
がりに対する保護をしなければならない。これらの予防
化学的処理は、丸太を合衆国に向けて船積みするまで、
少なくとも30日に一度は繰り返されなければならな
い。
【0005】U.S.D.Aのガイドラインによって求
められているように、丸太の中心部を30分間少なくと
も56℃の温度にすることは、丸太の熱伝達および熱特
性によって、重大な問題となっている。これを満たすた
めに、既知の先行技術方法は、丸太のまわりの空気の温
度を上昇させることより、丸太に乾燥熱を与えている。
しかしながら、そのような技術は、むしろいくつかの重
大な欠点で苦しんでいる。連続する丸太の中心部におい
て、56℃の適切な内部温度を30分の間保つために必
要な乾燥空気を発生させるには、消費されるエネルギー
の量はすさまじいものとなる。そのような高ランニング
コストに加えて、熱発生源は、高価であり、建設に時間
が掛かり、しばし、材木の収穫地から遠く離れたところ
位置させられる。
【0006】エネルギーコストの問題に加えて、害虫群
がりの問題の解決するシステムにおいて乾燥熱を用いる
ことは、処理された丸太に別の新しい問題を生じさせる
であろう。丸太の乾燥熱処理に用いられるキルンまたは
他の装置は、処理される丸太のまわりの空気を185°
および240°の間まで上昇させる。そのような高温の
空気の供給は、多くの種類の木に重大な強度低下を来さ
せる。そのようなシステムは、往々にして、処理される
丸太構造的性質に、引張り強度の低下または収縮、反り
および/または割れ目のような有害な影響を与える。
【0007】U.S.D.Aの要求を満たして、丸太か
ら昆虫および有害な菌類を除去するように丸太を取り扱
うことに、熱水が使用されたことはなかった。あとの陸
揚げのために樹皮を柔らかくするだけの目的で、一般に
は35分程度の短時間だけ、熱水を使用したことはあっ
た。
【0008】相当の時間、丸太から害虫群がりまたは菌
類を除去する目的のために、熱水槽内に陸揚げ丸太を完
全に沈めることを教示する従来技術方法は無い。である
から、これらの従来技術熱水方法は、充分な問題解決を
果たしていない。結論として、処理される丸太の構造的
および物理的性質を弱めたり、危うくすることがなく、
コスト的およびエネルギー的に効率の良いやり方で、陸
揚げ丸太の中心部を30分間少なくとも56℃の温度に
することができるシステムのための技術の必要性が存在
している。
【0009】同時に、先のソビエト連邦のある地域のよ
うに、広大な材木供給源をもった世界のいくつかの地域
において、冷戦の終結は、現在完全に使用されていない
兵器の莫大な蓄積をもたらしている。この兵器の存在す
る地域においては、既に兵器になされた凄まじい投資
を、生産性のある平時の商業的使用に転換しようとする
大きな要求がある。この1つの例は、もはや使用されて
おらず、現在世界中の港で予備役となっている多くの艦
船および潜水艦である。これらは、原子力または化石燃
料パワープラントを搭載している。であるから、さらな
る必要性は、そのような未使用の兵器を動力および熱を
発生させる問題に適応させることにある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来方法の欠点を解消し、陸揚げされた丸太から害虫群が
りおよび菌類を除去するために丸太を熱処理する方法お
よび装置を提供することにあり、それは、エネルギーを
効率よく利用し、コストを有効に利用し、完成木製品
に、既存のシステムによって取り扱われた効果の逆の重
要な効果を導入することにある。
【0011】この発明の他の目的は、陸揚げ丸太の内部
温度を上昇させるために加熱水を用いる丸太の熱処理の
ための改善された方法および装置を提供することにあ
る。
【0012】したがって、この発明の目的の1つのアス
ペクトは、陸揚げ丸太の害虫群れおよび菌類除去するた
めに丸太を熱処理する装置および方法を提供することで
あり、これには、丸太の中心の温度を30分間少なくと
も56℃にするまで温度を上昇させるために、丸太が、
所要時間熱水槽に沈められる。
【0013】この発明のさらなる目的は、一般的に統制
される要求を満たすように丸太を取り扱うために適切な
水の温度に上昇させかつ維持するために、既設の蒸気お
よび熱発生源並びに水溜め設備または新設の熱発生源お
よび設備のどちらも等しく用いることができ、害虫群れ
および菌類を除去するために丸太の熱水処理をできる方
法および装置を提供することにある。
【0014】発明の1つの具体例においては、熱水槽内
に高温度を発生させかつその温度を維持する手段が、船
または潜水艦の原子力または化石燃料パワープラントに
よって発生させられた第2次蒸気または熱である。発明
の他のアスペクトによれば、熱水槽システムに丸太を導
入するためには様々に異なる手段がある。発明の他の具
体例においては、既存の乾ドック設備が処理のために丸
太を浸漬させる熱水槽として用いられる。
【0015】この発明のこれやそれやの目的およびアス
ペクトは、溜め設備に水を供給し、溜め設備に複数の丸
太を導入しかつ水面下に丸太を完全に沈め、実質的に害
虫群れおよび菌類を除去するのに充分な時間および温度
に水を加熱し、その後、溜め設備から丸太を排出するこ
とにより、熱水槽を用いて、陸揚げされた丸太の害虫群
れおよび菌類を根絶するための方法および装置によって
達成される。
【0016】
【課題を解決するための手段】従来技術システムとは対
照的に、この発明は、丸太からいかなる害虫や菌類を取
り除くのに十分なレベルまで丸太の温度を上昇させるた
めに、丸太を熱風でなく熱水に沈めるものである。水は
超熱搬送特性を発揮しかつ処理される丸太に空気とは逆
の構造的かつ表面的特性をもたらすから、水は熱媒体と
しては適している。
【0017】この発明の全ての具体例は、熱発生源、丸
太を沈めるタンクまたは水槽設備、水を適当な温度に加
熱するために熱源からタンク内の水に熱を搬送するシス
テムおよびタンク内の熱水に丸太を導入しかつ導出する
メカニズムを用いる。丸太の熱水処理システムの利点
は、新規に構成された原子力または化石燃料熱発生源お
よびこの目的のために特別に設計された水槽を用いるこ
とと認識されうるであろう。しかしながら、この発明の
付加的利点は、当初は他の目的のために設計された加熱
および水槽設備を用いることによっても同様の利点が達
成されることである。
【0018】出力源は、丸太が沈められるタンク内を水
を約150°〜200°Fの温度に加熱するために過熱
または飽和蒸気の形態で充分な熱を発生させることが必
要である。先に述べたように、世界のある領域では需要
を超えた材木の供給があり、同様に、既に予備役となっ
た軍艦が存在し、それらには、原子力または化石燃料パ
ワープラントが搭載されている。この発明のための熱ま
たは蒸気発生出力源として、そのような艦船または潜水
艦を利用するためのコストは、これら艦船の主だった費
用が既に投資済みであり、そして、それらは今だ存在し
かつ全く利用されていないことから、最小限度ですむ。
【0019】とくに好ましい選択は、既存の原子力船ま
たは潜水艦の場合についてである。そのような艦船は付
加的燃料を必要とせず、艦船または潜水艦のパワープラ
ントをだけを操作する必要最小限の乗員によって安価に
運転される。このやり方では、別の高価な蒸気発生パワ
ー源が、新規な化石燃料または原子力蒸気発生設備の建
設コストおよび運転コストの比較的小さい部分として準
備されかつ運転されうる。1,000,000〜1,5
00,000立方フィートの容積をもつ水槽または乾ド
ック内の水温を好ましいレベルまで上昇させかつ維持す
るための十分熱量を発生させるためには、約1万5千−
5万馬力を発生させる能力のあるパワープラントが必要
である。ほとんどの原子力船および潜水艦は、この基準
に合致する。
【0020】さらなるコスト節約は、この発明によれ
ば、水が加熱されかつ丸太が処理のために貯蔵される囲
い設備として乾ドッグを利用することにより認識されう
る。これらの乾ドック設備は、1,000,000〜
1,500,000立方フィートに等しいが、それ以上
の容積をもつ新規な水槽を建設することに関する実質的
な建設費を避けられる。さらには、そのような乾ドック
の場所は、艦船または潜水艦を乾ドックに入れられた水
のための熱発生源として用いるために接近させることに
適している。
【0021】
【発明の実施の形態】いま、発明の具体例が、添付の図
面を参照して、単なる例として述べられる。さて、図1
および2を参照すると、あらかじめ陸揚げされた丸太の
熱水処理をするためのこの発明による装置10の1つの具
体例が示されている。この具体例において、原子力潜水
艦のような艦船12が熱発生源として用いられ、乾ドック
26が丸太11のための水浸漬タンクの機能を果たす。特別
な原子力の第1次プラント15は、艦船の第2次プラント
において過熱または飽和蒸気を製造できるだけの熱が得
られるように設計されている。第2次プラントからの蒸
気は、供給ライン14により、乾ドック26の水を加熱する
ためのコイル24への供給導管20に直接的に供給される
か、艦船12からのさらなる隔離が必要な場合、第1次プ
ラントから、乾ドック26内のコイル24を通じて蒸気を循
環させるための他のシステムへ熱を搬送するために熱交
換器18が用いられる。コイル24は、水28を150°Fと
200°Fの間の好ましいレベルまで加熱するであろ
う。
【0022】コイル供給導管20は、蒸気を、熱交換器18
または蒸気供給ライン14のどちらからも、24a,24b,24c,
24d として概括的に参照符号を付けられた複数の加熱コ
イルに搬送する。加熱コイル24は、それぞれ、閉ループ
の配列において、一端でコイル供給導管20に、他端で加
熱コイル戻り導管22にそれぞれ連結されている。加熱コ
イルの戻りは、濃縮物を熱交換器18またはつぎの再加熱
および再循環のために艦船12のどちらへも戻される。蒸
気ライン14および16、導管20および22並びにコイル24
は、良好な熱搬送特性を発揮するいかなるパイプ材料で
も構成されうる。コイル供給20、コイル戻り22およびコ
イル24は、コイル24を通過する間に好ましい温度に保た
れるために複数の圧力および温度調節バルブ25を備える
ことが好ましい。これは、乾ドック26内の水28および丸
太11の温度の均一化を促進する。艦船12のパワープラン
ト15は、約400°−500°Fの間か、プラントが超
過熱蒸気を用いるように設計されていると、それ以上の
温度で変化しないようにコイル24を通じて圧力蒸気を供
給する能力がある。コイル24は、乾ドック26を通して水
28を比較的均一に過熱することを確保するように乾ドッ
ク内に配列されている。コイル24の設計配列および断面
輪郭は、自由に変更可能である。特別な状況下における
コイル24の構成および設計は、乾ドック26の寸法および
容積に起因することが大である。
【0023】とくに図2に示されているように、コイル
24周辺の水28の循環のために乾ドック26の底30から充分
離れてコイル24が配置されることが好ましい。乾ドック
26内の水28の循環を増大させることが好ましければ、1
または複数の流れ発生ポンプ68が乾ドック26の底30また
は側面32に配置される。これらのポンプ68は、コイル24
および乾ドック26に沈められた丸太11を通して水28の流
れ増大させることに役立つ。処理される丸太11に底を提
供しかつコイル24と接触するか、損傷させることから守
るために丸太サポート34が乾ドック26に沈められてい
る。サポート34は、また、乾ドック26内への丸太浸漬が
コイル24のまわりの水循環を損なわないことんにも役立
っている。
【0024】丸太11の径およびその梱包の仕方の双方
が、好ましい処理をするのに必要な加熱時間および温度
に重要な影響を与える。であるから、最も好ましいこと
は、実質的に均等な処理を行うためには、水28に同時に
導かれる丸太11は概ね同じ径であり、互いにきつく梱包
されていないことである。付加的には、この発明によっ
て処理される丸太11のためには、各丸太の中心部が30
分の間少なくとも56℃の温度になるまでの間ずっと丸
太が完全に熱水に沈められたままでいることが好まし
い。
【0025】このような目標を達成するためには、丸太
11を沈めたままに保ちかつ水28に対する丸太の導入およ
び導出を容易に行うために積載プラットホームが用いら
れる。そのようなプラットホーム36は、様々なタイプお
よびサイズがあり、水槽に対して同時に多数の丸太を導
入しかつ排出することを可能とする。乾ドック26内の水
28の水面下においてベース34上に保持しかつ丸太11の浮
力に打勝つためにプラットホーム36の底37には重錘が付
けられている。
【0026】一旦、丸太が水28に導入されると、それら
を定位置に保ちかつ水面に自由に浮かぶことを制限する
ためのリテーナ39をもまたプラットホーム36は有してい
る。プラットホーム36上において水28に沈められた丸太
11のそれぞれのまわりに相対的に均一な水流を確保する
こともしばし重要である。処理の間、丸太11を均一な間
隔をおいた形態に保つために丸太スペーサ38が用いられ
る。
【0027】プラットホーム36は、後で詳しく述べるよ
うに、バッチ処理またはコンベヤのような連続システム
によって、水28に対して導入および導出される。バッチ
処理が好ましければ、処理のために乾ドック26に速やか
に降ろし、処理の後、引き上げるために、プラットホー
ム36にはコネクタ44が設けられる。丸太11を梱包したプ
ラットホーム36のような重量物を持上げかつ位置決めす
る能力のある1または複数のクレーン40が乾ドック26の
近傍で見出だされることは一般的である。そのようであ
るから、この発明に関連して乾ドック26を利用すること
は、付加的潜在的コスト削減を図れる利点がある。
【0028】ほとんどの乾ドック26は、その底30および
側面32が比較的低度の熱損失を生じさせるように構成さ
れかつ位置ずけされている。乾ドック26の頂部は開放さ
れているので、乾ドック26の雰囲気の空気と水28の間に
温度差に基づいて、水28からある熱は奪われるであろ
う。この熱損失は、一般的に、最小限のものがパワープ
ラント15の熱発生能力および乾ドック26の底30および側
面32の絶縁特性によって補われるであろう。
【0029】とくに寒い気候とかその他の理由で、雰囲
気空気と乾ドック26内の水の表面の相互作用によって引
起こされる熱損失を低減されることが好ましければ、乾
ドック26全体を囲む上部構造物42に、除去できるか、ス
ライドできる部分が設けられる。そのカバーは、クレー
ン40を使用するために必要なときに取去られる。上部構
造物42によって乾ドック26内の水28の水面での空気が、
外気の温度より水28の温度に近い温度とさせられる。
【0030】この発明による他の具体例が図3に示され
かつ参照符号88が付けられている。この具体例において
は、修正された水槽48が用いられており、水槽は閉鎖頂
部50を特徴とし、水槽48の周囲の雰囲気空気から水槽内
の水28からの熱を絶縁することにより、その熱損失を減
じるように閉鎖頂部が作用する。そのような水槽48はこ
の目的のために特別に構成されてもよいし、先にのべた
ような既存の乾ドックをこの設計に適合するように修正
してもよい。
【0031】水槽48は、一方の側壁52に複数の入口開口
62を、水槽48と反対側の側壁53に複数の対応する出口開
口64を備えることを特徴とする。水槽48内の水28は、先
に述べたような蒸気を通すコイル24によって加熱され
る。蒸気は、蒸気発生源86、例えば、化石燃料パワープ
ラントまたは先に述べた艦船の原子力または化石燃料パ
ワープラントから供給される。パワー源86によって発生
させられた蒸気は、蒸気供給管82および蒸気戻り管84に
よって連続的に槽48内を循環させられる。
【0032】コンベヤ60は、陸揚げされた丸太11の連続
物を水槽48を通して入口端90から出口端92まで移動させ
るために提供される。コンベヤ60は、異なるスピードで
運転することができ、また、選択的に停止させることが
できる。このことにより、水槽48内を移動させられる丸
太11を適当な熱処理をさせるのに充分な時間水槽48内の
定位置に止めることができ、処理の後、槽48から排出す
ることができる。
【0033】コンベヤ60は、1つの丸太11または間隔を
おいて平行に配置された並列状丸太11のどちらでも取扱
えれるように構成されている。槽48内のコンベヤ60の間
隔の規則性により、水槽48がその最大能力一杯まで丸太
11を取扱うために用いられ、また、そこに収容された全
ての丸太11の周囲の流れおよび循環が概ね均一となって
いる。好ましければ、コンベヤ60に適宜の開口または孔
を通して水の循環および流れを増加させてもよい。
【0034】図3は、さらに、この発明に使用される好
ましい丸太移送システム56および丸太排出システム66を
示している。丸太移送システム56は、丸太11の連続物を
垂直に並べかつコンベヤ60のそれぞれの段に分配する。
コンベヤ11は、丸太11を槽48内へ移動させかつそれらを
首尾一貫し、順序正しく、規則正しい形態に保持する。
丸太排出システム66は、丸太移送システム56と同様に機
能しかつ槽48の出口端92近くに位置させられている。排
出システム66は、槽48内らに位置させられた様々なコン
ベヤ60から取扱われた丸太11を排出するように作用しか
つそれらを、つぎの取扱いのために首尾一貫し、順序正
しく、能率よい具合に、槽48から排出する。移送システ
ム56および排出システム66は、いずれも、1つまたは多
段または列の丸太11を平行なコンベヤ60に導入し、その
後、排出する。移送システム56、コンベヤ60および排出
システム66は、共同して、クレーンや他の荷役装置を用
いることなく、処理のために槽48内を一連の丸太11を連
続的な効率よい引き渡しを可能とする。
【0035】さて、図4に目を転じると、この発明の他
の具体例が示されている。先に述べた具体例のように、
所定間隔をおいた一連のコイル24をもった熱水槽94が用
いられている。槽94内の水28を加熱するためにコイル24
を通じて蒸気が循環させられる。この具体例において
は、代わりの丸太引き渡しシステム70が備えられてい
る。システム70は、一定間隔をおいて表面に並んだロッ
ク兼スペーサ部材74を備えたコンベヤ72を特徴としてい
る。それらの部材74は、陸揚げされた丸太11およびコン
ベヤ72上に順序正しく、規則正しくそして所定間隔をお
いた具合に丸太11を梱包するための荷役装置のどちらを
も保持するように作用する。
【0036】図示のように、コンベヤ72は、一連の丸太
11を外部の水28の上の位置から槽94内の水28の表面の下
の位置まで移動させ、その後、槽94から排出する。コン
ベヤは、異なる速度で移動できる。さらに、コンベヤ72
は、図示のように、槽94に対して丸太11を導入しかつ排
出させるために折曲がれるのに十分な弾性材料でつくら
れている。これに代わり、コンベヤ72上の丸太11を槽94
内へ降ろし、処理の後、引き続き、槽94から引き上げる
ために、コンベヤ72の長さ方向に間隔をおいてところに
複数の旋回ヒンジ98が備えられていても良い。
【0037】槽94内に付加的な循環が必要であれば、槽
94の側壁80および底78に、1またはそれ以上の流れ発生
器76が備えられる。同様に、水28にそれ以上の流れが必
要であれば、コンベヤ72に孔があけられる。必要な能力
次第によれば、槽94に間隔をおいて隔てられた1連のコ
ンベヤ72が備えられる。代わりに、1または間隔をおい
て平行な列をなす多数の丸太11のどちらでも処理できる
ようにコンベヤ72の幅が設計される。
【0038】つぎの実施例は、さらに、この発明の利点
を例証する。
【0039】
【実施例】45,000馬力ボイラ付き原子炉を備えた
船が蒸気熱発生源として用いられる。ボイラから利用で
きる全熱を表すために“Q”を用いると、ボイラの全相
当熱出力を算定するために、つぎの計算がなされる。
【0040】
【数1】 ボイラによって発生させられた熱エネルギーの80%が
乾ドック内の水に搬送されかつこれが乾ドック内の水を
加熱するために利用される全熱エネルギーを表すものと
想定する。
【0041】
【数2】 つぎの容量をもつ乾ドックが用いられる。
【0042】
【数3】 乾ドックは概ねコンクリートで作られており、コンクリ
ート、水、木および空気の熱媒介変数は、密度に関して
用いられる変数“ρ”および比熱を示す変数“Cp ”を
用いて、以下の通り示される。
【0043】
【数4】 つぎに、温度をもった設備を有するシステムからの外部
熱損失を決定する必要がある。この実施例における乾ド
ックは、これの周囲の水と雰囲気空気の接触による熱を
最小にするために、乾ドックを取り囲む建物を持ってい
る。建物の熱抵抗“Rbldg”および平方フィート当たり
の有効熱損失に等しい熱伝達“Ubldg”を決定すること
により確定する建物の全面的熱伝達係数は、つぎの通り
である。
【0044】
【数5】 建物の内外の温度差は、80°である。
【0045】
【数6】 また、建物外から建物内への空気の潜入または漏れによ
る熱損失もある。そのような潜入による熱損失は、つぎ
の通りである。
【0046】
【数7】 コンクリートおよび加熱される水の容積が決定される。
【0047】
【数8】 コンクリートおよび水の質量がつぎのように決定され
る。
【0048】
【数9】 壁を通じての熱損失および建物からの潜入損失を不変状
態値で考慮すると、水およびコンクリートを加熱するた
めに必要な時間は、つぎの通り計算される。注意すべき
は、乾ドックの壁および底を通じての熱損失は、極微小
であると考えられるから、これを無視する。水は、初期
温度30°Fから160°Fまで加熱される。
【0049】
【数10】 丸太の中心を132°F(ほぼ56℃)まで加熱する時
間は、まわりを取り巻く水槽の温度を160°Fとし
て、計算される。丸太上の水流は、内部熱伝達抵抗と比
較して、熱伝達に対する極微小な外部抵抗をつくりだし
ていることを想定して、この計算がなされる。これに限
定した場合では、逆ビオ(Biot)数は零とされる。
【0050】
【数11】 丸太の熱拡散率は、熱拡散率の計算結果を用いて丸太の
内部温度抵抗を決定すめために計算される。8″、1
2″および20″の径をそれぞれもち、取り巻く温度が
160°Fである水の中の丸太の中央部を加熱するため
に必要な時間は、つぎの通りである。
【0051】
【数12】 取り巻く水温が160°Fでなく、180°Fの場合、
上記計算を繰り返すと、つぎの通りである。
【0052】
【数13】 水温180°Fで、丸太の中心を132°Fにするのに
必要時間は、つぎの通りである。
【0053】
【数14】 水槽に対する丸太の導入および排出のためのプロセスと
連合する時間およびプロセスと同様に、丸太の処理率は
丸太の充填率に大いに依存する。このプロセスのために
次の想定が用いられる。
【0054】1.全体の容積の50%を丸太が占める場
合、充填率(packing factor)0.5が用いられる。
【0055】2.丸太ローディングおよびアンローディ
ング時間は、加熱時間の計算結果に、以下のように、加
える。
【0056】3.丸太を温度下に置くこにを30分が許
される。
【0057】4.水温160°Fが想定される。
【0058】
【数15】 径8″、12″および20″の丸太のために、1日当り
の丸太処理率がつぎの通り決定される。
【0059】
【数16】 コスト効率の意味において、U.S.D.Aのガイドラ
インによって求められているように、様々な径の丸太の
中心部の温度を132°Fまで30分間充分に上昇させ
るために、船に搭載された原子力または化石燃料パワー
プラントのような蒸気発生器が乾ドックとともに用いら
れることが、上記実施例は示している。この実施例は、
発明の1つの具体例を単に例証しているだけであり、限
定を意味するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の具体例の図式的平面図である。
【図2】図1の線2−2にそう図1に示されたこの発明
の具体例の断面図である。
【図3】閉鎖熱水槽および丸太処理搬送システムを用い
たこの発明の他の具体例の平面図である。
【図4】1つの連続コンベヤシステムを用いたこの発明
の他の具体例の側断面図である。
【符号の説明】
11 丸太 15 パワープラント 24 加熱コイル 26 乾ドック 40 クレーン 48 水槽 60 コンベヤ 72 コンベヤ 94 水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピョートル ディー モンカルツ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94306 パロアルト エマソンストリート 3255

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陸揚げ丸太を害虫および菌類を除去する
    ために加熱処理する装置であって、 複数の陸揚げ丸太をもつ水を溜める手段と、 熱発生手段と、 水溜め手段内の水および陸揚げ丸太を熱発生手段からの
    熱で丸太の害虫および菌類を実質的に除去するのに充分
    なレベルまで加熱する手段と、 陸揚げ丸太を水溜め手段に導入しかつ加熱処理完了の
    後、陸揚げ丸太を排出する手段と、 を備えている丸太処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、熱発生手段を加熱手段に連結す
    る手段を有している請求項1記載の丸太処理装置。
  3. 【請求項3】 加熱手段が、熱交換器を備えている請求
    項1記載の丸太処理装置。
  4. 【請求項4】 水溜め手段が、実質的に完全に囲まれて
    いる請求項1記載の丸太処理装置。
  5. 【請求項5】 水溜め手段が、水溜め手段内に水流を発
    生させる手段を有している請求項1記載の丸太処理装
    置。
  6. 【請求項6】 加熱手段が、さらに、温度および圧力制
    御手段を有している請求項1記載の丸太処理装置。
  7. 【請求項7】 加熱手段が、複数の加熱コイルを有して
    いる請求項5記載の丸太処理装置。
  8. 【請求項8】 導入および排出手段が、クレーンである
    請求項7記載の丸太処理装置。
  9. 【請求項9】 導入および排出手段が、連続コンベヤシ
    ステムである請求項7記載の丸太処理装置。
  10. 【請求項10】 さらに、丸太を水溜め手段内の水面下
    に沈めて取り扱うように保持する手段を備えている請求
    項1記載の丸太処理装置。
  11. 【請求項11】 保持手段が、さらに、水溜め手段内の
    丸太の間隔およびそのまわりの流れを実質的に等しく維
    持する手段を有している請求項10記載の丸太処理装
    置。
  12. 【請求項12】 水溜め手段が、さらに、保持手段のた
    めのサポートを有している請求項10記載の丸太処理装
    置。
  13. 【請求項13】 熱発生手段が、さらに、船のパワープ
    ラントを有している請求項1記載の丸太処理装置。
  14. 【請求項14】 パワープラントが、化石燃料によって
    パワーを発生させられる請求項13記載の丸太処理装
    置。
  15. 【請求項15】 パワープラントが、原子的にパワーを
    発生させられる請求項13記載の丸太処理装置。
  16. 【請求項16】 船が潜水艦である請求項15記載の丸
    太処理装置。
  17. 【請求項17】 水溜め手段が、乾ドックである請求項
    1記載の丸太処理装置。
  18. 【請求項18】 水溜め手段が、乾ドックである請求項
    13記載の丸太処理装置。
  19. 【請求項19】 水溜め手段が、乾ドックである請求項
    15記載の丸太処理装置。
  20. 【請求項20】 陸揚げ丸太を害虫および菌類を除去す
    るために加熱処理する方法であって、 溜め設備に水を供給するステップと、 複数の陸揚げ丸太を溜め設備に導入するステップ、 害虫および菌類を実質的に除去するのに充分な時間およ
    び温度に水を加熱するステップ、 その後、水溜め設備から丸太を排出するステップ、 を備えている丸太処理方法。
  21. 【請求項21】 さらに、陸揚げ丸太を水溜め設備内の
    水面下に完全に沈めるステップを備えている請求項20
    記載の丸太処理装置。
  22. 【請求項22】 加熱ステップが、水の温度を少なくと
    も約150°Fまで上昇させる請求項20記載の丸太処
    理装置。
  23. 【請求項23】 導入手段が、連続する一連の陸揚げ丸
    太を水溜め設備に、首尾一貫して、規則正しく、間隔を
    おいて方向づけて、導入する請求項20記載の丸太処理
    装置。
  24. 【請求項24】 水溜め設備内の水に流れを発生させる
    ことを有している請求項20記載の丸太処理装置。
  25. 【請求項25】 加熱ステップが、各丸太の中心の温度
    を30分間少なくとも56°Fになるのに充分な時間と
    温度で水を加熱する請求項20記載の丸太処理装置。
  26. 【請求項26】 加熱手段が、さらに、 船のパワープラントを運転することと、 水の加熱のためにパワープラントの運転によって発生さ
    せられた第2次蒸気を用いることと、 を有している請求項20記載の丸太処理装置。
  27. 【請求項27】 船が原子的にパワーを発生させられる
    請求項26記載の丸太処理装置。
  28. 【請求項28】 原子力船が潜水艦である請求項27記
    載の丸太処理装置。
  29. 【請求項29】 水溜めステップが、乾ドックを用いる
    ことによりもたらされる請求項20記載の丸太処理装
    置。
JP7294463A 1995-03-15 1995-11-13 丸太処理方法および装置 Withdrawn JPH08258011A (ja)

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