JPS5939304B2 - ラベルをエンドレス状台紙に自動的にはり付ける装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ラベルをエンドレス状台紙に自動的にはり
付けるための装置に関するものである。

従来、個々の刷本をユニットの形で一対ずつ互いにはり
合わせるための機械が知られている（参考、ＵＳＰ、Ａ
ＰＬ、扁３５４０９７０）。

しかし、これらの機械はラベルをエンドレス台紙にはる
ために使うことはできない。

また、エンドレス状台紙を１つの方向に、ラベルを反対
方向に互いに移動し、その両者を互いに結合し、次いで
整然と整理されるような、ラベルをエンドレス状台紙に
自動的にはり付けるための方法と装置が知られている（
参考、ＣＨＰ 、ＡＰＬ−Ａ３４５６９８）ｃしかし、
この種従来のものは、ラベルとエンドレス台紙の移動を
確実に停止、位置決めして結合しなければならず、しか
も、ラベルとエンドレス状台紙が反対方向に動くために
、生産能力が低すぎる一定の限度を越えることができな
い実情にある。

この発明の目的は、時間学位当りエンドレス状台紙には
り付けられるラベルの数をふやすことができる装置を提
供することである。

この意味で、この発明による装置は、エンドレス状台紙
とラベルを互いに結合するために、両者を平行の平面で
ほぼ水平に、同じ方向に、はぼ同じ速度で動かすと共に
、結合前の送りの間にラベルをエンドレス台紙のはり付
位置に正確に合うように整列させ、エンドレス台紙とラ
ベルの結合前の送りの間、ラベルをうろこ状に正確に合
うように配置するための手段を備える。

この発明による装置は、複写用紙（組）、紙片、手紙封
筒その信子らな物を、案内穴や横送り孔をつけたまたは
それらのないエンドレス状台紙またはエンドレス状用紙
に正確に合うようにうろこ状にしてはり付けるのに役立
つ。

次にこの発明を図面による実施例で説明する。

はり付けるために用意された用紙、複写用紙、紙片など
は、ラベル１の集積として駆動ドラムまたは供給ドラム
（以下、駆動ドラムという）３の上に配置されている。

この実施例では、それぞれの集積が異なる２つのラベル
を示しているが、この集積種別およびその駆動ドラム３
の同期化はこの発明にとって重要な問題を提起しない。

即ち、１つだけの駆動ドラム３からなる集積ステーショ
ンを備えることもできるからである。

この駆動ドラム３には、旋回できるように配置されてい
る真空吸込装置２が付属している。

駆動ドラム３の周囲の一部に搬送ローラ４が機械フレー
ムに固定して回転できるように備えられている。

駆動ドラム３の移送終端側に一対のベルトまたはチェー
ン５が続いており、このベルトまたはチェーン５の外面
には等間隔で迫台６が配置され歯付となっている（以下
、歯付ベルト５という）。

第２図が示すよ５Ｋ、両歯付ベルト間に加速ベルト７が
ある。

加速ベルト７の終端部上から先方へ向は開口を備えたも
う１つの有孔ベルト８が走っている。

有孔ベルト８はその水平走行部分で、真空源２１とつな
がっている真空シュー９の下を通り、ベルト外側面では
シュー９の範囲で孔を通じて、ラベルを吸付けながら同
期移送する。

集積１０にはエンドレス状台紙１１が折重ね状態で貯え
られている。

それらはローラを介して導かれ、いわゆる鉛板シリンダ
１３に対して回転できるように取付けられている逆圧ロ
ーラ１２に達する。

鉛板シリンダ１３の前ににかわローラ１４があり、それ
は接着剤容器１５の中の接着剤に浸っている。

逆圧ローラ１２は駆動帯により逆圧ローラ１６と連結さ
れており、該逆圧ローラ１６に向かい合って１つまたは
いくつかのプレススタン７”１７をもついくつかのロー
ラが配置されている。

これらプレススタンプ１７のローラのあとにプレススタ
ンプ１８をもつ別の同様のローラが続いている。

そしてこのプレススタンプ１８にもプレススタンプ１７
と同様に第２の逆圧ローラ１６が備えられている。

スタンプ１８のあとには、エンドレス状台紙１１の穴に
くい込む相応のスパイクをもつ一対のトラクター１９が
同じ高さに配置され、エンドレス状台紙１１の連続的前
進運動を補助する。

続いてエンドレス状台紙接着個所を得るために、鉛板シ
リンダ１３の上にゴム要素３３が備えられており（この
ゴム要素は複数であってもよい）、にかわローラ１４に
よってにかわが塗られ、にかわをエンドレス状台紙１１
の所定の個所に塗る。

ラベル１がエンドレス状台紙１１上のにかわと出合う個
所３４は、最初の逆圧ローラ１６とプレススタンプ１７
の間にある。

もう１つの部品としてラベル１を積み重ねるための台３
５が見える。

ラベル１を誘導しやすくするための迫台６はその後ろ側
に斜面３８を備えており、迫台６は後ろ側にあるラベル
１の頭をその斜面３８で受は止め、前側にあるラベル１
０足をその上面へ載せ前側のラベルの足と後ろ側のラベ
ルの頭とが一部型なり合った状態を形成する。

ラベル１は、駆動ドラム３に対しほぼ接線方向にある台
３５の上に載置される。

台３５の前端の両側と中間に設けた集積案内規制レール
３２がラベル１の積載を位置決めしている。

一枚のり−トでなく組として作られたラベル１を積載す
るには、ラベル１の閉じ頭を駆動ドラム３の方に向けて
載せなげればならない。

真空吸込装置２が台３５に積載されたラベル１（最下段
のラベル１）を台３５の前端下方へ傾ける。

この最下段のラベル１は回転する１駆動ドラム３の１つ
の鼻端３７によって最初の被動搬送ローラ４に持ち込ま
れ、下方へ送られる。

最後の搬送ローラ４でラベル１は水平に駆動ドラム３か
ら離れ、一対の歯付ベルト５上に移載される。

この歯付ベルト５には迫台６が等間隔に備えられている
ので、ラベル１の正確す位置決め配置がなされる。

このときラベル１は、一対の歯付ベルト５の間に設けら
れた加速ベルト７が歯付ベルト５より少し速（走るのと
球３１によってベルト７上に押しつげられることとによ
って、スムーズに移送される。

ラベル１がうろこ状に重なり合ってはり付けられるよう
迫台６の等間隔がラベル長さより小さい。

迫台６はラベル１が重なり合うようにするため先行ラベ
ル１の足をもち上げ、且つ次位ラベル１の頭を確実に迫
台６の斜面３８に当接することができる。

エンドレス状台紙１１とラベル１の結合前の送りの間に
ラベル１はラベル両耳規制用レール３２ａによって移送
方向両側も整えられる（第２図参照）。

この整列区間の終端側で歯付ベルト５と等速度等方向に
走る有孔ベルト８がラベル１の上に来る。

この有孔ベルト８は吸込シュー９の下を通りながら真空
によってラベル１の正確に合った送りを引き受けている
。

エンドレス状台紙１１は、集積１０から転向ローラを介
してローラ１２，１６をまわってスパイクのついた２つ
のトラクター１９によって引き取うレル。

接着剤は、にかわローラ１４から鉛板シリンダ１３上に
はり付けられたゴム要素３３を通じてエンドレス状台紙
１１に移−される。

鉛板シリンダ１３は交換でき、ラベル１のエンドレス状
台紙１１への望ましいはり付は間隔に応じた周囲をもつ
。

同じことはプレススタンプ１７と１８にも言え、それは
軸、軸受および歯車をもつ全ユニットの一部として種々
な寸法と種々なはり付は間隔に合わせて交換できる。

接着剤は、ローラ１６上でラベル１がエンドレス状台紙
１１と出合う接着個所３４に塗られる。

回転するプレススタンプ１７はラベル１を接着個所３４
でエンドレス台紙１１に押しつける。

次のプレススタンプ１８によって、軸方向でまだ押圧さ
れていない接着個所が押しつけられラベル１の一部をエ
ンドレス状台紙１１にはり付ける。

斯（してラベル１をつけたエンドレス状台紙１１はトラ
クター１９、被動転向ローラ２０を通過して上方に導か
れる。

ラベル１をつげた台紙１１は自重によって紙取り台に落
ち、公知の仕方で集積２３を作る。

エンドレス状台紙１１上でのラベル１の種々なはり付は
間隔を作れるようにするためには、歯付ベルト５を迫台
６とともに交換しなければならない。

歯付ベルト５の長さは、ピッチの倍数から明らかになる
。

駆動ドラム３の鼻端３１が迫台６と同期に捷わるために
は、適応回転数比の換え歯車２６を使うことによって調
整すればよい。

鉛板シリンダ１３は、これに供されるラベル間隔または
この間隔の数倍に等しくなげればならな℃ゝ。

球３１は、とくにその寸法と重量訃よびその相互の位置
ならばいに加速ベル）７の面からの間隔が重要な役割を
担うことになる。

したがって、球３１は交換できるだけでなく、球をユニ
ット化し、これをベルト７に沿って使うことができる。

球３１のベルト面から突き出る高さも調整できる。

この調整可能性は、とりわけラベルの長さや幅とその厚
さによって制約されている。

これらラベルのエンドレス状台紙１１へのはり付態様や
、ラベル１の形状寸法変更によって交換する部品のグル
ープは、通常、交換ユニットトシて装置に付属されてい
る。

本発明によれば、ラベル搬送用の無端搬送帯７がその搬
送行程終端で直線走行せる有孔ベルト８へ連絡され、無
端搬送帯７上面に整列支持された各ラベル１を上記有孔
ベルト８外面へ確実に受は継ぐ、そしてエンドレス状台
紙１１の直線移行部上へ的確に持ち来たし、間欠プレス
スタンプ即ち加圧接着に供する。

本発明によれば上記接着に供する各ラベル１の頭を前側
にある迫台６の後端面に当接させ、その足を後側にある
迫台６上へ載せ持ち上げた状態にし、更に後側に続くラ
ベルも同様に支持する状態が容易に得られ、該状態の形
成が各ラベル１をうろこ状に重なり合った状態でエンド
レス状台紙１１へはり付けるのに非常に役立つ。

又各ラベル１は上記迫台６の存在にて集積所から順次繰
り出された時、その後端面で受は止められて、正しい位
置に支持され、間隔のバラツキ、ズレ等を来たさずに集
積所から引き継がれて、上記接着位置へ供される。

有孔ベルト８はエンドレス状台紙１１の直線移行部に沿
う吸引区間で上記無端搬送帯７上のラベル配列を正しく
適合した状態で受は取り、接着位置へ供するまで曲げ等
の癖付けをせずにフラットな状態を保ち移送する。

無端搬送帯７と有孔ベルト８との同期走行、ひいてはプ
レススタンプとの同調も容易となり、適正なラベル貼布
を行わせ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はラベルをエンドレス状台紙に自動的にはり付け
るための機械の側面図、第２図は第１図による機械の平
面図、第３図は第１図の吸込ステーションと接着個所を
含む拡大側面図、第４図は第１図の供給ステーションを
含む拡大側面図である。 １・・・ラベル、６・・・迫台、７・・・ベルト、８・
・・有孔ベルト、９・・・吸込シュー、１１・・・エン
ドレス状台Ｌ１７．１８・・・プレススタンプ、３１・
・・球、３４・・・接着個所、３８・・・斜面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 集積所から順次繰り出されたラベルを等間隔に整列
   支持しつつ搬送する無端搬送帯を具備し、該無端搬送帯
   の外面には先行するラベルの足をその上面へ載せ持ち上
   げ支持状態にし、次位のラベルの頭をその後端面へ当接
   させる迫台が等間隔に設けられ、エンドレス状台紙が上
   記無端搬送帯によるラベル搬送行程終端部先方へ直線移
   行され、上記搬送行程終端部から上記エンドレス状台紙
   直線移行部上面に沿い直線移行せる有孔ベルトが設けら
   れ、該有孔ベルトの直線移行部内面に真空源とつながっ
   ている真空シューが設けられて該有孔ベルトの孔を通じ
   ての吸引区間が形成され、該吸引区間の始端において上
   記ラベル搬送行程終端の無端搬送帯上面から有孔ベルト
   下面へラベルを吸引転着して上記エンドレス状台紙の直
   線移行部へ移送する構成とし、更に該移送に伴なう該ラ
   ベルと上記エンドレス状台紙との対向下において各ラベ
   ル部分をエンドレス状台紙上面へ間欠的に押さえ付けは
   り付けを行うプレススタンプが設けられ、該はり付位置
   へエンドレス状台紙を供給する手前において台紙表面の
   各ラベル接着個所へ接着剤を塗布する接着剤塗布装置が
   設けられていることを特徴とするラベルをエンドレス状
   台紙に自動的にはり付ける装置。