JPH037440Y2 - - Google Patents

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JPH037440Y2
JPH037440Y2 JP1985044545U JP4454585U JPH037440Y2 JP H037440 Y2 JPH037440 Y2 JP H037440Y2 JP 1985044545 U JP1985044545 U JP 1985044545U JP 4454585 U JP4454585 U JP 4454585U JP H037440 Y2 JPH037440 Y2 JP H037440Y2
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cover
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、印刷紙やシート類等の表紙とボール
紙や段ボール紙等の台紙とを重合して貼着する合
紙機の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の合紙機としては、例えば実公昭
56−6480号公報に開示されたものが知られてい
る。
これは、所定寸法に裁断された表紙を供給する
為の上位の表紙給紙装置と、これに続き表紙を定
時間隔的に搬送する上位の表紙定時間隔送紙装置
と、所定寸法に裁断された台紙を供給する為の下
位の台紙給紙装置と、これに続き表紙定時間隔送
紙装置と同期して台紙を定時間隔的に搬送する下
位の給紙定時間隔送紙装置と、これの後段に設け
られ台紙に糊付する為の糊付装置と、表紙定時間
隔送紙装置を経た表紙と糊付装置を経た台紙とを
重合して貼合する貼合装置とからその主要部が構
成されている。
ところが、この様な合紙機は、台紙の上面に糊
付してこの上に表紙を重合して貼着するものであ
るが、使用する糊が速乾性のものであつても比較
的多くの水分を含んでいる関係上、合紙機を経た
貼合物は、糊が完全に乾くに連れて表紙側が縮ん
で全体的に凹球面状に歪んでしまつていた。
従つて、このままでは、真直性がないので、例
えば裁断加工等の次加工が行なえなかつた。
この為、従来にあつては、数十枚の貼合物を一
組として表裏を交互に反転させた後にこれらを重
合させてプレス機に依り例えば一日以上加圧して
歪みを矯正すると共に、矯正後には再び表裏を反
転させる事に依り元に戻し、各貼合物の表裏を揃
えて次加工を行なつていた。
ところが、この様な加圧矯正作業は、多くの手
間と時間が掛るので問題があり、改善が望まれて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
多くの手間と時間を掛ける事なく貼合物の歪みを
なくす様にした合紙機を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の合紙機は、所定寸法に裁断された表紙
を供給する上位の表紙給紙装置と、表紙給紙装置
からの表紙を定時間隔的に搬送する上位の表紙定
時間隔送紙装置と、所定寸法に裁断された台紙を
供給する下位の台紙給紙装置と、台紙給紙装置か
らの台紙の下面に適量の水を塗布する付水装置
と、表紙定時間隔送紙装置と同期して付水装置か
らの台紙を定時間隔的に搬送する下位の台紙定時
間隔送紙装置と、台紙定時間隔送紙装置からの台
紙の上面に糊付する糊付装置と、表紙定時間隔送
紙装置からの表紙と糊付装置からの台紙とを重合
して貼合する貼合装置と、から構成した事に特徴
が存する。
(作用) 台紙給紙装置から送出された台紙は、付水装置
に依りその下面に適量の水が塗布される。
そして、台紙定時間隔送紙装置を経て糊付装置
に依り台紙の上面に糊付された後、貼合装置にて
この上に表紙が重合されて貼着される。
台紙の下面に塗布された水の水分は、上面に向
つて浸透して行くと共に、台紙の上面に塗布され
た糊の水分は、下面に向つて浸透して行く。
他方、表紙の下面には、台紙との貼合時に台紙
の上面の糊が付着され、これの水分は上面に向つ
て浸透して行く。
そして、合紙後の貼合物は、表紙は比較的薄い
ので水分が上面まで達すると共に、台紙は表紙よ
り比較的厚いものの上下両面から水分が浸透する
ので、貼合物としてはその全体が均一に湿潤し、
この様な状態から水分が蒸発して乾いて行く。
従つて、貼合物としての上面と下面との収縮率
は、均等となり、歪む事がない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る合紙機の構造
を示す概要図。第2図は、付水装置の付近を示す
拡大図である。
合紙機1は、表紙給紙装置2、表紙定時間隔送
紙装置3、台紙給紙装置4、台紙定時間隔送紙装
置5、糊付装置6、貼合装置7、付水装置8とか
らその主要部が構成されている。
表紙給紙装置2は、上位にあつて、所定寸法に
裁断された印刷紙やシート類等の表紙Aを一枚づ
つ供給する為のものである。
表紙定時間隔送紙装置3は、上位にあつて、表
紙給紙装置2の次段に設けられ、表紙Aを定時間
隔的に搬送する為のもので、前後に離間したスプ
ロケツト9と、これらに掛渡されて所定方向に回
査されるエンドレス状のチエーン10と、チエー
ン10の一部に付設されたアタツチ11とを備
え、表紙給紙装置2から送られて来た表紙Aの後
端にアタツチ11が当合してこれを押す事に依り
移送する様になつている。
台紙給紙装置4は、下位にあつて、所定寸法に
裁断されたボール紙や段ボール紙等の台紙Bを一
枚づつ供給する為のものである。
台紙定時間隔送紙装置5は、下位にあつて、台
紙給紙装置4の次段に設けられ、表紙定時間隔送
紙装置3と同期して台紙Bを定時間隔的に搬送す
る為のもので、表紙定時間隔送紙装置3と同様、
スプロケツト12、チエーン13、アタツチ14
とから成つている。
糊付装置6は、台紙定時間隔送紙装置5の次段
に設けられ、台紙Bの上面に糊付する為のもの
で、糊転写ロール15、糊量調節ロール16、圧
ロール17等を備えている。
貼合装置7は、表紙定時間隔送紙装置3を経た
表紙Aと糊付装置6を経た台紙Bとを重合して貼
合する為のもので、上下一対の貼合ロール18に
依り構成されている。
付水装置8は、台紙給紙装置4と台紙定時間隔
送紙装置5との間に設けられ、台紙給紙装置4か
ら送られて来る台紙Bの下面に適量の水を塗布す
るものである。
この例では、所定の水が貯溜された水タンク1
9と、これの水にその下部が浸漬されて所定方向
に回転するスポンジ製等の水転写ロール20と、
これの前段側に配されてこれに遠近可能に接合す
るゴム製等の水量調節ロール21と、水転写ロー
ル20の上方に配されてこれに遠近可能に設けら
れたスチール製等の圧ロール22とから成つてい
る。
而して、水タンク19の前後には上下一対の送
りロール23が、各ロール間には案内板24が
夫々設けてある。
尚、本実施例では、表紙給紙装置2と表紙定時
間隔送紙装置3との間には、送りベルト25と送
りロール26とから成る送り装置27が介設され
ている。
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解
する。
表紙給紙装置2から一枚づつ供給された表紙A
は、送り装置27を経て表紙定時間隔送紙装置3
に依りタイミングがとられて貼合装置7へ送られ
る。
他方、台紙給紙装置4から一枚づつ供給された
台紙Bは、付水装置8の水転写ロール20に依り
その下面に適量の水が塗布された後、台紙定時間
隔送紙装置5に依りタイミングがとられて糊付装
置6にてその上面に糊付され、貼合装置7へ送ら
れる。
貼合装置7に送られた表紙Aと台紙Bは、漸次
重合されて貼合され、貼合物Cとなつて出て行
く。
台紙Bは、付水装置8に依りその下面に水が塗
布されるので、その水分は台紙Bの上面に向つて
浸透して行く。
又、台紙Bは、糊付装置6に依りその上面に糊
付されるので、その水分は台紙Bの下面に向つて
浸透して行く。
他方、表紙Aは、台紙Bとの貼合時に台紙Bの
上面の糊がその下面に付着されるので、その水分
は表紙Aの上面に向つて浸透して行く。
そして、合紙後の貼合物Cは、表紙Aが比較的
薄いので水分が上面に達すると共に、台紙Bは表
紙Aより比較的厚いもののその上下両面から水分
が浸透して行くので、貼合物Cとしてはその全体
が均一に湿潤する事になる。
而して、この様な貼合物Cは、経時するに連れ
て水分が漸次蒸発して乾いて行く。
この時、貼合物Cの下面、つまり台紙Bの下面
も水も塗布されて湿潤しているので、貼合物Cの
下面と上面との収縮率が均等になり、歪むことな
く真直状態になる。
台紙Bの厚さや表紙Aの厚さが変つた場合に
は、台紙Bの下面に塗布する水の量を調節する。
又、台紙Bの下面に塗布する水の量を可変する
事に依り貼合物Cが真直状ではない、凹球面状や
凸球面状にする事もできる。
台紙Bの下面に塗布する水の量を可変するに
は、付水装置8の水転写ロール20に対して水量
調節ロール21を遠近移動させればこれが行なえ
る。
尚、付水装置8は、先の実施例では、水タンク
19、水転写ロール20、水量調節ロール21、
圧ロール22で構成していたが、これに限る事は
ない。
例えば、第3図に示す如く、水転写ロール20
を直接水タンク19の水に漬けずに、これらの間
にスポンジ製等の水付ロール28を介設しても差
支えない。
又、所定方向に回転する水転写ロール20に代
えて単なるスポンジ製等の付水体とし、これを台
紙Bの下面に摺接させる様にしても良い。
更に、水噴射ノズルを設けて、ここから噴射さ
せた適量の水を台紙Bの下面に塗布する様にして
も良い。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な
優れた効果を奏する事ができる。
(1) 表紙給紙装置、表紙定時間隔送紙装置、台紙
給紙装置、付水装置、台紙定時間隔送紙装置、
糊付装置、貼合装置とで構成し、とりわけ台紙
給紙装置からの台紙の下面に適量の水を塗布す
る付水装置を設けたので、多くの手間と時間を
掛ける事なく貼合物の歪みをなくする事ができ
る。
(2) 台紙給紙装置からの台紙の下面に適量の水を
塗布する付水装置を設けたので、台紙給紙装置
からの台紙に直ちに付水できて表紙との貼合ま
での間に水分が浸透して行く時間的余裕が与え
られ、少量の付水で貼合物の歪みを効果的にな
くする事ができる。
(3) 少量の付水で貼合物の歪みを効果的になくす
る事ができるので、それだけ水の使用量が少な
くなり、ランニングコストを大幅に低減でき
る。
(4) 少量の付水で貼合物の歪みを効果的になくす
る事ができるので、それだけ付水装置を小型化
でき、これを安価に且つ容易に設置する事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る合紙機の構造
を示す概略図。第2図は、付水装置の付近を示す
拡大図。第3図は、付水装置の他の実施例を示す
拡大図である。 1……合紙機、2……表紙給紙装置、3……表
紙定時間隔送紙装置、4……台紙給紙装置、5…
…台紙定時間隔送紙装置、6……糊付装置、7…
…貼合装置、8……付水装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定寸法に裁断された表紙を供給する上位の表
    紙給紙装置と、表紙給紙装置からの表紙を定時間
    隔的に搬送する上位の表紙定時間隔送紙装置と、
    所定寸法に裁断された台紙を供給する下位の台紙
    給紙装置と、台紙給紙装置からの台紙の下面に適
    量の水を塗布する付水装置と、表紙定時間隔送紙
    装置と同期して付水装置からの台紙を定時間隔的
    に搬送する下位の台紙定時間隔送紙装置と、台紙
    定時間隔送紙装置からの台紙の上面に糊付する糊
    付装置と、表紙定時間隔送紙装置からの表紙と糊
    付装置からの台紙とを重合して貼合する貼合装置
    と、から構成した事を特徴とする合紙機。
JP1985044545U 1985-03-26 1985-03-26 Expired JPH037440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985044545U JPH037440Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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JP1985044545U JPH037440Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS61159400U JPS61159400U (ja) 1986-10-02
JPH037440Y2 true JPH037440Y2 (ja) 1991-02-25

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ID=30557217

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JP1985044545U Expired JPH037440Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2886506B2 (ja) * 1996-08-23 1999-04-26 株式会社モリサ 厚手紙と薄葉紙の貼合せ方法及びその装置
JP5114221B2 (ja) * 2008-01-17 2013-01-09 株式会社メタルクリエイション 貼合装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123371A (ja) * 1974-08-15 1976-02-24 Meibundo Insatsu Kogyo Kk Shiitochogoki
JPS566480U (ja) * 1979-06-27 1981-01-20

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JPS5123371A (ja) * 1974-08-15 1976-02-24 Meibundo Insatsu Kogyo Kk Shiitochogoki
JPS566480U (ja) * 1979-06-27 1981-01-20

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