JPS6027498Y2 - 薄単板への接着剤塗布装置 - Google Patents

薄単板への接着剤塗布装置

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JPS6027498Y2
JPS6027498Y2 JP2705980U JP2705980U JPS6027498Y2 JP S6027498 Y2 JPS6027498 Y2 JP S6027498Y2 JP 2705980 U JP2705980 U JP 2705980U JP 2705980 U JP2705980 U JP 2705980U JP S6027498 Y2 JPS6027498 Y2 JP S6027498Y2
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JP
Japan
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roll
thin veneer
veneer
thin
feed
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Expired
Application number
JP2705980U
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English (en)
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JPS56129855U (ja
Inventor
嘉彦 山下
悦郎 大槻
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薄単板への接着剤塗布装置の改良に関するもの
であって、更に詳述すれば、小間隙を介して上下に対向
する回転駆動自在な塗布ロール1と送りロール2の薄単
板3送り込み側にピンチロール4を回転駆動自在に配設
し、ピンチロール4と同速の送りロール2の周速度を塗
布ロール1の周速度と異ならしめて成る薄単板への接着
剤塗布装置に係るものである。
厚みが0.2〜0.5wIL程度の突板や印刷紙、樹脂
シートのような薄単板をナチュラルロールコータの塗布
ロールと送りロール間に送り込んで接着剤を塗布する場
合、薄単板が塗布ロールに巻き付くが、従来は第1図の
ように塗布ロール1の上方から下方に配設された硬質細
棒5で巻き付く薄単板3を剥がしており、硬質細棒5で
薄単板3が損傷して強度が低下したり破れたりするとい
う欠点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは塗布ロールと送りロールの周速度を異
ならしめることで薄単板と塗布ロールとの間に滑りを生
じさせて薄単板の塗布ロールへの巻き付きを防止しなが
ら薄単板に接着剤を塗布することができ、しかも薄単板
を損傷することがなく、また薄単板の送り込み側に送り
ロールと同周速度のピンチロールを配設することが薄単
板の折れを防止しながら送りロールを助けて薄単板の塗
布ロールへの巻き付きを効果的に防止できる薄単板への
接着剤塗布装置を提供するにある。
本考案は以下図示した実施例により詳述する。
第2図のようにナチュラルロールコータAは薄単板3が
上下両面を接しながら通過できる小間隙を介して上下に
対向する塗布ロール1と送りロール2及び塗布ロール1
に接するように付設されたドクターロール6て形成して
あり、塗布ロール1と送りロール2は駆動装置(図示せ
ず)で矢印方向に回転駆動できるようになっていて塗布
ロール1の周速度と送りロール2の周速度とは互いに異
なるようになっている。
したがって薄単板3を塗布ロール1と送りロール2間に
送り込むと、2つのロール1,2の周速度が異なるため
に塗布ロール1と薄単板3との間に滑りが生じて塗布ロ
ール1への薄単板3の巻き付きが防止されるようになっ
ている。
塗布ロール1と送りロール2の薄単板3送り込み側には
上下一対のピンチロール4が小間隙を介して配設してあ
り、各ピンチロール4はピンチロール4より送り込み側
の上方と下方に配設さた駆動ロール7との間に懸架した
駆動ベルト8によって矢印方向に回転駆動できるように
なっていて各ピンチロール4と送りロール2の周速度は
同速にしである。
したがって送りロール2と各ピンチロール4の周速度V
1.■3は互いに等しく、送りロール2と塗布ロール1
の周速度V1.V2は互いに異なるようになっており、
例えばV、:V3:V2=10=10:8のように送り
ロール2を塗布ロール1の周速度より大きくしたり、あ
るいはVl” V3 : V2=10 : 10 :
12のように送りロール2より塗布ロール1の周速度を
大きくできるようになっている。
しかして厚みが0.2〜0.5TrrIIL程度の突板
や印刷紙、塩化ビニルシート等の薄単板3に接着剤9を
塗布するに当って、裏面側を上面にした薄単板3を送り
ロール2と同じ周速度で回転駆動する上下一対のピンチ
ロール4で回転駆動する塗布ロール1と送りロール2間
に送り込み、ドクターロール6で接着剤9の付着量を調
整された塗布ロール1の外周面を薄単板3に圧接させて
薄単板3の上表面に接着剤9を塗布する。
いま薄単板3が送りロール2と同じ周速度のピンチロー
ル4で塗布ロール1と送りロール2間に送り込まれると
薄単板3は塗布ロール1に巻き付こうとするが、塗布ロ
ール1と送りロール2の周速度が異なるために塗布ロー
ル1と薄単板3との間に滑りが生じ、この滑りのために
薄単板3は塗布ロール1に巻き付くことなく接着剤9を
塗布されて塗布ロール1と送りロール2間からスムーズ
に送り出される。
塗布ロール1と薄単板3との間に滑りを生じさせるには
塗布ロール1と送りロール2の周速度を異ならしめれば
よいが、送りロール2の周速度を塗布ロール1の周速度
より速くする方が薄単板3の巻き付は防止により効果が
ある。
またピンチロール4の周速度が送りロール2の周速度と
同速になっているからピンチロール4は薄単板3の折れ
を防止しながら送りロール2を助けて薄単板3が塗布ロ
ール1に巻き付くのを防止する。
この場合第2図で示したように上のピンチロール4と塗
布ロール1の中心間及び下のピンチロール4と送りロー
ル2の中心間の距離1をできるだけ短くする方が薄単板
3の折れ及び巻き付き防止の効果が大きい。
また駆動ベルト8を介して上下のピンチロール4を回転
駆動させる上下の駆動ロール7の近接する端部間の距離
mを大きくして薄単板3を上下のピンチロール4間から
塗布ロール2側に送り込むさいのガイド(導入路)とし
である。
尚、薄単板3を上下のピンチロール4間に送り込むロー
ルとして第3図のような上下一対の回転駆動自在な孔明
はロール10と受はロール11を使用することができる
孔明はロール10の外周面には全姿にわたって複数の孔
明は用突起が突設してあり、この孔明はロール10と外
周面を軟質塩化ビニル樹脂のような軟質層13で形成さ
れた受はロール11との間で薄単板3を挾んでピンチロ
ール4側に送り出すと、各孔明は用突起12で薄単板3
に複数の孔14を穿設できるようになっている。
したがって薄単板3を孔明はロール10と受はロール1
1で挾んで複数の孔14を穿設した後、ピンチロール4
側に送り出し、次いで塗布ロール1と送りロール2て接
着剤9を塗布した薄単板3に別種の薄単板を貼着して複
合単板を形成する場合、接着剤9や薄単板3が含有する
水分から発生するガスを各孔14から逃がして膨れの発
生等の接着不良を防止できる。
第3図中15は単板受は板である。
第4図は第3図の孔明はロール10と受はロール11を
複合単板を形成する他の工程に使用したものである。
まず湿式薄単板3aを孔明はロール10と受はロール1
1で挾んで複数の孔14を穿設した後、この湿式薄単板
3aをラミネータの回転駆動する上下一対の押え用ベル
ト16と受は用キャタピラ17の間に送り出す。
同時にフェルト製の押え用ベルト16と受は用キャタピ
ラ17の間には湿式薄単板3aの上方から樹脂を含浸し
た化粧紙18がウレタン系の接着剤9a塗布面を下方に
して送り込まれており、化粧紙18の接着剤9a塗布面
と湿式薄単板3aの上面は押え用ベルト16側に配設さ
れた加熱加圧ロールと受は用キャタピラ17間で加熱加
圧されて接着する。
湿式薄単板3aと化粧紙18の接着剤9aは塗布面が加
熱加圧されて接着する場合、接着剤9a中の溶剤や湿式
薄単板3aに含有されていた水分が蒸発してガスが発生
するが、湿式薄単板3aには予め複数の孔14が穿設し
てあ−るからガスは各孔14から迅やかに受は用キャタ
ピラ17の隙間を経て外部に飛散し、第5図aのように
化粧紙18と湿式薄単板3aはガスによる膨れを生じる
ことなく密着した状態で接着される。
この場合湿式薄単板3aに孔14がないと、第5図すの
ように発生するガスが部分的に化粧紙18と湿式薄単板
3aとの間に溜って膨れ20が生じ、接着強度や外観を
損うものである。
本考案は上記のように塗布ロールと送りロールの周速度
を異ならしめたので、薄単板と塗布ロールとの間に滑り
を生じさせて薄単板の塗布ロールへの巻き付きを防止し
なから薄単板に接着剤を塗布することができ、しかも薄
単板の送り込み側に送りロールと同周速度のピンチロー
ルを配設したので薄単板の折れを防止しながら送りロー
ルを助けて薄単板の塗布ロールへの巻き付きを効果的に
防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案の一実施例の
側面図、第3図は孔明はロールと受はロールの側面図、
第4図は孔明はロールと受はロールを他工程に使用した
概略説明図、第5図a、 bは第4図の工程で得られた
複合単板及び孔明はロールを使用しない工程で得られた
複合単板の断面図であり、 1は塗布ロール、2は送りロール、3は薄単板、4はピ
ンチロールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小間隙を介して上下に対向する回転駆動自在な塗布ロー
    ルと送りロールの薄単板送り込み側にピンチロールを回
    転駆動自在に配設し、ピンチロールと同速の送りロール
    の周速度を塗布ロールの周速度と異ならしめて成る薄単
    板への接着剤塗布装置。
JP2705980U 1980-02-29 1980-02-29 薄単板への接着剤塗布装置 Expired JPS6027498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2705980U JPS6027498Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 薄単板への接着剤塗布装置

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JP2705980U JPS6027498Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 薄単板への接着剤塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56129855U JPS56129855U (ja) 1981-10-02
JPS6027498Y2 true JPS6027498Y2 (ja) 1985-08-19

Family

ID=29623024

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JP2705980U Expired JPS6027498Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 薄単板への接着剤塗布装置

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