JPS5939219Y2 - 温度感応型粘性継手のバイメタル装置 - Google Patents

温度感応型粘性継手のバイメタル装置

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Publication number
JPS5939219Y2
JPS5939219Y2 JP1979180878U JP18087879U JPS5939219Y2 JP S5939219 Y2 JPS5939219 Y2 JP S5939219Y2 JP 1979180878 U JP1979180878 U JP 1979180878U JP 18087879 U JP18087879 U JP 18087879U JP S5939219 Y2 JPS5939219 Y2 JP S5939219Y2
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JP
Japan
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bimetal
cover
plate
casing
temperature
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Expired
Application number
JP1979180878U
Other languages
English (en)
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JPS5697637U (ja
Inventor
弘人 政井
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/02Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
    • F16D35/021Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
    • F16D35/023Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves the valve being actuated by a bimetallic coil

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、温度感応型粘性継手のバイメタル装置に関す
るものである。
冷却ファンの回転数を制御するために自動車エンジンに
装着される従来のこの種の温度感応型粘性継手に於いて
は、継手本体前部に渦巻状のバイメタルを装着し、ラジ
ェータ後方の空気温度を検出して、継手作動室内の粘性
流体の量を調整し、これにより冷却ファンの回転数を制
御している。
通常では、このバイメタルはその内方端が作動室への粘
性流体の連通を制御するバルブ板を駆動するように、継
手本体に回動可能に取付られ、その外方端がカバーに固
定されている。
さて、従来のバイメタル装置に於いては、エンジンから
伝わる振動等によるバイメタルの継手本体への取付部の
摩耗を防止するために、その内方端および外方端は、取
付本体やカバーの相手個所にそれぞれ同時に圧入されで
いたものである。
その結果、上記した振動をバイメタル自身が受ける状態
となり、バイメタル自体が破損しやすいという欠陥があ
った。
そこで、バイメタル本体に伝わる振動を吸収するために
、バイメタルをゴム材等の弾性部材を介して継手本体に
取付けることが知られている。
例えば、実開昭54−56069号公報に開示される継
手装置に於いては、バイメタルの外周面と該バイメタル
を収容するための継手本体内周面との間に防振ゴムを介
在させ、該防振ゴムによりバイメタルの受ける振動を吸
収させている。
ここで、エンジンからバイメタルに伝達される振動につ
いて説明すると、この振動の周波数はエンジン回転数を
600Or、p、mとした場合、この時のバイメタルの
受ける振動の周波数は、1秒間当たりのエンジン回転数
を2倍した数値、即ちf(周波数)=200Hzとなる
この様に、バイメタルに伝わる振動の周波数は200H
z以下の低周波域である。
般に防振ゴムは、高周波域において防振作用があるが、
低周波域では効果的な防振作用は遠戚されないものであ
る。
また、上記公報に開示の防振ゴムは、バイメタルの外周
面を該バイメタルの収容室の内周面との間に介在される
構成であるので、ゴム部材の厚さを大きくすることがで
きないという設計上の制約を受ける。
通常は、薄いゴト材が使用されるので、その為小振巾の
振動には効果的に作用するが、大振「1コの振動に対し
ては十分な振動吸収作用はなされない。
この様に、防振ゴム部材を使用した従来技術に於いては
、バイメタル加わる振動を効果的に吸収することができ
ないという問題があった。
本考案は、上記した従来技術の問題点に鑑みて、エンジ
ンからバイメタルに伝わる低周波の振動および大振巾の
振動を吸収できるようにする、ことを目的とする。
当該目的を達成するために本考案は、従来の防振ゴム部
材の代わりに板状スプリングを用いることを基本構成と
する。
より詳しくは、板状スプリングの一端をビスにてカバー
に固定し、該板状スプリングの他端にL字形に起立する
起立部を形成し、該起立部に形成される溝にバイメタル
の外方端に形成される直線延在部を圧入し、前記板状ス
プリングの起立部に径方向の弾性力をもたせる構成を有
する。
以下、本考案の実施例を添付図に基づいて説明する。
第1図は、本考案に従ったバイメタル装置を施してなる
温度感応型粘性継手を示し、エンジンにより駆動される
駆動軸1に円板状のロータ2が嵌着固定される。
ケーシング3は、前記ロータ2を収容する状態のもとに
ベアリング4を介して、前記駆動軸1に回動自在に軸承
されている。
ロータ2とケーシング3の相対する伝達面には夫々ラビ
リンス溝5が穿設され、相対する各溝5は各々遊嵌合し
ている。
ケーシング3の左端面は、ロータ2との間に適宜の空間
が形成されるように、段付きくぼみを有するカバー6が
Oリング7で液密的にシールされ一体的に結合され、該
カバー6は継手本体の前方部を構成する。
カバー6の内周段付肩部に固着される仕切板8により、
ロータ2とカバー6との空間が、ロータ2の収容される
作動室9とカバー6側の貯蔵室10とに分割される。
前記仕切板8には通路8aが穿設され、該通路8aによ
り貯蔵室10内の粘性流体が作動室9へ流通可能となっ
てい□る。
また、カバー6のほぼ中心部にはロッド11が回転可能
に取付けられている。
渦巻状バイメタル12はラジェータ後方の空気温度を検
出して作動するものであり、該バイメタル12の作動に
応じてバルブ板13が仕切板8の通路8aを開閉制御す
るようになっている。
上記構成においてその作用につき説明する。
ラジェータ後方の空気温度が設定値より低いときはバイ
メタル12がその空気温度を検出して作動し、バルブ板
13が仕切板8の通路8aを開鎖し、貯蔵室10から作
動室9への粘性流体が流入するのを阻止する。
従ってロータ2とケーシング3及びカバー6の回転に伴
い作動室9内の粘性流体が殆どなくなり、つまり、OF
F状態になりロータ2からケーシング3及びカバー6に
伝達されるトルクが大巾に減少する。
次に、空気温度が設定値を越えると、バルブ板13が仕
切板8の通路8aを開き、貯蔵室10から作動室9への
粘性流体の流入を許容するので、作動室9内の粘性流体
の量が増大し、つまり、ON状態になり、ロータ2から
ケーシング3及びカバー6に伝達されるトルクが増大す
る。
これら作用中、特に前述のOFF状態になったとき、ケ
ーシング3及びカバー6は、エンジンからの振動を直接
に受けることになる。
本考案においては、第1〜2図に符号14で示す断面り
字形の板状スプリング(例えばバネ鋼)を、バイメタル
12の外方端とカバー6との間に介在させたうえで両者
を結合するものである。
即ち、板状スプリング14の一端をビス15にてカバー
6に固定し、該スプリング14の他端にL字形に起立す
る起立部を形成し、該起立部に形成される溝にバイメタ
ル12の外方端に形成される直線延在部12aを圧入し
、板状スプリング14の起立部に径方向の弾性力をもた
せるものである。
上記本案装置の採用により、前述したエンジンから継手
カバーを介してバイメタル12が受ける全体の振動は、
剛性の小さいL字形の板状スプリング14で吸収され軽
減される。
この時、板状スプリング14は、バイメタル12の外方
端が受ける半径方向の振動を効果的に吸収できるもので
ある。
特に、エンジンら伝わる振動は前述の如く低周波である
が、板状スプリング14により効果的に吸収される。
また、この板状スプリング14により、大振巾の振動も
、従来の防振ゴム部材と比較して、大巾に吸収されるも
のである。
この様に、バイメタル12の取付部である内外方端に加
わる荷重が小さくなり、バイメタル12の耐久性を著し
く向上させることができる。
また、板状スプリング14の起立部の板厚を小さくする
ことにより、バイメタル12の直線延在部12aにカロ
わる円周方向の振動が吸収できるようになる。
尚、バイメタル12の外方端直線延在部12aのカバー
への円周方向の取付誤差は、ビス15で板状スプリング
14を固着する前に該スプリング14を回動させること
により可能である。
従って、継手装置の温度特性に与える影響も小さくなり
、作動信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案バイメタル装置を施した温度感応型粘性
継手の中央縦1新面図、第2図は第1図の左側面図であ
る。 1・・・・・・駆動軸、2・・・・・・ロータ、3・・
・・・・ケーシング、6・・・・・・カバー、8・・・
・・・仕切板、8a・・・・・・通路、12・・・・・
・渦巻状バイメタル、12a・・・・・・バイメタルの
外方端の直線延部、13・・・・・・バルブ板、14・
・・・・・断面り字形の板状スプリング、15・・・・
・・ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンによって駆動されその上にロータを有する駆動
    軸と、該駆動軸上に回転可能に支障されるケーシングと
    、該ケーシングに液密的に固定されるカバーと、該カバ
    ーと前記ケーシングとの間に形成される空間を作動室と
    貯蔵室とに分割する仕切板と、該仕切板に形成され前記
    貯蔵室から前記作動室に粘性流体を連通させる通路と、
    該通路を開閉制御するバルブ板と、前記カバーに装着さ
    れラジェータ後方の空気温度を検出して前記バルブ板を
    駆動する渦巻状バイメタルとを備える温度感応型粘性継
    手に於いて、板状スプリングの一端をビスにて前記カバ
    ーに固定し、該板状スプリングの他端にL字形に起立す
    る起立部を形成し、該起立部に形成される溝に前記バイ
    メタルの外方端に形成される直線延在部を圧入し、前記
    板状スプリングの起立部に径方向の弾性力をもたせた、
    温度感応型粘性継手のバイメタル装置。
JP1979180878U 1979-12-26 1979-12-26 温度感応型粘性継手のバイメタル装置 Expired JPS5939219Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979180878U JPS5939219Y2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26 温度感応型粘性継手のバイメタル装置
US06/213,024 US4380279A (en) 1979-12-26 1980-12-04 Viscous fluid coupling device

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JP1979180878U JPS5939219Y2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26 温度感応型粘性継手のバイメタル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5697637U JPS5697637U (ja) 1981-08-03
JPS5939219Y2 true JPS5939219Y2 (ja) 1984-11-01

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ID=16090908

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JP1979180878U Expired JPS5939219Y2 (ja) 1979-12-26 1979-12-26 温度感応型粘性継手のバイメタル装置

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5697637U (ja) 1981-08-03
US4380279A (en) 1983-04-19

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