JPH0629517Y2 - ウォータポンプ - Google Patents
ウォータポンプInfo
- Publication number
- JPH0629517Y2 JPH0629517Y2 JP1988114461U JP11446188U JPH0629517Y2 JP H0629517 Y2 JPH0629517 Y2 JP H0629517Y2 JP 1988114461 U JP1988114461 U JP 1988114461U JP 11446188 U JP11446188 U JP 11446188U JP H0629517 Y2 JPH0629517 Y2 JP H0629517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- grease
- seal member
- outer ring
- bearing outer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/426—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/106—Shaft sealings especially adapted for liquid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/10—Shaft sealings
- F04D29/12—Shaft sealings using sealing-rings
- F04D29/126—Shaft sealings using sealing-rings especially adapted for liquid pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はウォータポンプ、特に自動車用内燃機関の冷却
系に用いられるウォータポンプに関する。
系に用いられるウォータポンプに関する。
《従来の技術》 従来、この種のウォータポンプの一例として、実開昭62
-66026号公報に記載されたものが知られている。
-66026号公報に記載されたものが知られている。
このものは、一端にポンプインペラが固設されたシャフ
トの他端を、ポンプボディに取付けられたベアリング外
輪に２つのベアリングを介して枢着し、該ベアリングを
挟みそのリップ部を前記シャフトに弾接させた２つのグ
リース流出防止用シール部材を前記ベアリング外輪に取
付けて、前記両グリース流出防止用シール間にグリース
を封入するグリース封入室を形成したものである。
トの他端を、ポンプボディに取付けられたベアリング外
輪に２つのベアリングを介して枢着し、該ベアリングを
挟みそのリップ部を前記シャフトに弾接させた２つのグ
リース流出防止用シール部材を前記ベアリング外輪に取
付けて、前記両グリース流出防止用シール間にグリース
を封入するグリース封入室を形成したものである。
そして、２つのグリース流出防止用シール部材によりグ
リース封入室のグリースが流出するのを防止している。
更に、ポンプインペラ側からの水侵入により、シャフト
におけるシール部材のリップ部接触面が腐食（錆発生）
してシール性能低下を防止するため、シャフトの表面に
セラミックコーティングを施したり、耐摩耗性を向上さ
せるためにリップ部をガラスファイバーで強化してい
た。
リース封入室のグリースが流出するのを防止している。
更に、ポンプインペラ側からの水侵入により、シャフト
におけるシール部材のリップ部接触面が腐食（錆発生）
してシール性能低下を防止するため、シャフトの表面に
セラミックコーティングを施したり、耐摩耗性を向上さ
せるためにリップ部をガラスファイバーで強化してい
た。
《考案の解決しようとする課題》 しかしながら、かかるウォータポンプにあっては、上記
したように、グリース流出防止用シール部材のみを設け
ているものであるため、インペラ側より流出する水分や
異物に大して無防備であり、特にリップ部とシャフトと
の接触面における摩耗熱により冷却水が水蒸気となった
場合、この水蒸気がグリース封入室内に侵入するのを防
止できなかった。この結果、ウォータポンプの作動停止
時の冷却による液化によってグリース封入室内のグリー
スが劣化し、その耐久性を低下させるという問題があっ
た。また、例えば、前記グリース流出防止用シール部材
のリップ部とシャフトとの間に、異物が侵入してしまっ
た場合には、リップ部とシャフトとの間に隙間ができる
こととなって、この隙間より水分が余計入りやすくなっ
てしまい、また、ダストがリップ部とシャフトとの間に
止まらずグリース封入室に侵入してしまった場合には、
ベアリングを傷付け、シャフトの回転に支障を来し兼ね
ないこととなる。
したように、グリース流出防止用シール部材のみを設け
ているものであるため、インペラ側より流出する水分や
異物に大して無防備であり、特にリップ部とシャフトと
の接触面における摩耗熱により冷却水が水蒸気となった
場合、この水蒸気がグリース封入室内に侵入するのを防
止できなかった。この結果、ウォータポンプの作動停止
時の冷却による液化によってグリース封入室内のグリー
スが劣化し、その耐久性を低下させるという問題があっ
た。また、例えば、前記グリース流出防止用シール部材
のリップ部とシャフトとの間に、異物が侵入してしまっ
た場合には、リップ部とシャフトとの間に隙間ができる
こととなって、この隙間より水分が余計入りやすくなっ
てしまい、また、ダストがリップ部とシャフトとの間に
止まらずグリース封入室に侵入してしまった場合には、
ベアリングを傷付け、シャフトの回転に支障を来し兼ね
ないこととなる。
本考案の目的は、かかる従来の問題に鑑み、水分および
異物に対すシール性を確実にし、グリースの劣化やシャ
フト回転への影響をなくし、耐久性を向上させたウォー
タポンプを提供することにある。
異物に対すシール性を確実にし、グリースの劣化やシャ
フト回転への影響をなくし、耐久性を向上させたウォー
タポンプを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、一端にポンプイ
ンペラが固設されたシャフトの他端を、ポンプボディに
取付けられたベアリング外輪に少なくとも２つのベアリ
ングを介して枢着し、該ベアリングを挟みそのリップ部
を前記シャフトに弾接させた２つのグリース流出防止用
シール部材を前記ベアリング外輪に取付けて、前記両グ
リース流出防止用シール部材間にグリースを封入するグ
リース封入室を形成したウォータポンプにおいて、前記
ベアリング外輪の前記インペラ側端に、延長部を設け、
該延長部に、前記インペラ側より、固定用金具により前
記ベアリング外輪側への反転を防止され前記シャフトに
弾接するリップ部を有するダストシール部材と、ガータ
スプリングにより押圧され前記シャフトに弾接するリッ
プ部を有する水分侵入防止用シール部材とを順に取付け
たことを特徴とする。
ンペラが固設されたシャフトの他端を、ポンプボディに
取付けられたベアリング外輪に少なくとも２つのベアリ
ングを介して枢着し、該ベアリングを挟みそのリップ部
を前記シャフトに弾接させた２つのグリース流出防止用
シール部材を前記ベアリング外輪に取付けて、前記両グ
リース流出防止用シール部材間にグリースを封入するグ
リース封入室を形成したウォータポンプにおいて、前記
ベアリング外輪の前記インペラ側端に、延長部を設け、
該延長部に、前記インペラ側より、固定用金具により前
記ベアリング外輪側への反転を防止され前記シャフトに
弾接するリップ部を有するダストシール部材と、ガータ
スプリングにより押圧され前記シャフトに弾接するリッ
プ部を有する水分侵入防止用シール部材とを順に取付け
たことを特徴とする。
《作用》 本考案によれば、ベアリング外輪に、ポンプインペラ側
より順に、ダストシール部材、水分侵入防止用シール部
材が配置され、これらのリップ部がシャフトに弾接して
いることとなる。
より順に、ダストシール部材、水分侵入防止用シール部
材が配置され、これらのリップ部がシャフトに弾接して
いることとなる。
この結果、冷却水中に異物が混入していても、異物は、
ダストシール部材によって侵入が阻止され、また、この
ダストシールを越えて侵入した冷却水或いは蒸気等水分
は、水分侵入防止用シール部材によって、侵入が阻止さ
れる。
ダストシール部材によって侵入が阻止され、また、この
ダストシールを越えて侵入した冷却水或いは蒸気等水分
は、水分侵入防止用シール部材によって、侵入が阻止さ
れる。
従って、グリース封入室内への異物や水分等の侵入がな
く、グリースの劣化を防止し、シャフトの回転に支障を
来さない。
く、グリースの劣化を防止し、シャフトの回転に支障を
来さない。
《実施例》 以下、本考案の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
る。
第１図において、１はポンプボディであり、中心部にバ
ーリング穴１ａ、外周部にフランジ１ｂを有し、該フラ
ンジ１ｂには、シリンダブロック１１への取付穴１ｃが
穿設されている。
ーリング穴１ａ、外周部にフランジ１ｂを有し、該フラ
ンジ１ｂには、シリンダブロック１１への取付穴１ｃが
穿設されている。
一方、一端にポンプインペラ６が固設されたシャフト４
は、ベアリング外輪３に支承されている。このベアリン
グ外輪３は、そのポンプインペラ６側端を延長させて延
長部３ａが形成されている。この延長部３ａは、前記バ
ーリング穴１ａに緊密に嵌合されている。
は、ベアリング外輪３に支承されている。このベアリン
グ外輪３は、そのポンプインペラ６側端を延長させて延
長部３ａが形成されている。この延長部３ａは、前記バ
ーリング穴１ａに緊密に嵌合されている。
前記シャフト４の他端には、機関の回転力が伝達される
プーリを取り付けるためのハブ５が固設されている。ま
た、ベアリング外輪３の前記ハブ５側端部には、截頭円
錐状の補強部材２が圧入され、該補強部材２の大径部フ
ランジはボディ１に溶接等の手段により接合されてい
る。
プーリを取り付けるためのハブ５が固設されている。ま
た、ベアリング外輪３の前記ハブ５側端部には、截頭円
錐状の補強部材２が圧入され、該補強部材２の大径部フ
ランジはボディ１に溶接等の手段により接合されてい
る。
そして、ベアリング外輪３は、少なくともボール状のベ
アリング１３、１３を介してシャフト４を回動自在に支
承する。
アリング１３、１３を介してシャフト４を回動自在に支
承する。
更に、ベアリング外輪３には、ベアリング１３、１３を
挟み間隙をおいて、グリース流出防止用シール部材９お
よび１０が取り付けられており、このグリース流出防止
用シール部材９および１０の間で、グリースを封入する
グリース封入室１２を形成している。
挟み間隙をおいて、グリース流出防止用シール部材９お
よび１０が取り付けられており、このグリース流出防止
用シール部材９および１０の間で、グリースを封入する
グリース封入室１２を形成している。
また、ベアリング外輪３に形成した延長部３ａの内周部
には、ポンプインペラ６側よりシャフト４の軸線方向に
順に、冷却水中の異物の侵入を防止するダストシール部
材７、水分の侵入を防止する水分防止用シール部材８が
取付けられている。
には、ポンプインペラ６側よりシャフト４の軸線方向に
順に、冷却水中の異物の侵入を防止するダストシール部
材７、水分の侵入を防止する水分防止用シール部材８が
取付けられている。
前記ダストシール部材７は、シャフト４に接触するシー
ルリップ７ｂを有し、このシールリップ７ｂは、フッ化
エチレン等の耐摩耗性に優れた樹脂で作られ、ほぼＬ字
状断面をした固定用金具７ａと、同じくほぼＬ字形状断
面をした押え金具７ｃとで狭持されている。固定用金具
７ａの外径側面はベアリング外輪３の内側面に圧入さ
れ、また、その半径方向側面は、若干ポンプインペラ６
側に折曲げられシールリップ７ｂのバックアッププレー
トとして、ベアリング外輪３側への反転を防止してい
る。押え金具７ｃは、その外径側面が固定用金具７ａの
内側に圧入される。
ルリップ７ｂを有し、このシールリップ７ｂは、フッ化
エチレン等の耐摩耗性に優れた樹脂で作られ、ほぼＬ字
状断面をした固定用金具７ａと、同じくほぼＬ字形状断
面をした押え金具７ｃとで狭持されている。固定用金具
７ａの外径側面はベアリング外輪３の内側面に圧入さ
れ、また、その半径方向側面は、若干ポンプインペラ６
側に折曲げられシールリップ７ｂのバックアッププレー
トとして、ベアリング外輪３側への反転を防止してい
る。押え金具７ｃは、その外径側面が固定用金具７ａの
内側に圧入される。
次に、水分侵入防止用シール部材８を第３図に拡大して
示す。
示す。
シャフト４に接触するリップ部を備えたシール部８ｂは
ゴム製であり、ほぼＬ字状補強金具８ａと一体的にモー
ルド成形される。そして、補強金具８ａの外周部にはベ
アリング外輪３の内側とのシール性を向上させるための
外層部８ｄが形成されている。また、シール部８ｂの背
面にはリップ部のシャフト４に対する適正な弾設面圧を
与えるために、ガータスプリング８ｃが設けられてい
る。
ゴム製であり、ほぼＬ字状補強金具８ａと一体的にモー
ルド成形される。そして、補強金具８ａの外周部にはベ
アリング外輪３の内側とのシール性を向上させるための
外層部８ｄが形成されている。また、シール部８ｂの背
面にはリップ部のシャフト４に対する適正な弾設面圧を
与えるために、ガータスプリング８ｃが設けられてい
る。
なお、グリース流出防止用シール部材９および１０は通
常の芯金で補強されたゴム製シールである。
常の芯金で補強されたゴム製シールである。
上記構成になる本実施例にあっては、不図示のプーリを
介して機関出力によりシャフト４がポンプインペラ６と
共に回転し、冷却水を圧送する。このとき、ベアリング
外輪３に、ポンプインペラ６側より順に、ダストシール
部材７、水分侵入防止用シール部材８が配置され、これ
らのリップ部がシャフト４に弾接しているので、冷却水
中に異物が混入していても、異物は、ダストシール部材
７によって侵入が阻止され、また、このダストシール部
材７を越えて侵入した冷却水或いは蒸気等水分は、水分
侵入防止用シール部材８によって、侵入が阻止される。
介して機関出力によりシャフト４がポンプインペラ６と
共に回転し、冷却水を圧送する。このとき、ベアリング
外輪３に、ポンプインペラ６側より順に、ダストシール
部材７、水分侵入防止用シール部材８が配置され、これ
らのリップ部がシャフト４に弾接しているので、冷却水
中に異物が混入していても、異物は、ダストシール部材
７によって侵入が阻止され、また、このダストシール部
材７を越えて侵入した冷却水或いは蒸気等水分は、水分
侵入防止用シール部材８によって、侵入が阻止される。
従って、グリース封入室１２内への異物や水分等の侵入
がなく、グリースの劣化を防止し、シャフト４の回転に
支障を来さない。
がなく、グリースの劣化を防止し、シャフト４の回転に
支障を来さない。
また、冷却水中の異物は、ダストシール部材７によっ
て、侵入を阻止される結果、水分侵入防止用シール部材
８のリップ部とシャフト４との間或いはグリース流出防
止用シール部材９および１０とシャフト４との間に、異
物が噛み込まれることがなく、従来ゴムシールの弱点で
あった異物による摩耗および潤滑不足による発熱・摩耗
が防止でき、長期にわたるシール性を確保することがで
き、またシールスティックに起因する異常の発生を防止
することができる。
て、侵入を阻止される結果、水分侵入防止用シール部材
８のリップ部とシャフト４との間或いはグリース流出防
止用シール部材９および１０とシャフト４との間に、異
物が噛み込まれることがなく、従来ゴムシールの弱点で
あった異物による摩耗および潤滑不足による発熱・摩耗
が防止でき、長期にわたるシール性を確保することがで
き、またシールスティックに起因する異常の発生を防止
することができる。
《考案の効果》 本考案によれば、ベアリング外輪のインペラ側端に、延
長部を設け、該延長部に、前記インペラ側より、固定用
金具により前記ベアリング外輪側への反転を防止されシ
ャフトに弾接するリップ部を有するダストシール部材
と、ガータスプリングにより押圧されシャフトに弾接す
るリップ部を有する水分侵入防止用シール部材とを順に
取付けて構成したため、ベアリング外輪に、ポンプイン
ペラ側より順に、ダストシール部材、水分侵入防止用シ
ール部材が配置され、これらのリップ部がシャフトに弾
接していることなって、冷却水中に異物が混入していて
も、異物は、ダストシール部材によって侵入が阻止さ
れ、また、このダストシール部材を越えて侵入した冷却
水或いは蒸気等水分は、水分侵入防止用シール部材によ
って、侵入が阻止される。
長部を設け、該延長部に、前記インペラ側より、固定用
金具により前記ベアリング外輪側への反転を防止されシ
ャフトに弾接するリップ部を有するダストシール部材
と、ガータスプリングにより押圧されシャフトに弾接す
るリップ部を有する水分侵入防止用シール部材とを順に
取付けて構成したため、ベアリング外輪に、ポンプイン
ペラ側より順に、ダストシール部材、水分侵入防止用シ
ール部材が配置され、これらのリップ部がシャフトに弾
接していることなって、冷却水中に異物が混入していて
も、異物は、ダストシール部材によって侵入が阻止さ
れ、また、このダストシール部材を越えて侵入した冷却
水或いは蒸気等水分は、水分侵入防止用シール部材によ
って、侵入が阻止される。
従って、グリース封入室内への異物や水分等の侵入がな
く、グリースの劣化を防止し、シャフトの回転に支障を
来さない。
く、グリースの劣化を防止し、シャフトの回転に支障を
来さない。
また、冷却水中の異物は、ダストシール部材によって、
侵入を阻止される結果、水分侵入防止用シール部材のリ
ップ部とシャフトとの間或いはグリース流出防止部材と
シャフトとの間に、異物が噛み込まれることがなく、従
来ゴムシールの弱点であった異物による摩耗および潤滑
不足による発熱・摩耗が防止でき、長期にわたるシール
性を確保することができ、またシールスティックに起因
する異常の発生を防止することができる。
侵入を阻止される結果、水分侵入防止用シール部材のリ
ップ部とシャフトとの間或いはグリース流出防止部材と
シャフトとの間に、異物が噛み込まれることがなく、従
来ゴムシールの弱点であった異物による摩耗および潤滑
不足による発熱・摩耗が防止でき、長期にわたるシール
性を確保することができ、またシールスティックに起因
する異常の発生を防止することができる。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２図および
第３図は第１図におけるダストシール部材および水分侵
入防止用シール部材をそれぞれ拡大して示す断面図であ
る。 １……ポンプボディ、３……ベアリング外輪、４シャフ
ト、６……ポンプインペラ、７……ダストシール部材、
７ａ……固定用金具、７ｂ……リップ部、８……水分侵
入防止用シール部材、８ｂ……リップ部を有するシール
部、９、１０……グリース流出防止用シール部材、１１
……シリンダブロック、１２……グリース封入室、１３
……ベアリング。
第３図は第１図におけるダストシール部材および水分侵
入防止用シール部材をそれぞれ拡大して示す断面図であ
る。 １……ポンプボディ、３……ベアリング外輪、４シャフ
ト、６……ポンプインペラ、７……ダストシール部材、
７ａ……固定用金具、７ｂ……リップ部、８……水分侵
入防止用シール部材、８ｂ……リップ部を有するシール
部、９、１０……グリース流出防止用シール部材、１１
……シリンダブロック、１２……グリース封入室、１３
……ベアリング。
Claims (1)
- 【請求項１】一端にポンプインペラが固設されたシャフ
トの他端を、ポンプボディに取付けられたベアリング外
輪に少なくとも２つのベアリングを介して枢着し、該ベ
アリングを挟みそのリップ部を前記シャフトに弾接させ
た２つのグリース流出防止用シール部材を前記ベアリン
グ外輪に取付けて、前記両グリース流出防止用シール部
材間にグリースを封入するグリース封入室を形成したウ
ォータポンプにおいて、前記ベアリング外輪の前記イン
ペラ側端に、延長部を設け、該延長部に、前記インペラ
側より、固定用金具により前記ベアリング外輪側への反
転を防止され前記シャフトに弾接するリップ部を有する
ダストシール部材と、ガータスプリングにより押圧され
前記シャフトに弾接するリップ部を有する水分侵入防止
用シール部材とを順に取付けたことを特徴とするウォー
タポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988114461U JPH0629517Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ウォータポンプ |
| KR2019880017011U KR950005636Y1 (ko) | 1988-08-31 | 1988-10-19 | 물펌프 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988114461U JPH0629517Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ウォータポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0234792U JPH0234792U (ja) | 1990-03-06 |
| JPH0629517Y2 true JPH0629517Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=14638318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988114461U Expired - Lifetime JPH0629517Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | ウォータポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629517Y2 (ja) |
| KR (1) | KR950005636Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE540209T1 (de) | 2010-01-11 | 2012-01-15 | Pierburg Pump Technology Gmbh | Mechanische verbrennungsmotor-kühlmittelpumpe |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988114461U patent/JPH0629517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-19 KR KR2019880017011U patent/KR950005636Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR900005128U (ko) | 1990-03-08 |
| JPH0234792U (ja) | 1990-03-06 |
| KR950005636Y1 (ko) | 1995-07-15 |
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