JPS5938357Y2 - 通気性を有する袋 - Google Patents
通気性を有する袋Info
- Publication number
- JPS5938357Y2 JPS5938357Y2 JP39981U JP39981U JPS5938357Y2 JP S5938357 Y2 JPS5938357 Y2 JP S5938357Y2 JP 39981 U JP39981 U JP 39981U JP 39981 U JP39981 U JP 39981U JP S5938357 Y2 JPS5938357 Y2 JP S5938357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- bag
- breathable
- forming
- bottomed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は通気性を有する袋に関するものである。
包装材料の分野において、通気性ではあるが塵埃や空中
細菌類の侵入は阻止することができる袋が必要とされる
ことがある。
細菌類の侵入は阻止することができる袋が必要とされる
ことがある。
例えば密封包装後に内容物から発生する分解ガスや水蒸
気を逃がしたり、密封包装後にエチレンオキサイド、ホ
ルムアルデヒド等の殺菌性ガスで処理して内容物の殺菌
を行うためには、袋の少くとも一部を、塵埃や細菌の遮
断性を損なわない範囲で、通気性にしなければならない
。
気を逃がしたり、密封包装後にエチレンオキサイド、ホ
ルムアルデヒド等の殺菌性ガスで処理して内容物の殺菌
を行うためには、袋の少くとも一部を、塵埃や細菌の遮
断性を損なわない範囲で、通気性にしなければならない
。
このような要求に答える通気性袋は既に幾つか提案され
ている（特公昭３９−３０２５４、実公昭５１−１５６
８２、特公昭５３−２７６７１等）。
ている（特公昭３９−３０２５４、実公昭５１−１５６
８２、特公昭５３−２７６７１等）。
しかしながら、これら従来のものは、製造に当り、普通
の袋を製造する場合と比べると、特別な工程を付加する
必要があったり、特別な製造装置を必要とするといった
問題があるほか、袋としても、不透明な通気性材料が部
分的に使われることによる意匠上の不利益や、通気性材
料部分から破袋し易いという欠点があった。
の袋を製造する場合と比べると、特別な工程を付加する
必要があったり、特別な製造装置を必要とするといった
問題があるほか、袋としても、不透明な通気性材料が部
分的に使われることによる意匠上の不利益や、通気性材
料部分から破袋し易いという欠点があった。
本考案はこのような欠点のない通気性袋、すなわち袋の
側面を構成するシートとは別のシートカ側面構成シート
の下端に二つ折りの状態で、且つ折曲部を上にして接着
されて底面を構成している構造的には周知の有底袋（以
下有底袋というときは上記構造を持つ有底袋をさす）に
おいて、底面構成シートが通気性シートであり、側面構
成シートがプラスチックシートであることを特徴とする
袋を提供するものである。
側面を構成するシートとは別のシートカ側面構成シート
の下端に二つ折りの状態で、且つ折曲部を上にして接着
されて底面を構成している構造的には周知の有底袋（以
下有底袋というときは上記構造を持つ有底袋をさす）に
おいて、底面構成シートが通気性シートであり、側面構
成シートがプラスチックシートであることを特徴とする
袋を提供するものである。
以下本考案による袋を、図面を参照しながら製法を示す
ことにより説明する。
ことにより説明する。
第１図は本考案による袋を製造するに当っての材料配置
を示す斜視図であって、図中１及び２は袋の側面を構成
するプラスチックシート、３は袋の底面を構成する通気
性シート（折目りの位置で折畳んである）である。
を示す斜視図であって、図中１及び２は袋の側面を構成
するプラスチックシート、３は袋の底面を構成する通気
性シート（折目りの位置で折畳んである）である。
側面構成シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピメ
ン、ポリアミド等からなるもの、又はこれら相互もしく
はこれらと防湿上口・・ン、アルミニウム箔等との積層
シート等、通常有底袋の材料として利用されるものを適
宜使用することができる。
ン、ポリアミド等からなるもの、又はこれら相互もしく
はこれらと防湿上口・・ン、アルミニウム箔等との積層
シート等、通常有底袋の材料として利用されるものを適
宜使用することができる。
通気性シートとしては、各種の紙（例えばクラフト紙、
上質紙、和紙等）、不織布（例えばポリエチレン、ポリ
スチレン、ポリエステル、ナイロン等の繊維からなるも
の）、連続気泡の合成樹脂発泡シート（例えばポ１．・
エチレン、ポリスチレンかもなるもの）、あるいはこれ
らの複合体などを、袋の用途に応じて選定する。
上質紙、和紙等）、不織布（例えばポリエチレン、ポリ
スチレン、ポリエステル、ナイロン等の繊維からなるも
の）、連続気泡の合成樹脂発泡シート（例えばポ１．・
エチレン、ポリスチレンかもなるもの）、あるいはこれ
らの複合体などを、袋の用途に応じて選定する。
なお用いる通気性シートが側面構成シートと接着困難な
ものの場合は、後記接着部分に、接着性を付与するため
の前処理を適宜綿しておく。
ものの場合は、後記接着部分に、接着性を付与するため
の前処理を適宜綿しておく。
第２図は第１図のような配置の材料にシートシールを施
した状態の説明図である。
した状態の説明図である。
図中、斜線を施した部分がヒートシールされている。
但しＥＢ間及びＧＤ間はプラスチックシート１、同２及
び通気性シート３（折畳まれて２重になっている）の４
層すべてが一体化したシールであり、ＢＤ間ＥＦ間及び
ＧＨ間は、プラスチックシート１及び同２が、それぞれ
相対する通気性シート３と接着されているが、通気性シ
ート３の内面同士は接着されていない。
び通気性シート３（折畳まれて２重になっている）の４
層すべてが一体化したシールであり、ＢＤ間ＥＦ間及び
ＧＨ間は、プラスチックシート１及び同２が、それぞれ
相対する通気性シート３と接着されているが、通気性シ
ート３の内面同士は接着されていない。
３角形ＥＢＦ及び三角形ＧＤＨ内の未接着部分は、全部
又は一部ＥＦ間又はＧＨ間と同様に接着してしまっても
差支えない。
又は一部ＥＦ間又はＧＨ間と同様に接着してしまっても
差支えない。
上述のようにして作られた本考案の袋に被包装物を入れ
て上辺ＡＣ部分をヒートルールした状態を示したのが第
３図であって、通気性シート３は舟底形の底面を形成す
る。
て上辺ＡＣ部分をヒートルールした状態を示したのが第
３図であって、通気性シート３は舟底形の底面を形成す
る。
このような有底袋の基本構造自体は前にも述べたとおり
周知であるから、製法等に関するこれ以上詳細な説明は
省略する。
周知であるから、製法等に関するこれ以上詳細な説明は
省略する。
有底袋形成のための接着構造の細部が上側のものに限定
されるわけではないこともちろんである。
されるわけではないこともちろんである。
本考案による袋は上述のように有底袋における底面構成
材のみを通気性のものとしたものであってこれにより通
気性を有するものであるから、通常の有底袋の製造工程
及び製造装置をなんら変更することなしに、底面構成シ
ートとして通気性のものを用いるだけで簡単に製造する
ことができるという特徴のほか、使用時に自立させるこ
とができ、しかも自立させた状態において通気性材料が
底面に位置する結果、不透明な通気性材料が内容物の透
視の妨げにならない、袋として特異な感じがなく意匠的
にすぐれている。
材のみを通気性のものとしたものであってこれにより通
気性を有するものであるから、通常の有底袋の製造工程
及び製造装置をなんら変更することなしに、底面構成シ
ートとして通気性のものを用いるだけで簡単に製造する
ことができるという特徴のほか、使用時に自立させるこ
とができ、しかも自立させた状態において通気性材料が
底面に位置する結果、不透明な通気性材料が内容物の透
視の妨げにならない、袋として特異な感じがなく意匠的
にすぐれている。
などの長所を持つものである。
また通気性シートが紙のようにやや強度の小さいものの
場合でも、剛直な底辺シール部からやや凹んだ位置に置
かれることと自立状態においては表面に現れないことと
により、外部からの衝撃や摩擦を受ける機会が少いから
、この部分から破損する恐れはほとんどない。
場合でも、剛直な底辺シール部からやや凹んだ位置に置
かれることと自立状態においては表面に現れないことと
により、外部からの衝撃や摩擦を受ける機会が少いから
、この部分から破損する恐れはほとんどない。
第１図は本考案による袋を製造する際の材料配置を示す
斜視図、第２図は第１図の配置の材料にヒートシールを
施して本考案の袋として状態の説明図、第３図は第２図
の袋の使用状態を示す斜視図である。 １．２・・・・・・袋の側面を構成するプラスチックシ
ート、３・・・・・・袋の底面を構成する通気性シート
。
斜視図、第２図は第１図の配置の材料にヒートシールを
施して本考案の袋として状態の説明図、第３図は第２図
の袋の使用状態を示す斜視図である。 １．２・・・・・・袋の側面を構成するプラスチックシ
ート、３・・・・・・袋の底面を構成する通気性シート
。
Claims (1)
- 袋の側面を構成するシートとは別のシートが側面構成シ
ートの下端に二つ折りの状態で、且つ折曲部を上にして
接着されて底面を構成している有底袋において、底面構
成シートが通気性シートであり、側面構成シートがプラ
スチックシートであることを特徴とする通気性を有する
袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP39981U JPS5938357Y2 (ja) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | 通気性を有する袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP39981U JPS5938357Y2 (ja) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | 通気性を有する袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57114643U JPS57114643U (ja) | 1982-07-15 |
| JPS5938357Y2 true JPS5938357Y2 (ja) | 1984-10-25 |
Family
ID=29798986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP39981U Expired JPS5938357Y2 (ja) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | 通気性を有する袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938357Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011219134A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 包装袋 |
-
1981
- 1981-01-07 JP JP39981U patent/JPS5938357Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57114643U (ja) | 1982-07-15 |
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