JP3007399B2 - 気密性組立て容器およびその製造方法 - Google Patents

気密性組立て容器およびその製造方法

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JP3007399B2 JP2258431A JP25843190A JP3007399B2 JP 3007399 B2 JP3007399 B2 JP 3007399B2 JP 2258431 A JP2258431 A JP 2258431A JP 25843190 A JP25843190 A JP 25843190A JP 3007399 B2 JP3007399 B2 JP 3007399B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、段ボールや板紙等の板体を主材とし、内
張りの面状体により液漏れを防止した気密性組立て容器
およびその製造方法に関する。
〔従 来 例〕
段ボール等の板体で箱を組み立てた場合には、その素
材に耐水性を備えていないばかりでなく、組立て構造か
ら液漏れが生じることは避けられないので、従来、主と
してこの発明者等において、板体に気密性を備えた面状
体を内張りし、面状体を完全シールすることにより液漏
れしない気密性を確保していた。
従来、この種の気密性組立て容器は、面状体に例えば
ヒートシールによりシールしやすい熱溶着フィルムを紙
にラミネートしたシートが使用され、板体の型の周囲に
面状体の端を食み出させてシール片を形成し、シール片
どうしを接着することにより完全密封したもので、板体
にはその全面に面状体を張り合わせていたので、箱の第
一組立て形態として板体を角筒形に組み立てるには、第
16図に示すように、板体2の両端に止め代32、33を連設
し、面状体3が食み出した両シール片34、35を拝み状に
ヒートシールしてから、止め代32、33にシール片34、35
をそれぞれ接着剤で接着していた。
これにより段ボール箱は角筒形に組み立てられるの
で、底部や蓋部の閉じ合わせ作業に移ることになるが、
このとき面状体が完全な角筒形であるから、そのままで
はフラップを閉じることはできない。しかし、その点に
関しては、この発明者等において、内フラップを二等辺
三角形に形成することにより、面状体に妨げられなくフ
ラップの折り込みができることに成功した(特開平3−
289436号)。
加えて、第17図に示すように、外フラップ36、36を閉
じて付き合わさる両シール片37、37をヒートシールする
ことにより面状体3全体を完全密封することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の段ボール箱の組立てによれば、板体の両端を連
結するにつき、その両端に止め代32、33を連設し、この
止代部の面状体シール辺はそのまま止代部と一緒に外側
にシール辺を糊付けするか、又は面状体を長くして二重
又は多重折り構造にして内面に折り込む方法がとられて
いた。
このように、それぞれの止め代にシール片32、33を突
出させていたから、止め代とシール片の多重により箱の
内側一角に過大な膨出部が生じて、見栄えが悪いだけで
なく、僅かではあるが内部が狭くなり、また、多重分だ
け段ボールや面状体の材料を多く必要とするのでコスト
アップになると共に、それにもかかわらず連結強度が弱
く、さらに、多作業となるため多業が煩雑で非能率的で
あった。
また、底部や蓋部においては、シール片37、37が外側
で糊付けされ外に露出しているため、箱どうしがぶつか
り合ってピンホールができたり、外見上も体裁が悪いと
いう問題もあった。
一方、フラップ面の面状体シール辺については、箱の
形状からしてシール辺をシールした後、シール辺を倒し
て糊付け又はテープ止めされていたが、箱を下に置いた
とき、小石や異物によりシール辺にピンホールができた
り、シール辺が破れたりすることがあった。また、テー
プを貼るとき、シール辺が邪魔になり、貼り難く、テー
プ強度も弱くなる等の問題点があった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、材料の節約
ができ、しかも、作業性が良好であり、また、連結強度
が強く体裁が良好な気密性組立て容器およびその製造方
法を提供することを目的とした。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記の目的を達成するためのこの発明の構成および作
用は次の通りである。
1)気密性組立て容器については、容器の主材としての
板体に、熱溶着フィルム若しくはシートによる気密性の
面状体を内張りした気密性組立て容器において、板体の
両側端の連結につき、その一側端にのみ止め代を設け、
他側端には面状体が食み出たシール片を突設し、且つ、
その他側端部には面状体との間に止め代を差し込み得る
面状体の剥離部を形成し、前記シール片を止め代箇所で
面状体の端部にヒートシールし、止め代を剥離部で板体
の端部内側に接着したものである。
気密性組立て容器を上記のように構成したから、板体
には一端側部にのみ止め代を設け、その端部にシール片
を突設する必要がなく、他側端部にのみシール片を突設
すれば良いので、従来のものに比して一片の止め代と一
片のシール片が省かれ、それだけ材料の節約になり、且
つ、連結角内側に多重による過大な膨出部が生じなく、
内容物の充填に有利である。
2)気密性組立て容器の製造方法については、容器の主
材としての板体に、熱溶着フィルム若しくはシートによ
る気密性の面状体を内張りして気密性組立て容器を組み
立てるにおいて、板体の両側端を連結するにつき、その
一側端にのみ止め代を突設すると共に、止め代に面状体
を未接着となし、他側端には面状体が食み出たシール片
を突設し、且つ、その他側端部には面状体との間に止め
代を差し込み得る面状体の剥離部を形成し、前記シール
片を止め代箇所で面状体の端部にヒートシールし、止め
代を剥離部で板体の端部内側に接着するものである。
気密性組立て容器の製造方法を上記のように構成した
から、前記と同様の作用を奏する他、止め代に対して面
状体を未接着としたので、その箇所でシール片を面状体
にヒートシールする場合に、その両方を拝み状に合わせ
て両側から加熱することによって完全にヒートシールし
やすく、さらに作業性が良好であり密封も完全となる。
加えて、蓋部において、フラップを閉じることにより
相対向するシール片を拝み状に接着してから、フラップ
先端部内側の剥離部の中に差し込むようにするので、シ
ール片がフラップの下に隠れて見えなくなり体裁が良好
となる。
板体のうちには、通常の紙、板紙の他に段ボール構造
体がある。また、板紙又は段ボールにフィルムをラミネ
ートしたものも含む。
段ボール構造体としては、片面段ボール、両面段ボー
ル、複両面段ボール、複々両面段ボール等がある。
また面状体としては、フィルム、シート、ライナ原
紙、金属箔等を使用でき、それら単独又は紙に樹脂(エ
クストルージョン)、フィルム、機能性フィルム、樹脂
シート、金属箔、金属箔+フィルム、複合化機能フィル
ム等のいずれか又はその複数のラミネートしたものも使
用することができる。
上記面状体を構成するフィルムとしては、一般フィル
ム(PE、P・P、ポリエステル、セロハン、ナイロン等
の各種フィルム類)、いわゆる機能性フィルム、これら
のフィルムに金属蒸着したもの、或いはフィルムに金属
箔をラミネートしたもの、ガスバリヤ性を高めるために
樹脂フィルムを複合化したフィルム等が挙げられる。
機能性樹脂フィルムとしては、次のようなものが挙げ
られる。
a)鮮度保持フィルム 遠赤外線フィルム、吸水性フィルム、銀ゼオライト含
有フィルム、エチレン吸着フィルム、防露フィルム、ガ
ス・水蒸気バリア性フィルム、抗菌フィルム等 b)その他フィルム 防錆フィルム、保香フィルム、脱臭フィルム、アルミ
蒸着フィルム、ガス吸着フィルム、吸湿フィルム(ドラ
イフィルム)、防曇フィルム、導電性フィルム、発泡フ
ィルム等 c)上記a),b)フィルムを複合したもの d)機能性フィルムと金属箔とを複合したもの また、機能性シートとしては、次のようなものが挙げ
られる。
a)断熱用シート 発泡樹脂シート、発泡樹脂シート+アルミ蒸着フィル
ム、気泡入り樹脂シート(エアーキャップシート)、気
泡入り樹脂シート+アルミ蒸着フィルム等 b)樹脂クロス、フラットヤーン等 c)機能性フィルムと機能性シートとを複合したもの 〔実 施 例〕 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第9図は一実施例を示したもので、その
気密性組立て容器Pは、主材の板体2は段ボールを使用
し、面状体3には第9図に示すように、クラフト紙4に
ポリエチレンの熱溶着シート5をラミネートしたものを
使用する。
板体2の型は、第1図に示すように、左右側壁6、7
の上下に二等辺三角形の内フラップ10a、10b、11a、11b
を連設し、前後側壁8、9の上下に四角形の外フラップ
12a、12b、13a、13bを連設し、上内フラップ10a、11aと
上外フラップ12a、13aとの間に補強片14が介在させてあ
る。そして、段ボール箱の組立てにつき、角筒形に組み
立てるための端の側壁7、9の連結および上の蓋閉じに
おいてこの発明がそれぞれ実施されている。
面状体3は、板体2よりも幅広い矩形に形成され、板
体2に紙4の部分で接着し、後側壁9側の端と上下両端
を食み出させ、食み出したそれぞれの端がシール片20、
21、22とされる。しかし、板体2には、一点鎖線の斜線
で示す部分のみにて接着される。
すなわち、面状体3が板体2に全面的に接着されてい
る訳ではなく、右側壁7の側端には止め代15が補強片4
に亘って設けてあるが、その止め代15とは未接着であ
り、それと付き合わされる後側壁9の端部に面状体3が
未接着の剥離部16を上外フラップ13aに亘って設けてあ
る。また、上外フラップ12a、13aの上端部にも剥離部17
が設けられる。
さらに、下フラップ10b、11b、12b、13bのうち、三角
形の内フラップ10b、11bのみが接着され、外フラップ12
b、13bについては未接着となっている。
なお、第1図において、従来品の面状体の幅が二点鎖
線で示される。
次に、この気密容器Pの組立て手順について説明す
る。
まず、面状体3の両側端部、つまり、シール片20とそ
の反対側の端部23とを熱溶着フィルム5、5を合わせた
拝み状態で接着する。この接着にはヒートシール手段を
用いるため、熱伝導の関係で反対側端部23が前記の如く
未接着の状態になされる。
面状体3の両端部の接着により側面におけるシールが
完了したから、次に、第4図に示すように、止め代15を
剥離部16の剥離内に差し込み、止め代15を後側壁9の端
部に接着し、角筒形の組立てを完了させる(第3図)。
この連結部の角を揃えるには、例えば、止め代15の幅
を4cm、剥離部16の幅を5cmというように、幾分剥離部16
の幅を広く形成する。
次に、第2図に示す如く、底を閉じてから内容物を詰
め、蓋を閉じることになる。
蓋を閉じるときには、フラップ10a、11a、12a、13aを
閉じることによって、相対向するシール片21、21を合わ
せながらヒートシールする(第7図)。この状態では、
同図に示すように、シール片21、21が外へ突き出ている
けれども、外フラップ12a、13aの先端部が面状体3から
は剥離しているので、いずれかの剥離部17の中にシール
片21、21を差し込む。
なお、底の閉じ方については、外フラップ12b、13bか
ら面状体3が剥離して自由の状態にあるので、内フラッ
プ10b、11bを閉じながらシール片22、22をヒートシール
し、第8図に示す如く、そのシール片22、22を中に納め
て外フラップ12b、13bを閉じる。
なお、29は、フラップの開放状態において折り畳むた
めの罫線である。
〔他の実施例〕
第10図ないし第15図はそれぞれ他の実施例を示す。
第10図に示す場合は、内フラップ10a、11aの上部両横
に補強片14、14を設けたもので、そのため、下部両横に
は抜孔28、28が開けられる。
第11図に示す実施例は、展開図において両端面が接着
されておらず、また、両長さフラップの端面も接着され
ていない。なお長さフラップの場合は、少なくとも一方
の長さフラップが接着されていない場合でもこの実施例
と同様になる。この実施例における特長とするところ
は、 段ボール構造体の止代部を接着していないため、止代
部を上に折曲げることにより反対側の面状体とのヒート
シールが可能である。
また、止代部の反対側の段ボール構造体の端面が接着
されていないため、ヒートシール後に、シール辺を端面
の接着していない部分に収納することが可能である。
両長さフラップの端面が接着されていないため、短フ
ラップを内折り込みして、段ボール構造体から食み出し
たシール辺を接着されていない長さフラップ面に収納す
ることができる。この場合、両長さフラップ端面が接着
されていないから、収納時にシール辺が両方共に下にさ
がるので収納し易い。
また、一方の長さフラップ端面のみが接着されていな
い場合でも機能的には変らない。
第12図は、上記第11図の実施例構造に、巾フラップ面
に上下方向の罫線を入れた実施例である。
この特長とするところは、上記及びの特長に加え
て、巾フラップ面の内折り又は外折りが可能になるた
め、少なくとも一方の上下シール辺を予めシールしてお
いても、ケースを折り畳むことができることである。そ
のため、工場で予めシールして出荷することができるの
で、現場での作業性を向上させることができる。
第13図に示す例は、上記第12図に示した段ボール構造
体に、筒状又は袋状の面状体を張り合わせたものであ
る。
この場合は面状体が筒状又は袋状になっているため、
面状体の端面が予めシールされている。そのため、止代
部及び止代部反対側の段ボール構造体端面の接着は関係
のないことである。そして、その特長とするところは、
上記のことがそのまま生かせる点である。
第14図は、第11図で示した構造に段ボール構造体の巾
フラップコーナー部を残し、三角形状上面が切り取られ
ている実施例である。この場合、完全な三角形状に切り
取っても良い。
この実施例における特長は、上記及びの特長に加
え、段ボール構造体の巾フラップコーナー部を残し三角
形状に上面が切り取られているため、組み立て時の折り
込みが軽く成型できる。さらに巾フラップコーナー部を
残しているため、長フラップと巾フラップが一体化され
て成型し易くなっている。
第15図は、段ボール構造体において、上フラップが上
記第14図に示した構造で、下フラップを切り込み構造と
し、また巾フラップに上下罫線を入れてあり、折り畳み
可能となっている。この段ボール構造体に筒状又は袋状
の面状体を張り合わせた実施例である。
この実施例の特長は、底フラップ面を予めシールして
おくことができ、底フラップの成型特に段ボール構造体
自身には三角形の罫線を入れないで、A式と同様な切り
込み形状にしてあり、面状体を三角形状に接着してある
ため、軽くワンタッチで組み立て成型ができることであ
る。(なおこの場合、箱の構造上、長さフラップを全面
接着しない状態にする必要がある。) また蓋フラップ面は上記第14図の実施例で説明したの
と同様の特長がある さらに、面状体が筒状又は袋状になっているため、面
状体の端面が予めシールされている。そのため、段ボー
ル構造体の止代部及び止代部反対側の端面の接着は関係
なくなっている。また上記の特長をそのまま生かせ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の気密性組立て容器に
よれば、板体の一端側にのみ止め代を設け、他側端には
面状体が食み出たシール片を突設し、且つ、その他側端
部には面状体との間に止め代を差し込み得る面状体の剥
離部を形成し、前記シール片を止め代箇所で面状体の端
部にヒートシールし、止め代を剥離部で板体の端部内側
に接着したから、従来のものに比して一片の止め代と一
片のシール片が省かれ、それだけ材料の節約になり安価
な提供が可能である。しかも、連結角内側に多重による
過大な膨出部が生じなく、内容物の充填に有利であり、
また、面状体を介しないで止め代を板体の他側端部に接
着するため、組立ての作業性が良く、連結強度も大きく
組立ての安定性がある等の優れた効果がある。
また、この発明の気密性組立て容器の製造方法によれ
ば、上記効果を奏することは勿論、止め代に面状体を未
接着となしたから、シール片のヒートシールがしやす
く、作業性がさらに良好であるという優れた効果があ
る。
加えて、蓋部において、互いに接着したシール片をフ
ラップ先端部内側の剥離部の中に差し込むようにすれ
ば、シール片がフラップの下に隠れて見えなくなり体裁
が良好となり、また、蓋閉じの作業性も良好であり、さ
らに、面状体に機能性を有する樹脂フィルムやシートを
使用することにより、商品の輸送や保管を有利になし得
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は一実施例を示し、第1図は展開
図、第2図は蓋閉じ前の組立て斜視図、第3図は第2図
A−A線矢視の拡大断面図、第4図は組立て作業手順を
示す断面図、第5図は完全組立て状態を示す斜視図、第
6図は第5図B−B線矢視の位置における蓋部の拡大断
面図、第7図は蓋閉じ手順を示す断面図、第8図は第5
図B−B線矢視の位置における底部の拡大断面図、第9
図は面状体の拡大断面図である。 第10図ないし第15図はそれぞれ他の実施例を示す一部展
開図である。 第16図および第17図は従来例を示す第3図および第6図
にそれぞれ対応する断面図である。 P……気密性組立て容器、2……板体 3……面状体、5……熱溶着シート 12a、13a……外フラップ、15……止め代 16、17……剥離部、20、21……シール片 23……面状体の端部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の主材としての板体に、熱溶着フィル
    ム若しくはシートによる気密性の面状体を内張りした気
    密性組立て容器において、板体の両側端の連結につき、
    その一側端にのみ止め代を設け、他側端には面状体が食
    み出たシール片を突設し、且つ、その他側端部には面状
    体との間に止め代を差し込み得る面状体の剥離部を形成
    し、前記シール片を止め代箇所で面状体の端部にヒート
    シールし、止め代を剥離部で板体の端部内側に接着した
    ことを特徴とする気密性組立て容器。
  2. 【請求項2】熱溶着フィルム若しくはシートが機能性樹
    脂フィルムまたは機能性樹脂シートであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の気密性組立て容器。
  3. 【請求項3】容器の主材としての板体に、熱溶着フィル
    ム若しくはシートによる気密性の面状体を内張りして気
    密性組立て容器を組み立てるにおいて、板体の両側端を
    連結するにつき、その一側端にのみ止め代を突設すると
    共に、止め代に面状体を未接着となし、他側端には面状
    体が食み出たシール片を突設し、且つ、その他側端部に
    は面状体との間に止め代を差し込み得る面状体の剥離部
    を形成し、前記シール片を止め代箇所で面状体の端部に
    ヒートシールし、止め代を剥離部で板体の端部内側に接
    着することを特徴とする気密性組立て容器の製造方法。
  4. 【請求項4】熱溶着フィルム若しくはシートが機能性樹
    脂フィルムまたは機能性樹脂シートであることを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の気密性組立て容器の製
    造方法。
  5. 【請求項5】蓋部において、フラップから面状体を食み
    出させてシール片を形成し、両外フラップのうちの少な
    くとも一方のフラップの先端部に面状体の剥離部を形成
    し、フラップを閉じることにより相対向するシール片を
    拝み状に接着してから、フラップ先端部内側の剥離部の
    中に差し込むことを特徴とする特許請求の範囲第3項及
    び第4項記載の気密性組立て容器の製造方法。
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