JPS5938040B2 - 汚泥脱水方法 - Google Patents
汚泥脱水方法Info
- Publication number
- JPS5938040B2 JPS5938040B2 JP57017057A JP1705782A JPS5938040B2 JP S5938040 B2 JPS5938040 B2 JP S5938040B2 JP 57017057 A JP57017057 A JP 57017057A JP 1705782 A JP1705782 A JP 1705782A JP S5938040 B2 JPS5938040 B2 JP S5938040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- stirring
- polymer flocculant
- salt
- cationic polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は汚泥に凝集剤を添加して脱水する方法に関す
るものである。
るものである。
下水処理汚泥などの有機性汚泥に対してカチオン性高分
子凝集剤を添加して攪拌し、次いでアニオン性高分子凝
集剤を添加してフロックを生成させて脱水する方法が提
案されている。
子凝集剤を添加して攪拌し、次いでアニオン性高分子凝
集剤を添加してフロックを生成させて脱水する方法が提
案されている。
ところで水処理施設において発生する汚泥にはいろいろ
な種類があり、それらはそれぞれ単独で処理されるか、
混合して処理されている。
な種類があり、それらはそれぞれ単独で処理されるか、
混合して処理されている。
単独で処理する場合、その汚泥の性状に適した薬品(脱
水剤)および脱水機を必要とし、発生する汚泥の種類の
数だけ汚泥処理設備を要する。
水剤)および脱水機を必要とし、発生する汚泥の種類の
数だけ汚泥処理設備を要する。
2種類以上の汚泥を混合して処理する場合、脱水機は1
台でよいが、混合割合によって汚泥の性状が変るので、
薬品(脱水剤)の適正な選定が困難であり、十分な処理
効果を上げるには薬注率を高くすることが必要となる場
合がある。
台でよいが、混合割合によって汚泥の性状が変るので、
薬品(脱水剤)の適正な選定が困難であり、十分な処理
効果を上げるには薬注率を高くすることが必要となる場
合がある。
例えば余剰活性汚泥と、硫酸バンドを用いた三次処理か
ら発生する凝集汚泥との混合物にキトサンを添加して一
次凝集させたのち、ポリアクリル酸ナトリウムを添加し
て二次凝集させ、生成したフロックを脱水する場合、一
次凝集に供するキトサンの薬注率を高めなければならな
い。
ら発生する凝集汚泥との混合物にキトサンを添加して一
次凝集させたのち、ポリアクリル酸ナトリウムを添加し
て二次凝集させ、生成したフロックを脱水する場合、一
次凝集に供するキトサンの薬注率を高めなければならな
い。
これは硫酸バンドを含む汚泥のように、性状の異なる汚
泥を混合することにより、適正な薬剤の選定ができなく
なシ、添加量の増加によシ対処せざるを得ないからであ
る。
泥を混合することにより、適正な薬剤の選定ができなく
なシ、添加量の増加によシ対処せざるを得ないからであ
る。
この発明はこのような従来法の欠点を解消するだめのも
ので、性状の異なる汚泥ごとに、それぞれに適した一次
凝集用のカチオン性高分子凝集剤を添加して一次凝集を
行ったのち、これらの汚泥を混合し、アニオン性凝集剤
を添加して二次凝集を行い、生成したフロックを脱水す
ることによシ、少量の薬剤添加量で効率よく脱水を行う
ことのできる汚泥脱水方法を提供することを目的として
いる。
ので、性状の異なる汚泥ごとに、それぞれに適した一次
凝集用のカチオン性高分子凝集剤を添加して一次凝集を
行ったのち、これらの汚泥を混合し、アニオン性凝集剤
を添加して二次凝集を行い、生成したフロックを脱水す
ることによシ、少量の薬剤添加量で効率よく脱水を行う
ことのできる汚泥脱水方法を提供することを目的として
いる。
この発明は汚泥にカチオン性高分子凝集剤を添加して撹
拌し、次いでアニオン性高分子凝集剤を添加してフロッ
クを生成させ脱水する方法において、2種類以上の異な
った汚泥を処理する場合、少なくとも1種類の汚泥に第
1のカチオン性高分子凝集剤を添加して攪拌し、他の汚
泥には第2のカチオン性高分子凝集剤を添加して攪拌し
たの執各汚泥を混合し、これにアニオン性高分子凝集剤
を添加してフロックを生成させ脱水することを特徴とす
る汚泥の脱水方法である。
拌し、次いでアニオン性高分子凝集剤を添加してフロッ
クを生成させ脱水する方法において、2種類以上の異な
った汚泥を処理する場合、少なくとも1種類の汚泥に第
1のカチオン性高分子凝集剤を添加して攪拌し、他の汚
泥には第2のカチオン性高分子凝集剤を添加して攪拌し
たの執各汚泥を混合し、これにアニオン性高分子凝集剤
を添加してフロックを生成させ脱水することを特徴とす
る汚泥の脱水方法である。
本発明において処理可能な汚泥としては、し尿、下水汚
泥などの嫌気性消化汚泥、し尿の好気性消化汚泥、し尿
浄化槽汚泥、し旅情化脱離液、下水、各種廃水の活性汚
泥処理における余剰汚泥、し尿、下水、各種廃水の三次
処理汚泥などの有機性汚泥がある。
泥などの嫌気性消化汚泥、し尿の好気性消化汚泥、し尿
浄化槽汚泥、し旅情化脱離液、下水、各種廃水の活性汚
泥処理における余剰汚泥、し尿、下水、各種廃水の三次
処理汚泥などの有機性汚泥がある。
これらのうち、三次処理汚泥は金属水酸化物を含むため
、他の汚泥とは性状が異なる。
、他の汚泥とは性状が異なる。
嫌気性消化汚泥と余剰汚泥は、ともに生物汚泥なので、
予め混合して処理してもよいが、嫌気性消化汚泥はpH
が高いので別々に一次凝集反応を行うのが望ましい。
予め混合して処理してもよいが、嫌気性消化汚泥はpH
が高いので別々に一次凝集反応を行うのが望ましい。
種類が異なっても、性質が類似している汚泥、例えば叶
気性消化汚泥と余浄汚泥とは予め混合して処理1てもよ
い。
気性消化汚泥と余浄汚泥とは予め混合して処理1てもよ
い。
上記の汚泥は性状別に一次凝集用のカチオン性高分子凝
集剤を選定する。
集剤を選定する。
選定方法は汚泥ごとに種々の凝集剤を種々の添加量で添
加して一次凝集を行い、さらにアニオン性高分子凝集剤
を添加して二次凝集を行い、脱水試験をして凝集剤の種
類および添加量を決定する。
加して一次凝集を行い、さらにアニオン性高分子凝集剤
を添加して二次凝集を行い、脱水試験をして凝集剤の種
類および添加量を決定する。
使用可能なカチオン性高分子凝集剤は、天然高分子化合
物としてはキトサン、カチオン化殿粉、カチオン化セル
ロース、カチオン化グアーガムなどがあシ、合成高分子
化合物としてはアミノアルキル(メタ)アクリレートの
単独重合体またはアクリルアミドもしくは他のモノマー
との共重合体、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物
、ポリアクリルアミドのホフマン分解物、ポリアミドポ
リアミン、ポリビニルイミダシリン、ポリエチレンイミ
ン、ポリジアルキルシアリンアンモニウム塩などがあシ
、それぞれ1種または2種以上の組合せ使用が可能であ
る。
物としてはキトサン、カチオン化殿粉、カチオン化セル
ロース、カチオン化グアーガムなどがあシ、合成高分子
化合物としてはアミノアルキル(メタ)アクリレートの
単独重合体またはアクリルアミドもしくは他のモノマー
との共重合体、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物
、ポリアクリルアミドのホフマン分解物、ポリアミドポ
リアミン、ポリビニルイミダシリン、ポリエチレンイミ
ン、ポリジアルキルシアリンアンモニウム塩などがあシ
、それぞれ1種または2種以上の組合せ使用が可能であ
る。
余剰汚泥などのような一般的な生成処理汚泥に対しては
天然のカチオン性高分子またはその誘導体、特にキトサ
ンと、合成アニオン性高分子化合物、特にポリアクリル
酸ナトリウムが好ましい。
天然のカチオン性高分子またはその誘導体、特にキトサ
ンと、合成アニオン性高分子化合物、特にポリアクリル
酸ナトリウムが好ましい。
これに対して三次処理汚泥や高pHの消化汚泥等に対し
ては、合成カチオン性高分子が一次凝集剤として好まし
い。
ては、合成カチオン性高分子が一次凝集剤として好まし
い。
これらは上記の脱水試験によシ選定されるが、同じ薬剤
が効果を示す汚泥は、同じ性状のものとして混合処理が
可能である。
が効果を示す汚泥は、同じ性状のものとして混合処理が
可能である。
なおキトサンは酢酸塩その他の水溶性塩として使用する
ことができる。
ことができる。
以上のようにして選定した一次凝集用の凝集剤をグルー
プごとに添加し、第1の攪拌混合を行って一次凝集を行
う。
プごとに添加し、第1の攪拌混合を行って一次凝集を行
う。
第1の攪拌混合は、フロックを生成しないか、または生
成したフロック径が2−下となるような強い攪拌である
ことが望ましい。
成したフロック径が2−下となるような強い攪拌である
ことが望ましい。
以上の攪拌混合における攪拌方法は特に限定されず、攪
拌槽における攪拌羽根による攪拌、配管中の流れによる
攪拌、渦巻ポンプ等のポンプを通過させることによる攪
拌などによることができる。
拌槽における攪拌羽根による攪拌、配管中の流れによる
攪拌、渦巻ポンプ等のポンプを通過させることによる攪
拌などによることができる。
攪拌の程度は、攪拌機を備えた攪拌槽による場合、目安
として強攪拌は羽根の周速が1〜5 m / seeと
することができる。
として強攪拌は羽根の周速が1〜5 m / seeと
することができる。
本発明ではカンオン性凝集剤添加後の強攪拌により汚泥
全体を反応させ、汚泥の電荷を中和することにより、次
のアニオン性凝集剤を添加して生成するフロックの脱水
性を向上させる。
全体を反応させ、汚泥の電荷を中和することにより、次
のアニオン性凝集剤を添加して生成するフロックの脱水
性を向上させる。
汚泥の電荷を中和するためには攪拌混合時にフロックが
生成しない方がよく、フロックが生成する場合でも2r
rarL以下の小さなフロックの生成にとどめるのが好
ましい。
生成しない方がよく、フロックが生成する場合でも2r
rarL以下の小さなフロックの生成にとどめるのが好
ましい。
このため第1の攪拌は、前述のように、フロックを生成
させるだめの通常の攪拌よりも激しい攪拌を行うのであ
る。
させるだめの通常の攪拌よりも激しい攪拌を行うのであ
る。
以上のカチオン性高分子凝集剤の添加と、それに続(攪
拌混合を、それぞれ性状の異なる汚泥またはそのグルー
プごとに別々に行ったのち、汚泥を混合し、アニオン性
高分子凝集剤を添加して、二次凝集反応を行い、フロッ
クを生成させる。
拌混合を、それぞれ性状の異なる汚泥またはそのグルー
プごとに別々に行ったのち、汚泥を混合し、アニオン性
高分子凝集剤を添加して、二次凝集反応を行い、フロッ
クを生成させる。
アニオン性高分子凝集剤としてはポリアクリル酸もしく
はその塩、ポリアクリルアミドの部分加水分解物、アク
リル酸(塩)とアクリルアミドとの共重合体、アクリル
酸(塩)と2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸(塩)との共重合体、アクリル酸(塩)とアク
リルアミドとビニルスルホン酸(塩)との三元共重合体
など、通常凝集剤として使用されているものが使用でき
る。
はその塩、ポリアクリルアミドの部分加水分解物、アク
リル酸(塩)とアクリルアミドとの共重合体、アクリル
酸(塩)と2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸(塩)との共重合体、アクリル酸(塩)とアク
リルアミドとビニルスルホン酸(塩)との三元共重合体
など、通常凝集剤として使用されているものが使用でき
る。
二次凝集は混合汚泥にアニオン性凝集剤を添加し、第2
の攪拌混合を行ってフロックを生成させる。
の攪拌混合を行ってフロックを生成させる。
第2の攪拌混合はフロックを形成させるものであるから
、第1の攪拌混合よりも弱く、通常汚泥の凝集の際に採
用される程度の攪拌強度である。
、第1の攪拌混合よりも弱く、通常汚泥の凝集の際に採
用される程度の攪拌強度である。
攪拌の手段は限定されないが、攪拌羽根を備えた攪拌槽
による場合、攪拌羽根の周速がo、i〜0.5m/ S
eeとすることができる。
による場合、攪拌羽根の周速がo、i〜0.5m/ S
eeとすることができる。
このような攪拌混合を行うことによシ、カチオン性凝集
剤と反応して電荷を中和された汚泥の粒子が凝集してフ
ロックを形成するため、強固で大形のフロックが生成し
、脱水性は極めて良くなる。
剤と反応して電荷を中和された汚泥の粒子が凝集してフ
ロックを形成するため、強固で大形のフロックが生成し
、脱水性は極めて良くなる。
なお高分子凝集剤の添加量は、汚泥の性状(pH8S、
vSS、電気伝導度など)によって異なるが、一般的に
はカチオン性高分子凝集剤では0.5〜6wt%(対S
S)程度、アニオン性高分子凝集剤では0.2〜3wt
% (対SS)程度とする。
vSS、電気伝導度など)によって異なるが、一般的に
はカチオン性高分子凝集剤では0.5〜6wt%(対S
S)程度、アニオン性高分子凝集剤では0.2〜3wt
% (対SS)程度とする。
以上の凝集により生成したフロックはそのまままたは分
離水を除去したのち、脱水機に供給し、従来法と同様に
して脱水を行う。
離水を除去したのち、脱水機に供給し、従来法と同様に
して脱水を行う。
脱水方法としては遠心脱水、真空脱水、圧搾脱水法など
が採用できる。
が採用できる。
このような脱水を行うための脱水機としては、遠心脱水
機、真空脱水機、ベルトプレス型脱水機、スクリュープ
レス、まだはフィルタプレス等の従来より使用されてい
る脱水機が使用可能である。
機、真空脱水機、ベルトプレス型脱水機、スクリュープ
レス、まだはフィルタプレス等の従来より使用されてい
る脱水機が使用可能である。
濾布を使用したベルトプレス型脱水機の場合、カチオン
性高分子凝集剤単独使用の場合は剥離性や濾布からのは
み出しの点から圧搾圧力を0.5に9/ctrt以上に
することができなかったが、本発明法ではI Kg/c
rA以上の高圧をかけることができ、圧搾圧力に応じて
低い含水率の脱水ケーキを得ることができる。
性高分子凝集剤単独使用の場合は剥離性や濾布からのは
み出しの点から圧搾圧力を0.5に9/ctrt以上に
することができなかったが、本発明法ではI Kg/c
rA以上の高圧をかけることができ、圧搾圧力に応じて
低い含水率の脱水ケーキを得ることができる。
以上により得られた脱水ケーキは焼却、堆肥化等の処分
を行うが、脱水ケーキの含水率が低いので、焼却に要す
る補助燃料は少な(てよく、堆肥化の場合も含水率調節
のだめのオガクズ、モミガラ、ワラ等の添加材は少なく
てもよい。
を行うが、脱水ケーキの含水率が低いので、焼却に要す
る補助燃料は少な(てよく、堆肥化の場合も含水率調節
のだめのオガクズ、モミガラ、ワラ等の添加材は少なく
てもよい。
なお上記説明において、第1もしくは第2のカチオン性
高分子凝集剤またはアニオン性高分子凝集剤はそれぞれ
1種または2種以上の併用でもよい。
高分子凝集剤またはアニオン性高分子凝集剤はそれぞれ
1種または2種以上の併用でもよい。
また第1の攪拌は、汚泥ごとにそれぞれ通常または強攪
拌を行うことができるが、この場合ある汚泥に強攪拌を
行い、他の汚泥に通常攪拌を行ってもよい。
拌を行うことができるが、この場合ある汚泥に強攪拌を
行い、他の汚泥に通常攪拌を行ってもよい。
以上説明してきたように、この発明によれば、汚泥性状
に適した一次凝集用の高分子凝集剤を、性状の異なった
汚泥ごとに選定して使用するので、少量の薬剤添加率で
汚泥の電荷の中和等の一次凝集反応が適切に行われる。
に適した一次凝集用の高分子凝集剤を、性状の異なった
汚泥ごとに選定して使用するので、少量の薬剤添加率で
汚泥の電荷の中和等の一次凝集反応が適切に行われる。
したがって、その後に一次凝集汚泥を混合して二次凝集
反応によ〃フロックを生成させると、濾過性、剥離性、
含水率の点で優れたフロックが生成し、効率的な脱水を
行うことができる。
反応によ〃フロックを生成させると、濾過性、剥離性、
含水率の点で優れたフロックが生成し、効率的な脱水を
行うことができる。
また汚泥は一次凝集後に混合するので、二次凝集におけ
る反応槽および脱水機は1台でよく、複数系列設置する
必要はない。
る反応槽および脱水機は1台でよく、複数系列設置する
必要はない。
一次凝集のだめの設備は複数列必要であるが、それぞれ
の操作は混合処理の場合よりもはるかに簡単であり、ま
た操作による凝集効果への影響も少ない。
の操作は混合処理の場合よりもはるかに簡単であり、ま
た操作による凝集効果への影響も少ない。
実施例
し尿を生物学的に硝化脱窒処理した際に発生したSS濃
度2.66係、pH7,0の余剰汚泥を200−とり、
これにキトサンを添加し、またし尿の生物処理水を硫酸
アルミニウムで凝集し、加圧浮上した際に発生したSS
濃度1.86%、pH6,5の三次処理汚泥を2007
7271!とり、これにポリアクリルアミドのマンニッ
ヒ変性物を添加し、それぞれをバンドミキサー(2ビー
タ−)によ、!250Orpm (周速1 m/ s
ee )で30秒間強攪拌したのち、前者と後者を容積
比で3対1に混合し、その200rrllにアクリルア
ミドとアクリル酸ナトリラムとの共重合物を添加し、ス
パーチルにより約180 rpmで30秒間攪拌してフ
ロックを生成させた。
度2.66係、pH7,0の余剰汚泥を200−とり、
これにキトサンを添加し、またし尿の生物処理水を硫酸
アルミニウムで凝集し、加圧浮上した際に発生したSS
濃度1.86%、pH6,5の三次処理汚泥を2007
7271!とり、これにポリアクリルアミドのマンニッ
ヒ変性物を添加し、それぞれをバンドミキサー(2ビー
タ−)によ、!250Orpm (周速1 m/ s
ee )で30秒間強攪拌したのち、前者と後者を容積
比で3対1に混合し、その200rrllにアクリルア
ミドとアクリル酸ナトリラムとの共重合物を添加し、ス
パーチルにより約180 rpmで30秒間攪拌してフ
ロックを生成させた。
このように凝集した汚泥を、100メツシユのナイロン
濾布を敷いたプフナーロート上に注ぎ、10秒後および
30秒後の濾液量を測定した。
濾布を敷いたプフナーロート上に注ぎ、10秒後および
30秒後の濾液量を測定した。
また濾過後の汚泥を152採取し、ベルトプレス型脱水
機用濱布(ポリエステル、杉綾織)およびスポンジでは
さみ、0.5Kg/crtlの圧力で2分間圧搾したの
ちのケーキの剥離性および含水率を測定した。
機用濱布(ポリエステル、杉綾織)およびスポンジでは
さみ、0.5Kg/crtlの圧力で2分間圧搾したの
ちのケーキの剥離性および含水率を測定した。
剥離性は濾布からケーキを剥がしたとき、剥離した湿ケ
ーキ重量の全体に対する割合(イ)であシ、含水率は湿
ケーキ重量に対する水分の割合(イ)である。
ーキ重量の全体に対する割合(イ)であシ、含水率は湿
ケーキ重量に対する水分の割合(イ)である。
なお、比較のため、この2種類の汚泥をはじめに混合し
てから処理した場合(試験A2および3)、それぞれ別
々に処理した場合(試験A4および5)、およびそれぞ
れ別々に凝集処理したのち混合した場合(試験A6)も
測定した。
てから処理した場合(試験A2および3)、それぞれ別
々に処理した場合(試験A4および5)、およびそれぞ
れ別々に凝集処理したのち混合した場合(試験A6)も
測定した。
凝集剤の物性を表1に、測定結果を表2に示した。
以上の結果より、次のことが明らかである。
■ 本発明法(試験AI)は、余剰汚泥と三次汚泥とを
予め混合して凝集処理する場合(試験羨2.3)に比べ
、凝集剤の添加量が少なくてすむ。
予め混合して凝集処理する場合(試験羨2.3)に比べ
、凝集剤の添加量が少なくてすむ。
すなわち、試験A2では、A1の添加量を試験A1の2
倍近くまで高めても、濾液量は少(、また試験A1と同
じA1添加量では表2に示していないが、10秒後の濾
液量は5〇−未満であり、重力脱水性が悪かった。
倍近くまで高めても、濾液量は少(、また試験A1と同
じA1添加量では表2に示していないが、10秒後の濾
液量は5〇−未満であり、重力脱水性が悪かった。
■ 汚泥の種類ごとに別々に処理する場合(試験A4.
5)は、処理設備が複数必要となシ、剥離性の劣る試験
A5の場合は、SS回収率が低くなるので、処理効率が
低下する。
5)は、処理設備が複数必要となシ、剥離性の劣る試験
A5の場合は、SS回収率が低くなるので、処理効率が
低下する。
■ 汚泥の種類ごとに別々に凝集処理したのち混合して
脱水する場合(試験扁6)は、剥離性の点では本発明と
同等であるが、含水率の点では本発明よシ劣シ、また第
2の凝集剤の反応槽も複数必要となシ、添加量の制御等
が煩雑となる。
脱水する場合(試験扁6)は、剥離性の点では本発明と
同等であるが、含水率の点では本発明よシ劣シ、また第
2の凝集剤の反応槽も複数必要となシ、添加量の制御等
が煩雑となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 汚泥にカチオン性高分子凝集剤を添加して攪拌し、
次いでアニオン性高分子凝集剤を添加してフロックを生
成させ脱水する方法において、2種類以上の異なった汚
泥を処理する場合、少なくとも1種類の汚泥に第1のカ
チオン性高分子凝集剤を添加して攪拌し、他の汚泥には
第2のカチオン性高分子凝集剤を添加して攪拌したのち
、各汚泥を混合し、これにアニオン性高分子凝集剤を添
加してフロックを生成させ脱水することを特徴とする汚
泥の脱水方法。 2 カチオン性高分子凝集剤はキトサン、カチオン化殿
粉、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、ア
ミノアルキル(メタ)アク9レートの単独重合体または
アクリルアミドもしくは他のモノマーとの共重合体、ポ
リアクリルアミドのマンニッヒ変性物、ポリアクリルア
ミドのホフマン分解物、ポリアミドポリアミン、ポリビ
ニルイミダシリン、ポリエチレンイミンおよびポリジア
ルキルジアリルアンモニウム塩から選ばれる1種以上の
ものである特許請求の範囲第1項記載の汚泥脱水方法。 3 アニオン性高分子凝集剤はポリアクリル酸またはそ
の塩、ポリアクリルアミドの部分加水分解物、アクリル
酸もしくはその塩とアクリルアミドまたは2−アクリル
アミド−2−エチルプロパンスルホン酸もしくはその塩
との共重合体およびアクリル酸もしくはその塩とアクリ
ルアミドとビニルスルホン酸もしくはその塩との三元共
重合体から選ばれる1種以上のものである特許請求の範
囲第1項または第2項記載の汚泥脱水方法。 4 カチオン性高分子凝集剤を添加する際の攪拌は強攪
拌である特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
に記載の汚泥脱水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57017057A JPS5938040B2 (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 汚泥脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57017057A JPS5938040B2 (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 汚泥脱水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133899A JPS58133899A (ja) | 1983-08-09 |
JPS5938040B2 true JPS5938040B2 (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=11933351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57017057A Expired JPS5938040B2 (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 汚泥脱水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938040B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2213230C (en) * | 1995-02-21 | 2005-11-08 | Tfm Handels-Aktiengesellschaft | Cellulose particles, method for producing them and their use |
US5779910A (en) * | 1996-04-08 | 1998-07-14 | Cytec Technology Corp. | Enhanced flocculation of mineral slurry with polymer blends |
JP2008105001A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Kochi Univ Of Technology | 生分解性カチオン性凝集剤 |
CN105776817B (zh) * | 2016-04-28 | 2017-04-12 | 广州市水电建设工程有限公司 | 一种城市河道淤泥快速脱水工艺 |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP57017057A patent/JPS5938040B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58133899A (ja) | 1983-08-09 |
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