JPS5937626B2 - 多周波信号方式用回路 - Google Patents

多周波信号方式用回路

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JPS5937626B2
JPS5937626B2 JP51007578A JP757876A JPS5937626B2 JP S5937626 B2 JPS5937626 B2 JP S5937626B2 JP 51007578 A JP51007578 A JP 51007578A JP 757876 A JP757876 A JP 757876A JP S5937626 B2 JPS5937626 B2 JP S5937626B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は周波数信号方式の回路に関するもので、とくに
周波数信号方式の電話回路の分野に適用町能である。
米国特許第3820028号、第3832639号およ
び第3787836号にはデイジタル的に合成された正
弦波形の発生に使用される回路が記載されている。
各特許とも波形をデイジタル信号で合成して表現し、ア
ナログ電流源または抵抗回路網を利用してアナログ変換
をおこなうものである。これらの従来技術に使われてい
るアナログ方法は、パーフオーマンスが温度や湿度など
の周囲の要因によつて変化するという点で完全に予測で
きるわけではない。本発明の目的は、デイジタル技術に
よつて波形を合成し混合する装置を提供することにあり
、その装置については簡単な低域フイルタまたは積分器
がアナログ波形への変換のために使用されるだけである
そのようなフイルタは周囲の環境(温度、湿度等)の変
化に対して非常に信頼性が高いものである。本発明は統
計的変換を用いる従来とまつたく異なるデイジタル合成
技術であり、合成と混合が純粋にデイジタル的に行われ
ることを町能にし、フイルタ操作に適する形でのパルス
列を生成している。本発明によれば、mアウトオブn(
n者択m)周波数信号方式に使用するのに適した回路が
提供される。
本回路は、クロツク信号用の第1の入力手段と、m個の
必要な周波数を規定するデータを受信するための第2の
入力手段と、n個の全周波数のうちのm個の周波数のそ
れぞれを合成するためのm本の経路とを有し、各経路は
クロツク信号を分周するための分周手段を有し、その分
周比は前記データに応じて選定され、さらに本回路は、
分周手段の出力を繰返し周波数がそれぞれm個の周波数
で異なるパルス列に変換するための統計的変換手段と、
パルス列を時間的に交互に配置することによつてパルス
列を混合するための手段とを有する。このようにして、
関連する周波数によつてその周期が変化するパルス数密
度変調されたパルス列が得られる。
したがつて比較的単純なフイルタまたは積分器で直接混
合手段の出力から所望のアナログ波形を出力できる。そ
こで集積回路形式をとれば本発明はこの出力波形当り1
本の出力ピンしか必要とせず、このピンは比較的簡単な
アナログ変換回路に接続されている。混合手段は調整町
能で出力に含まれる各周波数の割合を変えられることが
望ましい。
こうすれば、高い方の周波数を所望の程度にプリエンフ
アシスすることができるが、これは多周波ダイヤル電話
方式には望ましいことである。統計的変換手段は、雑音
発生手段と、所定の順序の数値を表わす信号を分周手段
の出力によつて定まる速度で発生する数値発生手段と、
数値発生手段が出力した数値を雑音発生手段の出力が示
す数値と比較し両数値の間に所定の関係があるときはパ
ルスを出力する比較手段とを有するのが望ましい。
周波数精度を最適にし歪みを少なくするには、高いクロ
ツク周波数が望ましいが、これはこうすれば分周比が大
きくとれ(したがつて高精度になり)波形サンプル数が
多くなる(したがつて歪みが少なくなる)からである。
しかし周波数を高くすれば電力消費が増えるので望まし
くなく、かつクロツク周波数源に水晶クリスタルを使用
しなければならない場合もある。非整数分周をおこなえ
ば、クロツク周波数は半分でよく、精度と歪みの水準を
実質的に同程度に維持できる。好ましい実施例では、こ
うすることによつてクロツク周波数を規定するのにセラ
ミツククリスタルまたはフイルタを使用することができ
るので、水晶のクリスタルの場合より価格が低下する。
この分周操作は、2つの整数で交互に分周し、これらの
整数を平均すると必要な非整数の除数に等しくなるよう
にする手段によつて町能である。
たとえば、24.5で割ることは24と25で交互に割
ることで可能である。こうすれば非整数分周法よりも演
算速度が向上することが、たとえばジャーナル・オブ・
オーデイオ・エンジニアリング・ソサ1テイ(JOur
nalOfAudiOEngineeringSOci
ety)第20巻、第5号、第376〜382頁(19
72年6月)などで証明されている。本発明をさらによ
く理解しどのようにすればたやすく実施できるかを示す
ために、一例として添付の図面を参照しながら詳細に説
明する。
多くの国々では、通常の回転ダイヤル式電話、すなわち
D.C.(直流)断続パルスを出力する電話、に代つて
M.F.(多周波)ダイヤル方式またはM.F.信号方
式と称する2信号音発生方式に移行しつつあり、これは
従来、キーボード(鍵盤)によつて動作するものである
このような方式ではほとんど瞬時に接続することができ
る。2つの信号音に必要な標準的な条件は、特定周波数
に対して土1.8%以内にあること、全歪みが−20d
B以下であること、およびキー操作から10ミリ秒以内
に発生することなどである。
第1図は、このような多周波信号方式に使用し関連周波
数を規定する信号を発生することのできる波形合成回路
のプロツク図である。この波形合成回路はIGFET素
子からなる1個の集積回路で形成することもできる。こ
の回路は第14図に示すように、この回路の入力リード
F1〜F8のうちの少なくとも何本かをキーボードに接
続して、キーボードとともに使用するものである。国内
通話では12キーのキーボードで十分であるが、16キ
ーのキーボードが必要な場合もある。第1図に示す実施
例では最大16キーの入力を収容することができる。各
キーを押すと、リードF1〜F4のうちの1本とリード
F5〜F8のうちの1本が付勢され、こうして付勢され
たワードの組合せは押されたキーにそれぞれ固有のもの
である。
この波形合成回路は2つの周波数発生部AおよびBを有
し、それらはそれぞれ要素1A,3A,4A,6Aおよ
び1B,3B,4B,6Bから成る。この波形合成回路
はまた他の回路プロツク5,7,8,9および12を有
する。周波数発生部AはリードF1〜F4のいずれが付
勢されたかによつて4つの周波数のうちの1つを発生す
る機能があり、周波数発生部BはリードF5〜F8のい
ずれが付勢されたかによつて他の4つの周波数のうちの
1つを発生する機能がある。必要な許容誤差の範囲内で
、周波数発生部Aは697Hz1770Hz1852H
zおよび941Hzを出力し、周波数発生部Bは120
9Hz11336Hz11477Hzおよび1633H
zを出力する。キーを押すとこの波形合成回路に電源が
供給され、りセツト装置12も動作する。
周波数発生部Aを詳しく考察すると、キーを押せばキー
ボードインタフエース1Aが付勢され、これは分周器3
Aの除数を制御する。
この分周器が動作すると数値発生手段4Aにクロツクを
与え、この出力は比較器6Aで統計的に波形を発生する
擬似ランダム雑音発生器8の出力と比較される。この比
較器の統計的パルス列出力は出力ゲート回路9へ与えら
れ、そこで周波数発生部Bの同様の比較器6Bの出力と
組み合わされる。2つの周波数発生部の各出力の相対的
レベルは、1/10割算カウンタ7の出力によつて3.
5/6dBと示した入力端子の信号に従つて−3.5d
Bまたは−6dBの割合になるよう調整される。
周波数発生部Bは周波数発生部Aと同様に動作し、やは
り擬似ランダム雑音発生器8を使用する。クロツクは、
クロツクインターフエース5のクロツクインとクロツク
アウト間に接続されたセラミツク共振素子又は他の共振
回路によつて発生された周波数559.7KHzの矩形
波である。
このクロツクはクロックインターフェース回路からリー
ド20によつて比較器6Aと6B、分周器3Aと3B、
雑音発生器8、1/10割算カウンタ7及び出力ゲート
回路9に与えられ、それらの回路の動作のタイミングを
制御している。この回路を、とくに経路Aについて、第
2〜13図を参照して詳細に説明する。
インタフエース回路1Aおよび1Bおよびりセツト装置
12を第2図に示す。
キーボードのキーを押すと、インターフエース回路及び
りセツト装置を含む第1図の波形合成回路に電源が供給
され動作状態になる。そして押されたキーに応じてリー
ドF1〜F4のうちの1本とリードF5〜F8のうちの
1本が付勢される。このリードF1〜F8の論理状態が
4ビツト信号としてリード13Aと13Bにより分周器
3Aと3Bに与えられ分周比を決定する。各インターフ
エース回路はデコード回路14A及び14Bを有し、キ
ーが1つだけ押された場合のみリード15Aと15Bに
VALIDKEY信号を発生し、このVALIDKEY
信号をりセツト装置12に与えている。
りセツト装置12に電源を供給すると、3個のりセツト
パルスを出力し、これらのパルスのうちの1つはリード
16に与えられ分周器3A、数値発生手段4Aおよび比
較器6Aをりセツトし、第2のパルスはリード17に与
えられ周波数発生部Bの同様の各回路をりセツトし、第
3のパルスはリード18に与えられ雑音発生器8、1/
10割算カウンタ7および出力ゲート回路9をりセツト
する。これらのりセツトパルスは通常の動作では「高」
レベルの短パルスである。第3のりセツトパルスは常時
このようなパルスであるが、第1および第2のパルスは
VALIDKEY信号をリード15Aおよび15Bに出
力したときだけ短パルスとなる。VALIDKEY信号
を出力しないとき(たとえば2つのキーを同時に押した
とき)は、第1および第2のりセツトパルスはキーを押
している間「高」レベルを維持し、関連回路の動作を禁
止する。論理回路19は、キーのいずれかが押されると
エニキーダウン(Any−Key−DOwn)出力端子
AKDに出力信号を発生する。
この出力信号は例えば送信装置ミユーテイングのために
用いられうる。゛送信装置ミユーテイング゛とは次のよ
うなことである。いずれかのキーが押されたとき、本発
明の周波数信号装置は2つの信号周波数の形態で電話ラ
インを介してダイヤル情報を伝送する。同時にエニキー
ダウン出力端子AKDは、キーが押されていることを指
示する出力信号を出力する。出力端子AKDは電話ライ
ンを介しての電話機の送話器からの可聴信号伝達を打消
す(ミユーテイング)のに用いられ、発呼者の声がダイ
ヤル時に発生している正しい周波数信号と干渉しないよ
うにしている。分周器3Aはこれを付勢して非整数で分
周する手段を有する。
クロツク周波数559.7kHzの場合、周波数発生部
Aの除数は57.5、52、47、42.5で、周波数
発生部Bでは33、30、37および24.5となる。
第3図は第1図の分周器3Aおよびクロツクインタフエ
ース5の回路図である。インタフエース1Aからの4本
のリード13AはそれぞれNORゲートN1〜N4に接
続される。第3図には6段の双安定素子B1〜B6から
なる同期カウンタも示されている。この双安定素子の各
段は第4図に示すような型のものである。このカウンタ
は、NANDゲート(NANDl)および(NAND2
)ならびに0Rゲート(01)なる帰還素子を有する。
NORゲート(N5)、インバータ(11)および(1
2)ならびに双安定回路B7はクロツク処理手段を形成
し、クロツクインタフエース5によつてリード20に与
えられるクロツク信号を処理する機能がある。なおリー
ド20のクロツク信号は本システムの他の個所にも供給
されている。回路B7は第5図に示す型のものである。
このカウンタはφと表示したクロツク入力によつてクロ
ックの供給を受け、計数をおこなう。
このカウンタの各除数に対応する4つの異なつた計数値
をデコード回路21Aを経由して各NORゲートN1〜
N4でモニタする。入力リード13Aのうちの1本が「
真」(「低」レベル)の信号であるとすれば、関連ゲー
トの出力は関連する計数値に到達するごとに「為」(「
高]レベル)になる。NORゲートN1〜N4の出力は
NORゲートN6の入力に接続されている。N6への「
為」の入力によつて「真」の出力が発生し、これはカウ
ンタのクリアCl入力に供給されてこのカウンタを復旧
させる。この「真」の出力はまたNORゲートN7を経
て分周器の出力を「為」とする。NORゲートN7はイ
ンバータ12からのクロツク信号によつてクロツクを供
給されている。本実施例ではゲートN2およびN3(ゲ
ートN8に接続されていない)は整数の除数52および
47の計数を検出する機能がある。ゲートN1およびN
4は57と42の計数を検出し、57および42の除数
の値を設定する。しかし、ゲートN1とN4の出力はN
ORゲートN8にも接続されていることに注意されたい
。除数値57又は42を検出してゲートN1とN4のい
ずれかの出力が高レベルとなるとそれに応動してゲート
N6の出力と同様ゲートN8の出力も低レベルとなる。
そして双安定回路B7の動作モードを変更する。この回
路B7がゲートN8から信号を受信すると、クロツク信
号を2つのパルスに分割する。こうするとデコードした
値より1だけ多く計数するだけである。しかしゲートN
8がこのように応動しない場合は、クロツクパルスが回
路B7で阻止されるので、分周器は1周期おきにのみ検
出された計数値より1だけ多い値で分周する。そこで、
平均的には必要な非整数値が得られる。分周器3Bは、
この経路では非整数分周が1つしか必要でないのでゲー
トN4だけがゲートN8に接続されている点で分周器3
Aと相違する。
このように分周器3Aでクロツク周波数559.7KH
zが分周されるが、その分周されたクロツクの周波数は
所望のトーン周波数の14倍である。これは後述するよ
うに次段の数値発生手段4Aにおいて分周クロツクパル
ス14個でトーン周波数の正弦波1サイクルを形成して
いるからである。分周器3Aの出力はリード21から数
値発生手段(4A、第6図)へ与えられるが、この数値
発生手段は第7図に示すタイプの5個の双安定回路から
なる。これらの双安定回路のうち4個のB8〜Bllで
同期カウンタを構成し、このカウンタに分周されたクロ
ツクがリード21によつて与えられる。第5番目の双安
定回路は、後述するように次段の比較器6Aの動作モー
ドを反転させる信号をリード24aと24bに発生する
ためのものである。この同期カウンタは分周されたクロ
ツクパルスの到来を計数して3ビツト信号を発生し、6
、3、1、0、1、3、6、・・・・・・・・・の順序
で出力している。従つて、リード22a,22b,22
cからなるリード22上の論理出力は、である。この数
列は第8図に示すように正弦波の1サイクルの半分を近
似している。この3ビツト信号出力はリード22で比較
器6Aに与えられ、ここでリード23に入力される擬似
ランダム雑音発生器8の出力と比較される。比較器6A
と雑音発生器8は双方ともクロツクインターフエース5
を経由してクロツクが与えられている。比較器6Aは、
リード24により印加される数値発生手段4Aからのモ
ード信号によつて制御され交互に2つのモードで動作す
る。比較器6Aにおいてクロックの到来時毎に数値発生
手段4Aからの3ビット信号と雑音発生器8からの4ビ
ツト信号とが比較され、第1の動作モードでは3ビツト
信号が4ビット信号より大きい場合出力パルスを発生し
、第2の動作モードでは3ビツト信号が4ビツト信号以
下の場合出力パルスを発生している。第10図に示す雑
音発生器8は、第11図に示すタイプの4個の双安定回
路からなるカウンタである。雑音発生器8のこのカウン
タはクロツクパルスの到来をOから15まで順番に計数
し、その反転出力を4ビツト出力として4本のリード2
3に出力する。この論理状態は、となり、15、7、1
1、3・・・・・・・・・8、O、・・・・・・・・・
といつた擬似ランダム数列が発生される。
(この反転手法による擬似ランダム数列は比較器6Aの
出力に適当な規則性を与えるものである。)この4ビツ
ト擬似ランダム数列と数値発生器4Aからの3ビツト信
号が比較器6Aで比較され、リード24上の信号が例え
ば24a−1、24b=0の時の動作モードでは3ビツ
ト信号が4ビツト擬似ランダム数列より大きい時に出力
パルスが発生される。そして3ビツト信号がある1つの
状態にある間に擬似ランダム数列が除数個(例えば52
個)だけ比較されることに注意されたい。例えば、3ビ
ツト信号が6のとき、擬似ランダム数列が011、2、
3、4、5の時出力パルスが生じ、3ビツト信号3のと
き擬似ランダム数列が011、2の時出力パルスが生ず
る。従つて、3ビツト信号1パルス中に3ビツト信号が
擬似ランダム数列より大きくなる回数、即ち出力パルス
の数の比は統計的に3ビツト信号6、3、1、0、1、
3、6に対して6、3、1、0) 1、3、6である。
従つて、パルス数密度変調された出力が得られる。これ
が積分されて正弦半波にシミユレートされる。残りの正
弦半波を生成するためには、数値発生手段4Aの第5の
双安定素子25(第6図)を反転させ、リード24上の
信号を例えば24a=0、24b=1として数値発生手
段4Aの1周期が終了すると比較器6Aの動作モードを
変更させ、3ビツト信号が擬似ランダム数列以下のとき
出力パルスを発生させるようにする。
例えば、3ビツト信号6のとき、擬似ランダム数列6、
7、8、9、10111、12、13、14、15の時
出力パルスが生ずる。従つて、3ビツト信号6、3、1
、0、1、3、6に対して16−6−101163=1
3、16−1=15、16−0=16、16−1−15
、16−3−13、16−6一10のパルス数の比が統
計的に得られる。この結果比較器6Aの出力における数
値発生手段4Aの出力である3ビツト信号2サイクルの
間に生ずるパルス数の比は6、3、1、0、1、3、6
、10、13、15、16、15、13、10となる。
このようにパルス数の密度変調された出力を積分すれば
所望のアナログ正弦波信号が作成される。波形合成回路
の周波数発生部Bも同様の機能を有する。
周波数発生部AおよびBからのパルスを出力ゲート回路
(9、第12図)にリード27Aおよび27Bからそれ
ぞれ入力する出力ゲート回路9は1/10割算カウンタ
(7、第12図)の出力にも接続されているが、1/1
0割算カウンタはリード20のクロツク信号でクロツク
を与えられている。
このカウンタ7は第11図に示す種類の4個の双安定回
路を有し、出力ゲート回路9は第13図に示す種類の双
安定回路28を有する。このカウンタ7は周波数発生部
AおよびBの出力間の相対レベルを3.5dB/6dB
入力端子の状態に従つて−3.5dBまたは−6dBf
)害拾に調整する機能を有する。1/10カウンタ7は
10進カウンタとしてクロツクパルスを計数してデュー
テイレシオ60%の矩形波を発生させている。
デューテイレシオ60%の矩形波とは、その1サイクル
期間において高レベルの状態が60%そして低レベルの
状態が40%の波形である。第12図で示されているよ
うにこのデユーテイレシオ60%の矩形波とリード27
A上のパルス列の論理積がとられると、リード27A上
のパルス列の60%がANDゲートを通過する。又、デ
ューテイレシオ60%の矩形波がインバータで反転され
てデユーテイレシオ40%の反転矩形波が得られ、この
反転距形波とリード27B上のパルス列の論理積がとら
れているので、リード27B上のパルス列の40%がA
NDゲートを通過する。2つのゲート信号としての矩形
波とその反転矩形波は一方が高レベルのとき必ず他方は
低レベルであるから、ANDゲートを通過するリード2
7Aと27B上のパルス列は交互に通過し、一本のリー
ドに重なることなく配置される。
そしてリード27A上のパルス列の通過する割合は60
%であるから3.5dB減衰しており、リード27B上
のパルス列の通過する割合は40%であるから−6dB
減衰しているので、出力レベルとして周波数発生部Aに
ついて−3,5dB、周波数発生部Bについて−6dB
の出力比となる。そして出力ゲート回路9の出力パルス
を外部で双極性フイルタまたは漏洩積分器(第14図、
29)によつて積分しアナログ出力が得られる。第14
図は第1図の集積回路30、セラミツク素子31および
キーボード32を示す。なお第14図でセラミツククリ
スタルは、クロツクパルス源として動作する同一基板上
の(オンチツプ)発振器と接続されているものとする。
しかしこの発振器はそれ以前の図面には示されていなか
つたが、当業者がこれまでに設計した適当な型のもので
あればよい。本発明にしたがつて、純粋にデイジタル的
手段を用いて周波数信号装置で用いられる2つの正弦波
を発生し混合することが可能となり、周囲環境(温度、
湿度)に安定な効果が得られる。
なお、本発明は統計的すなわちランダムまたは擬似ラン
ダム手段を用いて2つの正弦波を発生し混合している。
このことによる本発明の効果は2つある。第1に、統計
的装置の使用はデイジタル的に発生された信号の雑音成
分の周波数を高くするので、そのような雑音成分は簡単
なローバス・フイルタまたは積分器で容易に除去されう
る。第2に、統計的装置は、2つの信号のデイジタル的
混合のため2つの信号が同時的に互いに間に配置される
ことを容易にする。統計的装置の効果は混合されるべき
2つのデイジタル信号の間の特定の位相関係が誤まつた
回路動作をもたらすという危険を減じているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は波形合成回路のプロツク図、第2図は第1図の
プロツク1Aの詳細回路図、第3図は第1図のプロツク
3Aの詳細回路図、第4図および第5図は第3図の2個
の双安定回路の回路図、第6図は第1図のプロツク4A
の詳細回路図、第7図は第6図の双安定回路の回路図、
第8図はプロツク4Aの出力のアナログ表示を示す図、
第9図は第1図の回路のブロツク6Aの詳細回路図、第
10図は第1図のプロツク8の詳細回路図、第11図は
第10図の双安定回路の回路図、第12図は第1図のプ
ロツク7および9の詳細回路図、第13図は第12図の
双安定回路の回路図、および第14図は周波数合成回路
と他の素子との接続関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロック信号を受信する第1の入力手段、n個の周
    波数のうちのm個を指定するデータを受信する第2の入
    力手段、および第2の入力手段に接続されn個の周波数
    のうちのm個の周波数のそれぞれを合成するm個の経路
    とからなり、該経路のおのおのは第1の入力手段に接続
    されクロック信号を分周する分周手段を含み、その分周
    比は第2の入力手段で受信された前記データに応じて選
    択されているn者択m周波数信号方式用回路において;
    該分周手段の出力をそのパルス密度が該m個の周波数の
    それぞれに関連したアナログ信号の振幅レベルに統計的
    に対応する密度変調パルス列に変換する統計的変換手段
    、および該パルス列を時間的に交互に配置することによ
    つて混合する手段とを含むことを特徴とする回路。 2 特許請求の範囲第1項記載の回路において;前記混
    合手段は該パルス列を交互に配置する割合を変えられる
    ように調整可能であるn者択m周波数信号方式用回路。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の回路にお
    いて;前記分周手段はクロック周波数を非整数分周する
    手段を含むn者択m周波数信号方式用回路。 4 特許請求の範囲第1項または第2項記載の回路にお
    いて;前記統計的変換手段は、擬似ランダム雑音発生手
    段、各経路における各分周手段の出力で定まる周波数で
    所定の数値シーケンスを表わす信号を発生する数値発生
    手段、および各経路における該各数値発生手段で発生し
    た数値と該雑音発生手段の出力によつて表わされる数値
    とを比較して両数値間に所定の関係があるときはパルス
    を出力する比較手段とを含むn者択m周波数信号方式用
    回路。 5 特許請求の範囲第4項記載の回路において;前記分
    周手段はクロック周波数を非整数分周する手段を含むn
    者択m周波数信号方式用回路。 6 特許請求の範囲第5項記載の回路において;前記非
    整数分周する手段は平均値が非整数である2つの整数で
    交互に分周する手段を含むn者択m周波数信号方式用回
    路。 7 特許請求の範囲第6項記載の回路において;前記各
    分周手段は、クリア入力を有しクロックパルスを計数す
    るためのリセット可能なカウンタ、および所定の計数値
    を検出し前記クリア入力にクリアパルスを与えるための
    計数検出器とを含み、前記非整数分周手段は前記カウン
    タに供給されるクロックパルスの数をクリアパルス間の
    交互の周期で1だけ変化させる手段を含むn者択m周波
    数信号方式用回路。 8 特許請求の範囲第7項の回路において;前記各分周
    手段のカウンタは前記第1の入力手段からのクロックパ
    ルスを受信するクロック入力およびクリア入力を有する
    2進カウンタであり、前記計数検出器は前記カウンタの
    各計数値を検出するための論理ゲートを含み、該論理ゲ
    ートは入力を前記第2の入力手段に接続して前記複数の
    検出手段のうちの1つを前記第2の入力手段におけるデ
    ータにしたがつて付勢し、該論理ゲートの出力を前記ク
    リア入力に接続して、これによつて計数値を検出すると
    前記論理ゲートのうち付勢されたゲートによつて該カウ
    ンタをクリアしているn者択m周波数信号方式用回路。 9 特許請求の範囲第8項に記載の回路において;前記
    非整数分周手段は、前記第1の入力手段と前記クロック
    入力との間に接続され前記論理ゲートの幾つかからの出
    力に交互に応答して受信されたクロックパルスを2つの
    パルスに分周する手段とを含むことを特徴とするn者択
    m周波数信号方式用回路。 10 特許請求の範囲第8項または第9項記載の回路に
    おいて;各経路において前記数値発生手段は、関連する
    論理ゲートからパルスを受信するように接続されそして
    正弦波の半サイクルにしたがつて変化する2進符号化さ
    れた数列を出力するように構成された2進カウンタを含
    むn者択m周波数信号方式用回路。 11 特許請求の範囲第10項記載の回路において;各
    経路における前記比較手段は、前記数値発生手段からの
    数値用の入力および前記雑音発生手段からの数値用の入
    力を提供する論理素子の配列を含み、該配列は前記数値
    発生手段からの数値が前記雑音発生手段からの数値より
    も大きいときを検出する機能を有し、さらに前記比較手
    段は反転信号を受信すると前記配列の出力を反転する論
    理素子を含み、前記数値発生手段は前記数値発生手段か
    らの2進符号化された数値の各半サイクルの終端で前記
    反転信号を出力する段を有しているn者択m周波数信号
    方式用回路。
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