JPS5937429A

JPS5937429A - ノツクセンサ

Info

Publication number: JPS5937429A
Application number: JP14868282A
Authority: JP
Inventors: Juhei Takahashi; 寿平高橋
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-08-26
Filing date: 1982-08-26
Publication date: 1984-02-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はエンジンのノッキングの有無を判定し点火時期
制御を行うノックコントロールシステム用のノックセン
サに関するものである。

ノックコントロールシステムトハ、エンジンブロックの
振動を検出し、その振動波形よりノッキングの有無を判
定し、点火時期制御を行い、燃費を改善するシステムで
ある〇本発明はこのようなノックコントロールシステムにおけ
る振動ピックアップとして用いるノックセンサに関する
ものである。

従来例の構成とその問題点第１図は従来のノックセンサを示している。第１図にお
いて、１はエンジンへの取付用の突部２を有する踵０体
であり、この置体１の内側には穴３が形成されている。

４は下部が上記穴３内に挿入され、接着剤５で固定され
た支持台、６は絶縁筒３　ベー〉゛である。７は金属製の振動板であり、この振動板７の中
央が上記支持台４の−Ｌ面に固定されている。

８は振動板７の他面に固定された圧電セラミックである
。９はコネクタ筐体であり、このコネクタ１体９内の仕
切部にターミナル１０１１１が固定されている。１２．
１３はそれぞれターミナル１１と圧電セラミック８の一
方の電極、およびターミナル１０と振動板７とを接続す
る細線である。

上記コネクタ１体９の一端部は、前記筐体１内に挿入さ
れ、筐体１の上縁を内側に折曲ることにょシ、コネクタ
座体９は筐体１に固定される・１４はシール用のＯＩＪ
ソングある。

第１図に示すノックセンサは筐体１の突部２をエンジン
に固定して使用するものであり、エンジンの振動がノッ
クセンサに伝わり、振動板７および圧電セラミック８が
振動する結果、圧電セラミック８の電極間に振動に応じ
た電気信号が発生する。この電気信号がターミナル１０
，１１を介して取り出されるものである。

しかしながら、上記従来のノックセンサにおいＣば、コ
ネクタ皮体９に固定されたターミナル１０．１１と、惺
体１側に固定支持された圧電セラミック８、振動板７と
を細線１２．１３で接続した後に、コネクタ１体９と筐
体１とを嵌合し、固定しなければならないため、細線１
２．１３の長さを長くする必要があった。とのために、
エン１２．１３の絶縁被覆が取れ、ショートする欠点が
あった。また、従来のノックセンサにおいては付加質量
となる支持台４が振動板７の後面にあるため、付加質量
を切削して共振周波数を調整する調整作業が困難である
欠点があった。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を除去するものであり、圧電セ
ラミックとターミナルとを接続する細線を短くすること
ができ、ショートすることがなくなり、また共振周波数
の調整作業が容易に行なえるノックセンサを提供するこ
とを目的とするものである。

５ベーン゛発明の構成本発明は４１体とは別個に支持台を設け、この支持台に
振動板および圧電セラミックを支持することによシ、前
記目的を達成するものである。

実施例の説明以下に本発明の一実施例について第２図、第３図ととも
に説明する。

第２図、第３図において、１５はエンジンへの取付用の
突部１６が形成された金属製の１体であり、この筐体１
５内に段部１７が形成されている・１８は片面中央に突
起１８ａが一体に形成された板１９の中央には凸部が形
成され、この凸部が突起１８ａに溶接により固定される
。２０は両面に焼付により銀電極が形成された圧電セラ
ミックであシ、この圧電セラミック２０は上記振動板１
９に接着される。２１は振動板１９の他面に固定された
環状の付加質量、２２は一端が圧電セラミック２０の一
方の銀電極に接続された細線であり、６ページこの細線２２の途中は、圧電セラミック２ｏの側部およ
び付加質量２１の側面に接着剤２３で保持されている。

２４はターミナル２５が内蔵されたコネクタユニットで
あシ、ターミナル２５の一部はコネクタユニット２４の
下端面より下方に突出している。コネクタユニット２４
の下端面より突出したター之ナル２５の一部は前記支持
台１８の貫通孔１８ｂ内に挿入され、その先端部に前記
細線２２が接続される。２６は支持台１８の貫通孔１８
ｂ内に充填された絶縁シール材である。上記支持台１８
は最終的には筐体１５０段部１７に溶接等により固定さ
れる。２７はＯリング、２８は環状板であり、筐体１５
の上縁を内側に折り曲げることにより、コネクタユニッ
ト２４”と１体１５とが一体化されるものである。

第４図は上記実施例の感度周波数特性を示している。こ
の種のノックセンサに望まれる特性は感度（出力電圧）
が高く、かつ３ｄＢダウンの周波数帯域が広いこと（応
答性が良いこと、共振の尖鋭度Ｑが小さいことと同一）
であり、これらの特性７ベー：ノを得るためには、（５）圧電セラミックの容積を大きくすること。

（Ｂ）　　振動系（圧電セラミック＋振動板）の厚さが
大きいこと。

（Ｃ）　　静電容量（Ｃｏ）を大きくすること。

が必要であり、このために前記実施例では、（ａ）圧電
セラミック２０の寸法を直径１５〜２５　（陥）、厚さ
く１）を０．４〜］、　Ｏ（ｍ）とし、かツ（ｂ）振動
板１９の厚さを０．２５〜０．５　（７１１ｍ）として
いる。

本実施例は上記のような構成であり、センサの組立の大
部分はコネクタユニット２４側で行なえるため、圧電セ
ラミック２０とターミナル２５とを接続するリード線（
細線、金属箔など）の長さを短くすることができ、従来
例のようにショートすることがなくなる。また、付加質
量２１を切削して共振周波数を調整する作業が容易に行
なえるものである。

発明の効果本発明は上記のような構成であり、本発明によれば、圧
電セラミックとターミナルとを接続するリード線を最小
限に短くすることができ、リード線の振動によりショー
トすることが防止できるものである。まだ、付加質量を
振動板に取付け、この付加質量を切削することにより共
振周波数を調整する場合には、調整作業が容易となるも
のである０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のノックセンサの断面図、第２図は本発明
の一実施例におけるノックセンサの断面図、第３図は同
ノックセンサの上面図、第４図は同ノックセンサの上面
図である。１５・・・筐体、１６・・・突部、１７・・・段部、１
８・・・支持台、１８ａ・・突起、１８ｂ・・・貫通孔
、１９・・・振動板、２０・・・圧電セラミック、２１
・・・付加質量、２２・・・細線、２３・・・接着剤、
２４・・・コネクタユニット、２５・・ターミナル、２
６・・・絶縁シール材、２７・・・０リング、２８・・
・環状板。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｑつ区　　　　　　　　　　　　−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　ターミナルが設けられたコネクタユニットと
、中央に突起が設けられ上記コネクタユニットの一端部
側に配置された支持台と、中央部が上記支持台の突起に
支持された振動板と、この振動板に貼り合わされた圧電
セラミックと、この圧電セラミックの電極と上記ターミ
ナルとを接続するリード線と、エンジンへの取付部を有
し、上記支持台およびコネクタユニットが固定される遺
体とを具備してなるノックセンサ。
（２）直径が１５〜２５ｍｍ、厚さが０．４〜１陥の圧
電セラミックを用いた特許請求の範囲第１項記載のノッ
クセンサ。
（３）片面に共振用周波数調整用の環状の伺加質量が取
付けられた振動板を用いた特許請求の範囲第１項記載の
ノックセンサ。
（４）中央に凸部が形成された平板状の振動板の２ペー
ジ上記凸部を支持台の突起に溶接してなる特許請求の範囲
第１項記載のノックセンサ。