JPH0636640B2 - 圧電型マイクロホン - Google Patents

圧電型マイクロホン

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Publication number
JPH0636640B2
JPH0636640B2 JP60139453A JP13945385A JPH0636640B2 JP H0636640 B2 JPH0636640 B2 JP H0636640B2 JP 60139453 A JP60139453 A JP 60139453A JP 13945385 A JP13945385 A JP 13945385A JP H0636640 B2 JPH0636640 B2 JP H0636640B2
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JP
Japan
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insulator
circuit board
piezoelectric
impedance conversion
printed circuit
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JP60139453A
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JPS62200A (ja
Inventor
功修 安野
豊 青葉
和彦 梶原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インピーダンス変換回路を有する、圧電型マ
イクロホンで音響抵抗を最も効果的にバラツキなく実現
した構造の圧電型マイクロホンに関する。
従来の技術 第2図は、従来の圧電型マイクロホンの構成を示してい
る。第2図において、1は金属振動板、2は圧電素子円
板で、そのA部分を拡大して第3図に示す様に、金属振
動板1に、接着剤15によって、金属電極17を介して、圧
電素子部16を接着固定している。7はインピーダンス変
換用回路素子で、19は、その出力端子でプリント基板4
の回路側から外へ出力を取り出すようにしている。又、
3′は絶縁体でプリント基板4と共に、背気室9を構成
し、プリント基板4の背穴20及び、音響抵抗材21を有
し、ケース8で全体がかしめ固定されている。
次に上記従来例の動作について説明する。音孔11を経て
金属振動板1に音厚Pが加わることにより、たわみ振動
が発生し、径方向の力−電気変換により、圧電素子円板
2の両金属電極17の間に電圧が発生する。電気的には、
一方の電極からリード線18を介してインピーダンス変換
回路素子7の入力へ、他方の電極からは、ケース8を介
してアースへ接続され、インピーダンス変換出力を端子
19に導出している。音響的には、金属振動板1及び圧電
素子円板2の共振特性を、背気室9及び背穴20、音響抵
抗材21により、適当に制動することにより、平坦な周波
数特性を得ていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の圧電型マイクロホンでは、背
気室側に、インピーダンス変換回路素子があるために、
以下の様な問題点があった。
i)電気回路素子の大きさによる、薄型化への弊害と容
積バラツキ等により一様な音響特性を得ることが困難で
ある。
ii)背気室側からの端子導出が必須で、空気漏れ不良が
発生しやすく、低域周波数特性が一様に得られない。
iii)背穴からのリークに際しての制動に、面布等の音
響抵抗材を使用せざるを得ないため、高域周波数特性が
一様に得られない。
本発明は、この様な従来の問題を解決するものであり、
一様な感度周波数特性を得ることができる、優れた圧電
型マイクロホンを提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、インピーダンス変
換用の回路素子を絶縁体の下面側に固定したプリント基
板に設け、かつ絶縁体とプリント基板で形成する細隙で
音響抵抗を形成させるようにしたものである。
作用 したがって、背気室が一定の容積で構成でき、しかもバ
ラツキのない音響抵抗が得られるものである。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。
第1図に於いて、1は金属振動板、2は圧電素子円板、
3は筒部3a、平面部3bを有する絶縁体で、バネ端子
5は、プリント基板4と共に、リベット6で、絶縁体3
の平面部3bにカシメ固定され、プリント基板4は筒部
3aの下部に位置している。インピーダンス変換用回路
素子7は、プリント基板4上にディスクリート、あるい
は、チップ工法等で構成されており、全体をケース8で
カシメ固定している。次に上記実施例の動作について説
明する。上記実施例において、金属振動板1に音圧が加
わると、たわみ振動が発生し、径方向の力−電気変換に
よって、圧電素子円板2に両側電極に電圧が発生する。
一方は金属振動板1からケース8を介して、プリント基
板外周パターン14より、プリント基板4上へ導出され
る。他方は、バネ端子5、リベット6を介してプリント
基板4上のパターンへ導出され、プリント基板4上のイ
ンピーダンス変換回路素子7へ入力され、プリント基板
4上で変換出力が得られることになる。この場合、音響
特性は、金属振動板1と圧電素子、円板2の共振特性
を、背気室9から絶縁体3の平面部3bに設けた穴10を
介して絶縁体3の平面部3bとプリント基板4と筒部3
aの一部で形成される細隙12及びプリント基板4の穴13
の音響抵抗で制動し、平坦な周波数応答特性を得る。
このように、上記実施例によれば、インピーダンス変換
回路素子7が外部に配置されているので、背気室9を一
定に保ち、かつ絶縁体3とプリント基板4との細隙12を
音響抵抗として利用できるため、構造の簡略化及び一様
な製品性能を実現することができるという利点を有す
る。また上記実施例によれば、構造の簡略化、一様な製
品性能を期待できるから、工数低減が計れ、ローコスト
化、量産性に優れた効果を有する。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、インピーダ
ンス変換用回路素子を、マイクロホンに一体に構成され
たプリント基板の外側にて構成したものであり、背気室
を一定に、かつ一定の音響抵抗を実現できるという利点
を有する。そして更に、音響抵抗を既存の部分で構成で
きるため、部品点数削減の効果もあり、構造を簡略化で
き、製品性能のバラツキが少ないため、ローコストにて
量産できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における、圧電型マイクロホ
ンの断面図、第2図は従来の圧電型マイクロホンの断面
図、第3図は第2図の一部拡大図である。 1……金属振動板、2……圧電素子円板、3……絶縁
体、3a……筒部、3b……平面部、4……プリント基
板、5……バネ端子、6……リベット、7……インピー
ダンス変換回路素子、8……ケース、12……細隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−159099(JP,U) 実開 昭56−102598(JP,U) 特公 昭51−26067(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電バイモルフ振動板を筒部及び平面部を
    有する絶縁体の上記筒部の上面側に固定し、背気室を構
    成させ、上記絶縁体の筒部下面側にプリント基板を上記
    圧電バイモルフ振動板の片面を付勢するバネ端子と共に
    リベットで固定し、上記絶縁体とで音響抵抗となる細隙
    を形成し、かつ上記はプリント基板の上記細隙と反対側
    面にインピーダンス変換用の回路素子を設けてなる圧電
    型マイクロホン。
JP60139453A 1985-06-26 1985-06-26 圧電型マイクロホン Expired - Lifetime JPH0636640B2 (ja)

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JP60139453A JPH0636640B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 圧電型マイクロホン

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JP60139453A JPH0636640B2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 圧電型マイクロホン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200A JPS62200A (ja) 1987-01-06
JPH0636640B2 true JPH0636640B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=15245562

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125500U (ja) * 1987-02-09 1988-08-16
EP0710822B1 (fr) * 1994-11-04 1999-02-10 Sagem Sa Capteur de vibrations piézoélectrique
US6067363A (en) 1996-06-03 2000-05-23 Ericsson Inc. Audio A/D convertor using frequency modulation

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126067A (ja) * 1974-08-27 1976-03-03 Citizen Watch Co Ltd
JPS5924237Y2 (ja) * 1980-01-08 1984-07-18 株式会社大興電機製作所 圧電形変換器
JPS59159099U (ja) * 1983-04-11 1984-10-25 株式会社 大興電機製作所 圧電変換器

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JPS62200A (ja) 1987-01-06

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