JPS5936721Y2 - アクチュエ−タの制御装置 - Google Patents
アクチュエ−タの制御装置Info
- Publication number
- JPS5936721Y2 JPS5936721Y2 JP1346881U JP1346881U JPS5936721Y2 JP S5936721 Y2 JPS5936721 Y2 JP S5936721Y2 JP 1346881 U JP1346881 U JP 1346881U JP 1346881 U JP1346881 U JP 1346881U JP S5936721 Y2 JPS5936721 Y2 JP S5936721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- spool
- pair
- spool hole
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は空気圧によって操作されるシリンダ等のアクチ
ュエータの制御装置に関する。
ュエータの制御装置に関する。
従来車輌の自動ドア開閉用のアクチュエータ等を制御す
るのに電磁弁によって遠隔的な制御がされるが、同時に
、手動操作によって随意にドア開閉制御できるように手
動操作弁を併設している。
るのに電磁弁によって遠隔的な制御がされるが、同時に
、手動操作によって随意にドア開閉制御できるように手
動操作弁を併設している。
ところが、この種の制御装置ではドアを手動操作する際
にはアクチュエータ内の操作空気圧は全て排気される構
成であるので、自動切換(制御)回路から手動回路に切
替えた後、ドアを開くなどによりアクチュエータの位置
を任意の状態にしておき、再び手動操作弁を操作して手
動回路から自動回路に切替えると、アクチュエータには
急激に空気圧が導入されて、いわゆるピストンロッドの
飛び出しを生起して危険であった。
にはアクチュエータ内の操作空気圧は全て排気される構
成であるので、自動切換(制御)回路から手動回路に切
替えた後、ドアを開くなどによりアクチュエータの位置
を任意の状態にしておき、再び手動操作弁を操作して手
動回路から自動回路に切替えると、アクチュエータには
急激に空気圧が導入されて、いわゆるピストンロッドの
飛び出しを生起して危険であった。
したがって本考案の目的は電磁弁と手動操作弁とを併設
する装置において、手動回路から自動回路に切り換えた
ときでもアクチュエータが急激に動作しないようにした
制御装置を提供することにある。
する装置において、手動回路から自動回路に切り換えた
ときでもアクチュエータが急激に動作しないようにした
制御装置を提供することにある。
本考案のアクチュエータ制御装置は、スプール穴、該ス
プール穴の軸方向に隔てた位置において該スプール穴と
通じる一対の通孔および該対の通孔の間で該スプール穴
と通じる圧力導入ポートが形成された本体と該スプール
穴内に移動可能に挿入されかつ端部に手動操作用取手が
形成されたスプールとを有する手動操作弁と、該圧力導
入ポーI・および通孔に接続され該圧力ポートと通孔と
の連通を選択的に切り換える電磁切換弁と、を備え、該
本体には該圧力導入孔と通孔との間において該スプール
穴と通じかつ制御すべきアクチュエータに接続される一
対のポートが形成され、該スプールには軸方向長さが該
対のポートの間隔よりもわずかに小さなかつ該スプール
穴を軸方向に仕切る大径部が形成され、該大径部により
該対の通孔のいずれか一方とスプール穴との連通を選択
的に阻止できるように構成されている。
プール穴の軸方向に隔てた位置において該スプール穴と
通じる一対の通孔および該対の通孔の間で該スプール穴
と通じる圧力導入ポートが形成された本体と該スプール
穴内に移動可能に挿入されかつ端部に手動操作用取手が
形成されたスプールとを有する手動操作弁と、該圧力導
入ポーI・および通孔に接続され該圧力ポートと通孔と
の連通を選択的に切り換える電磁切換弁と、を備え、該
本体には該圧力導入孔と通孔との間において該スプール
穴と通じかつ制御すべきアクチュエータに接続される一
対のポートが形成され、該スプールには軸方向長さが該
対のポートの間隔よりもわずかに小さなかつ該スプール
穴を軸方向に仕切る大径部が形成され、該大径部により
該対の通孔のいずれか一方とスプール穴との連通を選択
的に阻止できるように構成されている。
以下、図面を参照して本考案の実施例につき説明する。
図において、本実施例によるアクチュエータ制御装置1
は互いに隣接して接続された手動操作弁2と電磁切換弁
4とに大別される。
は互いに隣接して接続された手動操作弁2と電磁切換弁
4とに大別される。
手動操作弁2はスプール穴21を有する本体20とその
スプール穴21内に移動可能に挿入されていて両端に手
動操作用取手31.32が設けられたスプール30とを
有している。
スプール穴21内に移動可能に挿入されていて両端に手
動操作用取手31.32が設けられたスプール30とを
有している。
本体にはスプール穴21とそのほぼ中央で連通ずるとと
もに本体上面に開口する圧力導入ポート22と、圧力導
入ポート22の両側においてスプール穴21と連通する
と共に本体上面に開口する一対の通孔23.24と、圧
力導入ポート22と通孔23゜24との間においてスプ
ール穴21と連通ずる一対のアクチュエータ接続ポー)
25.26と、排気ポー) 27.28とが形成され
ている。
もに本体上面に開口する圧力導入ポート22と、圧力導
入ポート22の両側においてスプール穴21と連通する
と共に本体上面に開口する一対の通孔23.24と、圧
力導入ポート22と通孔23゜24との間においてスプ
ール穴21と連通ずる一対のアクチュエータ接続ポー)
25.26と、排気ポー) 27.28とが形成され
ている。
スプール30には環状溝33.34により隔てられた大
径部35.36.37が形成され、図の状態で、通孔2
3とポート25及び通孔24とポート26とをそれぞれ
接続している。
径部35.36.37が形成され、図の状態で、通孔2
3とポート25及び通孔24とポート26とをそれぞれ
接続している。
これに対し、取手32を左方に(図において)押圧操作
すると大径部36.37は通孔23.24をそれぞれ閉
鎖すると共に、圧力導入ポート22をポー) 25.2
6にそれぞれ互に連通ずる。
すると大径部36.37は通孔23.24をそれぞれ閉
鎖すると共に、圧力導入ポート22をポー) 25.2
6にそれぞれ互に連通ずる。
電磁切換弁4はスプール形切換弁40と、パイロット電
磁弁50とを有している。
磁弁50とを有している。
スプール形切換弁40は、本体41内に挿入されたスリ
ーブ42と、そのスリーブ42の両端において本体内に
嵌入しである径の異なるシリンダ部材43、44と、ス
リーブ42内に軸方向に移動可能に挿入されたスプール
45とシリンダ部材43.44内にそれぞれ移動可能に
挿入されたピストン46.47とを有している。
ーブ42と、そのスリーブ42の両端において本体内に
嵌入しである径の異なるシリンダ部材43、44と、ス
リーブ42内に軸方向に移動可能に挿入されたスプール
45とシリンダ部材43.44内にそれぞれ移動可能に
挿入されたピストン46.47とを有している。
スプール45は環状溝451によって隔てられた三つの
大径部452がスリーブ面と摺接するようになし、この
スプール45の両側に前記ピストン46゜47を当接さ
せてそのピストンによりスプールを移動するようにしで
ある。
大径部452がスリーブ面と摺接するようになし、この
スプール45の両側に前記ピストン46゜47を当接さ
せてそのピストンによりスプールを移動するようにしで
ある。
シリンダ部材43.44内は、本体両端のキャップ48
.49に形成された通孔480、490及び本体上部に
形成された通孔410.411を介してパイロット電磁
弁50の通孔と連通している。
.49に形成された通孔480、490及び本体上部に
形成された通孔410.411を介してパイロット電磁
弁50の通孔と連通している。
ピストンは、一方(左側)のピストン46よりも他方(
右側)のピストン47の方が断面積を小さくしであるの
で、小径の右側のシリンダ部材44内に圧縮空気が供給
され、左側の大径シリンダ部材43内が排気されると、
スプール45は左側に移動させられる。
右側)のピストン47の方が断面積を小さくしであるの
で、小径の右側のシリンダ部材44内に圧縮空気が供給
され、左側の大径シリンダ部材43内が排気されると、
スプール45は左側に移動させられる。
左右両側のシリンダ部材内に給気されると、大径ピスト
ン46の押圧力が大きくなるため、スプールは右側へ移
動させられる。
ン46の押圧力が大きくなるため、スプールは右側へ移
動させられる。
このように、ビス1ヘン46.47に作用する流体を制
御することにより、スプール45は往復駆動され、それ
によって隣接して接続されている手動操作弁の圧力導入
ポート、通孔及び排気ポート間の連通を切換制御するよ
うになっている。
御することにより、スプール45は往復駆動され、それ
によって隣接して接続されている手動操作弁の圧力導入
ポート、通孔及び排気ポート間の連通を切換制御するよ
うになっている。
パイロワ1〜電磁弁50は、電磁コイル51と、鉄心5
2と、プランジャ(可動鉄心)53と、ばね54と、弁
室55.56及び、第1、第2、第3及び第4の通孔5
7.58.59及び60を有し、コイル51の非通電時
には通孔57と58とのみが連通されているがコイル通
電してプランジャを吸引することにより、プランジャが
弁座55と離れ弁座56と係合すると第1〜第3の通孔
が互に連通される。
2と、プランジャ(可動鉄心)53と、ばね54と、弁
室55.56及び、第1、第2、第3及び第4の通孔5
7.58.59及び60を有し、コイル51の非通電時
には通孔57と58とのみが連通されているがコイル通
電してプランジャを吸引することにより、プランジャが
弁座55と離れ弁座56と係合すると第1〜第3の通孔
が互に連通される。
なお、コイル非通電時には通孔59と60がプランジャ
室を介して連通されている。
室を介して連通されている。
又、通孔60は大気に開放されている。
上記構成において、手動操作弁2を図の状態にしておき
、パイロット電磁弁のコイル51に通電しないときは、
圧力導入ポート22から供給された空気圧はスプール型
切換弁40、通孔24を介してポート26に達し、シリ
ンダ7のシリンダ室71内に入りピストン73を図にお
いて左方向に押圧する。
、パイロット電磁弁のコイル51に通電しないときは、
圧力導入ポート22から供給された空気圧はスプール型
切換弁40、通孔24を介してポート26に達し、シリ
ンダ7のシリンダ室71内に入りピストン73を図にお
いて左方向に押圧する。
シリンダの他方のシリンダ室72はポート25が通孔2
3を介して排気ポート27に連通ずることにより排気さ
れる。
3を介して排気ポート27に連通ずることにより排気さ
れる。
次にコイル51に通電しプランジャ53を吸引して弁座
56を閉じるとともに弁座55を開くと、スプール45
は図において右方向に移動され、これにより、ポート2
6が排気ポート28に接続されるとともに、ポート25
はポート23を介して圧力導入ポート22と接続されて
圧力空気が供給される。
56を閉じるとともに弁座55を開くと、スプール45
は図において右方向に移動され、これにより、ポート2
6が排気ポート28に接続されるとともに、ポート25
はポート23を介して圧力導入ポート22と接続されて
圧力空気が供給される。
このため、今度はシリンダ室72内に圧力空気が供給さ
れてシリンダピストン73は図において右方向に移動さ
れる。
れてシリンダピストン73は図において右方向に移動さ
れる。
手動操作弁を操作して通孔23又は24を閉鎖すると共
に、ポー1−25.26に圧力導入ポート22からの圧
力空気を導入すると、ピストン73の両端面には等しい
圧力が作用して推力を生じない。
に、ポー1−25.26に圧力導入ポート22からの圧
力空気を導入すると、ピストン73の両端面には等しい
圧力が作用して推力を生じない。
したがって、ピストンロッド74を任意の位置に移動で
き、ロッド先端に自動ドアが取付けられているときはド
アを手で開くことができる。
き、ロッド先端に自動ドアが取付けられているときはド
アを手で開くことができる。
この状態で圧力導入ポート22への圧力空気の供給を断
続してもピストン73には何ら推力を生せず、安全であ
る。
続してもピストン73には何ら推力を生せず、安全であ
る。
また、手動操作弁を図の位置に復帰させると、スプール
形切換弁40のスプールの位置に応じてピストン73は
駆動されるが、ピストンの両端面にはそれまで空気圧力
が作用しており、その残在空気圧がピストンの暴走を仰
えるので、ピストンロッド74が急に飛び出すことがな
い。
形切換弁40のスプールの位置に応じてピストン73は
駆動されるが、ピストンの両端面にはそれまで空気圧力
が作用しており、その残在空気圧がピストンの暴走を仰
えるので、ピストンロッド74が急に飛び出すことがな
い。
このように、本考案によればピストンロッドの飛び出し
のない安全な制御装置が得られる。
のない安全な制御装置が得られる。
又、本装置は複雑な配管を要しないので小形化でき実用
性が高い。
性が高い。
図は本考案によるアクチュエータ制御装置の断面図であ
る。 1:アクチュエータ制御装置、2:手動操作弁、21ニ
スプール穴、22:圧力導入ポート、23,24:通孔
、25,26:アクチュエータ接続ポート、30ニスプ
ール、4:電磁切換弁。
る。 1:アクチュエータ制御装置、2:手動操作弁、21ニ
スプール穴、22:圧力導入ポート、23,24:通孔
、25,26:アクチュエータ接続ポート、30ニスプ
ール、4:電磁切換弁。
Claims (1)
- スプール穴、該スプール穴の軸方向に隔てた位置におい
て該スプール穴と通じる一対の通孔および該対の通孔の
間で該スプール穴と通じる圧力導入ポートが形成された
本体と該スプール穴内に移動可能に挿入されかつ端部に
手動操作用取手が形成されたスプールとを有する手動操
作弁と、該圧力導入ポートおよび通孔に接続され該圧力
ポートと通孔との連通を選択的に切り換える電磁切換弁
と、を備え、該本体には該圧力導入孔と通孔との間にお
いて該スプール穴と通じかつ制御すべきアクチュエータ
に接続される一対のポートが形成され、該スプールには
軸方向長さが該対のポートの間隔よりもわずかに小さな
かつ該スプール穴を軸方向に仕切る大径部が形成され、
該大径部により該対の通孔のいずれか一方とスプール穴
との連通を選択的に阻止できるように構成したことを特
徴としたアクチュエータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1346881U JPS5936721Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | アクチュエ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1346881U JPS5936721Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | アクチュエ−タの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57126601U JPS57126601U (ja) | 1982-08-06 |
JPS5936721Y2 true JPS5936721Y2 (ja) | 1984-10-11 |
Family
ID=29811544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1346881U Expired JPS5936721Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | アクチュエ−タの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936721Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-02 JP JP1346881U patent/JPS5936721Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57126601U (ja) | 1982-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3853700B2 (ja) | 電磁弁 | |
JPS5936721Y2 (ja) | アクチュエ−タの制御装置 | |
JP2544693Y2 (ja) | 安全制御装置 | |
CN2095974U (zh) | 一种二位阀体 | |
JPH0245569Y2 (ja) | ||
JPH0544625Y2 (ja) | ||
JPS6136575A (ja) | 手動―電磁操作機構を備えた方向切換弁を複数個用いた油圧回路 | |
JPS644969U (ja) | ||
JPH0341183Y2 (ja) | ||
JPS6114644Y2 (ja) | ||
JPS6196272A (ja) | 方向切換弁 | |
JPS62127583A (ja) | ダイアフラム型パイロツト操作方向切換弁 | |
JPS623585Y2 (ja) | ||
JPH0587302U (ja) | 安全電磁弁 | |
JPH0531283Y2 (ja) | ||
JPS603260Y2 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
JPH0483982A (ja) | 電磁弁 | |
JPS6225582Y2 (ja) | ||
JP2502482Y2 (ja) | 安全電磁弁 | |
JPS5821921Y2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JPS58131406A (ja) | 圧縮空気作動アクチユエ−タの制御装置 | |
JPH0369764U (ja) | ||
JPH017901Y2 (ja) | ||
JP2518052Y2 (ja) | 安全電磁弁 | |
JPH0142699Y2 (ja) |