JPS6225582Y2 - - Google Patents

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JPS6225582Y2
JPS6225582Y2 JP1979034742U JP3474279U JPS6225582Y2 JP S6225582 Y2 JPS6225582 Y2 JP S6225582Y2 JP 1979034742 U JP1979034742 U JP 1979034742U JP 3474279 U JP3474279 U JP 3474279U JP S6225582 Y2 JPS6225582 Y2 JP S6225582Y2
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JP
Japan
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valve
pressure
switching
mechanical
cylinder
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JP1979034742U
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JPS55134566U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直動型緊急安全弁に関するもので
ある。
原油等の移送においては、その安全を保全する
ために移送管路中に緊急遮断弁を設けて移送管の
亀裂や火災等の緊急時に緊急遮断弁を閉じている
が、このとき、管内の圧力は異常に高圧となる。
異常高圧を防止するために、ポンプの吐出側と吸
込側とに連通するバイパス管路を設け、その管路
中に吐出側の異常高圧を検出して開く安全弁を設
けている。従来の一例をあげれば、本出願人によ
つて提案された実開昭52−16630号公報に記載さ
れたようなものがある。すなわち、吐出側の異常
高圧を検出してバイパス管路を連通状態にしてそ
の異常高圧を解消する優れた機能を有するもので
ある。しかしながら、弁体切換を行なうスプール
バルブは安全弁内に設けられた可動部分に係合し
て切換動作を行なう構造であるため、その動作調
整を行なうことが難かしいと云う欠点を有してい
る。また、スプールバルブもそれ一個によつて複
雑な切換動作のすべてを行なわなければならない
ため、その構造は複雑であり、市販の簡単なスプ
ールバルブを用いることはできないものである。
この考案は上述のような点に鑑みなされたもの
で、制御機器が簡単で動作が確実な直動型緊急安
全弁をうることを目的とするものである。
この考案は、ポンプの吐出側と吸込側とに連通
する令バイパス管路とシリンダとが形成された弁
本体を設け、この弁本体に前記ポンプの吐出圧の
上昇により前記バイパス管路を開く弁と前記シリ
ンダを摺動するピストンとをロツドにより連結し
つつ設け、前記シリンダに空気供給源の圧力を閉
弁管路を介して前記ピストンが前記弁とともに閉
じる方向に供給し又は開弁管路を介してそのピス
トンが弁とともに開く方向に供給する切換弁を設
け、前記シリンダに前記ピストンの開弁方向の動
作時に高まる背圧を大気に排気させる急速排気弁
を接続し、それぞれ入力側が前記空気供給源に接
続されて前記空気供給源の圧力を前記切換弁にそ
の切換駆動力として付与する手動用のリセツトバ
ルブとメカニカルバルブとを設け、前記メカニカ
ルバルブを前記弁本体の外部に設け、前記ロツド
を前記弁本体から突出させてその突出部に前記メ
カニカルバルブを切換える作動部を設けたことを
特徴とするものである。したがつて、空気供給源
の一定圧力を閉弁管路を介してシリンダに供給し
てバイパス管路を閉じ、通常の移送状態に維持す
るが、吐出側の圧力が異常に上昇すると弁がピス
トン及びロツドとともに開放方向へスライドし、
吐出側の圧力をバイパス管路から吸込側に還流さ
せ、このとき、シリンダの背圧は急速排気弁から
大気に放出され、さらに、このときのロツドの動
作によりメカニカルバルブを連動して切換えさ
せ、メカニカルバルブの切換えとともなう切換弁
の動作により開弁管路から空気供給源の圧力を供
給し、したがつて、開弁動作を速やかに行わせ、
異常高圧を早急に解消し安全を図ることができ、
さらに、切換弁を切換えるメカニカルバルブとこ
のメカニカルバルブを切換える作動部とは弁本体
の外部に設けられているため、組立及び調整をき
わめて容易に行うことができ、さらに、異常高圧
を解消した場合には、リセツトバルブを操作する
だけで切換弁を切換え、ピストンと弁とを閉じる
方向へ動作させることができ、このときのロツド
の動作によりメカニカルバルブを切換えてリセツ
トバルブから手を離しても切換弁をメカニカルバ
ルブにより閉弁管路が接続されて閉弁状態に維持
することができ、これらの切換弁、メカニカルバ
ルブ、リセツトバルブはそれぞれ切換動作が単純
であるため市販の普及品を用いて簡単に製作しう
るように構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。1はポンプで、このポンプ1の吸込側2と吐
出側3とには移送管4,5が接続されている。6
は弁本体で、この弁本体6は移送管5に接続され
る接続管7と他の接続管8を介して移送管4に接
続される接続管9とを有している。これらの接続
管7,8,9によりバイパス管路10が形成され
ている。前記弁本体6にはピストン11が設けら
れたシリンダ12が形成され、このピストン11
と前記バイパス管路10に形成した弁座13を閉
止する弁14とはロツド15により連結されてい
る。このロツド15の一端は弁本体6から突出
し、その突出部には斜面16を有する作動部17
が設けられている。
ついで、空気供給源18に接続された切換弁1
9とメカニカルバルブ20とリセツトバルブ21
と手動用バルブ22とが設けられている。切換弁
19の一方のポートは開弁管路23により前記シ
リンダ12の下部に接続され、他方のポートは閉
弁管路24によりシリンダ12の上部に接続され
ている。この閉弁管路24には圧力調節自在の減
圧弁25と急速排気弁26とが接続されている。
前記リセツトバルブ21は押釦27を有してお
り、またその出力ポートと前記メカニカルバルブ
20の出力ポートとは前記切換弁19に切換駆動
力を付与すべくその切換弁19のスプール部に接
続されている。また、前記手動用バルブ22も押
釦28を有しており、また、その出力ポートには
その出力ポートからの圧力を切換駆動として前記
メカニカルバルブ20と前記切換弁19との間を
遮断する切換弁29が接続されている。
このような構成において、原油等を移送管4,
5で送る場合はバイパス管路10を閉じる。すな
わち、リセツトバルブ21の押釦27を押すと空
気供給源18からの圧力は切換駆動力として切換
弁19に作用し、切換弁19は開弁管路23を遮
断し閉弁管路24を接続状態にする。すなわち、
空気供給源18の出力は減圧弁25によりP2なる
一定圧に定められてシリンダ12に供給される。
これによりピストン11は弁14とともに下降し
弁座13を閉じる。このとき、作動部17の下降
動作を切換駆動力としてメカニカルバルブ20が
切換わり、空気供給源18からの圧力を切換駆動
力として切換弁19に付与し続ける。したがつ
て、この時点ではリセツトバルブ21を押し続け
ていなくても切換弁19をその閉弁管路24が接
続する状態に維持される。
そして、吐出側の圧力がP2より大きいP1なる異
状高圧に達すると弁14はピストン11とともに
上昇するが、弁座13から離れてもバイパス管路
10を開放しない2mm程度の上昇動作で作動部1
7がメカニカルバルブ20をノルマルに切換え
る。これにより、切換駆動力として切換弁19に
供給されていた空気供給源18の圧力は遮断さ
れ、これにより、切換弁19はノルマルに切換わ
り、開弁管路23からシリンダ12へ圧力を供給
しピストン11の上昇速度を早める。シリンダ1
2の上部の背圧は急速排気弁26から大気に放出
される。したがつて、開弁速度はきわめて早く、
異常高圧を急速に解消することができる。開弁に
際してメカニカルバルブ20の動作タイミング
は、そのバルブ20と作動部17とが弁本体1の
外部に設けられているため調整も容易である。も
ちろん組立も簡単に行われる。
また、メカニカルバルブ20が空気供給源18
からの圧力を切換弁19に供給した閉弁状態にお
いて、手動用バルブ22の押釦28を押すと空気
供給源18の圧力を切換駆動力として切換弁29
がノルマルに切換わる。したがつて、メカニカル
バルブル20から切換弁19に切換駆動力として
供給していた空気供給源18の圧力は遮断され、
切換弁19はノルマルに切換わり、前述したよう
に弁14が弁座13を開放する。このように、開
閉動作を空気圧を利用して制御する弁19,2
5,26,29やバルブ20,21,22はそれ
ぞれ単純な動作であり、市販された普及品を用い
て安価にかつ簡単に製作することができる。
この考案は上述のように構成したので、弁がピ
ストンとともに開弁するときにシリンダの背圧を
急速排気弁から放出し、しかも、そのときのロツ
ドの動作によりメカニカルバルブと切換弁とを順
次運動状態で切換え、開弁管路からシリンダに圧
力を供給してやることができ、したがつて、弁の
開弁動作を速やかに行わせ、異状高圧を早急に解
消し安全を図ることができ、さらに、切換弁を切
換えるメカニカルバルブとこのメカニカルバルブ
に切換駆動力を与える作動部とは弁本体外に設け
られていることにより、組立及び調整をきわめて
容易に行うことができ、さらに、異常高圧を解消
した場合には、リセツトバルブを操作するだけで
切換弁を切換え、ピストンと弁とを閉じる方向へ
動作させることができ、このときのロツドの動作
によりメカニカルバルブを切換えてリセツトバル
ブから手を離しても切換弁を閉弁管路が接続され
て閉弁状態に維持することができ、これらの切換
弁、急速排気弁、リセツトバルブ、メカニカルバ
ルブ等を簡単な構造のものとして単一機能を得る
ために用いるようにしたので、それらの数が増加
しても市販の簡単な構造のものを用いて簡単に製
作することができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は側面図、第2図は管路図である。 1……ポンプ、2……吸込側、3……吐出側、
6……弁本体、10……バイパス管路、11……
ピストン、12……シリンダ、14……弁、15
……ロツド、17……作動部、18……空気供給
源、19……切換弁、20……メカニカルバル
ブ、21……リセツトバルブ、23……開弁管
路、24……閉弁管路、26……急速排気弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプの吐出側と吸込側とに連通するバイパス
    管路とシリンダとが形成された弁本体を設け、こ
    の弁本体に前記ポンプの吐出圧の上昇により前記
    バイパス管路を開く弁と前記シリンダを摺動する
    ピストンとをロツドにより連結しつつ設け、前記
    シリンダに空気供給源の圧力を閉弁管路を介して
    前記ピストンが前記弁とともに閉じる方向に供給
    し又は開弁管路を介してそのピストンが弁ととも
    に開く方向に供給する切換弁を設け、前記閉弁管
    路に圧力調節自在の減圧弁と急速排気弁とを接続
    し、それぞれ入力側が前記空気供給源に接続され
    て前記空気供給源の圧力を前記切換弁にその切換
    駆動力として付与する手動用のリセツトバルブと
    メカニカルバルブとを設け、前記メカニカルバル
    ブを前記弁本体の外部に設け、前記ロツドを前記
    弁本体から突出させてその突出部に前記メカニカ
    ルバルブを切換える作動部を設けたことを特徴と
    する直動型緊急安全弁。
JP1979034742U 1979-03-16 1979-03-16 Expired JPS6225582Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979034742U JPS6225582Y2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16

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JP1979034742U JPS6225582Y2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16

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JPS55134566U JPS55134566U (ja) 1980-09-24
JPS6225582Y2 true JPS6225582Y2 (ja) 1987-06-30

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ID=28892689

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JP1979034742U Expired JPS6225582Y2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4557283B2 (ja) * 2004-07-13 2010-10-06 株式会社シビテックリサーチ 流体圧リリーフ弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5143788A (ja) * 1974-07-31 1976-04-14 Isf Spa

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JPS5143788A (ja) * 1974-07-31 1976-04-14 Isf Spa

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JPS55134566U (ja) 1980-09-24

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