JPS603260Y2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

車両用ドア開閉装置

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JPS603260Y2
JPS603260Y2 JP1979160797U JP16079779U JPS603260Y2 JP S603260 Y2 JPS603260 Y2 JP S603260Y2 JP 1979160797 U JP1979160797 U JP 1979160797U JP 16079779 U JP16079779 U JP 16079779U JP S603260 Y2 JPS603260 Y2 JP S603260Y2
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JP
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JP1979160797U
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JPS5676866U (ja
Inventor
博 神野
克能 松岡
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばバス等のエア一式自動扉の開閉を
必要に応じ自動から手動へあるいは手動から自動へ切り
換えて行う車両用のドア開閉装置に関する。
一般に、エア一式自動扉を備えたバスなどの車両にあっ
ては、ドア開閉装置が設けられていて、このドア開閉装
置の作動にもとづき扉が自動的に開閉できるようになっ
ている。
ところで、この種のドア開閉装置は、自動的に扉を開閉
する機能だけでなく、自動から手動へあるいは手動から
自動への切り換え機能を有していて、エンジンキーのO
FFの駐停車時における手動扉開閉による乗降を可能と
している。
この種のドア開閉装置の構造としては、従来、第1図に
示すようになっている。
すなわち、図中aは基端部が圧縮空気供給部すに接続さ
れた圧縮空気供給路で、この圧縮空気供給路aの他端部
は切り換え3方弁からなる非常用コックCに接続される
また非常用コックCには、このコックCを基端として第
1の圧縮空気路dが接続されている。
そして、この圧縮空気路dの経路中には、扉開閉電磁弁
eが設けられていて、その経路端がエアーシリンダから
なるドアエンジンfのたとえば扉開動用の作動室gに接
続されている。
また、図中りは基端部が上記ドアエンジンfのたとえば
扉開動用の作動室iに接続された第2の圧縮空気路で、
その経路端は上記扉開閉電磁弁eに接続されている。
そして、図示しない扉を閉じようとする場合には、図示
しない扉開閉スイッチを閉操作することにより、扉開閉
電磁弁eがたとえば横方向沿いに移動し、図で示す位置
に位置し、扉開閉電磁弁eの閉作動にかかる閉弁体部j
を介して各第1および第2の圧縮空気路d、 hが連通
制御される。
これにより、圧縮空気供給部すの圧縮空気がドアエンジ
ンfの扉開動用の作動室gに供給され、ピストン1を扉
開閉作動杆にとともに下方沿いに押圧して扉の自動によ
る閉作動がなされる。
なお、ドアエンジンfの扉開動用の作動室i内の空気は
、排気として大気中に排出される。
また、扉を開けようとする場合は、扉開閉電磁弁eの開
作動にかかる開弁体部mを所定位置に移動させて、各第
1および第2の圧縮空気路d、 hを連通制御すること
に同様に扉の自動による開作動がなされる。
そして、上記扉開時における状態から手動に切り換える
場合には、非常用コックCを、たとえば横方向沿いに移
動操作して、第2図で示すように圧縮空気供給路aを遮
断し、圧縮空気供給部すからの圧縮空気の供給を断つ。
これによりドアエンジンfの扉開動用の作動室gおよび
扉開動用の作動室i内の圧力が大気中に全て排出され、
ピストン1を扉開閉作動杆にとともに自由の状態とし、
手動による扉の開閉がなされる。
なお、扉開時における状態から手動に切り換える場合も
同様である。
しかしながら、このような作動室gy i内を大気圧
にして手動に切り換える構造では、自動に復帰する際、
圧力空気供給部すの圧縮空気が圧力差のない大気圧の状
態の作動室gあるいは作動室iに供給されるため、供給
された圧縮空気との圧力差が大きくピストン1、扉開閉
作動杆kが急激に作動し、初回における扉の開閉を通常
時とは異なる速度で急激に作動させてしまう。
このため扉に手指等がはさまれてしまうなどという事故
を起しやすく、危険性が犬である。
しかも、このような構造では、手動への切り換え時、ド
アエンジンfの全て圧縮空気を大気中に排出してしまう
ため、圧縮空気のロスが大きく、圧縮空気作成にかかる
エネルギーロスが大きいという問題を有している。
この考案は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、手動から自動に復帰する際の初回に
おける扉の急激なる作動を抑制して安全性の向上を図る
とともに圧力流体のロスの防止を図ることができるよう
にした車両用ドア開閉装置を提供しようとするものであ
る。
以下、この考案の一実施例を第3図を参照して説明する
図中1は車両用ドア開閉装置を構成するピストン・シリ
ンダ機構であるドアエンジンであり、これはエアーシリ
ンダ2内の軸方向に往復動自在に嵌挿されたピストン3
から構成されており、エアーシリンダ2の両端部に容積
可変可能なたとえば一対の扉開動用の作動室4aおよび
扉開動用の作動室4bを形成している。
そして、このドアエンジン1の各作動室4a、4bには
流体路である圧縮空気路5,6がそれぞれ接続されてお
り、それら圧縮空気路5,6の経路端が扉開閉用弁機構
である扉開閉電磁弁7に接続される。
また、扉開閉電磁弁7には、第1の流体供給路である圧
縮空気供給路8が接続されており、その基端部は流体供
給部であるエアータンク9に至っている。
上記扉開閉電磁弁7は、閉弁体部7a、開弁体部7bを
有して構成されており、図示しない扉開閉スイッチの開
閉操作にもとすき矢視力向沿いに移動する構造となって
いる。
そして、たとえば扉開閉電磁弁7を閉作動することによ
り、閉弁体部7aを介して圧縮空気路6と圧縮空気供給
路8とが選択的に連通し、エアータンク9からの圧縮空
気が上記作動室4bに流入し、ピストン3を扉開閉作動
杆3aとともに上方沿いに押圧して図示しない扉の自動
による閉作動をなすことができるようになっている。
なお、この扉開作動時、圧縮空気路5は閉弁体部7aを
介して大気と連通ずるようになっている。
また、扉開作動時についても開弁体部7bを介して同様
にピストン3を扉開閉作動杆3aとともに下方沿いに押
圧して扉の自動による開作動をなすことができるように
なっている。
また、上記圧縮空気路5,6の経路中には、手、自動切
換弁機構である手動式の非常用コック10が設けられて
いる。
そして、この非常用コック10に第1の圧縮空気供給路
8から分岐された第2の圧縮空気供給路8aが接続され
ている。
上記非常用コック10は、自動制御用の弁体部10aと
手動制御用の弁体部10bを有して構成されており、弁
体部10aには連通ずるポート弁11.11と閉塞した
ポート弁12が設けられ、弁体部10bには連通ずる分
岐ポート弁13と閉塞したポート弁14,14が設けら
れ5ポート弁による手・自動切換構造を形成している。
そして、自動による扉開閉動時には、非常用コック10
を矢視力向沿いに作動操作してポート弁11,11を介
して各圧縮空気路5,6を連通し、同時に圧縮空気供給
路8aをポート弁12にて遮断して自動による扉開閉動
ができるようになっている。
また手動による扉開閉動時には、非常用コック10を矢
視力向沿いに作動操作して分岐ポート弁13を介して各
圧縮空気路5,6と第2の圧縮空気供給路8aとを連通
し、同時に下流部側の各圧縮空気路5,6をポート弁1
4.14にて遮断して手動による扉開閉動ができるよう
になっている。
そして、このように構成されたドア開閉装置を用いて自
動によって扉を閉じようとする場合には、非常用コック
10を作動操作して弁体部10aを自動に設定せしめ、
ついで図示しない扉開閉スイッチを閉操作することによ
り、扉開閉電磁弁7が横方向沿いに移動し、閉弁体部7
aが所定の位置に位置決めされる。
これにより、第3図で示すように選択的に圧縮空気路6
と圧縮空気供給路8とが連通され、エアータンク9から
の圧縮空気が作動室4b内に流入し、ピストン3を扉開
閉作動杆3aとともに上方沿いに押し下げて扉の閉作動
がなされる。
そして、さらに上記扉開時における状態から手動に切り
換える場合には、非常用コック10を横方向沿いに移動
操作して、第4図で示すように位置決め、分岐ポート弁
13を介して各圧縮空気5.6と第2の圧縮空気供給路
8aとを連通させる。
これにより、各作動室3,4間における経路中に均圧経
路16が構成され、エアータンクからの圧縮空気が各作
動室3,4内に均等に付加される。
すなわち、各作動室3,4内には、はぼ同圧の圧力が加
えられ、ピストン3および扉開閉作動杆3aをニュート
ラルの状態にする。
そして、この状態で手動による扉開閉がなされる。
しかして、この手動の状態から非常用コック10を操作
して、たとえば扉開時の自動に復帰するようにしても、
排出側である作動室4a内に圧縮空気による圧力が残留
しているため、作動室4b内に流入された圧縮空気の圧
力とには、さほど圧力差がないのである。
したがって、手動から自動に復帰した際の初回における
扉の急激なる作動を生じることがなく、扉に手指等をは
さむといった危険性が回避され、安全性が高い。
しかも、このような手動時、作動室4a、4bを同圧と
する構造では、常に手動から自動への復帰の際、流入側
にあたる作動室4bあるいは作動室4a内に、圧縮空気
が残留しているので、圧縮空気のロスが少なく、ひいて
は圧縮空気作成のためのエネルギーロスを必要最小限と
することができる。
なお、上述した実施例の説明では、自動による扉の閉時
状態から手動に切り換えたものを説明したが、自動によ
る扉の開時状態から手動に切り換えたものでも同様であ
る。
すなわち、第5図にこの扉の開時状態におけるドア開閉
装置の作動状態が示されている。
つまり、扉開閉電磁弁7の開弁体部7bを所定の位置に
位置決めし、エアータンク9からの圧縮空気を作動室4
a内に流入して、ピストン3とともに扉開閉作動杆3a
を下方沿いに押し下げて自動による扉の開作動をなした
ものである。
そして、この扉開時における状態から手動に切り換えた
ものが第6図に示されている。
すなわち、非常用コック10を操作して分岐ポート弁1
3を介して各圧縮空気5,6と第2の圧縮空気供給路8
aを連通し、各作動室4a、4b間における経路中に均
圧経路16を構成したものである。
したがって、上述した実施例と同様の効果を手動から扉
開時への自動による復帰についてもいえるのである。
以上説明したようにこの考案によれば、ドアを開閉作動
させるピストン・シリンダ機構に接続された流体路の経
路中に手・自動切換弁機構を設け、この切換弁機構に流
体供給路から分岐された第2の流体供給路を接続し、手
動による開閉時に上記流体路と第2の流体供給路とを連
通してピストン・シリンダ機構に備えられた各作動室間
における経路中に均圧経路を構成するようにしたから、
手動によるドア開閉時には各作動室の圧力が同圧となり
、この状態で自動によるドア開閉に復帰しても排出側の
作動室内には圧力流体による圧力が残留し、流入側の作
動室に流入された圧力流体の圧力とにおける両者間の圧
力差を極めて少なくすることができる。
したがって、手動から自動に復帰した際における扉の急
激なる作動を生じることがなく、扉に手指等をはさむと
いった危険性が回避され、安全性が高い。
しかも、このような手動時、各作動室を同圧とする構造
では、常に手動から自動への復帰の際、流入側にあたる
各作動室内に圧力流体が残留しているので、圧力流体の
ロスが少く、ひいては圧力流体作成のためのエネルギー
ロスを必要最小限とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドア開閉装置を示す構成図、第2図はそ
の手動に切り換えたときの作動状態を示す状態図、第3
図はこの考案の一実施例を示す構成国、第4図はその手
動に切り換えたときの作動状態を示す状態図、第5図は
同実施例における自動によるドア開時の作動状態を示す
状態図、第6図はその手動に切り換えたときの作動状態
を示す状態図である。 1・・・・・・ドアエンジン(ピストン・シリンダ機構
)、4a、4b・・・・・・作動室、5,6・・・・・
・圧縮空気路(流体路)、7・・・・・・扉開閉電磁弁
(扉開閉用弁機構)、8・・・・・・圧縮空気供給路(
第1の流体供給路)、8a・・・・・・圧縮空気供給部
(第2の流体供給路)、9・・・・・・エアータンク(
流体供給部)、10・・・・・・非常用コック(手・自
動切換弁機構)、16・・・・・・均圧経路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアを開閉作動させる一対の容積可変可能な作動室を備
    えたピストン・シリンダ機構と、このピストン・シリン
    ダ機構の各作動室にそれぞれ接続され圧力流体を各作動
    室内に流入あるいは各作動室内から圧力流体を流出する
    流体路と流体供給部からの圧力流体を上記流体路に供給
    する第1の流体供給路と、この第1の流体供給路と上記
    流体路とを接続し、第1の流体供給路を所要ドア開閉に
    応じ上記各流体路と選択的に連通させ流体供給路からの
    圧力流体を上記いずれかの作動室へ流入させてピストン
    ・シリンダ機構の駆動をなしドアの自動的開閉動を行な
    わせる扉開閉用弁機構と、上記第1の流体供給路から分
    岐された第2の流体供給路と、上記流体路の経路中に設
    けられそれら流路を断続する機能を有し上記自動による
    ドア開閉動時には上記第1の流体供給路と流体路を連通
    させ、手動によるドア開閉動時には各流体路を連通ずる
    とともに上記第2の流体供給路を連通し各作動室間にお
    ける経路中に均圧経路を構成する手・自動切換弁機構と
    を具備したことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
JP1979160797U 1979-11-20 1979-11-20 車両用ドア開閉装置 Expired JPS603260Y2 (ja)

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JP1979160797U JPS603260Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 車両用ドア開閉装置

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JP1979160797U JPS603260Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 車両用ドア開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5676866U JPS5676866U (ja) 1981-06-23
JPS603260Y2 true JPS603260Y2 (ja) 1985-01-29

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ID=29671928

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JP1979160797U Expired JPS603260Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 車両用ドア開閉装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2562208Y2 (ja) * 1990-11-15 1998-02-10 株式会社ナブコ 車両用扉のロック装置

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JPS5676866U (ja) 1981-06-23

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