JPS5936133A - 熱硬化性組成物 - Google Patents

熱硬化性組成物

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JPS5936133A
JPS5936133A JP57144736A JP14473682A JPS5936133A JP S5936133 A JPS5936133 A JP S5936133A JP 57144736 A JP57144736 A JP 57144736A JP 14473682 A JP14473682 A JP 14473682A JP S5936133 A JPS5936133 A JP S5936133A
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多田 律郎
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Yasusada Morishita
森下 泰定
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/0622Polycondensates containing six-membered rings, not condensed with other rings, with nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C08G73/0638Polycondensates containing six-membered rings, not condensed with other rings, with nitrogen atoms as the only ring hetero atoms with at least three nitrogen atoms in the ring
    • C08G73/0644Poly(1,3,5)triazines
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の対象) 本発明は加熱することによシ反応し、耐熱性のすぐれた
硬化物を与える熱硬化性組成物およびそのプレポリマに
関する。
(従来技術) 耐熱区分H種の樹脂成形材料としてビスマレイミドなど
の伺加重合型ポリイミドがよく知られている。このマレ
イミドはジアミンあるいはこれとエポキシ樹脂とを組合
せて用いることが多い。また、英国特許第132233
2号明1411吉には芳香族ジシアナミドの単独重合体
が記載されている。このポリマは耐熱性の点では前記ポ
リイミドよシもすぐれているものの、可撓性に乏しく、
成形材料としてのみならず、フィルム、被覆剤あるいは
プリプレグ材料として極めて不都合なものである。
(発明の目的と要旨) 本発明の目的は、加熱することによシ硬化し、耐熱性お
よび可撓性のすぐれた熱硬化性組成物およびそのプレポ
リマを提供することにある。
本発明の熱硬化性組成物は、次の(a)および(b)成
分、 (a)  一般式〔I〕 A +NHCN)、     ・・・・・・・・・〔I
〕(式中、Aは少なくとも1個の芳香族環を有する有機
基、mは2以上を表わす。)で示される芳香族シアナミ
ド比合物、 (b)  一般式CI) B+NH2)−・・・・・・・・・(Il)(式中、B
は少なくとも1個の芳香族環を有する有機基、nは1以
上を表わす。)で示される芳香族アミン化合物、 を含むことを特徴とし、また、そのプレポリマは加熱し
て予備反応させることによって得られる。
本発明において、芳香族シアナミド化合物と芳香族アミ
ン化合物との反応により下式[111)のようなプレポ
リマが生成し、さらに加熱を続けることによシ下式〔■
〕に示される構造を含む硬化物を生成する。
=C=NH・・・・・・・・・[I[I)上記の例はジ
シアナミド化合物およびジアミン化合物を用いた場合を
示すものである。上記プレポリマは反応が進むにしたが
って、下式[IV)中のインメラミン環およびメラミン
環が生成し、増加する。上記プレポリマは加熱すること
によシ溶融して比較的おだやかな反応によって硬化する
したがって、成形材料として好適である。勿論、有機溶
媒中でも容易に反応するので、含浸ワニス、積層用ワニ
ス、被覆剤などとして有用である。最終的には、下式[
IV)、(V)を含む硬化物となる。
暑 本発明でいう前記一般式CI)で示される芳香族シアナ
ミド化合物としては例えば!n−フェニレンジシアナミ
ド、p−7二二レンジシアナミド、4.4′−ジシアナ
ミドジフェニルメタン、2゜2′−ビス(4−シアナミ
ドフェニル)フロノくン、4.4′−ジシアナミドフェ
ニルオキシド、4゜4′−ジンアナミドジフェニルスル
フォン、ビスオキシド、ビス(4−シアナミドフェニル
)メチルアミン、1,5−ジンアナミドナフタレン、m
−キシリレンジシアナミド、1.1−ビス(p−シアナ
ミドフェニル)フラタン、p−キシリレンジシアナミド
、ヘキサメチレンジシアナミド、6゜6′−ジシアナミ
ド−2,2′−ジピリジル、4゜41−ジンアナミドベ
ンゾフェノン、4.4’−ジシアナミドアゾベンゼン、
ビス(4−7アナミドフエニル)フェニルメタン、1,
1−ビス(4−シアナミドフェニル)シクロヘキサン、
1.l−ビス(4−シアナミド−3−メチルフェニル)
−1,3,4−オキサジアゾール、4.4′−ジシアナ
ミドジフェニルエーテル、4.4’−ビス(p−シアナ
ミドフェニル)−2,2’ 7ジチアゾール、m−ビス
(4−p−シアナミドフェニル−2−チアゾリル)ベン
ゼン、4.4’−ジシアナミドベンズアニリド、4.4
’−ジシアナミドフェニルベンゾニー)、2.2’−ビ
ス〔4−(4−シアナミドフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、2,2′−ビス〔3−メチル−4−(4−シアナ
ミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、2゜2−ビス〔
3−エチル−4−(4−シアナミドフェノキシ)フェニ
ル〕フロパン、2,2−ビス〔3−プロピル−4−(4
−シアナミドフェノキシ)フェニル〕フロパン、2,2
−ビス(3−インフロビル−4−(4−シアナミドフェ
ノキシ)フェニル〕プロパン、ビス[4−(4−シアナ
ミドフェノキシ)フェニルメタン Hs (pはO〜3である。)で示されるシアナミド末端スル
ホンエーテルオリゴマーなト、少すくトモ1種が用いら
れる。また、上記芳香族シアナミド化合物を予備加熱反
応させ、一部イツメラミン壌を生成させてなる少なくと
も2個のシアナミド基を有する芳香族シアナミド化合物
を用いることもできる。本発明で芳香族シアナ・ミド化
合物を用いる理由は、芳香族シアナミド化合物が耐熱性
の点で有利であると共に、特に脂肪族シアナミド化合物
に比べて、溶媒の有無に関係なく、プレポリマのポット
ライフがすぐれているからである。これらシアナミド化
合物のうち、特に好ましいものは6個以下のシアナミド
基(−NHCH)  を有するものである。6個以下の
シアナミド基を有するものは成形性の点で有利である。
本発明において、芳香族シアナミド化合物は1種もしく
は2種以上用いられる。
一般式〔■〕で示される芳香族アミン化合物としては例
えばアニリン、m−フェニレンジアミン、p−フェニレ
ンジアミン、4.4’−ジアミノジフェニルメタン、2
.2’−ビス(4−アミノフェニル)フロパン、ベンジ
ジン、4,4′−ジアミノフェニルオキシド、4.4’
−ジアミノフェニルスルホン、ビス−(4−アミノフェ
ニル)メチルホスフィンオキシド、ビス(4−アミノフ
ェニル)フェニルホスフィンオキシト、ビス(4−アミ
ノフェニル)メチルアミン、1,5−ジアミノナフタレ
ン、m−キシリレンジアミン、■、1−ビス(p−アミ
ノフェニル)フラタン、p−キシリレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、6゜6′−ジアミノ−2,2′−
ジピリジル、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、4.
4’−ジアミノアゾベンゼン、ビス(4−アミノフェニ
ル)フェニルメタン、II 1−ビス(4−アミノフェ
ニル)シクロヘキサン、1.1−ビス(4−アミノ−3
−メチルフェニル)シクロヘキサン、2.5−ビス(m
−アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、
2.5−ビス(p−アミノフェニル)−1,3,4−オ
キサジアゾール、2,5−ビス(m−アミノフェニル)
チアゾロ(4,5−d)チアゾール、5,5′−ジ(t
n−アミノフェニル)−(2* 2/  >ビス(t、
3.4−オキサジアゾリル)、4.4’−ジアミノジフ
ェニルエーテル、4.4′−ビス(p−アミノフェニル
)−2,2’−ジアゾール、m−ビス(4−p−アミノ
フェニル−2−チアゾリル)ベンゼン、4.4′−ジア
ミノベンズアニリド、4.4’−ジアミノフェニルヘン
ソニー)、N、N’−ビス(4−アミノベンジル)−p
−フェニレンジアミン、4.4’−メチレンビス(2−
ジクロロアニリン)、ペンツグアナミン、メチルグアナ
ミン、i、2.4−トリアミノベンゼン、1.3.5−
IJ7ミノベンゼン、2,4.6−トリアミノトルエン
、2,4゜6−トリアミノ−1,3,5−トリメチルベ
ンゼア、2,4.4’−1リアミノジフエニルエーテル
、2,4.4’−)リアミノジフェニルメタン、2.4
.4’−1リアミノジフエニルスルフオン、2.4.4
’−)リアミノベンゾフェノン、315.3’ 、5’
−テトラアミノベンゾフェノン、1.2,4.5−テト
ラアミノベンゼンあるいは一般式(V) (式中、qは1〜6である。) で示されるアニリン樹脂が用いられる。アミン化合物の
場合も、シアナミド化合物の場合と同様に、脂肪族のも
のに比べて芳香族のものはプレポリマのポットライフが
著しくすぐれている。上記芳香族シアナミド化合物のう
ち、特に好ましいものは5個以下のアミン基(NH2)
を有するものである。5個以下のアミノ基を有するもの
は成形性の点で有利である。芳香族アミン化合物は1種
もしくは2種以上用いられる。
本発明において、前記芳香族アミン化合物と芳香族シア
ナミド化合物の配合割合は任意に選択することができる
。好ましくは、前者1モルに対し、後者1〜50モル、
特に、前者1モルに対し、後者2〜40モルが適当であ
る。アミン化合物が増加するにしたがって、プレポリマ
の溶融成形性が向上する。特にプレポリマの融点が下が
り、低温での溶融成形が容易となり、かつ硬化反応の制
御も容易となる。このため、成形時の気泡抱込みを抑え
、また、成形品の外層と内層との硬化速度の差を小さく
することが容易となる。プレポリマのポットライフはア
ミン化合物の量が少なくなるにつれて向上する。
本発明の樹脂組成物は、有機溶剤溶液あるいはワニスと
して、もしくは溶媒不存在下において加熱することによ
り反応し、硬化する。後者は所謂溶融反応である。この
反応は、溶剤を使用した場合は一旦、50〜150C程
度で加熱し、その後上昇し、150〜220C程度に加
熱して行うとよい。一方、溶融反応の場合は最初から比
較的高温で、即ち、150〜220C程度に加熱して行
なうことができる。プレポリマを得る場合は反応物がB
状態(33stage )の時点で加熱を停止すればよ
い。溶媒中での反応の場合は固形物(硬化物)が析出す
る前に加熱を停止する。本発明においては、B状態で反
応を一旦停止することなく、直接硬化物を生成させても
よい。溶媒としては例えばメチルエチルケトン、メチル
アセチルケトン、2−メトキシエタノール、2  (メ
トキシメトキシ)エタノール、2−イソプロキシエタノ
ール、2−(エトキシエトキシ)エタノール、シノーキ
サン、ジメチルジオキサン、モノプロピレングリコール
メチルエーテル、N、N−ジメチルホルムアミド、N、
N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリド
ンなどの1種もしくはそれらの2種以上の混合溶媒を使
用することができる。特に好ましいのはメチルエチルケ
トン、2−メトキシエタノール、N、N−ジメチルホル
ムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジオキサンで
ある。
本発明においては、反応を促進するために、硬化触媒例
えば従来のマレイミド用硬化触媒あるいはエポキシ樹脂
用硬化触媒を併用することができる。具体例としては、
2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メfルイミ
タソール、2−エチルイミダゾール、2−イソプロピル
イミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプ
タデシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2
゜4′−ジメチルイミダゾールなどのイミダゾール系化
合物、上記イミダゾール化合物のアジン誘導体、オニウ
ム塩、トリメリット酸塩、ニトリルエチル誘導体、テト
ラフェニルホスホニウムテトラフェニルボレート、テト
ラフェニルアンモニウムテトラフェニルボレート、テト
ラブチルアンモニウムテトラフェニルボレート、テトラ
メチルアンモニウムフルオライドなどがある。これら硬
化触媒の一般的な使用量としては組成物全体の0.1重
量%以下が適当である。
本発明の樹脂組成物には公知の無機充填剤、難燃剤、可
撓化剤、酸化防止剤、顔料、カップリング剤、あるいは
離型剤などを配合することができる。
本発明の樹脂組成物は有機溶剤溶液(ワニス)とするこ
とによシ、含浸用、積層用、接着用、皮膜用、フィルム
用、プリプレグ用のワニスとして有用である。一方、無
溶剤型としては成形用パウダーとして利用することがで
きる。有機溶剤としては例えばアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルセロツル、ブ、N−メチル−2−ピロリ
ドン、N。
N′−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミドなど多くのものが使用できる。本発明の樹脂組成
物は予備反応によってB状態を保持することができる。
(実施例) 実施例1 (→ 4,4′−ジシアナミドジフェニルメタン80重
量部(0,32モル) (b)+、4’−ジアミノジフェニルメタン20重量部
(o、 i oモル) 上記2成分を100重量部のメチルエチルケトンに溶か
し、60〜80Cで60分間予備反応させて7’vポリ
マーを製造した。ワニスのポットライフは3週間(粘度
が10倍に達するまでの時間、以下同じ)であった。
実施例2 (a)414’−ジシアナミドジフェニルエーテル70
重量部(0,28モル) (b)4.4’−ジアミノジフェニルメタン30重量部
(0,15モル) 上記(A)成分をioo:it量置部メチルエチルケト
ンに溶かし、60〜80Cで30分加熱しプレポリマに
した後、(B)成分を加えてさらに60〜80Cで30
分間予備反応させてプレポリマを製造した。
実施例3 (a)212’−ビス[4−(4−シアナミドフェノキ
シ)フェニル〕プロパン 90重量部(0,20モル) 10]を承部(0,04モル) 上記2成分を100重臓1のメチルセロソルブに溶かし
、80〜100Cで50分間予備反応ささてプレポリマ
を製造した。
実施例4 (a)414’−ジシアナミドジフェニルメタン951
綾部(0,38モル) (b)4.4’−ジアミノジフェニルメタン5重量部(
o、 03モル) 上記2成分を70重量部のメチルセロソルブに溶かし1
00Cで50分間予備反応させた後、このワニスを大量
の冷水中におとし、沈澱物として得られたプレポリマを
ろ別後、約50Cで真空乾燥し、樹脂状物を得た。この
樹脂状物は3ケ月以上経過後も溶融成形可能であった。
実施例5 (a)313’−ジシアナミドジフェニルスルフォン 
       70重量部(0,23モル)(b)4.
4’−ジアミノジフェニルメタン20重量部(0,10
モル) (C)  ベンゾグアナミン 10重量部(0,05モル) 上記3成分を70重量部のメチルセロソルブ中で100
Cで60分間予備反応させた。次にこのプレポリマ溶液
を大量の冷水中に入れ、沈澱物として得られたプレポリ
マをろ側抜、約50Cで真空乾燥し、樹脂状物を得た。
従来例1 実施例1で用いたのと同じシアナミド化合物100重量
部をメチルエチルケトン100重量部に溶かし、60〜
80Cで60分子備反応させ、プレポリマ溶液を作成し
た。
従来例2 実施例2で用いたのと同じシアナミド化合物100重量
部をメチルエチルケトン100重量部に溶かし、60〜
80Cで30分間予備反応させ、プレポリマ溶液を作成
した。
従来例3 実施例3で用いたのと同じシアナミド化合物1001U
−41部をメチルセロソルブ100重量部に溶かし、8
0〜100℃で50分間予備反応させ、プレポリマ溶液
を作成した。
次に、前記実施例1〜3および従来例1〜3で得た各プ
レポリマ溶液(以下、ワニスと称す。)を厚さ0.1簡
のアミノシラン(カップリング剤)処理したガラスクロ
スに含浸した後、100〜120Cで20分間乾燥し、
樹脂分50〜55重量%のプリプレグを作成した。上記
プリプレグのうち、実施例のものは透明性があυ、外観
のすぐれたものであった。これに対し、従来例のものは
不透明で、かつ表面に粉状物が付着していた。
このようにして作成したプリプレグを各々3枚ずつ用い
、重ね合せ、圧力20 Ky /cm ”において、最
初170Cで30分間、その後220Cで120分間加
熱して積層成形し、厚さ約1聴の積層板を製造した。実
施例1〜3の積層板は無色で透明性にすぐれたものであ
るのに対し、従来例のものは内部に気泡があυ、全体的
に白くくもっていた。
一方、実施例4および5で得た樹脂状物を1700の金
型に充填し、30分間加熱して厚さ2晒の無色透明の樹
脂板を得た。この樹脂板を220Cで2時間後硬化した
なお、実施例4および5で用いたシアナミド化合物を単
独で用い該実施例と同じ要領でプレポリマをつ<シ、か
つ成形した場合は、はろぼろになシ板状に成形すること
はできなかった。
次に、前記実施例1〜3で得られた積層板および実施例
4,5で得た樹脂板の緒特性を第1表に示す。なお、表
中、減量開始温度は、4C/分の昇温速度で空気中で加
熱し、減量特性を測定した際の減量開始温度であり、5
00Cにおける減量は、500Cに達した時の減量率で
ある。また、曲げ強度は、20Cにおける曲げ強度に対
する各温度の曲げ強度の保持率、劣化後の曲げ強度は、
220Cの空気中で所定時間加熱劣化後の曲げ強度の初
期値に対する保持率である。
なお、従来例4はポリアミノビスマレイミド樹脂積層板
(厚さi、 o mm )について測定した値である。
実施例6 (a) 4.4′−ジシアナミドジフェニルメタン49
重員部(0,20モル) (b)  4.4’−ジシアナミドジフェニルエーテル
49重量部(0,20モル) (C)  ’at 4’−ジアミノジフェニルメタン2
重量部(0,01モル) 上記3成分を100重量部のメチルエチルケトンに溶か
し、60〜80Cで20分間予備反応させてプレポリマ
のワニスを製造した。
実施例7 (a)’at’i’−ジシアナミドジフェニルメタン7
0重量部(0,28モル) (b)3.3’−ジシアナミドジフェニルスルフォン 
       26重量部(0,09モル)(c)4.
4’−ジアミノジフェニルエーテル4重量部(0,02
モル) 上記3成分を50重量部のメチルエチルケトンと50重
量部のメチルセロソルブとの混合溶媒中に溶かし、60
〜80Cで30分間予備反応させてプレポリマのワニス
を製造した。
実施例8 (a)4.4’−ジシアナミドジフェニルエーテル70
重量部(0,28モル) (b)  フェニルシアナミド 25重量部(0,21モル) (C)414’−メチレンビス(2−ジクロロアニリン
        5重量部(0,02モル)上記3成分
を50重1部のメチルエチルケトンと50重量部のメチ
ルセロソルブとの混合溶媒中に溶かし、60〜80Cで
30分間予備反応させてプレポリマのワニスを製造した
実施例9 実施例4で得られたプレポリマ75重量部とビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂(シェルケミカル社製エポキシ樹
脂上ピコー)828)22重量部とジシアンジアミド3
重量部を50重量部のメチルエチルケトンと50重量部
のメチルセロソルブとの混合溶媒に溶かしワニスを製造
した。
実施例10 実施例4で得られたプレポリマ75重量部とN。
N′−ジフェニルメタンビスマレイミド253ii部(
0,07モル)とを均一に混合した。
次に、実施例6〜9のワニスを0.1 m厚のアミノシ
ラン処理したガラスクロスに含浸した後、90〜120
Cで20分間乾燥して、樹脂分50〜55重量%のプリ
プレグを作成した。
このようにして作成した各プリプレグを10枚ずつ用い
、圧力20 Kq/cm”において、170tll’。
30分、220C,120分の加熱条件にて積層接着し
、厚さ約1簡の積層板を作成した。
また、実施例10については、170Cの金型中に充填
し、30分加熱して赤かつ色の樹脂板を成形した。この
後、この樹脂板を220C,2時間後硬化した。
実施例6〜10で得た積層板および樹脂板の各種特性を
測定した結果を第2表に示す。
実施例11 ポリフェニルメチレンポリシアナミド 96重量部(0,27モル) (b)4.4’−ジアミノジフェニルメタン4重鉦部(
0,02モル) 上記2成分を100重量部のメチルエチルケトンに溶か
し、60〜80Cで40分間予備反応させてプレポリマ
を作成した。ワニスのポットライフは10日以上であっ
た。
実施例12 (a)4.4’−ジシアナミドジフェニルメタン60重
量部(0,24モル) 4 4’−ジシアナミドフェニルエーテル40重量部(
0,16モル) (b)4.4’−ジアミノジフェニルメタン1.6重量
部(0,008モル) 上記3成分を100重量部のメチルエチルケトンに溶か
し、60〜80Cで50分間予備反応させてプレポリマ
を作成した。
比較例 (a)1.4−ジシアナミドシクロヘキサン90重量部
(0,56モル) (b)4.4’−ジアミノジフェニルメタン10重量部
(0,05モル) 上記2成分を100重量部のメチルエチルケトンに溶か
し、50〜60Cで20分間予備反応させてプレポリマ
を作成した。
次に実施例11.12および比較例のワニスを用いて、
実施例1と全く同様にして厚さ約IWII+の積層板を
作成した。
実施例11.12および比較例で得た積層板の諸物件を
測定した結果を第3表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の(a)および(b)成分、 (a)  一般式(1) %式% (式中、Aは少なくとも1個の芳δ族環を有する有機基
    、mは2以上を表わす。)で示される芳香族シアナミド
    化合物。 (b)  一般式[n) B + N Hz ) −・・・・・・・・・〔■〕(
    式中、Bは少なくとも1個の芳香族環を有する有機基、
    nは1以上を表わす。)で示される芳香族アミン化合物
    、 を含むことを特徴とする熱硬化性組成物。 2゜一般式〔I〕中のmが6以下、一般式〔■〕中のn
    が5以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の熱硬化性組成物。 3、芳香族アミン化合物と芳香族シアナミド化合物の配
    合比が前者1モルに対し後者1〜50モルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の熱
    硬化性組成物。 4、次の(a)お上びの)成分、 (尋 一般式[1) %式% (式中、Aは少なくとも1個の芳香族環を有する有機基
    、mは2以上を表わす。)で示される芳香族シアナミド
    化合物、 ら)一般式CI) B + N H! ) −・・・・・・・・・(II)
    (式中、Bは少なくとも1個の芳香族環を有する有機基
    、nは1以上を表わす。)で示される芳香族ア之ン化合
    物、 を含む組成物を加熱して予備反応させて得られるプレポ
    リマ。 6、一般式〔I〕中のmが6以下、一般式(Il)中の
    nが5以下であることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項のプレポリマ。 6、芳香族アミン化合物と芳香族シアナミド化合物の配
    合比が前者1モルに対し、後者1〜50モルであること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項または第5項記載の
    プレポリマ。
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