JPS5935512A - 通信ケ−ブルの接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は通信ケーブル特にシェリーケーブルの如き防
湿ケーブルの分岐接続に適した接続工法に関するもので
ある。

仁の種のケーブルの分岐接続を第１図により説明すれば
、主ケーブルＯ１１分岐ケーブルＣ２からなる接続ケー
ブルを並べて心線接続部のシース及び遮蔽を除去し、接
続ケーブルに残存するシース端（接続側）に一定幅のブ
ラッシング部ｌを設け、該部チ＜拭き取り清浄ならしめ
た後、保護テープ（図示せず）を巻いて一時的に塵埃、
油脂、グリース等の影響を受けないように保護し、次に
ケーケーブルＣ２に亘りこれらを包有した共通のダム部
３を構成する。

このダム部３にプラスチックフィルム５をその両端を固
定しながら、心線接続部を包被するように巻きつけ、そ
の中にプラスチックフィルム５の合せ目め等から１石油
樹脂、ポリブテンマイクロクリスタリンワックス等のゼ
リー状の防湿混和物６を注入し、前記プラスチックフィ
ルム５の外側よりマツサージして防湿用混和物６をケー
ブルの心線接続部間に用溝するようにして完全に防湿せ
しめ、ついで前記したブラッシング部１上の保護テープ
を除去するとともに、ケーブル接続部上にシーリングテ
ープ巻等を必要により施し、外部にケーブル接続部全体
を包被する加熱収縮性の被覆材例えば熱収縮性ポリエチ
レンシート７を熱収縮させて接続を完了するものである
。しかるに従来は前述のダム部３を形成するに際し、第
２図忙示すようにシーリングテープ４を主ケーブル０重
及び分岐ケーブルＣ２の周囲に巻くとともに両ケーブル
の間にもシーリングテープを介在させてダム部３を構成
していたので両ケーブルの間に微少な空隙を発生するば
かりでなく、その表面層も凹凸が激しいためにプラスチ
ックフィルム４の端部の取付は部分にも隙間が生じ、こ
れらの隙間から、防水混和物が外部に流出し、接続部の
防水性を損うおそれがあった。

これに対し本発明は、前述のダム部３を形成するに際し
、第３図に示すように、主ケーブルＣ１と分岐ケーブル
Ｃ２の心線接続側のシース端部に、エチレン酢ビ共重合
体、エチレンアクリル酸エステル共重合体の如き粘着剤
で、両ケーブルを共通被覆するようにして両ケーブル間
に隙間を生ずることなく、かつ表面平滑に仕上げ、断面
１１ソ長円形のダム部３を形成するものである。

従って本発明によるダム部３は外側に心線接続部を包被
するプラスチックフィルム５の端部を固定する際姉密着
して隙間を生じないほか、接続部全体を包被する熱収縮
性スリーブ７の如き保護部材とも密着して構成され易く
、内部の気密性を高度に保つことができるので、優れた
ケーブル分岐接続部を極めて容易に提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は分岐ケーブル接続状態（中間）の一部縦断正面
図％第２図は従来法によるダム部の構造を示す横断面図
、第３図は本発明によるダム部の横断面図。 ＣＩ・・・主ケーブル　　　　Ｃ２・・・分岐ケ・−プ
ル２・・・心線　　　　　　　３・・・ダム部４・・・
シーリングテープ　　４′・・・封止剤５・・・プラス
チックフィルム　　６・・・防湿用混和物７・・・加熱
収縮性シート 代理人　弁理士　竹　内　　　守

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主ケーブルと分岐ケーブルとのケーブル接続に際し、主
   ケーブル及び分岐ケーブルの接続部分のシース及び遮蔽
   を部分的に除去してケーブル心線の接続を行なうととも
   に、残存するシースの端部に於て主ケーブルと分岐ケー
   ブルとを囲んで自己粘着性シール剤により１１ソ断面長
   円形にシールしてダム部を形成し、次にプラスチックフ
   ィルムをその端部がダム部に粘着するようにして心線接
   続部を包被せしめ、このプラスチックフィルム内に防湿
   用混和物を圧入した後、このプラスチックフィルムの外
   側に加熱収−縮性のシートを加熱収縮させて被覆するよ
   うにしたことを特徴とする分岐ケーブル接続における心
   線接続部の防湿工法