JPS5935207B2 - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JPS5935207B2
JPS5935207B2 JP54095831A JP9583179A JPS5935207B2 JP S5935207 B2 JPS5935207 B2 JP S5935207B2 JP 54095831 A JP54095831 A JP 54095831A JP 9583179 A JP9583179 A JP 9583179A JP S5935207 B2 JPS5935207 B2 JP S5935207B2
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transistor
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は能率の向上を計ったオーディオ用の電力増幅
器に関する。
従来、オーディオ用等に用いられる電力増幅器として、
電源回路から出力段に供給する電源電圧を入力信号(ま
たは出力信号)の大きさに応じて変化させ、これにより
前記出力段の電力効率の向上を計るようにしたものが提
供されている。
例えば第1図は、このような電力増幅器の一例を示す図
であって、いわゆるE級電力増幅器の構成を示す図であ
る。
すなわち、この図に示す電力増幅器は、入力端子1に印
加される入力信号の大きさに応じて電力増幅用トランジ
スタ2に印加する電圧Vcを変化させるようにしたもの
であり、前記トランジスタ2を、入力信号の振幅が小さ
い場合に電源3からダイオード4を通して供給される電
圧によって動作させ、入力信号の振幅が大きい場合にト
ランジスタ5をオンさせて電源3および6から供給され
る電圧によって動作させ、このトランジスタ2の動作電
流によって負荷7を駆動するようにしたものである。
しかしてこの電力増幅器によれば、入力信号(出力信号
)の大きさに応じて前記電圧Voを第2図に示すように
変化させることができ、これによってトランジスタ2の
コレクタ損失を小になし得て電力効率の向上を計ること
ができる。
(なお、このような電力増幅器は特開昭50−4554
9号等で提供されていも)ところで上記の電力増幅器に
おいては、入力信号の大きさが電源3の電圧を超えた時
点でトランジスタ2が飽和し、この場合のトランジスタ
2の飽和抵抗により同トランジスタ2の増幅度Gmが低
下してひずみが発生する欠点があった。
また第3図は、上述したような電力増幅器の他の例を示
す図である。
この図に示す電力増幅器は、入力端子11に印加された
入力信号をドライバ増幅回路12で電圧増幅し、更にコ
ンプリメンタリ5EPP接続されたトランジスタ13,
14によって電力増幅するようにした電力増幅器におい
て、負荷16に供給される出力電圧が一定値以上となっ
たときをシュミット回路17,18によって検出し、こ
れらシュミット回路の出力によってスイッチング回路1
9 、20をオン/オフさせ(前記出力電圧が一定値以
上となったときオンさせ、同一定値未満のときオフとす
る)、これによって前記トランジスタ13,14に供給
する電源電圧を、前記出力電圧が一定値以上のとき高レ
ベルの電圧+vH,−vHに、同出力電圧が一定値未満
のとき低レベルの電圧+VL 、−VLに切換えるよう
にしたものである。
しかしてこの電力増幅器においては、トランジスタ13
,14に印加する電源電圧を出力電圧の大きさに応じて
第4図のように変化させることができ、第1図の電力増
幅器と同様に電力効率の向上を計ることができる。
(なお、このような電力増幅器は実公昭54−7088
号で提供されている。
)しかしながら、上記の電力増幅器においては、電源電
圧の切換えを出力信号の1サイクル毎に行い得る構成で
あるため、出力信号の振幅が大きくしかもその周波数が
高い場合に前記スイッチング回路19 、20における
スイッチング回数が多くなり、これらスイッチング回路
19,20に高速でスイッチングを行い得る素子が必要
となる一方出力信号にスイッチングノイズが目立つよう
に々る等の欠点があった。
このように第1図、第3図に示す電力増幅器は、高い効
率が得られる反面上記のような欠点があり、この欠点の
内容からして特にオーディオ用の電力増幅器として不適
光なものであった。
この発明は上記の事情に鑑み、電力増幅回路の電源電圧
を入力信号に対応する信号によって切換えるようにした
電力増幅器において、高い効率が得られると共にひずみ
、スイッチングノイズ等の発生が少く、シかも前記切換
えの立上り(または立下り)を高速で行い得るようにし
た電力増幅器を提供するもので、入力信号を増幅する電
力増幅回路の電源電圧を、前記人文信号に対応する信号
とこの信号を所定期間ピークホールドした信号とに基づ
いて切換えるようにしたものである。
以下、この発明の実施例を第5図ないし第11図を参照
して説明する。
第5図、第6図はこの発明の一実施例として示した電力
増幅器の回路図であって、第5図において符号21は電
力増幅回路を示し、22は電源回路を示す。
電力増幅回路21は公知の回路であって、入力端子23
に印加された入力信号をドライバ増幅回路24で電圧増
幅したのちコンプリメンタリ5EPP接続された出力段
のトランジスタ25a 、25bによって電力増幅し、
出力端子27に得られる出力信号によって負荷28を駆
動するように構成されている。
この場合トランジスタ25a 、25bは、電源回路2
2から電源の供給を受けるように、トランジスタ25a
のコレクタが電源回路22の正電源出力端子29aに接
続され、トランジスタ25bのコレクタが同回路の負電
源出力端子29bに接続されている。
なおこの実施例においては、増幅器の信号源がステレオ
オーディオ信号であるものとし、前記電力増幅回路21
がRチャンネルの入力信号を増幅し、図示しないいま一
つの電力増幅回路(その構成は電力増幅回路21と同一
)がLチャンネルの入力信号を増幅するものとする。
また、図において前記正負電源出力端子29a 、29
bに出力される正負電源電圧が、図示しない前記電力増
幅回路の出力段のトランジスタにも供給されるものとす
る。
電源回路22は、前記電力増幅回路の各出力段のトラン
ジスタに正負電源電圧を供給し、かつこの正負電源電圧
のレベルを各電力増幅回路の出力信号に応じて切換える
ように構成したもので、その詳細は次の通りである。
すなわち、この電源回路22は、正電源を構成する電源
31a、32aと負電源を構成する電源31b、32b
とを備えている。
これらの電源31a、32a、31b。32bは、電源
31 a t 3 l bが各々端子33a。
33bに低レベルの電圧+Vat−Voを出力す1す る電源を構成し、電源31a、32aと電源31b、3
2bとの各組が端子34a 、34bにに高レベルの電
圧+Voj−Voを出力する電源を構成している。
前記端子33aはダイオード36aを介して正電源出力
端子29aに接続されており、前記端子34aはトラン
ジスタ37aのエミッタに接続されている。
またトランジスタ37aのコレクタは正電源出力端子2
9aに接続されている。
ダイオード36aおよびトランジスタ37aは、トラン
ジスタ37aのベース電位を制御して端子33a 、3
4aに得られる電圧を選択的に正電源出力端子29aに
供給するスイッチング回路38aを構成するものである
また、前記端子33b 、34bと負電源出力端子29
bとの間においても、端子33b 、34bに得られる
電圧を選択的に負電源端子29bに供給するスイッチン
グ回路38bが設けられている。
この場合スイッチング回路38bは、スイッチング回路
38aと同様にダイオード36bとトランジスタ37b
とから構成されたものである。
そしてこれらのスイッチング回路38 a 、38 b
のトランジスタ37 a > 37 bは、制御回路4
0によってそのオン/オフが制御されるようになってい
る。
制御回路40は、電力増幅回路21の出力端子27に得
られる出力信号sRと図示しない電力増幅回路の出力信
号sLとに基づいて上記の制御を行うもので、その構成
は第6図に示す通りである。
すなわち制御回路40は、まず前記出力信号SR%sL
を各々全波整流回路(絶対値増幅回路)41゜42によ
り全波整流しく出力信号SRN SLの各絶対値を取出
す)これらの整姿出力をダイオード43.44で構成さ
れたオア回路45に供給する。
オア回路45は、前記各整流出力のオアをとり、そのと
き高レベルにある整流出力をコンパレーク46に供給す
る。
コンパレータ46はオア回路45から供給される電圧E
sと基準電源47から与えられる基準電圧ECとを比較
し、Es>E。
である場合にのみ“ハイレベル“を出力する。
このコンパレータ46の出力は、オア回路48を構成す
るダイオード49を通してトランジスタ50のベースに
供給さへまた同時にダイオード51コンデンサ52(値
Ca)、抵抗53(値Ra)からなるピークホールド回
路54に供給される。
ピークホールド回路54は、コンパレーク46の出力を
時定数T(T−Ca、Ra)をもってホールドし、その
ホールド信号をコンパレータ55に供給する。
コンパレータ55は前記ホールド信号の値と基準電源5
6から与えられる基準電圧ECとを比較して、前記ホー
ルド信号の値が基準電圧Ec2を超えている時間だけ“
ハイレベル“を出力し、この出力をオア回路48を構成
するダイオード57を通して前記トランジスタ50のベ
ースに供給する。
オア回路48は、コンパレータ46の出力とコンパレー
タ55の出力とのいずれかが“ハイレベル“である場合
にトランジスタ50のベースを“ハイレベル“とする。
トランジスタ50は、そのベース電位が制御されること
によってオン/オフし、このオン/オフにより前記トラ
ンジスタ37aのオン/オフを制御すると共にトランジ
スタ58を介して前記トランジスタ37bのオン/オフ
を制御する。
しかしてこれらトランジスタ50.58とスイッチング
回路38a 、38bとは、正負電源出力端子29a、
29bの電圧を切換える切換回路59を構成している。
また第5図、第6図に示されるように、スイッチング回
路38aと正電源出力端子29aとの間には、コイル6
0a1 コンデンサ61aおよびダイオード62aから
なるスイッチングスパイク防止回路63aが介挿されて
いる。
また同様に、スイッチング回路38bと負電源出力端子
29bとの間にもコイル60b1コンデンサ61bおよ
びダイオード62bからなるスイッチングスパイク防止
回路63bが介挿されている。
これらのスイッチングスパイク防止回路63a 、63
bは、正負電源出力端子29a、29bの各出力電圧が
高レベルの電圧+V(、、−Vcから低レベルの電圧+
VOt−VC!に切換えられた際に、前記電圧+■c
、−Vcを一定の時定数をもって緩慢に立2 下がらせる(または立上がらせる)ようにしたものであ
る。
次に、上記の構成からなる電力増幅器の動作について説
明する。
まず、電力増幅回路21の出力信号sRまたは図示しな
い電力増幅回路の出力信号sLの電圧の絶対値がVoよ
り僅か低レベルに設定されたしきい値(Vth)以下で
ある場合には、電源回路22の正負電源出力端子29a
、29bに各々電圧+VC、−Voが出力され、前記各
電力増幅回路の出力段のトランジスタがこれら電圧+v
c 。
−Voを与えられたうえで動作する。
すなわち、この場合に全波整流回路41,42、オア回
路45を通してコンパレータ46に入力される電圧Es
(出力信号SR,またはsLの絶対値)は、基準電源4
7の基準電圧ECより低い値である。
したがってこの際コンパレータ46は“ロウレベル“を
出力する。
またコンパレータ55も、コンパレータ46からピーク
ホールド回路54を介して入力される信号が“ロウレベ
ル“(基準電源56の基準電圧Ecより低い値)である
ため、その出力が“ロウレベル“となる。
これによってオア回路48は“ロウレベル“出力し、ト
ランジスタ50のベース電位を“ロウレベル“におく。
したがってこの際トランジスタ50,58が“オフ“状
態におかれ、トランジスタ37 a t 37 bが“
オフ“状態におかれる。
この結果正負電源出力端子29a、29bには、各々端
子33 a 、33 bからダイオード36 a 、3
6 bを通して供給される電圧+Vo、−Voが出力さ
れる。
したがってこの際前記電力増幅回路の出力段のトランジ
スタは前記電圧子Vc 、−vcを与えられたうえで動
作1 する。
また、前記出力信号SRまたはsLの電圧の絶対値が前
記vthを超えた場合には、正負電源出力端子29at
29bの出力電圧が各々+Vo 。
−Vo に切換えられる。
すなわち、この場合前記電圧Esは前記基準電圧ECを
超えた値となる。
したがってこの際コンパレータ46は“ハイレベル“を
出力する。
またコンパレータ55も、コンパレータ46からピーク
ホールド回路54を介して入力される信号が“ハイレベ
ル“(基準電圧ECより高い値)となるため、その出力
が“ハイレベル“となる。
これによってオア回路48はコンパレーク46,55双
方の出力によって“ハイレベル“を出力し、トランジス
タ50のベース電位ヲ“ハイレベル“とする。
この場合コンパレータ55は、コンパレーク46からの
“ハイレベル′信号をピークホールド回路54を通して
得るため、その出力の立上りがコンパレータ46の出力
の立上りよりも僅か遅れる。
したがってこの際オア回路48の出力は、その立上りの
タイミングがコンパレータ46の出力によって決定され
る。
しかしてトランジスタ50は、コンパレータ46の出力
が立上がるタイミングで、すなわち前記出力信号SRま
たはSLの電圧の絶対値が前記vthを超えたとき同時
に“オン“する。
これによってトランジスタ50は、トランジスタ37a
を“オン“させると共にトランジスタ58を介してトラ
ンジスタ37bを“オン“させる。
この結果正負電源出力端子29a )29bには、各々
端子34a。
34bからトランジスタ37at37bを通して供給さ
れる電圧+VC、−V(3が出力される。
この場合ダイオード36a 、36bは、正負電源出力
端子29a 、29bに得られる電圧+Vo 。
−Vo と端子33a 、33bの電圧+Vo 。
−Vo との干渉を防止する。
したがってこの際各電力増幅回路の出力段のトランジス
タは、各々前記電圧+VC,−VOを与えられたうえで
動作す2 る。
また、上記の状態から前記出力信号SRまたはsLの電
圧の絶対値が前記vth以下となった場合には、正負電
源出力端子29 a t 29 bの出力電圧が次のよ
うにして切換えられる。
すなわち、このときコンパレータ46の出力は、前記電
圧Esが基準電圧ECより低い値となるため、′ロウレ
ベル“となる。
一方、このときピークホールド回路54は、コンパレー
タ46の出力が“ハイレベル“から“ロウレベル“に切
換った際にも、〃ハイレベル“を時定数Tにしたがって
ホールドし、このホールド電圧をコンパレータ55に供
給する。
したがってこの際コンパレータ55の出力は、コンパレ
ータ46の出力が“ハイレベル“から“ロウレベル“に
切換わった時点から、前記時定数Tと基準電圧ECとで
決まる時間Taを経たのち“ロウレベル“に切換わる。
この結果オア回路48の出力は、コンパレータ55から
供給される出力のタイミングをもって“ハイレベル“か
ら〃ロウレベル“に切換わる。
これによって前述した場合と同様にトランジスタ50,
58が“オフ“となってトランジスタ37a、37bが
“オフ“となり、正負電源出力端子29a 、29bの
電圧が各々+vo 2 voから+vc 、−vc
に切換2 えられる。
そしてこれら電源電圧の切換えに際しては、スイッチン
グスパイク防止回路63a。
63bが各電圧+Vo、−Voを一定の時定数をもって
電圧+vo 2−vo に切換える。
すなわち、スイッチングスパイク防止回路63a、63
bのうち例えばスイッチングスパイク防止回路63aは
、スイッチング回路38aから出力される電圧が+Vo
であるときに、コンデンサ61aが電圧+VCによっ
て充電される。
この場合電圧+Vc2はトランジスタ37aのコレクタ
からコイル60aを通してコンデンサ61aに供給され
る。
そしてスイッチング回路38aの出力電圧が+Vcから
+vcに切換えられた場合には、前記コンデンサ61a
の電荷がダイオード62aを通して正電源端子29aに
供給され、正電源出力端子29aの出力電圧が前記コン
デンサ61aの放電特性にしたがって徐々に立下がる。
またスイッチングスパイク防止回路63bも上記と同様
に動作し、負電源端子29bの出力電圧を徐々に立上が
らせる。
このようにして前記各電力増幅回路は、出力信号SRま
たはsLのレベルに応じてその電源電圧を切換えられ、
各出力段のトランジスタが飽和することなく出力信号の
レベルに応じて能率よく動作する。
そしてこの動作においては、前記コンパレータ46の出
力がオア回路48のダイオード49を通して直接トラン
ジスタ50のベースに供給される関係から、前記電圧+
VC、−V□が各各軍圧+VOt−VC!に切換わる時
点が、前記出力信号sRまたはsLの電圧の絶対値が前
記vthを超えた時点に一致し、その立上り(または立
下り)が高速で行われる。
また電圧+Vo、−V。が各々電圧+Vc、−Voに向
けて切換わる時点は、前記出力信号sRまたはsLの電
圧の絶対値が前記vth以下になった時点から時間Ta
を経た時点である。
したがって前記時間Taを例えばオーディオ信号(出力
信号sRまたはSL)の最低周波数に対応する時間例え
ば、最低周波数の1波分に設定すれば、前記電圧の切換
えをオーディオ信号のエンベロープに沿って切換えるこ
とができ、信号周波数が高い場合にもその都度電源電圧
を切換えることなく、前記各電力増幅回路でのスイッチ
ングノイズの発生を僅かに抑えることができる。
またこの実施例では、スイッチングスパイク防止回路6
3a、63bを設けたから、上記スイッチングノイズの
発生をより効果的に抑えることができる。
なお、第7図は、出力信号SR(またはSL)と正負電
源出力端子29a t 29bに出力される電圧との関
係を示す図である。
また第8図は、第5図、第6図に示した電力増幅器の具
体的構成(要部構成のみを示す)の一例を示す回路図で
ある。
この図において第5図、第6図と同一要素には同一符号
を付しである。
また、この図においてのみ記した数値、記号は各素子の
値、形式を示す。
また第9図は、この発明の別の実施例として示した電力
増幅器の回路図である。
この図の参照符号で第5図、第6図と同一のものは同一
構成要素を示す。
以下、この第9図について説明すると、この図において
電力増幅回路21はステレオ信号の右チャンネル信号を
増幅し、その出力信号SRで負荷28を駆動する。
また電力増幅回路21′は左チャンネル信号を増幅し、
その出力信号sLで負荷28′を駆動する。
前記出力信号sRおよびsLは各々ダイオード71a、
72aに供給される一方ダイオード73a 、74aに
供給される。
ダイオード71a、72aとダイオード73a。
74aの各組は、前記出力信号SRおよびsLを整流す
る(出力信号sRおよびSI、の正領域成分を取出す)
と共にこれら整流出力のレベルの高いものを取出すオア
回路75a t 75bを構成している。
オア回路76aの出力はこのオア回路76aを構成する
ダイオード73a、74aと抵抗77a、78a、コン
デンサ79aとからなるピークホールド回路80aに供
給される。
ピークホールド回路80aは、オア回路76aの出力を
ピークホールドし、そのホールド信号をダイオード81
aに供給する。
ダイオード81aは、オア回路75aのダイオード71
a、72aと共に前記出力信号sRまたはsLの正領域
成分と前記ピークホールド信号とのオアをとるオア回路
82aを構成している。
そしてこのオア回路82aの出力は切換回路59のトラ
ンジスタ83aに供給される。
トランジスタ83aにはそのエミッタ側にトランジスタ
84aが接続されており、同トランジスタ84aのベー
スには基準電圧+■7が印加されている。
しかしてトランジスタ83aは、オア回路82aから供
給される電圧が前記基準電圧+vTを超えたときに、9
オン“し、これによってスイッチング回路38aのトラ
ンジスタ37aをオンさせると共にスイッチング回路3
8bのトランジスタ37bを“オン“させる。
また、出力信号SB、およびsLの負領域成分について
も上記と同様の回路が構成されているが、上記構成と対
応する素子、部分に符号71b〜84bを付してその説
明を省略する。
しかして、この第9図の回路においては、出力信号SH
,およびsLの正領域成分についてその正領域成分その
ものとピークホールド回路80aでピークホールドされ
たものとがオア回路82aからトランジスタ83aのベ
ースに供給され、また出力信号SRおよびsLの負領域
成分についてその負領域成分そのものとピークホールド
回路80bでピークホールドされたものとがオア回路8
2bからトランジスタ83bのベースに供給され、これ
ら出力信号SRまたはsLの電圧の絶対値がvTを超え
たとき(略vc1を超えたとき)トランジスタ37 a
、37 bが“オン“し、また同信号の電圧の絶対値
が基準電圧vT以下になったとき所定時間(ピークホー
ルド回路80aまたは80bの時定数で決まる時間)を
経てトランジスタ37 a 、37 bが“オフ“する
したがってこの回路においても、電力増幅回路21,2
1’に供給する正負電源電圧を、出力信号SRまたはs
Lの大きさに応じて電圧+Vc、−Voか電圧+vO、
−Vcに切換えることができ、その切換えのタイミング
を第5図、第6図の回路と同様とすることができる。
また第10図は、この発明の別の実施例として示した電
力増幅器の回路図である。
この図に示す実施例は、電力増幅回路に供給する電源電
圧を3段階に切換え得るようにしたものである。
なおこの図においても、第5図と同一の構成要素につい
では同一符号を付しである。
以下この第10図について説明すると、この図において
電源回路22は、正負電源としてそれぞれ電源91a〜
93a。
91b〜93bを有し、端子94a〜96a。
94b〜96bに各々電圧+vo 、+VC。
2 ”VOt −vo t −Vc 、−VCが得られる
よう3 1 2になって
いる。
そして、端子94a〜96aと正電源出力端子29aと
の間にはトランジスタ97a、98aとダイオード99
a、’l00aとからなるスイッチング回路101aが
設けられ、端子94b〜96bと負電源端子29bとの
間にはトランジスタ97b 、98bとダイオード99
b 、100bとからなるスイッチング回路101bが
設けられている。
そしてこの回路においても、前記トランジスタ97a
、98a 。
97b、98bの各オン/オフが制御回路102によっ
て制御されるようになっている。
制御回路102は、その基本的構成が第6図に示す回路
と同様であり、出力信号sRまたはSLのレベルが正負
いずれかの領域において、第1の基準電圧(正領域にお
いて+VT1負領域において−vT )を超えたときに
トランジスタ97a>97bを“オン“させ、第2の基
準電圧(正領域において+vT 、負領域において−v
T )を超えたときにトランジスタ98at98bを
“オン“させるように構成したものである。
しかしてこの第10図の構成においては、正負電源出力
端子29a。
29bから出力段のトランジスタ25a 、25bに供
給する電圧を、出力信号sRまたはsLの犬きさに応じ
て第11図に示すように3段階に切換えることができる
なお上記の各実施例においては、2つの電力増幅回路に
対する電源電圧の切換えを、いずれか一方の電力増幅回
路の出力信号が基準値を超えた場合に双方の電源電圧を
切換えるようにしたが、この切換えは各電力増幅回路毎
に行うようにしてもよい。
また上記の各実施例においては、音楽信号の特性にした
がって回路を簡略化する目的で正負電源電圧の切換えを
、電力増幅回路の出力信号が正負いずれか一方の領域で
基準値を超えたききに双方の電圧を切換えるようにした
が、この切換えは正負電源電圧毎に行うようにしてもよ
い。
また電源電圧を切換えるために使用する信号は、電力増
幅回路の出力信号に限られることなく、同回路の入力信
号に対応して変化する信号であればよい。
また電源電圧の切換段数は、2段以上の多数段であって
もよい。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、電
力増幅回路の電源電圧を入力信号に対応する信号によっ
て切換えるようにした電力増幅器において、電力増幅回
路の電源電圧を、入力信号に対応する信号とこの信号を
所定期間ピークホールドした信号さに基づいて切換える
ようにしたから、電力増幅回路を高い効率をもって動作
させることができ、しかもこの動作に際してスイッチン
グノイズの発生を抑えることができると共に能動素子の
飽和によるひずみを発生させることがなく、また電源切
換時の立上り(立下り)を高速で行うことができる等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増幅器の一例を示す回路図、第2図は第
1図に示す増幅器の出力信号と電源電圧との関係を示す
図、第3図は従来の増幅器の一例を示す回路図、第4図
は第3図に示す増幅器の出力信号と電源電圧との関係を
示す図、第5図はこの発明の一実施例として示した電力
増幅器の回路図、第6図は第5図に示す電力増幅器の要
部構成を示す回路図、第7図は第5図、第6図に示す電
力増幅器の出力信号と電源電圧との関係を示す図、第8
図は第5図、第6図に示す電力増幅器の具体的構成の一
例を示す回路図、第9図、第10図はいずれもこの発明
の別の実施例として示した電力増幅器の回路図、第11
図は第10図に示す電力増幅器の出力信号と電源電圧と
の関係を示す図である。 21.21’・・・・・・電力増幅回路、48・・・・
・・オア回路、51,49,57・・・・・・ダイオー
ド、52・・・・・・コンデンサ、53・・・・・・抵
抗、54・・・・・・ピークホールド回路、59・・・
・・・切換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力増幅回路と、コンデンサと抵抗とを有して構成
    され、前記電力増幅回路の入力信号に対応する制御用信
    号をダイオードを介して取込んで前記入力信号の最低周
    波数に対応する時間ピークホールドするピークホールド
    回路と、ダイオードを有して構成され、前記ピークホー
    ルド回路の出力と前記制御信号との和をとるオア回路と
    、このオア回路の出力信号に応じて前記電力増幅回路の
    電源電圧を切換える切換回路とを備えてなる電力増幅器
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