JPH06276035A - 高周波増幅器 - Google Patents
高周波増幅器Info
- Publication number
- JPH06276035A JPH06276035A JP5763093A JP5763093A JPH06276035A JP H06276035 A JPH06276035 A JP H06276035A JP 5763093 A JP5763093 A JP 5763093A JP 5763093 A JP5763093 A JP 5763093A JP H06276035 A JPH06276035 A JP H06276035A
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- JP
- Japan
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- output impedance
- data
- impedance conversion
- analog
- high frequency
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アナログデータとディジタルデータの双方で良
好な増幅特性を発揮できるアナログ/ディジタル兼用型
の高周波増幅器の提供を目的とする。 【構成】本発明は、アナログデータ又はディジタルデー
タを増幅する増幅用能動素子の出力端子と負荷との間に
特性の異なる複数の出力インピーダンス変換回路(図1
では第1と第2の出力インピーダンス回路)を選択可能
に接続するとともに、該複数の出力インピーダンス変換
回路を前記増幅用能動素子で増幅するデータの種別に応
じて選択する選択手段を設けたことを特徴とする。
好な増幅特性を発揮できるアナログ/ディジタル兼用型
の高周波増幅器の提供を目的とする。 【構成】本発明は、アナログデータ又はディジタルデー
タを増幅する増幅用能動素子の出力端子と負荷との間に
特性の異なる複数の出力インピーダンス変換回路(図1
では第1と第2の出力インピーダンス回路)を選択可能
に接続するとともに、該複数の出力インピーダンス変換
回路を前記増幅用能動素子で増幅するデータの種別に応
じて選択する選択手段を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ/ディジタル
兼用型の高周波増幅器に関する。
兼用型の高周波増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、米国のCDMA(Code-Divisio
n Multiple Access )方式におけるディジタルモードの
ように、情報をディジタルデータの形で無線伝送できれ
ば、伝送品質の向上や無線通信機器の経済化を図れて好
ましいが、例えば、自動車電話や携帯電話のように音声
情報の伝送を主体とするものは、アナログデータに合っ
た特性(例えば線形性を犠牲にして効率を高める)の高
周波増幅器を使用するために、ディジタルデータに対す
る要求性能、つまりリニアリティ重視を満足しにくい。
n Multiple Access )方式におけるディジタルモードの
ように、情報をディジタルデータの形で無線伝送できれ
ば、伝送品質の向上や無線通信機器の経済化を図れて好
ましいが、例えば、自動車電話や携帯電話のように音声
情報の伝送を主体とするものは、アナログデータに合っ
た特性(例えば線形性を犠牲にして効率を高める)の高
周波増幅器を使用するために、ディジタルデータに対す
る要求性能、つまりリニアリティ重視を満足しにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の高周
波増幅器にあっては、アナログデータ又はディジタルデ
ータの一方にしか増幅特性を合わせることができなかっ
たため、他方の増幅特性が犠牲になるという問題点があ
った [目的]そこで、本発明は、アナログデータとディジタ
ルデータの双方で良好な増幅特性を発揮できるアナログ
/ディジタル兼用型の高周波増幅器の提供を目的とす
る。
波増幅器にあっては、アナログデータ又はディジタルデ
ータの一方にしか増幅特性を合わせることができなかっ
たため、他方の増幅特性が犠牲になるという問題点があ
った [目的]そこで、本発明は、アナログデータとディジタ
ルデータの双方で良好な増幅特性を発揮できるアナログ
/ディジタル兼用型の高周波増幅器の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためその原理図を図1に示すように、アナログデ
ータ又はディジタルデータを増幅する増幅用能動素子の
出力端子と負荷との間に特性の異なる複数の出力インピ
ーダンス変換回路(図1では第1と第2の出力インピー
ダンス回路)を選択可能に接続するとともに、該複数の
出力インピーダンス変換回路を前記増幅用能動素子で増
幅するデータの種別に応じて選択する選択手段を設けた
ことを特徴とする。
成するためその原理図を図1に示すように、アナログデ
ータ又はディジタルデータを増幅する増幅用能動素子の
出力端子と負荷との間に特性の異なる複数の出力インピ
ーダンス変換回路(図1では第1と第2の出力インピー
ダンス回路)を選択可能に接続するとともに、該複数の
出力インピーダンス変換回路を前記増幅用能動素子で増
幅するデータの種別に応じて選択する選択手段を設けた
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明では、増幅データの種別(すなわちアナ
ログデータかディジタルデータか)に応じて増幅用能動
素子と負荷との間に接続される出力インピーダンス変換
回路が選択的に切り換えられる。従って、それぞれの出
力インピーダンス変換回路をアナログデータとディジタ
ルデータの増幅特性に合わせて最適設計しておけば、ア
ナログデータとディジタルデータの双方で良好な増幅特
性を発揮できるアナログ/ディジタル兼用型の高周波増
幅器が実現される。
ログデータかディジタルデータか)に応じて増幅用能動
素子と負荷との間に接続される出力インピーダンス変換
回路が選択的に切り換えられる。従って、それぞれの出
力インピーダンス変換回路をアナログデータとディジタ
ルデータの増幅特性に合わせて最適設計しておけば、ア
ナログデータとディジタルデータの双方で良好な増幅特
性を発揮できるアナログ/ディジタル兼用型の高周波増
幅器が実現される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2、図3は本発明に係る高周波増幅器の一実施
例を示す図である。まず、構成を説明する。図2におい
て、1はアナログデータ又はディジタルデータの入力端
子、2は入力インピーダンス変換回路、3は高周波トラ
ンジスタ等の増幅用能動素子(多段に接続したものを含
む)、4は第1の出力インピーダンス変換回路(出力イ
ンピーダンス変換回路)、5は第2のインピーダンス変
換回路(出力インピーダンス変換回路)、6は高周波切
り換え部(選択手段)、7は負荷である。
する。図2、図3は本発明に係る高周波増幅器の一実施
例を示す図である。まず、構成を説明する。図2におい
て、1はアナログデータ又はディジタルデータの入力端
子、2は入力インピーダンス変換回路、3は高周波トラ
ンジスタ等の増幅用能動素子(多段に接続したものを含
む)、4は第1の出力インピーダンス変換回路(出力イ
ンピーダンス変換回路)、5は第2のインピーダンス変
換回路(出力インピーダンス変換回路)、6は高周波切
り換え部(選択手段)、7は負荷である。
【0007】高周波切り換え部6は、図3に示すよう
に、負荷7側のノードNA と第2の出力インピーダンス
変換回路5側のノードNB との間にピンダイオード6a
を接続し、そのアノードを抵抗6bを介して制御端子6
cに接続して構成する。なお、6dは交流パス用のコン
デンサ、6eは直流パス用のコイルである。制御端子6
cには、ピンダイオード6aをオンさせるに充分な電圧
値を有するバイアス電圧Vcが印加可能であり、印加時
には、NA とNB の間がピンダイオード6aのオン抵抗
に相当するきわめて低い抵抗値で接続されるようになっ
ている。
に、負荷7側のノードNA と第2の出力インピーダンス
変換回路5側のノードNB との間にピンダイオード6a
を接続し、そのアノードを抵抗6bを介して制御端子6
cに接続して構成する。なお、6dは交流パス用のコン
デンサ、6eは直流パス用のコイルである。制御端子6
cには、ピンダイオード6aをオンさせるに充分な電圧
値を有するバイアス電圧Vcが印加可能であり、印加時
には、NA とNB の間がピンダイオード6aのオン抵抗
に相当するきわめて低い抵抗値で接続されるようになっ
ている。
【0008】以上の構成によれば、制御電圧Vcを印加
しない場合の増幅用能動素子3の出力インピーダンス
は、専ら第1の出力インピーダンス変換回路4のみによ
って与えられる一方、制御電圧Vcを印加した場合の増
幅用能動素子3の出力インピーダンスは、第1の出力イ
ンピーダンス変換回路4と第2の出力インピーダンス変
換回路5の双方で与えられる。
しない場合の増幅用能動素子3の出力インピーダンス
は、専ら第1の出力インピーダンス変換回路4のみによ
って与えられる一方、制御電圧Vcを印加した場合の増
幅用能動素子3の出力インピーダンスは、第1の出力イ
ンピーダンス変換回路4と第2の出力インピーダンス変
換回路5の双方で与えられる。
【0009】従って、例えば、第1の出力インピーダン
ス変換回路4だけで与えられる出力インピーダンスをア
ナログデータに適合させ、また、第1の出力インピーダ
ンス変換回路4と第2の出力インピーダンス変換回路5
の双方で与えられる出力インピーダンスをディジタルデ
ータに適合させておけば、すなわち、それぞれの出力イ
ンピーダンス変換回路4、5をアナログデータとディジ
タルデータの増幅特性に合わせて最適設計しておけば、
制御電圧Vcを入/切するだけの簡単な操作でアナログ
/ディジタル双方に適した増幅特性に切り換えることが
できる。その結果、アナログデータに対しては特に効率
を重視した最適な特性を与えることができ、また、ディ
ジタルデータに対しては特に出力パワーを重視した最適
な特性を与えることができるから、近時のニーズに合っ
たアナログ/ディジタル兼用型の高周波増幅器を実現で
きる。
ス変換回路4だけで与えられる出力インピーダンスをア
ナログデータに適合させ、また、第1の出力インピーダ
ンス変換回路4と第2の出力インピーダンス変換回路5
の双方で与えられる出力インピーダンスをディジタルデ
ータに適合させておけば、すなわち、それぞれの出力イ
ンピーダンス変換回路4、5をアナログデータとディジ
タルデータの増幅特性に合わせて最適設計しておけば、
制御電圧Vcを入/切するだけの簡単な操作でアナログ
/ディジタル双方に適した増幅特性に切り換えることが
できる。その結果、アナログデータに対しては特に効率
を重視した最適な特性を与えることができ、また、ディ
ジタルデータに対しては特に出力パワーを重視した最適
な特性を与えることができるから、近時のニーズに合っ
たアナログ/ディジタル兼用型の高周波増幅器を実現で
きる。
【0010】なお、実施例では、第1の出力インピーダ
ンス変換回路4をアナログデータとディジタルデータで
共通に使用しているが、これに限るものではなく、第1
の出力インピーダンス変換回路4と第2の出力インピー
ダンス変換回路5のそれぞれをアナログデータ専用、デ
ィジタルデータ専用とし、これらの変換回路を択一的に
選択使用するようにしてもよい。
ンス変換回路4をアナログデータとディジタルデータで
共通に使用しているが、これに限るものではなく、第1
の出力インピーダンス変換回路4と第2の出力インピー
ダンス変換回路5のそれぞれをアナログデータ専用、デ
ィジタルデータ専用とし、これらの変換回路を択一的に
選択使用するようにしてもよい。
【0011】また、実施例では、高周波切り換え部6に
ピンダイオードを使用しているが、他のスイッチングデ
バイスを用いてもよいことは言うまでもない。
ピンダイオードを使用しているが、他のスイッチングデ
バイスを用いてもよいことは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、アナログデータ又はデ
ィジタルデータを増幅する増幅用能動素子の出力端子と
負荷との間に特性の異なる複数の出力インピーダンス変
換回路を選択可能に接続し、該複数の出力インピーダン
ス変換回路を前記増幅用能動素子で増幅するデータの種
別に応じて選択するように構成したので、アナログデー
タとディジタルデータの双方で良好な増幅特性を発揮で
き、近時のニーズに合ったアナログ/ディジタル兼用型
の高周波増幅器を実現することができる。
ィジタルデータを増幅する増幅用能動素子の出力端子と
負荷との間に特性の異なる複数の出力インピーダンス変
換回路を選択可能に接続し、該複数の出力インピーダン
ス変換回路を前記増幅用能動素子で増幅するデータの種
別に応じて選択するように構成したので、アナログデー
タとディジタルデータの双方で良好な増幅特性を発揮で
き、近時のニーズに合ったアナログ/ディジタル兼用型
の高周波増幅器を実現することができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】一実施例のブロック図である。
【図3】一実施例の高周波切り換え部の構成図である。
3:増幅用能動素子 4:第1の出力インピーダンス変換回路(出力インピー
ダンス変換回路) 5:第2の出力インピーダンス変換回路(出力インピー
ダンス変換回路) 6:高周波切り換え部(選択手段) 7:負荷
ダンス変換回路) 5:第2の出力インピーダンス変換回路(出力インピー
ダンス変換回路) 6:高周波切り換え部(選択手段) 7:負荷
Claims (1)
- 【請求項1】アナログデータ又はディジタルデータを増
幅する増幅用能動素子の出力端子と負荷との間に特性の
異なる複数の出力インピーダンス変換回路を選択可能に
接続するとともに、 該複数の出力インピーダンス変換回路を前記増幅用能動
素子で増幅するデータの種別に応じて選択する選択手段
を設けたことを特徴とする高周波増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763093A JPH06276035A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 高周波増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763093A JPH06276035A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 高周波増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06276035A true JPH06276035A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13061217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5763093A Pending JPH06276035A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 高周波増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06276035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006006244A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 高出力増幅器 |
JP2007081604A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Nec Electronics Corp | スイッチ回路 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5763093A patent/JPH06276035A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006006244A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-01-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 高出力増幅器 |
JPWO2006006244A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2008-04-24 | 三菱電機株式会社 | 高出力増幅器 |
US7501897B2 (en) | 2004-07-14 | 2009-03-10 | Mitsubishi Electric Corporation | High-power amplifier |
JP2007081604A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Nec Electronics Corp | スイッチ回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020716 |