JPS5934803B2 - 海島型複合繊維用口金 - Google Patents
海島型複合繊維用口金Info
- Publication number
- JPS5934803B2 JPS5934803B2 JP6835081A JP6835081A JPS5934803B2 JP S5934803 B2 JPS5934803 B2 JP S5934803B2 JP 6835081 A JP6835081 A JP 6835081A JP 6835081 A JP6835081 A JP 6835081A JP S5934803 B2 JPS5934803 B2 JP S5934803B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sea
- cap
- type composite
- plate
- island
- Prior art date
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- Expired
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は紡糸性の改善された海島型複合繊維用口金に関
する。
する。
従来から海島型複合繊維は知られており、また海島型複
合繊維用口金も種々提案されている。
合繊維用口金も種々提案されている。
すなわち、海島型複合繊維はまず芯さや型複合流を形成
せしめ、次いで、これらの複数多数本を溶融状態で集合
させてのち吐出孔から紡出する方法が最も複合状態の点
で優れているとされており、海島型複合繊維用口金は少
なくとも少なくとも３枚以上の口金板からなり、最下部
口金板（集合口金板）の直上に配置される２枚の口金板
の間に海成分の半径方向の流路を有することもまた知ら
れている。
せしめ、次いで、これらの複数多数本を溶融状態で集合
させてのち吐出孔から紡出する方法が最も複合状態の点
で優れているとされており、海島型複合繊維用口金は少
なくとも少なくとも３枚以上の口金板からなり、最下部
口金板（集合口金板）の直上に配置される２枚の口金板
の間に海成分の半径方向の流路を有することもまた知ら
れている。
しかしながら、従来の口金はいずれも円の中心方向に向
って、つまり半径方向の海成分流路へ上記海成分を導く
ために設けた流入孔より外側にはほとんど海成分の流れ
ない部分いわゆるデッドスペースが存在するものであっ
た。
って、つまり半径方向の海成分流路へ上記海成分を導く
ために設けた流入孔より外側にはほとんど海成分の流れ
ない部分いわゆるデッドスペースが存在するものであっ
た。
本発明者らはこの部分に長時間滞留した海成分は熱変性
し、この熱変性した海成分が紡糸糸切れの一因になるこ
とを見い出し、紡糸糸切れを抑制しうる海島型複合繊維
用口金について種々検討した結果、本発明に到達したも
のである。
し、この熱変性した海成分が紡糸糸切れの一因になるこ
とを見い出し、紡糸糸切れを抑制しうる海島型複合繊維
用口金について種々検討した結果、本発明に到達したも
のである。
本発明は次の構成を有する。
すなわち、本発明は集合口金板と、該集合口金板の上部
に配設された３枚以上の口金板および管状体とからなり
、該３枚の口金板のうち下方側に配置される２枚の口金
板の間に海成分の流路を形成すると共に該２枚の口金板
の一方に上記管状体を植立し、さらに上記３枚の口金板
のうち−Ｆ方側に配置される２枚の口金板の外周側に上
記海成分流路に連通ずる海成分導入孔を設けてなる海島
型複合繊維用口金において、上記下方側の２枚の口金板
の間の外周側所定位置に、内周面に所定間隔をおいて凹
部を備えた円環状体を設け、該円環状体の凹部上端を上
記導入孔の下端外周に内接したことを特徴とする海島型
複合繊維用口金である。
に配設された３枚以上の口金板および管状体とからなり
、該３枚の口金板のうち下方側に配置される２枚の口金
板の間に海成分の流路を形成すると共に該２枚の口金板
の一方に上記管状体を植立し、さらに上記３枚の口金板
のうち−Ｆ方側に配置される２枚の口金板の外周側に上
記海成分流路に連通ずる海成分導入孔を設けてなる海島
型複合繊維用口金において、上記下方側の２枚の口金板
の間の外周側所定位置に、内周面に所定間隔をおいて凹
部を備えた円環状体を設け、該円環状体の凹部上端を上
記導入孔の下端外周に内接したことを特徴とする海島型
複合繊維用口金である。
以下図面に従って本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明の海島型複合繊維用口金を示す横断面拡
大図であり、第１図の各口金板の中、２号板２と３号板
３の間に海成分の導入孔の最外周に内壁が接するように
円環状体５を設けたものである。
大図であり、第１図の各口金板の中、２号板２と３号板
３の間に海成分の導入孔の最外周に内壁が接するように
円環状体５を設けたものである。
第１図において、島成分Ａは１号板１に設けられた導入
孔６を経て、吐出孔７から吐出さね、管状体１０の内部
に流入する。
孔６を経て、吐出孔７から吐出さね、管状体１０の内部
に流入する。
他方、海成分Ｂは１号板に設けられた円環状パツキン溝
１６に取りつけたバッキングをパックに設けられた円環
状の突出部で押しつけられることにより島成分Ａと分離
され、１号板に設けられた導入孔１７．２号板に設けら
れた導入孔１８を経て、本発明に言う二枚の口金板の間
に設けられた海成分の半径方向の海流路１９に導かれ、
流路９，８を経て、管状体１０の内部へ島成分を包み込
みながら流入する。
１６に取りつけたバッキングをパックに設けられた円環
状の突出部で押しつけられることにより島成分Ａと分離
され、１号板に設けられた導入孔１７．２号板に設けら
れた導入孔１８を経て、本発明に言う二枚の口金板の間
に設けられた海成分の半径方向の海流路１９に導かれ、
流路９，８を経て、管状体１０の内部へ島成分を包み込
みながら流入する。
このようにして形成された芯さや型複合流は管状体１０
の内部、３号板に設けられた流路１１を経て、４号板４
に設けられた集合部１２に導かれ、ここで複数多数本の
芯さや型複合流が集合されてのち紡出孔１３から紡出さ
れる。
の内部、３号板に設けられた流路１１を経て、４号板４
に設けられた集合部１２に導かれ、ここで複数多数本の
芯さや型複合流が集合されてのち紡出孔１３から紡出さ
れる。
１４は耐圧板であり、変形防止を目的としている。
５は導入孔の下端に外接する位置であって、かつ口金板
２と口金板３との間の外周側所定位置に介装された円環
状体であって、２枚の口金板２と３とに実質的に密着し
ている。
２と口金板３との間の外周側所定位置に介装された円環
状体であって、２枚の口金板２と３とに実質的に密着し
ている。
このような円環状体は２号板もしくは３号板と一体であ
ってもよく、また、独立して組立時に２号板、３号板に
密着させてもよく、例えば２号板、円環状体および３号
板とを同時でネジ類などで固定して密着してもよい。
ってもよく、また、独立して組立時に２号板、３号板に
密着させてもよく、例えば２号板、円環状体および３号
板とを同時でネジ類などで固定して密着してもよい。
また、本発明で言う円環状体とは第２図、第３図のよう
に導入孔１８を円環状体の内周に所定間隔をおいて設け
られた凹部に外接させるものも包含する。
に導入孔１８を円環状体の内周に所定間隔をおいて設け
られた凹部に外接させるものも包含する。
このように円環状体の凹部に導入孔の下端を外接させる
ことにより、導入孔から導かれる海成分の半径方向への
推進力がアップするとともに導入孔と導入孔との間での
デッドスペースもなくすことができるため、紡糸糸切れ
減少および品質向上に多大の効果を奏するものである。
ことにより、導入孔から導かれる海成分の半径方向への
推進力がアップするとともに導入孔と導入孔との間での
デッドスペースもなくすことができるため、紡糸糸切れ
減少および品質向上に多大の効果を奏するものである。
さらに本発明の円環状体は本発明の妨げにならないなら
ば一個でなくともよい。
ば一個でなくともよい。
すなわち、複数個をつなぎあわせても構わない。
ここでは図で示していないが、２号板と３号板とを天地
逆転して使用することも可能であり、この場合には、２
号板の流出側に細孔を有し、管状体部で島流量の規制が
可能ならば２枚の口金板と本発明の環状体とから芯さや
型複合紡糸用口金にも適用されるものである。
逆転して使用することも可能であり、この場合には、２
号板の流出側に細孔を有し、管状体部で島流量の規制が
可能ならば２枚の口金板と本発明の環状体とから芯さや
型複合紡糸用口金にも適用されるものである。
本発明の口金においては従来の口金にみられた該半径方
向の海流路に海成分を導くための海成分の導入孔の外側
にデッドスペースが形成されることなく、海成分が流れ
るため紡糸糸切れが大幅に減少し、操業性が改善される
はかりでなく、糸質も向上し、本発明の海島型複合繊維
用口金は工業的にきわめて有用である。
向の海流路に海成分を導くための海成分の導入孔の外側
にデッドスペースが形成されることなく、海成分が流れ
るため紡糸糸切れが大幅に減少し、操業性が改善される
はかりでなく、糸質も向上し、本発明の海島型複合繊維
用口金は工業的にきわめて有用である。
第１図は、本発明の海島型複合繊維用口金の横断面図、
第２図、第３図は円環状体の拡大概要図である。 １；１号板、２：２号板、３：３号板、４：４号板、５
：円環状体、６：島成分導入孔、７：吐出子り、８，９
．ＩＣｌ３，１９：流路、１０：管状体、１２：集合部
、１３：紡出孔、１４：耐圧板、１６：円環状のパツキ
ン溝、１７． ８：海成分の導入孔。
第２図、第３図は円環状体の拡大概要図である。 １；１号板、２：２号板、３：３号板、４：４号板、５
：円環状体、６：島成分導入孔、７：吐出子り、８，９
．ＩＣｌ３，１９：流路、１０：管状体、１２：集合部
、１３：紡出孔、１４：耐圧板、１６：円環状のパツキ
ン溝、１７． ８：海成分の導入孔。
Claims (1)
- １ 集合口金板と、該集口金板の上部に配設された３枚
以上の口金板および管状体とからなり、該３枚の口金板
のうち下方側に配置される２枚の口金板の間に海成分の
流路を形成すると共に該２枚の口金板の一方に上記管状
体を植立し、さらに上記３枚の口金板のうち上方側に配
置される２枚の口金板の外周側に上記海成分流路に連通
ずる海成分導入孔を設けてなる海島型複合繊維用口金に
おいて、上記下方側の２枚の口金板の間の外周側所定位
置に、内周面に所定間隔をおいて凹部を備えた円環状体
を設け、該円環状体の凹部上端を上記導入孔の下端外周
に内接したことを特徴とする海島型複合繊維用口金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6835081A JPS5934803B2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 海島型複合繊維用口金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6835081A JPS5934803B2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 海島型複合繊維用口金 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5361374A Division JPS5914566B2 (ja) | 1974-05-14 | 1974-05-14 | 海島型複合繊維用口金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729605A JPS5729605A (en) | 1982-02-17 |
| JPS5934803B2 true JPS5934803B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=13371286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6835081A Expired JPS5934803B2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | 海島型複合繊維用口金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934803B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0799003B2 (ja) * | 1988-12-21 | 1995-10-25 | ダイヤテックス株式会社 | 人工芝構造体の製造方法 |
| KR950013484B1 (ko) * | 1993-09-15 | 1995-11-08 | 제일합섬주식회사 | 내열성과 내염소성이 우수한 탄성섬유의 제조방법 |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP6835081A patent/JPS5934803B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729605A (en) | 1982-02-17 |
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