JPS5934737Y2 - ねじ用ノブ - Google Patents

ねじ用ノブ

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Publication number
JPS5934737Y2
JPS5934737Y2 JP2936080U JP2936080U JPS5934737Y2 JP S5934737 Y2 JPS5934737 Y2 JP S5934737Y2 JP 2936080 U JP2936080 U JP 2936080U JP 2936080 U JP2936080 U JP 2936080U JP S5934737 Y2 JPS5934737 Y2 JP S5934737Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
knob
bolt
cap
cap body
pawl
Prior art date
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Expired
Application number
JP2936080U
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English (en)
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JPS56131011U (ja
Inventor
秀恭 的場
Original Assignee
株式会社 コノエ
マテツクス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 コノエ, マテツクス株式会社 filed Critical 株式会社 コノエ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製のねじ用ノブの改良に係り、キャッ
プ体の構造と該キャップ体をノブ本体へ係止する機構に
特徴を有するねじ用ノブに関する。
出願人は先きに、第1図、第2図及び第3図に示す如き
ねじ用ノブを開発し、実願昭52−153414号(実
開昭54−77857号公報)として該考案の公開を行
なっている。
而して、第1図に示すねじ用ノブにあっては、キャップ
体1をノブ本体2に形成した嵌合溝3内へ差し込んだだ
けであるから嵌着力が極めて弱く、ボルト・ナツトの抜
は止め機能を果し得ないという大きな欠点がある。
又、第2図に示す如くノブナツトとして使用する場合に
あっても、キャップ体1とナツト4とが近接しているた
め、ボルト5の捩込み代がナツトの厚みlに限定される
という欠点がある。
更に、第3図に示すねじ用ノブにあっては、キャップ体
1の爪1aとノブ本体2側の突部2aとを係合させてい
るために、キャップ体1が簡単に脱落するようなことは
ない。
然し乍ら、キャップ体1の取り外しが極めて困難であっ
て、キャップ体1を破損しなければボルトやキャップ体
の交換が出来ないという大きな欠点がある。
本考案は、この種ねじ用ノブの上述の如き欠点の除去を
課題とするものであり、キャップ体1の挿着及び離脱が
極めて容易であり、且つボルト・ナツトの抜は止めが完
全で、ノブナツトとして使用する場合にも大きなボルト
掘込み代を取り得るようにした、プラスチック製ねじ用
ノブの提供を目的とするものである。
以下、第4図乃至第12図に示す本考案の各実施例に基
づいて、その詳細を説明する。
本考案に係るねじ用ノブは、ノブ本体Aとキャップ体B
とから構成されでおり、ノブ本体A及びキャップ体Bは
合成樹脂の一体成形により製作されている。
本実施例にあっては、ノブ本体Aには衝撃に強く、且つ
耐摩耗性に秀れたポリアミド系の合成樹脂が使用されて
おり、また、キャップ体Bにはポリプロピレン系樹脂が
使用されている。
第4図乃至第6図を参照して、一定の厚みTを有するノ
ブ本体Aの中央部には、深さHの窪み6が穿設されてお
・す、該窪み6と連通してボルト挿通孔7が軸心方向に
貫通されている。
窪み6の奥部即ち深さNの部分は、当該ねじ用ノブを使
用するボルトのボルト頭やナツトと略同−の六角形状に
形成されており、ボルト・ナツトの嵌合部8となってい
る。
又、その表面側即ち深さKの部分部は略円筒状に仕上げ
られており、後述するキャップ体Bの挿着部9となって
いる。
尚本実施例にあっては、前記ボルト・ナツトの嵌合部8
は、室形ボルトを嵌着するように形成されているが、四
角形や六角形であってもよいことは勿論である。
又、キャップ挿着部9の形状も円筒状に限定されるもの
ではなく、三角状や四角状であっても良い。
前記キャップ挿着部9の内壁面には、略120’の等間
隔で3個の爪係止溝10・・・・・・が穿設されており
、本実施例に於いては、キャップ挿着部9の周壁が比較
的薄いために、各爪係止溝10は貫孔となっている。
第7図乃至第9図を参照して、キャップ体Bは、円形の
蓋板12の外縁にリング状の薄板外周壁11を一体形成
したものであり、外周壁11の外径D2は前記キャップ
体挿着部9の内径D1より僅かに小さくされており、且
つその深さは、該キャップ体Bをノブ本体Bへ挿着した
場合に、外周壁11の先端部が前記ノブ側の爪係止溝1
0と丁度対向するように選定されている。
外周壁11の端部には、第7図に示す如く、120゜の
等間隔で外方へ突出した3個の係止爪13・・・・・・
が形成されており、且つ該係止爪13を挾んで両側の外
周壁には、切り溝14.14・・・・・・が設けられて
いる。
即ち、切り溝14.14・・・・・・を設けることによ
り、係止爪13を内方へある程度弾力的に押し込めるよ
うになっている。
又、蓋板12の内方には、前記ノブ本体側のキャップ挿
着部9の深さKと略同長の筒体15が形成されており、
該筒体15の内径は、ノブ本体側のボルト挿通孔7の穴
径よりも大きく選定されている。
次に、本考案に係るねじ用ノブの使用について説明する
第110図及び第11図は当該ねじ用ノブをボルト16
を組合せ、ノブボルトとして使用する場合を示すもので
ある。
ボルト16をノブ本体Aの外方よりボルト挿通孔7を通
して挿入し、該ボルト16の頭部16aをボルトナツト
の嵌合部8内へ押し込み、両者を密嵌合する。
次に、キャップ体Bをその係止爪13・・・・・・を内
方へ押圧しつつキャップ挿着部9へ挿入し、係止爪13
と爪係止溝10との位置を一致させたうえ、これを強く
内方へ押し込む。
一方、キャップ体Bの係止爪13は、外周壁11に形成
した切り溝14.14により一定の弾性をもって蓋板1
2に固着されており、該キャップ体Bを奥まで押し込む
と係止爪13が爪係止溝10と確実に係合する。
又、キャップ体Bの筒体15の先端は、ボルト頭部16
aを押圧することになり、ボルト16の抜は止め作用を
する。
ボルト16を交換する場合には、係止爪13が位置する
キャップ体Bとノブ本体Aとの間隙部Gへ小型ドライバ
ーの先端を夫々挿入し、係止爪13を内方へ押し込んで
爪係止溝10との係合を解き、ドライバー先端と一諸に
キャップ体Bを手前へ離脱さす。
第12図は、当該ねじ用ノブとナツト17とを組合せ、
ノブナツトとして使用する場合を示すものであり、ナツ
ト17とキャップ体Bの装着方法は、ボルト16の場合
と全く同様である。
ノブナツトとして使用する場合、筒体15の内径がボル
ト17aの外径より大であるために、略距離にだけの締
め代を有することになり、その分だけポル)17aの長
さの選定に裕度を持たすことが可能となる。
本考案は上述の如き槽底であるから、下記の如く多くの
秀れた効用を有している。
(1)キャップ体Bに形成した係止爪13を、ノブ本体
側の爪係止溝10へ係合させる構造であるために、キャ
ップ体Bは簡単に離脱せず、筒体15を介してボルト1
6やナツト17のより確実な抜は止めを行なうことが可
能となる。
(2)小型ドライバー等により極く簡単に、係止爪13
と爪係止溝10との係合を解くことが出来、ボルト・ナ
ツトの取替やキャップ体Bの取替を、キャップ体Bを破
損することなく極めて簡単に行ない得る。
(3)ボルト・ナツトの抜は止めを筒体15を介して行
っているために、ノブナツトとして使用した場合の締め
代が大きく取れ、ノブナツトの使用上極めて便宜なもの
になる。
本考案は上述の通り、優れた実用的効用を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、従前のねじ用ノブの断面
概要図である。 第4図は、本考案に係るねじ用ノブのノブ本体の正面図
であり、第5図は第4図のイーイ視断面図、第6図は斜
視図である。 第7図はキャップ体Bの正面図であり、第8図は、第7
図のローロ視断面図、第9図(よ斜視図である。 第10図は本考案に係るねじ用ノブを使用したノブボル
トの断面図であり、第11図はノブポルI・とじての使
用の概要を示す一部破断斜面図である。 第12図は、本考案に係るねじ用ノブを使用したノブナ
ツトの断面図である。 A・・・・・・ノブ本体、B・・・・・・キャップ体、
6・・・・・・窪み、7・・・・・・ボルト挿通孔、8
・・・・・・ボルト・ナツト嵌合部、9・・・・・・キ
ャップ挿着部、10・・・・・・爪係止溝、11・・・
・・・外用壁、12・・・・・・蓋板、13・・・・・
・係止爪、14・・・・・・切り溝、15・・・・・・
筒体、16・・・・・・ボルト、16a・・・・・・ボ
ルト頭、17・・・・・・ナツト。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)中央部にキャップ挿着部9とボルト・ナツト嵌合
    部8とから成る窪み6を形成し、該窪み6と連通してボ
    ルト挿通孔7を軸方向に貫通すると共に、前記キャンプ
    挿着部9の壁面には適宜数の爪係止溝10を形成したノ
    ブ本体Aと、筒体15を突設した蓋板12の外縁に前記
    キャップ挿着部9へ挿入する外周壁11を形成し、該外
    周壁11の先端に前記爪係止溝10と係合する係止爪1
    3を外方へ向けて突設すると共に、係止爪13を挾んで
    外周壁11には切り溝14を穿設したキャップ体Bとよ
    り戊るねじ用ノブ。
  2. (2)キャップ挿着部9を円筒状にまたボルトナツト嵌
    合部8を六角状とすると共に、3個の爪係止溝10を均
    等な間隔で形成したノブ本体Aより戊る実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載のねじ用ノブ。
  3. (3)適用するボルト16より大なる内径の筒体15を
    形成したキャップ体Bより取る実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項に記載のねじ用ノブ。
JP2936080U 1980-03-05 1980-03-05 ねじ用ノブ Expired JPS5934737Y2 (ja)

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JP2936080U JPS5934737Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 ねじ用ノブ

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JP2936080U JPS5934737Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 ねじ用ノブ

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Publication Number Publication Date
JPS56131011U JPS56131011U (ja) 1981-10-05
JPS5934737Y2 true JPS5934737Y2 (ja) 1984-09-26

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ID=29625259

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JP2936080U Expired JPS5934737Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 ねじ用ノブ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4810059B2 (ja) * 2003-08-20 2011-11-09 正康 虎谷 止水板押圧具を備えた止水板

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Publication number Publication date
JPS56131011U (ja) 1981-10-05

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