JPS5934420Y2 - 電気ポツトの水量表示パネル取付構造 - Google Patents

電気ポツトの水量表示パネル取付構造

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JPS5934420Y2
JPS5934420Y2 JP9757681U JP9757681U JPS5934420Y2 JP S5934420 Y2 JPS5934420 Y2 JP S5934420Y2 JP 9757681 U JP9757681 U JP 9757681U JP 9757681 U JP9757681 U JP 9757681U JP S5934420 Y2 JPS5934420 Y2 JP S5934420Y2
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JP
Japan
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panel
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bent piece
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Application number
JP9757681U
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English (en)
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JPS583129U (ja
Inventor
省造 森本
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気ポットにおける水量表示パネルの胴体へ
の取付構造に関するものである。
従来、ヒータを設けた中容器の底部から水量表示管を立
設し、胴体の窓孔および水量表示パネルの表示窓を介し
て外部より水量を目視できるようにした電気ポットが提
供されている。
この種の電気ポットでは樹脂成形品からなる水量表示パ
ネルを薄肉金属板からなる胴体に取付ける場合、例えば
第1図に示すごとく、胴体30の窓孔31の両側に開口
孔32と切起し片33とを設け、一方水量表示パネル3
4の内側面にL字形の係合爪35を設け、この係合爪3
5を開口孔32に強制嵌合して切起し片33の先端に係
合させることにより、パネル34を胴体30に取付けて
いた。
ところが、この取付方法では、係合爪35を強制嵌合す
るとき、係合爪35が内側に曲げられるため、係合爪3
5の根元が白化したり折損することがある。
しかも、切起し片33の高さのバラツキにより、パネル
34と胴体30との間に隙間ができ、パネル34が胴体
30に対してガタつく欠点がある。
また修理の際のパネル取外しも困難である。
また、他の取付方法として、胴体の孔にパネルの突部を
差し込み、突部を熱溶着するものもあるが、これでは作
業性が悪い欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑みてなされたもので、係合爪の
白化折損を防止してパネルを胴体に隙間なくしっかりと
固定でき、かつ作業性の良好な電気ポットの水量表示パ
ネル取付構造を提供しようとするものである。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
第2図は本考案にかかる電気ポットの一例を示し、薄肉
金属板からなる胴体1の下部に底体6を、上部に肩体7
を固定し、肩体7の上部には空気ポンプ(図示せず)を
内蔵した蓋体8がヒンジ部9によって開閉自在に設けら
れている。
上記胴体1の内部にはステンレス製の中容器10が収納
固定されており、この中容器10の底部外周にはバンド
状ヒータ11が巻装され、かつ中容器10の周囲は断熱
材12でおおわれている。
上記中容器10の外側には、中容器10の底部から連結
管13,14を介して連通した透明な水量表示管15が
立設されており、この水量表示管15の上端部は連結管
16.17によって中容器10の上部側壁に連通してい
る。
胴体1の上記水量表示管15と対応する位置には、第3
図に示すごとく縦方向に窓孔2が設けられており、この
窓孔2の両側には合計6個の開口孔3が設けられている
開口孔3の外側部には、第4図に示すごとく胴体1の内
方に折曲されたL字形折曲片4が形成され、この折曲片
4の先端面5は下方に至るに従い漸次胴体1の内方に傾
斜している。
上記胴体1の窓孔2の外側には合成樹脂製の水量表示パ
ネル18が取付けられている。
すなわち、このパネル18は横断面時コ字形に形成され
、中央部には縦長な表示窓19が設けられ、内側面には
先端部21が外側方へ突出した合計6個のL字形係合爪
20が一体に突設されている。
また、パネル18の下部には通電表示用の2個の表示孔
22が設けられ、この表示孔22にランプ23とレンズ
24とが対応するようになっている。
パネル18の上下端部には突片25,26が突設され、
上方の突片25は第2図に示すごとく肩体7の下面に係
合し、下方の突片26は胴体1の窓孔2の下縁に係合す
るようになっている。
上記パネル18を胴体1に取付けるには、係合爪20を
開口孔3の上部3aに嵌入するとともに、パネル18を
下方に押し下げることにより、係合爪20の先端部21
内面が折曲片4の先端面5に摺接しながら圧接し、パネ
ル18の下方の突片26が窓孔2の下縁に係合してパネ
ル18の下方への位置決めがなされる。
上記係合爪20の先端部21内面が折曲片4の先端面5
に圧接することによって、折曲片4の根元部4aがパネ
ル18011Jに若干撓み、その弾性力によってパネル
18は胴体1の外側面に圧接する。
したがって、たとえパネル18に成形ソリがあったり、
あるいは折曲片4の先端部の高さにバラツキがあっても
、パネル18を胴体1に対し常に隙間なく取付けること
ができるとともに、係合爪20には曲げ力がほとんど作
用しないので、係合爪20の白化や折損といった問題も
ない。
この後、胴体1の上端に肩体7を載置固定することによ
り、パネル18の上方への移動が規制さへ係合爪20と
折曲片4との係合が外れる心配がない。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、胴体に
開口孔と折曲片とを設け、パネルの係合爪を開口孔の上
部に嵌入し、かつ下方にスライドさせることにより、係
合爪の内面を折曲片の傾斜した先端面に圧接させるよう
にしたので、パネルを胴体に簡単に取付けることができ
るとともに、折曲片には無理な力がかからず、白化折損
の心配がない。
しかも、修理時などにおいてパネルを胴体から取外すこ
とも容易である。
また、パネルに成形ソリがあったり、折曲片の寸法バラ
ツキがあっても、折曲片の傾斜した先端面および折曲片
の弾性変形によって上記成形ソリや寸法バラツキを吸収
するため、パネルと胴体との間に隙間が発生することも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水量表示パネルの取付構造を示す一部分
解斜視図、第2図は本考案にかかる電気ポットの一部断
面側面図、第3図は胴体と水量表示パネルの分解斜視図
、第4図はその要部の分解斜視図である。 1・・・・・・胴体、2・・・・・・窓孔、3・・・・
・・開口孔、3a・・・・・・上部、4・・・・・・折
曲片、5・・・・・・先端面、7・・・・・・肩体、1
0・・・・・・中容器、11・・・・・・ヒータ、15
・・・・・・水量表示管、18・・・・・・水量表示パ
ネル、19・・・・・・表示窓、20・・・・・・係合
爪、21・・・・・・先端部、25.26・・・・・・
突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄肉金属板からなる胴体に水量表示パネルを取付けた電
    気ポットにおいて、上記胴体に縦方向に窓孔を設けると
    ともに、該窓孔の両側に開口孔を設け、かつ開口孔の一
    側部には先端面が下方に至るに従い漸次胴体の内方へ傾
    斜する折曲片を内方に折曲して形成し、一方水量表示パ
    ネルには上記窓孔に対応する表示窓を設けるとともに、
    内側面には上記開口孔に嵌入自在でかつ先端部内面が上
    記折曲片の先端面と当接するL字形係合爪を突設し、上
    記水量表示パネルの係合爪を胴体の開口孔の上部に嵌入
    し、かつ下方に押し下げることにより、係合爪の先端部
    内面を折曲片の先端面に圧接させたことを特徴とする電
    気ポットの水量表示パネル取付構造。
JP9757681U 1981-06-29 1981-06-29 電気ポツトの水量表示パネル取付構造 Expired JPS5934420Y2 (ja)

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JP9757681U JPS5934420Y2 (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電気ポツトの水量表示パネル取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS583129U JPS583129U (ja) 1983-01-10
JPS5934420Y2 true JPS5934420Y2 (ja) 1984-09-25

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ID=29892374

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JP9757681U Expired JPS5934420Y2 (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電気ポツトの水量表示パネル取付構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126432U (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 象印マホービン株式会社 水量表示付ポツト
JPS6349229Y2 (ja) * 1987-03-18 1988-12-19
JPH05134Y2 (ja) * 1989-12-15 1993-01-05

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Publication number Publication date
JPS583129U (ja) 1983-01-10

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