JPS6330366Y2 - - Google Patents

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JPS6330366Y2
JPS6330366Y2 JP1981067363U JP6736381U JPS6330366Y2 JP S6330366 Y2 JPS6330366 Y2 JP S6330366Y2 JP 1981067363 U JP1981067363 U JP 1981067363U JP 6736381 U JP6736381 U JP 6736381U JP S6330366 Y2 JPS6330366 Y2 JP S6330366Y2
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JP
Japan
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beak
tongue
annular lid
fitting
mouth member
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JP1981067363U
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JPS57179333U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、下口部材の嘴部上面に密接にこれを
覆う舌片部を備えた環状蓋を下口部材に取付けて
成るポツトの環状蓋け構造に関する。
従来の技術 環状蓋取付け構造を有するポツトとしては魔法
瓶、電気保温ポツトなどがある。
この種ポツトにおいては一般に、下口部材1の
開口部内周面3に嵌合溝4を形成すると共に合成
樹脂製環状蓋2の環状部5に前記内周面3に嵌合
する脚片6を一体形成し、この脚片6の外面7に
嵌合突起8を設け、環状蓋2を下口部材1に圧嵌
入せしめ、前記嵌合突起8を前記嵌合溝4に嵌係
合させ両者の一体化を図ると同時に、前記舌片部
9と嘴部10間にフラツプ11を枢支して環状蓋
取付け構造を構成している(第1図、第6図参
照)。しかしこのような構造では、使用後時間の
経過と共にその素材である合成樹脂が熱劣化を起
こし、舌片部9が上方に反り返る傾向があり、両
者間に隙間が生じて美観が損なわれると同時に隙
間より内容液がもれる場合がある。
そこで、このような欠点を解消するものとし
て、例えば実開昭53−110552号公報に開示されて
いるように、舌片部9と嘴部10とを印篭嵌め方
法により夫々両側部を嵌係合させた構造のものが
ある。
考案が解決しようとする問題点 ところが上記従来例のように、舌片部9と嘴部
10とを先端部で嵌係合させるだけでは、使用後
長時間の経過と共に、両者間に隙間が生じるとい
う上記従来例がもつ欠点を依然として解消し得
ず、環状蓋取付けの確実性や耐久性において劣つ
ている。
そこで本考案は、上記従来例の欠点を構造や組
立ての複雑化なく是正することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するため、下口部材の
嘴部上面に密接してこれを覆う舌片部を備えた環
状蓋を下口部材に取付けて成るポツトの環状蓋取
付け構造において、嘴部と舌片部とをその先端部
で係脱自在に係合させ、その後方で前記係合の方
向とは異なつた方向で無理嵌めして一体化したこ
とを特徴とする。
作 用 本考案は、下口部材の嘴部と密接してこれを覆
う舌片部とを、その先端部で係脱自在に係合さ
せ、その後方で前記係合の方向とは異なつた方向
で無理嵌めして一体化したから、嘴部と舌片部と
の離開する方向への変形を、向きの異なる係合向
きと無理嵌め向きとにより拘束して舌片部が上方
に反り返るのを阻止し、嘴部と舌片部間との間に
隙間が生じるのを確実に防止できる。
又本考案によれば、下口部材及び環状蓋の両者
又はいずれか一方に成形時の歪がある場合にも、
嘴部と舌片部とを、互いに向きの異なる係合とと
無理嵌めによる2つの手段で組付けることにより
両者を隙間が生じないよう容易にしかも確実に組
付けすることができる。
実施例 以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
第1図及び第2図に示す本考案の第1実施例
は、魔法瓶に係るものであるが、従来例と同様外
ケース12の上端に合成樹脂製下口部材1を固着
し、その開口部内周面3に形成した嵌合溝4に合
成樹脂製環状蓋2に一体に設けた脚片6の嵌合突
起8を嵌係合させた状態で環状蓋2を下口部材1
に取付けている。14は舌片部開口部内周面3に
形成した螺条、15はこの螺条14に螺合する栓
体、16は外ケース12内に配置した中瓶、17
はポツト側方に位置する把手、18はパツキンで
ある。
本実施例においては、合成樹脂製嘴部10の内
周面20の両側に係合溝29,29を設ける一
方、合成樹脂製舌片部9の下面両側に1対の垂下
片30,30を一体に設け、この垂下片30の弾
性を利用して垂下片30の外側面に突設した嵌合
突起31を前記嵌合溝29に嵌係合せしめるよう
構成している。又本実施例では、前記舌片部9の
先端両側部下面にL字状の鉤片32,32を一体
形成する一方、嘴部10の内周面20の先端両側
端をL字状に抉つてフラツプ支持溝33,33を
形成し、前記鉤片32,32との間にフラツプ1
1を保持できるようにしている。又前記嘴部10
はその先端部Aの横幅を狭く形成している。尚2
5はフラツプ11の後退を所定位置で阻止する突
起である。
かくして本実施例の環状蓋2を下口部材1に取
付けるには、先ずフラツプ11を前記フラツプ支
持溝33,33に支承せしめ、次いで前記鉤片3
2,32をフラツプ支持溝33,33に掛け止め
た後、環状蓋2を下方に押圧して、前記嵌合突起
31を前記嵌合溝29に無理嵌めさせると同時に
環状蓋2の環状部5と下口部材1の開口部内周面
3とを嵌係合させればよい。
尚、本実施例においては前記嵌合突起31の中
央に長手方向の突条34を形成し、これに対応す
るよう前記嵌合溝29に長手方向の凹条35を形
成して、嵌合突起31と嵌合溝29間の嵌係合関
係を一層強固なものとしているが、前記突条34
及び凹条35を省略し、第3図に示す本考案の第
2実施例の如く構成することもできる。
第1実施例及び第2実施例においては、嘴部1
0に対する舌片部9の上動を前記嵌合突起31と
嵌合溝29との無理嵌め及び鉤片32とフラツプ
支持溝33との係合により拘束し、舌片部9が反
り返るのを防止している。又鉤片32とフラツプ
支持溝33との間にフラツプ11を保持して、こ
れが外れるのを確実に防いでいる。
第4図及び第5図に示す本考案の第3実施例
は、鉤片32a,32aを嘴部10の先端両側端
に一体に設け、L字状挿入片33a,33aを舌
片部9の先端両側部下面に設けた点に特徴を有す
る。尚、嵌合突起31及び嵌合溝29は第2実施
例と同様単純な形状に形成されている。
本実施例の作用、効果は第1実施例及び第2実
施例と基本的には異なるところがない。
第6図ないし第8図に示す本考案の第4実施例
は、合成樹脂製の舌片部9の先端部下方に嘴部1
0に套嵌合する環状部39を一体形成したことを
特徴とするものである。
本実施例においては、前記環状部39を嘴部1
0に套嵌した後、環状蓋2を下口部材1に圧嵌合
させれば、舌片部9を嘴部10に対し上下、左右
の移動を拘束された状態で取付けることができ
る。
本実施例は、舌片部9の反り返りを防止できる
と共に、熱湯の通路である嘴部10の両側部が相
離開する方向に変形することをも防止でき、舌片
部9と嘴部10との間に隙間が生じるのを確実に
防止できる。
考案の効果 本考案は上記のような構成により、嘴部と舌片
部とをその先端部で係脱自在に係合させ、その後
方で前記係合とは異なる方向で無理嵌めして一体
化したから、嘴部と舌片部との離開する方向への
変形を、互いに向きの異なる係合向きと無理嵌め
向きとにより拘束して舌片部が上方に反り返るの
を阻止し、嘴部と舌片部との間の隙間が生じるこ
とを確実に防止できる結果、その隙間より内容液
がもれることを防止する等耐久性を向上させるこ
とができる。
又本考案によれば、下口部材及び環状蓋の両者
又はいずれか一方に成形時の歪がある場合にも、
嘴部と舌片部とを、互いに向きの異なる係合と無
理嵌めによる2つの手段で組付けることにより両
者を隙間が生じないよう容易にしかも確実に組付
けることができ、組付作業の能率が良くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実
施例の縦断正面図、第2図はその要部を分解した
状態で示す斜視図、第3図は第2実施例の要部を
分解した状態で示す斜視図、第4図は第3実施例
の要部の縦断正面図、第5図はその要部を分解し
た状態で示す斜視図、第6図は第4実施例を分解
した状態で示す斜視図、第7図はその要部の縦断
正面図、第8図はその要部の横断面図である。 1……下口部材、2……環状蓋、4,29……
嵌合溝、8,31……嵌合突起、9……舌片部、
10……嘴部、11……フラツプ、32,32a
……鉤片、33,33a……フラツプ支持溝、3
9……環状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下口部材の嘴部上面に密接してこれを覆う舌片
    部を備えた環状蓋を下口部材に取付けて成るポツ
    トの環状蓋取付け構造において、 嘴部と舌片部とをその先端部で係脱自在に係合
    させ、その後方で前記係合の方向とは異なつた方
    向で無理嵌めして一体化した ことを特徴とするポツトの環状蓋取付け構造。
JP1981067363U 1981-05-09 1981-05-09 Expired JPS6330366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981067363U JPS6330366Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981067363U JPS6330366Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57179333U JPS57179333U (ja) 1982-11-13
JPS6330366Y2 true JPS6330366Y2 (ja) 1988-08-15

Family

ID=29863368

Family Applications (1)

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JP1981067363U Expired JPS6330366Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176735U (ja) * 1984-05-04 1985-11-22 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器の肩部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53110552U (ja) * 1977-02-12 1978-09-04
JPS5742354Y2 (ja) * 1978-05-19 1982-09-17

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JPS57179333U (ja) 1982-11-13

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