JPS5934219Y2 - 専用線多重伝送装置 - Google Patents

専用線多重伝送装置

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JPS5934219Y2
JPS5934219Y2 JP1977111399U JP11139977U JPS5934219Y2 JP S5934219 Y2 JPS5934219 Y2 JP S5934219Y2 JP 1977111399 U JP1977111399 U JP 1977111399U JP 11139977 U JP11139977 U JP 11139977U JP S5934219 Y2 JPS5934219 Y2 JP S5934219Y2
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JP
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dedicated line
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JP1977111399U
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JPS5435336U (ja
Inventor
慶一 水口
晋典 岡本
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松下電工株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は、中央制御装置1より2芯の専用線2を介し多
数の端末器3に複流式ベースバンド伝送により電力と制
御信号とを伝送し、電流モードにて返送信号を端末器3
から中央制御装置1に返送する専用線多重伝送装置にお
いて、専用線2に直列に電流検出用抵抗Rを挿入接続し
て専用線上の電流モード信号を電圧信号に変換し、返送
信号期間とそれ以外の定常時の制御信号期間とを判別し
、定常時の制御信号期間に上記電流交換電圧信号の電圧
レベルから基準電圧を発生し、比較器4にてこの基準電
圧と上記電流交換電圧信号とを比較して返送信号を検出
するとともに上記基準電圧の大きさにより専用線2回路
の短絡を検知し、この短絡検知信号により制御信号送信
用のドライバ部5の入力を遮断して戊ることを特徴とす
る専用線多重伝送装置に係り、その目的とするところは
伝送用の専用線の異常電流を検知して伝送信号を遮断し
、信号伝送回路の保護を図った専用線多重伝送装置を提
供するにある。
従来の専用線多重伝送装置は第1図のように中央制御装
置1と2芯の専用線2と端末器3とにより構成されてい
る。
中火制御装置1は、電源回路6とロジック回路7とドラ
イバ回路8とより構成さへ ロジック回路7及びドライ
バ回路8は第2図タイムチャートのa及びbに示すよう
な電圧波形が伝送されるものであり、図より明らかなよ
うにこれは複流式ベースバンド伝送波形である。
方端末器3は、結合回路9と電源回路10とロジック回
路11とリレー回路12とより構成されており、結合回
路9から電源回路10に第2図Cに示すように一定電圧
+Eの電圧波形が出力され、また結合回路9からロジッ
ク回路11に対しては第2図d−1又はd−2に示すよ
うな電圧波形が出力されている。
ここで注意しなければならないのは専用線2と端末器3
との接続において、2通りの接続の仕方があり、夫々の
接続の仕力な正常接続及び逆接続とすると、ロジック回
路11への各々の入力波形は第2図のd−1及びd−2
のようになるものであるが、上記の波形のいずれにおい
ても、ロジック回路11は非同期式論理回路として構成
されているため正しくパルス動作を行ない、受信情報に
基いてリレー回路12をドライブするとともにリレー回
路12の出力状態に応じて、端末器3より専用線2を径
で中央制御装置1に返送すべき返送信号を作成する。
この正逆夫々の返送信号のタイミング及び波形は第2図
のタイムチャートのe−1,e−2に示すようになる。
かくて専用線2を介し返送された返信信号は中央制御装
置1のドライバ回路8内の受信用結合部13で検出され
、ロジック回路7の制御コードと比較されてチェックを
受け、端末器3側のリレー回路12及びロジック回路1
1の動作の確認が行なわれる。
ところで上記専用線多重伝送装置においては伝送信号は
端末器3のための電力を供給するエネルギー伝送と、制
御のための情報伝送を兼ねていることに特徴があり、2
線の専用線2を使用しているのは端末器3の設置時の誤
結線を少なくするためのものである。
第3図は上記従来例の中央制御装置1に用いるドライバ
回路5の具体回路を示す。
図中、Trlはスイッチ用トランジスタ、Tr *T
r3はドライブ用トランジスタ、Tr4+Tr5は保護
用トランジスタでこれらTrl〜Tr5のトランジスタ
は送信用のドライバ部5を構成している。
またTr6 は負極性電流パルス検出用トランジスタ、
Tr7 はレベルシフト用トランジスタ、Tr8は正極
性電流パルス検出用トランジスタ、Tr、はインターフ
ェイス用トランジスタで、これらトランジスタTr6〜
T r gは・受信用結合部13を構成している。
また第3図回路においてロジック回路7はトランジスタ
Trlのベースに送信論理信号〔第2図a〕を入力し、
筐たトランジスタTrgのコレクタ抵抗分圧出力として
得られた受信返送信号〔第2図e−1又はe−2〕がロ
ジック回路7に入力される。
図中Rは上記の電流検出用抵抗であり、−1−A?、−
1は夫々専用線2を構成するプラスラインであり、マイ
ナスラインである。
ところがかかる従来例においてはドライバ回路5、特に
そのドライバ用トランジスタTr2 tTr3 (7)
保護は、単に保護用トランジスタTr4tTr5で電流
を制限することにより行なわれているだけであるため、
これらドライブ用トランジスタTr2Tr3に対するス
トレスが大きく、回路の信頼性が低下する問題があった
本考案は上述の欠点に鑑みてなされたもので、以下実施
例によって説明する。
第4図は中央制御装置1のドライバ回路8の具体的回路
例を示し、図中7はロジック回路、Trlはスイッチ用
トランジスタ、Troはドライバ駆動用トランジスタ、
Tr2 + Tr3 はドライブ用トランジスタであ
ってこれらトランジスタTr□ −Tr3 でドライバ
部5が構成されており、また受信用結合回路部13に釦
いて、Rは電流検出用抵抗、14は正極性電流用増幅器
、15は負極性電流用増幅器、4は比較器、16は基準
電圧発生器、’[’rlOはゲート用トランジスタ、1
7は基準電圧用記憶回路、Trgはインターフェイス用
トランジスタ、Trllは短絡電流検知用トランジスタ
、18はサイリスタを中心に構5LJれた保護回路であ
る。
次に第5図に示すタイムチャートによって上記実施例回
路の動作を説明する。
中央制御装置1より専用線2を経て端末器3に伝送され
る制御信号及び端末器3より中央制御装置1への返送信
号は電流検出用抵抗Rにより電圧に変換される。
今、正常接続状態とすれば、第5図aに示す正極性の返
送信号は正極性電流用増幅器14により増幅器れて、比
較器4に伝送される。
このとき正極性電流用増幅器14の出力波形は、第5図
すに示すように人力波形をその′=11整流増幅したも
のなので、端末器3の返送信号〔端末器3の入力を短絡
することによって大電流を流し、作成された信号〕も忠
実に再現されている。
一方ゲート用トランジスタTr1 oは返送信号の期間
のみ、第5図dのような信号を入力として動作して基準
電圧発生器160入力を短絡し、基準電圧発生器16に
返送信号が混入して基準電圧の発生に妨害を与えるのを
防止している。
しかして基準電圧発生器16は正極性電流用増幅器14
と第5図Cに示す負極性電流用増幅器15との出力の台
底による全波出力を入力として、その出力を基準電圧用
記憶回路17に入力して該回路17のコンデンサを充電
して基準電圧を発生するようになっており、基準電圧発
生器16に第5図eに示すような入力信号が与えられる
ことにより、得られた基準電圧は正確に返送信号期間以
外の信号期間の信号電圧に対応している。
第5図fに示す基準電圧発生器1eの出力電圧即ち基準
電圧用記憶回路17の電圧は比較器4に転送されて、正
極性電流用増幅器14〔又は負極性電流用増幅器15〕
の出力と共に比較器4によって比較される。
かくて予め上記基準電圧の方が正極性電流用増幅器14
の出力レベルよりも少し大きいめになるように設定して
おくことにより比較器4の出力電圧は第5図gに示すよ
うに定常時には高電圧であるが、返送信号時に正極性電
流用増幅器14の出力が基準電圧よりも大きくなるので
、比較器4の出力電圧は低電圧となる。
よってインターフェイス用トランジスタTr−正極性電
流用増幅器14の出力に対応して第5図りに示すように
スイッチングされ、返送信号を適切にレベル変換してロ
ジック回路7に転送入力されることになる。
ところでドライバ部5は正常時に釦いて前記従来例と同
様の動作を行なうものであるが異常時においては次のよ
うにして保護回路18が作動し、ドライブ用トランジス
タTr2 5Tr3の保護を行なうことになる。
即ち例えば端末器3側において専用線2の短絡が生じた
填めような異常状態時においては、返送信号期間以外の
制御信号送信期間等にも大きな電流が専用線2に流れて
電流検出用抵抗Rの両端には該規間中にも高い電圧が発
生することになり、従って基準電圧発生器16の出力は
返送信号期間以外の期間にも高電圧となって高電圧り基
準信号が作成され、この電圧が基準電圧用記憶回路17
に記憶される。
かくて基準電圧用記憶回路17の出力電圧は正常時にお
いて第5図i−1のように短絡電流検知用トランジスタ
Tr11のスレシュホールドレベルL1 より低いが、
異常時になると同図i −2のようにスレッシュホール
ドレベルL1 より高い出力電圧となり、従って正常時
に第5図j−1のようにL状態の短絡電流検知用トラン
ジスタTr11がスイッチング動作して同図j−2のよ
うにH状態の出力を生じ、保護回路18のサイリスタT
hをトリガし、これによりツェナー素子DZをオフにし
てドライブ用トランジスタTr3をオフにするとともに
ドライバ部5へのロジック回路7出力の伝送を遮断して
該ドライバ部5の保護を行なうものである。
本考案は上述のように、中央制御装置と多数の端末器と
を2芯の専用線にて接続し、中央制御装置より各端末器
に専用線を介して複流式ベースバンド伝送により電力と
制御信号とを伝送し、電流モード信号にて返送信号を端
末器から中央制御装置に返送する専用線多重伝送装置に
おいて、専用線に直列に挿入接続され専用線上の電流モ
ード信号を電圧信号に変換する電流検出用抵抗と、返送
信号期間以外の定常時の制御信号期間に電流検出用抵抗
の両端電圧に基いて基準電圧を発生する基準電圧発生手
段と、上記基準電圧と電流検出用抵抗の両端電圧とを比
較して返送信号を検出する比較検出手段と、上記基準電
圧が所定電圧よりも大きいかどうかを検出して専用線の
短絡を検出する短絡検出手段と、短絡検出手段出力が得
られたとき制御信号送信用のドライバ部の入力を遮断す
る送信制御手段とを設けたものであるから、返送信号以
外の定常時に釦ける制御信号の電圧レベルに基き基準電
圧が作成されてかつこの基準電圧は各制御信号期間にお
いて繰返し更新されることになり、従って伝送系の温度
や距離の変動、又は端末器の増設に対しても、伺んら回
路の変更なしにすぐに応答し、忠実に返送信号のみを検
出することが可能となるという効果を有するものであり
、また上記基準電圧の大きさにより専用線回路の短絡を
検知し、この短絡検知信号により制御信号送信用のドラ
イバ部の入力を遮断するものであるから、伝送回路に異
常が発生して専用回線に異常電流が流れたときただちに
これが検出され、この検出出力により適確にドライバ部
の保護を行なうことができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路ブロック図、第2図は同上の各部
のタイムチャート、第3図は同上の具体的回路図、第4
図は本考案の具体的回路図、第5図は同上の各部のタイ
ムチャートであり、1は中央制御装置、2は専用線、3
は端末器、4は比較器、5はドライバ部で、Rは電流検
出用抵抗、Thはサイリスタ、Dzはツェナー素子であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央制御装置と多数の端末器とを2芯の専用線にて接続
    し、中央制御装置より各端末器に専用線を介して複流式
    ベースバンド伝送により電力と制御信号とを伝送し、電
    流セド信号にて返送信号を端末器から中央制御装置に返
    送する専用線多重伝送装置において、専用線に直列に挿
    入接続され専用線上の電流モード信号を電圧信号に変換
    する電流検出用抵抗と、返送信号期間以外の定常時の制
    j卸は号期間に電流検出用抵抗の両端電圧に基いて基準
    電圧を発生する基準電圧発生手段と、上記基準電圧と電
    流検出用抵抗の両端電圧とを比較して返送信号を検出す
    る比較検出手段と、上記基準電圧が所定電圧よりも大き
    いかどうかを検出して専用線の短絡を検出する短絡検出
    手段と、短絡検出手段出力が得られたとき制御信号送信
    用のドライバ部の入力を遮断する送信制御手段とを設け
    て戊ることを特徴とする専用線多重伝送装置。
JP1977111399U 1977-08-15 1977-08-15 専用線多重伝送装置 Expired JPS5934219Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5435336U JPS5435336U (ja) 1979-03-08
JPS5934219Y2 true JPS5934219Y2 (ja) 1984-09-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5945740A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Fuji Electric Co Ltd 測定値伝送システム
JP2518027Y2 (ja) * 1990-10-22 1996-11-20 日吉 藤井 被覆電線ストリッパー

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